JP2501306Y2 - 曲線コンベア装置 - Google Patents

曲線コンベア装置

Info

Publication number
JP2501306Y2
JP2501306Y2 JP54190U JP54190U JP2501306Y2 JP 2501306 Y2 JP2501306 Y2 JP 2501306Y2 JP 54190 U JP54190 U JP 54190U JP 54190 U JP54190 U JP 54190U JP 2501306 Y2 JP2501306 Y2 JP 2501306Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
chain
bracket
conveyor device
connecting chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP54190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0395370U (ja
Inventor
正裕 冨岡
幸男 長谷川
寛 野坂
信明 的場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP54190U priority Critical patent/JP2501306Y2/ja
Publication of JPH0395370U publication Critical patent/JPH0395370U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501306Y2 publication Critical patent/JP2501306Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は曲線コンベア装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は従来の曲線コンベア装置を適用した自転車用
多層駐輪場の斜視図である。図において、Aは小判形状
でF1〜F4の4層の自転車多層駐輪場、Xa〜Xdは駐輪場A
の外周部に各階1個所づつ設けられた出入口、Bは駐輪
場Aの外周を螺旋状に巻き付けるように、かつその上下
端を接続して無端状に設けられた曲線コンベア装置、D
は各出入口Xa〜Xdの床に延長突設した渡り用踏板であ
る。
第9図は上記曲線コンベア装置Bの部分斜視図であ
る。図において、1a,1bはそれぞれ2本づつの曲線コン
ベア装置Bのガイドレールであり、前記のように、螺旋
状かつ無端状に旋設されているものである。2はガイド
レール1a,1bに案内される多数のステップ、3,4は同ステ
ップ2の両端に2個づつ設けられたローラ、3a,4aは同
ローラをそれぞれ回転可能に支持する軸、5はステップ
2を連結し無端状のコンベアとするリンクチェーンであ
る。前記ローラ3,4はそれぞれガイドレール1a,1bに沿っ
て転動案内される。またガイドレール1a,1bは、ステッ
プ2の上面が常に水平を保つように、相互の間隔が傾斜
に応じ適切に選定されて施設されている。
上記構成からなるコンベア装置は、図示していない駆
動装置によってリンクチェーン5を駆動することにより
駐輪場Aの外周に螺旋状に循環昇降移動して各出入口Xa
〜Xdより自転車Eを出し入れして、駐車の効率化を図る
ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
直線形のコンベアや一定曲率の円形コンベアではステ
ップの両端をチェーンで連結することができるのでコン
ベアを駆動する際に、ステップを揺動させるモーメント
が生ぜず安定した走行ができる。しかし前記の螺旋コン
ベアのような搬送路が曲線と直線との組合せあるいは異
なる曲率の曲線の組合せからなる曲線コンベアではステ
ップの両端をチェーンで連結することができず第9図の
螺旋コンベアに示すようにステップを1本のリンクチェ
ーン5で連結してコンベアを駆動する。この場合各ステ
ップは一点支持となりステップを揺動させるモーメント
が生じやすく安定した走行が難かしい。
本考案は、ステップが1本のリンクチェーンで連結さ
れている曲線コンベア装置において、特に搬送路の曲率
一定部分を走行する時揺動が生じないようにしようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決したものであって、1本のリ
ンクチェーンで無端状に連結された複数のステップを有
し、水平面上への投影において曲率が変化する部分を有
する搬送路に沿って走行駆動される曲線コンベア装置に
おいて、前記各ステップの両側面中央部に取付けられた
ブラケット、同各ブラケットの端部に設けられた回転可
能なスプロケット、その両端が各ステップの両端のブラ
ケットにそれぞれ取付けられその中間部が隣接する他の
ステップの両端のスプロケットに掛けて張り回してある
連結チェーン、各ステップに保持されバネによって前記
各連結チェーンの中間部に押し付けられ噛み込み同連結
チェーンを拘束するストッパー、その中央部がステップ
に回動可能に保持されその一端が前記ストッパーに節合
されその他端にローラを有するリンクアーム、および前
記ローラを案内しリンクアームを回動させその端部に連
るストッパーを前記バネに抗して連結チェーンから引き
離す案内レールを備えたことを特徴とする曲線コンベア
装置に関するものである。
〔作用〕
搬送路が直線又は一定曲率の場合はバネ力にてストッ
パー機構を作動させ隣り合うステップ間を順次連結して
いる連結チェーンにストッパーの歯が噛込み拘束してス
テップの相対的な動きを止めて走行時の揺動を防止し安
定した走行を可能にする。
搬送路が直線から曲線に移行する場合あるいは曲率半
径が変化する場合等の遷移範囲では、搬送路の案内レー
ルによりローラを介してストッパー機構を作動させてバ
ネ力によるストッパーの噛込みを解放し連結チェーンの
拘束を解除してステップ間の相対的な動きを可能としコ
ンベアが前記遷移範囲を走行出来るようにする。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図
のF−F断面図、第3図は上記実施例の側面図、第4図
は第1の部分拡大平面図である。第1図から第4図にお
いて、1はその上面が変形出来る構造を有するステッ
プ、1aおよび1bは前記ステップ1を構成するステップの
一部である。4aおよび4bはガイドレール、3aおよび3bは
ステップを支持するローラ、第2図および第3図の21は
ステップ1の中央下面に取付けられたブラケット、22、
23は連結リンク、19はブラケット21と連結リンク22とを
結合するピン、18は連結リンク22と連結リンク23とを結
合する軸である。リンクチェーン17は連結リンク22、23
とピン結合されることによって連結され、かつブラケッ
ト21を介して多数のステップ1を連結し、無端状のコン
ベアを形成するものである。
ステップ1の下部には以下の構成からなる走行安定機
構が設けられている。5はステップ1の中央両端に第3
図の矢印Vのように揺動可能に取付けられたブラケッ
ト、6はブラケット5に軸7で回転可能に取付けられた
スプロケットである。2はローラチェーンを利用した連
結チェーンであり、同連結チェーンは第1図に示すよう
に、隣接する他のステップ1の中央両端に設けられたス
プロケット6に掛けてコンベアを横断して張り回し、そ
の両端をブラケット5にピン8にて節合し、隣り合うス
テップ間を連結している。14はステップ1の下部に設け
られたストッパーであり、16はストッパー14を保持する
ブラケット、15はストッパー14とブラケット16の間に装
着したバネで、常時バネ力によりストッパー14を連結チ
ェーン2の間に噛み込ませる。11はストッパー14をバネ
16より解放させる時に作動させるリンクアームである。
12はステップ1に取付けられたブラケット、13は同ブラ
ケットにリンクアーム11を節合するピンである。リンク
アーム11の一端は、前記ストッパー14に節合している。
9はリンクアーム11の他端に設けられたローラ、10は同
ローラの回転軸である。
第5図は、第4図に示した部分が、搬送路の曲率が変
る部分を通過する時において、走行安定機構が解除され
る状態を示す平面図である。図において、20は前記ロー
ラ9を案内する案内レールであり、凸状部を備えてい
る。
第6図はストッパー14の詳細図、第7図は第6図のG
−G断面図である。各部の構造については、すでに説明
した通りである。
上述のコンベア装置において、コンベアが直線又は一
定曲率の曲線搬送路を移動する場合には、隣接するステ
ップ1に相対的な動きが生じてはならないので、以下の
作用によって隣接するステップ1間を連結チェーン2に
て拘束する。すなわち、第1図及び第4図に示すように
リンクアーム11の先端のローラ9は案内レール20に案内
されていないので、バネ15の力によりストッパー14を連
結チェーン2に押しつける。この時、第6図及び第7図
に示すように、ストッパー14の先端の歯が連結チェーン
2の間に噛込み、連結チェーン2を確実に拘束し、ステ
ップ1の相対的な動きを拘束するので、ステップ1の両
端を連結チェーン2で連結したのと同様の効果が生じ、
ステップ1の揺動は防止され、安定した走行が得られ
る。
次にコンベアが直線から曲線に変化する、あるいは曲
率半径が変化する搬送路を移動する場合には、隣接する
ステップ1相互の間には相対的な動きが必要であるの
で、ステップ1間の拘束を以下の方法にて解除する。す
なわち、第5図に示すように案内レール20の凸状部にて
リンクアーム11の先端のローラ9を転動案内すると、リ
ンクアーム11はピン13を中心に回転を起し他端に節合さ
れているストッパー14をバネ15に抗してブラケット16に
沿って後退させ、連結チェーン2とストッパー14の噛込
みは解放されて、連結チェーン2の拘束は解除される。
従ってストッパー1相互間は拘束を解かれ相対的に軸18
を中心として動くことができ、コンベアは直線から曲線
に変化する搬送路あるいは曲率半径が変化する搬送路を
支障なく移動することができる。
以上詳述したように、本考案の曲線コンベア装置は、
前述の走行安定機構を備えているので、直線及び一定曲
率の曲線の搬送路において走行安定機構が作動すること
により直線コンベアと同様にステップの両端を連結する
ことができ、1本のリンクチェーンで駆動するコンベア
において従来生じていたステップの揺動を防ぐことがで
き安定した走行ができる。又搬送路の曲率が変化する遷
移域では上記走行安定機構を解除して、コンベアが上記
搬送路を移動でき曲線コンベアの機能を確保できる。
〔考案の効果〕
本考案の曲線コンベア装置においては、その両端が各
ステップの両端に取付けられ、その中間部を隣接する他
のステップの両端のスプロケットに張り回してある連結
チェーンで隣接するステップを連結し、同チェーンをバ
ネ力によって拘束するストッパーを設け、搬送路の曲率
が変る部分に案内レールを設け、ローラを有するリンク
アームを介して同ストッパーを連結チェーンから引き離
すようにしているので、搬送路の曲率が一定な部分を走
行する時には、揺動を防ぐことができ、また曲率が変る
部分では拘束されることなく支障なく走行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図の
F−F断面図、第3図は上記実施例の側面図、第4図は
第1図の部分拡大平面図、第5図は第4図に示した部分
における走行安定機構の解除状態を示す平面図、第6図
は上記実施例におけるストッパーの詳細図、第7図は第
6図のG−G断面図、第8図は従来の曲線コンベア装置
を適用した自転車用多層駐輪場の斜視図、第9図は同曲
線コンベア装置の部分斜視図である。 1……ステップ、1a,1b……ステップの一部、2……連
結チェーン、3a,3b……ローラ、4a,4b……ガイドレー
ル、5……ブラケット、6……スプロケット、7……
軸、8……ピン、9……ローラ、10……軸、11……リン
クアーム、12……ブラケット、13……ピン、14……スト
ッパー、15……バネ、16……ブラケット、17……リンク
チェーン、18……軸、19……ピン、20……案内レール、
21……ブラケット、22……連結リンク、23……連結リン
ク。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本のリンクチェーンで無端状に連結され
    た複数のステップを有し、水平面上への投影において曲
    率が変化する部分を有する搬送路に沿って走行駆動され
    る曲線コンベア装置において、前記各ステップの両側面
    中央部に取付けられたブラケット、同各ブラケットの端
    部に設けられた回転可能なスプロケット、その両端が各
    ステップの両端のブラケットにそれぞれ取付けられその
    中間部が隣接する他のステップの両端のスプロケットに
    掛けて張り回してある連結チェーン、各ステップに保持
    されバネによって前記各連結チェーンの中間部に押し付
    けられ噛み込み同連結チェーンを拘束するストッパー、
    その中央部がステップに回動可能に保持されその一端が
    前記ストッパーに節合されその他端にローラを有するリ
    ンクアーム、および前記ローラを案内しリンクアームを
    回動させその端部に連るストッパーを前記バネに抗して
    連結チェーンから引き離す案内レールを備えたことを特
    徴とする曲線コンベア装置。
JP54190U 1990-01-10 1990-01-10 曲線コンベア装置 Expired - Fee Related JP2501306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54190U JP2501306Y2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 曲線コンベア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54190U JP2501306Y2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 曲線コンベア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395370U JPH0395370U (ja) 1991-09-27
JP2501306Y2 true JP2501306Y2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=31504482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54190U Expired - Fee Related JP2501306Y2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 曲線コンベア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501306Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510602A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 コネ コーポレイション コンベヤ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510602A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 コネ コーポレイション コンベヤ
JP4782691B2 (ja) * 2003-11-03 2011-09-28 コネ コーポレイション コンベヤ
KR101170696B1 (ko) 2003-11-03 2012-08-07 코네 코퍼레이션 컨베이어

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0395370U (ja) 1991-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008273744A (ja) コンベヤ
JPH0136867Y2 (ja)
US5873452A (en) Accumulating conveyor
WO1999052808A1 (fr) Escalier mecanique
JP2501306Y2 (ja) 曲線コンベア装置
JP2002500144A (ja) 湾曲したコンベヤー
JP2772102B2 (ja) 曲線コンベア装置
US20050109579A1 (en) Pallet conveyor
JPH08120966A (ja) 自転車搬送装置
JP3432745B2 (ja) 乗客コンベア装置
JPH11228062A (ja) 乗客コンベヤ装置
US3107773A (en) Drive mechanism for an escalator
JP4052173B2 (ja) 移動体使用の搬送設備
JPS5943308Y2 (ja) 搬送装置
CN100494035C (zh) 输送装置
JPH08104411A (ja) スラットコンベヤにおけるチェーン支持装置
JP2772091B2 (ja) 曲線コンベア装置
JP4072255B2 (ja) マンコンベアの手すり駆動装置
JPS58216809A (ja) ピボテツドバケツトコンベア
JP6895096B1 (ja) マンコンベヤの欄干装置及びマンコンベヤ
JPH0252616B2 (ja)
JP4290791B2 (ja) 動く歩道
JPS5921611Y2 (ja) 茎稈係止搬送装置
JPS6332663B2 (ja)
JPH0754517A (ja) 機械式駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees