JPH0737935Y2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH0737935Y2
JPH0737935Y2 JP12234489U JP12234489U JPH0737935Y2 JP H0737935 Y2 JPH0737935 Y2 JP H0737935Y2 JP 12234489 U JP12234489 U JP 12234489U JP 12234489 U JP12234489 U JP 12234489U JP H0737935 Y2 JPH0737935 Y2 JP H0737935Y2
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JP
Japan
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air
fan
air purifier
key switch
switch
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JP12234489U
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仁 小笠原
徹夫 植木
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カルソニック株式会社
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば自動車等の車室内空気を清浄化する空気
清浄器に係り、特にエンジン停止の場合にも作動しうる
空気清浄器に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車等の車室内の空気は煙草の煙や塵埃、異
臭(部材臭、生活臭、エアコン臭など)などにより汚染
されがちであり、乗員に不快感を与えることが有る。そ
こで、最近では、自動車等に空気清浄器を取り付け、車
室内の空気中の塵埃を集塵すると共にその臭気を脱臭し
て車室内の空気を清浄化するようにしたものが多くなっ
ている。
このような自動車用の空気清浄器のうち、第4図は従来
の単独型空気清浄器の一例を示す概略断面図である。
第4図に示すように、この空気清浄器1は、内部に収納
する装置を支持するフレーム2と、このフレーム2に合
わせてその装置を覆うカバー3とから構成されている。
そして、このカバー3の側面には車室内の空気を内部に
吸入する空気吸入口4が形成され、カバー3の上部には
その空気吸入口4から吸入した空気を外部に吐出する空
気吹出口5が形成されている。
一方、フレーム2には、空気吸入口4の下流に静電フィ
ルター7が配置されており、この静電フィルター7によ
り吸入空気中の塵埃を帯電させ、集塵する。また、この
静電フィルター7の下流には活性炭フィルター8が配置
されており、この活性炭フィルタ8により静電フィルタ
ー7通過空気の異臭を脱臭する。そして、この活性炭フ
ィルター8の下流にはフレーム2に支持されたモータ10
の回転軸に直結したファン9が配置されており、このフ
ァン9の回転により空気の流通が行われる。
また、モータ10には各種情報に基づいてこのモータ10を
制御するアンプ11が接続されている。そして、このアン
プ11には、空気清浄器1を操作するファンスイッチ6、
エンジンを始動させるキースイッチ12、並びに自動車の
バッテリー13が接続されている。更に、このアンプ11は
前記静電フィルター7と接続されており、この静電フィ
ルター7にコロナ放電用の電力を供給する。
このように構成された空気清浄器1は以下のように作動
する。キースイッチ12がオン状態の時、乗員がファンス
イッチ6をオンするとアンプ11がモータ10を駆動し、フ
ァン9が回転する。ファン9の回転により空気吸入口4
から汚れた車室内空気が空気清浄器1の内部に吸入さ
れ、この空気が静電フィルター7及び活性炭フィルター
8を通過する際に夫々集塵及び脱臭されて、汚れた空気
が清浄化される。こうして清浄化された空気はファン9
を介して空気吹出口5から空気清浄器1の外部に吐出さ
れる。そして、ファンスイッチ6をオフすると空気清浄
器1の作動は停止する。なお、キースイッチ12がオフ状
態の時には空気清浄器1は一切作動しない。
このような単独型の空気清浄器1は例えば自動車の車室
内のリヤパーセル内などに取り付けられる。
自動車用空気清浄器としては、上記の単独型空気清浄器
1の外に、自動車用空気調和装置に空気清浄器としての
機能を付加したものが知られている(例えば実開昭62−
117114号公報を参照)。この種の空気清浄器は、例えば
自動車用空気調和装置を構成するインテークユニットと
ヒータユニットとの間の空気流路内に集塵手段または脱
臭手段を配置してなる。
このような空気清浄器は自動車用空気調和装置が作動し
ている間だけ作動するものであるため、キースイッチ12
がオフ状態の時には空気清浄器としては一切作動しな
い。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の空気清浄器にあって
は、エンジンがかかっている時、特に単独型の場合には
更に車室内での喫煙時あるいは乗員が車室内の汚染を感
じた時に乗員がファンスイッチ6をオンすることにより
空気清浄器1が作動するため、エンジンが停止している
時、例えば駐車中に車室内の異臭(部材臭、生活臭な
ど)を除去することができない。そのため、乗員が車両
に乗り込む際車室内の異臭を感じて、不快感を覚えるこ
とがあった。
本考案は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、エンジン停止の場合にも作動しうる空気
清浄器を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、空気吸入口から吸
入した空気を空気清浄手段を通して空気吐出口から吐出
させるファンと、このファンを駆動するオータと、電源
と、この電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、エ
ンジンを始動させるキースイッチと、このキースイッチ
の位置を検出するキー位置検出手段と、前記キースイッ
チがオンの時にはファンスイッチの設定に基づいて前記
ファンが作動するように前記モータを制御する一方、前
記キースイッチがオフの時には前記電源の電圧が所定値
以上であることを条件として前記ファンが回転するよう
に前記モータを制御する制御手段とからなることを特徴
とする。
(作用) このように構成すると、制御手段は、キースイッチがオ
ンの時にはファンスイッチの設定に従ってファンを回転
または停止させる一方、キー位置検出手段がキースイッ
チがオフ位置にあることを検出した時には、電源電圧検
出手段により検出される電源の電圧が所定値以上である
ことを条件として、換言すれば、その電圧が予め設定し
た値以下になるまでファンを回転させるので、エンジン
停止の場合にも電源の余分の範囲内において自動車等の
車室内空気を清浄化することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る単独型空気清浄器を示
す概略断面図であり、この空気清浄器1は、内部に収納
する装置を支持するフレーム2と、このフレーム2に合
わせてその装置を覆うカバー3とから構成されている。
そして、このカバー3の側面には車室内の空気を内部に
吸入する空気吸入口4が形成され、カバー3の上部には
その空気吸入口4から吸入した空気を外部に吐出する空
気吐出口5が形成されている。
一方、フレーム2には、空気吸入口4の下流に集塵フィ
ルター7(例えば東レ社製のトレミクロン)が配置され
ており、この集塵フィルター7により吸入空気中の塵埃
を集塵、除去する。また、この集塵フィルター7の下流
には脱臭フィルター8(例えば白井松新薬社製のフレッ
シュシライマツ含浸紙ハニカムフィルター)が配置され
ており、この脱臭フィルター8により集塵フィルター7
通過空気の異臭を脱臭、除去する。これら集塵フィルタ
ー7及び脱臭フィルター8により空気清浄手段が構成さ
れている。そして、この脱臭フィルター8の下流にはフ
レーム2に支持されたモータ10の回転軸に直結したファ
ン9が配置されており、このファン9の回転により空気
の流通が行われる。
また、モータ10には、マイクロコンピュータを内蔵し、
各センサ類、スイッチ類などからの各種情報を処理して
このモータ10を制御する、制御手段としてのアンプ11が
接続されている。そして、このアンプ11には空気清浄器
1を操作するファンスイッチ6が接続されており、本実
施例ではファン9の回転モードは3つあり、高速、低
速、オフの3つの切り替えが可能である。更に、アンプ
11には、エンジンを始動させるキースイッチ12と、この
キースイッチ12の位置を検出するキー位置検出手段15
と、電源として自動車のバッテリー13と、電源電圧検出
手段としてこのバッテリー13の電圧を検出するバッテリ
ー電圧検出手段14と、バッテリー13をバックアップする
太陽電池16とが接続されている。なお、この太陽電池16
は日当りのよい位置、例えば自動車のルーフの外側に取
り付けられる。
そして、このような単独型の空気清浄器1は例えば自動
車の車室内のリヤパーセル内などに取り付けられる。
第2図はこのような空気清浄器1の制御回路を示した図
である。
第2図に示すように、夫々他端がアースされたバッテリ
ー13と太陽電池16とが並列に接続され、その接続点20c
にはキースイッチ12と微速回転用抵抗18とが並列に接続
されている。そして、キースイッチ12は、低速モードの
ファンスイッチ6aと低速回転用抵抗17とが直列に接続さ
れたものと、高速モードのファンスイッチ6bとが並列に
接続されて接点20aに至り、他方、微速回転用抵抗18は
接点20bに達している。これら2つの接点20a、20bはリ
レー19を介して選択的に、他端がアームされたモータ10
と接続され、このモータ10にバッテリー13ないし太陽電
池16からの電力を供給する。なお、微速回転用抵抗18の
大きさは、モータ10を微速回転させモータ10の消費電力
を可及的に少なくするため、低速回転用抵抗17よりかな
り大きい値のものを使用する。
また、リレー19の切り替えはリレー駆動回路21によって
行われ、このリレー駆動回路21にはバッテリー電圧検出
手段14とキー位置検出手段15とが接続されている。即
ち、リレー19は原則的に接点20aに接続されているが、
キー位置検出手段15によりキースイッチ12がオフ状態に
あることが検出されると、リレー駆動回路21はリレー19
を接点20bに切り替える。そして、バッテリー電圧検出
手段14により検出されるバッテリー12の電圧が予め設定
した値(例えば11ボルト)を下回った時点で、リレー駆
動回路21は再びリレー19を接点20aに復帰させるように
なっている。
第3図はこのような空気清浄器1の動作を示す動作フロ
ーチャートである。
まず、アンプ11においてキー位置検出手段15からの信号
に基づいてキースイッチ12がオンかオフかの判断が行わ
れ(ステップ1)、キースイッチ12がオン状態の時(第
2図に示すスイッチ12がオンの時)には、乗員によりフ
ァンスイッチ6が設定され(ステップ2)、高速モード
の時(第2図に示すスイッチ6bがオンの時)にはファン
9が高速回転して(ステップ3)風量が強く、低速モー
ドの時(第2図に示すスイッチ6aがオンの時)にはファ
ン9が低速回転して(ステップ4)風量が弱く、オフモ
ードの時(第2図に示すスイッチ6a、6bが共にオフの
時)にはファン9は停止する(ステップ5)。
他方、キースイッチ12がオフ状態の時(第2図に示すス
イッチ12がオフの時)には、バッテリー電圧検出手段14
により検出されるバッテリー13の電圧が設定値(例えば
11ボルト)以下に低下したか否かが判断され(ステップ
6)、バッテリー13の電圧が所定値以上の時には第2図
に示すリレー19が接点20bに切り替わることによりファ
ン9が微速回転し(ステップ7)、バッテリー13の電圧
が所定値を下回った時にはその時点で第2図に示すリレ
ー19が接点20aに復帰することによりファン9の回転が
停止する(ステップ5)。
このように構成された空気清浄器1にあっては、とにか
くファン9が回転することにより空気吸入口4から車室
内の汚れた空気が空気清浄器1の内部に吸入され、この
空気が集塵フィルター7及び脱臭フィルター8を通過す
る際に夫々集塵及び脱臭されて、汚れた空気が清浄化さ
れる。そして、清浄化された空気はファン9を介して空
気吹出口5から空気清浄器1の外部に吐出される。ファ
ン9の回転が止まると空気清浄器1の作動は停止する。
従って、本実施例によれば、キースイッチ12がオフの
時、つまりエンジンが止まっている時にもある程度空気
清浄器1を作動させうるようにしたので、駐車中に車室
内の空気を消臭することができ、乗員が車両に乗り込む
際異臭を感じることがなくなり、極めて快適である。ま
た、その際のファン9の回転速度を、消臭効果を期待で
きる範囲で電力消費量を可及的に少なくできる速さにし
たので、空気清浄器1を可及的に長時間作動させうる。
更に、バッテリー13の電圧が所定値以下になるとファン
9を停止させるようにしたので、バッテリー13の上りを
防止することができる。また、太陽電池16をバッテリー
13のバックアップ電源として使用しているので、バッテ
リー13の余力の範囲内で更に長時間空気清浄器1を作動
させることができる。
なお、本実施例では単独型の空気清浄器1を例示した
が、これに限らず、空気清浄機能を持つ自動車用空気調
和装置についても適用可能である。即ち、自動車用空気
調和装置を構成するブロアモータを本考案に係る制御回
路を用いて制御するようにすれば、エンジン停止の場合
にもバッテリーの余力ある限りブロアモータを回転さ
せ、車室内空気の脱臭を図ることができる。
[考案の効果] 以上の説明により明らかなように、本考案によれば、エ
ンジン停止の場合にも電源の余力の範囲内において空気
清浄器を作動させるようにしたので、例えば駐車中に自
動車等の車室内空気が清浄化される。従って、乗員は車
両に乗り込む際塵埃や臭気に悩まされることがなくな
り、極めて快適である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例に係る単独型空気清浄器を示
す概略断面図、第2図は第1図に示す空気清浄器の制御
回路図、第3図は第1図に示す空気清浄器の動作を示す
フローチャート、第4図は従来の単独型空気清浄器を示
す概略断面図である。 1…空気清浄器、4…空気吸入口、5…空気吹出口、6
…ファンスイッチ、7…集塵フィルター(空気清浄手
段)、8…脱臭フィルター(空気清浄手段)、9…ファ
ン、10…モータ、11…アンプ(制御手段)、12…キース
イッチ、13…バッテリー(電源)、14…バッテリーー電
圧検出手段(電源電圧検出手段)、15…キー位置検出手
段、16…太陽電池、18…微速回転用抵抗、21…リレー駆
動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吸入口(4)から吸入した空気を空気
    清浄手段(7,8)を通して空気吹出口(5)から吐出さ
    せるファン(9)と、このファン(9)を駆動するモー
    タ(10)と、電源(13)と、この電源(13)の電圧を検
    出する電源電圧検出手段(14)と、エンジンを始動させ
    るキースイッチ(12)と、このキースイッチ(12)の位
    置を検出するキー位置検出手段(15)と、前記キースイ
    ッチ(12)がオンの時にはファンスイッチ(6)の設定
    に基づいて前記ファン(9)が作動するように前記モー
    タ(10)を制御する一方、前記キースイッチ(12)がオ
    フの時には前記電源(13)の電圧が所定値以上であるこ
    とを条件として前記ファン(9)が回転するように前記
    モータ(10)を制御する制御手段(11)とからなること
    を特徴とする空気清浄器。
JP12234489U 1989-10-19 1989-10-19 空気清浄器 Expired - Lifetime JPH0737935Y2 (ja)

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JPH0360112U JPH0360112U (ja) 1991-06-13
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