JPH0737873Y2 - ハンディプリンタ - Google Patents

ハンディプリンタ

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JPH0737873Y2
JPH0737873Y2 JP8825189U JP8825189U JPH0737873Y2 JP H0737873 Y2 JPH0737873 Y2 JP H0737873Y2 JP 8825189 U JP8825189 U JP 8825189U JP 8825189 U JP8825189 U JP 8825189U JP H0737873 Y2 JPH0737873 Y2 JP H0737873Y2
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JP
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JP8825189U
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JPH0326555U (ja
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康幸 内山
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テーブル上の用紙の所望の位置に印字する為
のハンディプリンタに関する。
〔従来の技術〕
従来のハンディプリンタにおいては、ベースに対して印
字ヘッドを昇降自在に載置し、該ベースにリボンカセッ
トを装着し、インクリボンを印字ヘッドの印字面に配置
している。印字時、印字ヘッドを下降し、印字ヘッドの
印字面をインクリボンを介して、作画面に圧接し、該状
態でベースを作画面上で移動することにより、作画面に
印字を行なっている。上記印字時、印字ヘッドを下降さ
せると、この下降に伴ってインクリボンがリボンカセッ
トから引き出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
印字ヘッドを上昇させると、インクリボンは弛んでしま
う。そのためインクリボン側にバックテンション等のメ
カ構成とインクリボンにテンションを掛けておくための
スペースが必要とされる。
本考案は上記問題点を解決することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、印字ヘッド66の印
字面にインクリボンカセット48から繰り出されたインク
リボン86を配置し、印字ヘッド66を載置平面上の用紙に
圧接し、手動によって前記印字ヘッド66を前記用紙上で
移動することにより用紙上に印字を行なうようにした装
置において、載置平面上を移動自在なベース24にヘッド
ベース28を上昇方向に付勢して昇降自在に支持し、前記
ヘッドベース28に前記インクリボンカセット48と前記印
字ヘッド66を支持し、前記ヘッドベース28の前記ベース
24に対する下降によって前記印字ヘッド66を載置平面上
の用紙に前記インクリボン86を介して圧接し、前記ヘッ
ドベース28のベース24に対する上昇によって前記印字ヘ
ッド66を用紙に対して上昇するようにしたものである。
〔作用〕
上記した構成において、ヘッドベース28を下向きに加圧
するとヘッドベース28はベース24に対して下降し、ヘッ
ドベース28と連動する印字ヘッド66がインクリボンを介
して作画面に当接する。該状態において、ヘッドベース
28を手操作により作画面に対して水平方向に移動する
と、作画面上に印字が行なわれる。ヘッドベース28に対
する押圧力を解除するとヘッドベース28は上昇し印字ヘ
ッド66が作画面から離反する。このときインクリボンカ
セット48はヘッドベース28と連動して上昇し、印字ヘッ
ド66に対するインクリボンの弛みが阻止される。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を、添付図面に示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
2はケーシングであり、これの底壁にガイドレール4が
固設されている。前記ガイドレール4は、前記ケーシン
グ2の前縁部の近傍に配置され、該前縁部に対して平行
に設定されている。前記ケーシング2の前方壁2aには、
これに沿って開口部6が、前記前方壁2aの横幅方向の略
全長に亘って透設されている。8はカーソルであり、4
個のコロ10を介して、前記レール4に移動自在に連結し
ている。前記カーソル8は前記開口部6に遊嵌配置さ
れ、その前縁部は、前記ケーシング2の前方に突出配置
されている。前記ケーシング2の底壁には一対のロープ
プーリ12,14が回転自在に軸支され、これらのローププ
ーリ12,14には、適宜のテンションを存して、無端状の
ワイヤロープ16が掛け亘されている。前記ワイヤロープ
16の互いに対向する平行部分の一方には前記カーソル8
が連結している。前記ローププーリ12の回転支軸には、
パルスエンコーダ18の入力軸が連結している。前記ケー
シング2には、コントローラ(図示省略)が内蔵され、
該コントローラと前記カーソル8に設けたコネクター20
とは、テープ電線22によって連結している。24はベース
であり、前記カーソル8の立ち上り部に固定されてい
る。前記ベース24の両側枠24a,24bには垂直方向に長い
長穴26が透設されている。前記ベース24の上下方向に開
放された空間部内にはヘッドベース28が遊嵌配置され、
該ヘッドベース28の両側枠の前方部には互いに同軸線上
に回転軸30が突設され、該回転軸30は前記長穴26にスラ
イド自在に嵌合されている。前記回転軸は前記ベース24
に支持されたばね32によって前記長穴26の上方向に向け
て付勢されている。前記ベース24の四方向にはローラ3
4,36,38,(ローラ1個は図示省略)が回転自在に軸支さ
れている。前記ベース24の一方の立ち上り壁には一対の
ストッパー40,42が垂直方向に移動自在に軸支され、該
ストッパー40,42はばね44によって水平方向に付勢され
ている。前記ヘッドベース28には前記ストッパー40,42
に対応して係合面46が形成されている。前記ヘッドベー
ス28には、インクリボンカセット48を脱着自在に支持す
る為の、載置面50と規制板52とから成るカセット支持部
が形成されている。前記規制板52には、インクリボン駆
動軸54が回転自在に支承され、該駆動軸54の一方には巻
取軸56が固設され、他方には歯車58が固定されている。
前記ヘッドベース28には歯車60が回転自在に支承され、
該歯車60は前記歯車58と噛み合っている。62は前記ベー
ス24に回転自在に軸支された歯車であり、前記歯車60の
下方に、所定の間隔を存して対向している。前記歯車62
と前記ローラ36との間には無端状のベルト64が掛け亘さ
れ、前記ローラ36の回転力が前記歯車62に伝達されるよ
うに構成されている。66はサーマル印字ヘッドであり、
これに固設されたブラケット68は前記ヘッドベース28に
回転自在に軸70支されている。前記ヘッド66は、ばね72
によって前記軸70を中心として、第8図上、反時計方向
に付勢されている。前記サーマル印字ヘッド66に一体的
な部材に形成された突片74は、前記ばね72の付勢力によ
り、前記ヘッドベース28側に設けられたストッパー76に
弾接している。インクリボンカセット48には、インクリ
ボン巻取ローラ78とインクリボン供給ローラ80及びガイ
ド軸82,83,84,85が設けられ、前記供給ローラ82にはイ
ンクリボン86が装着されている。前記インクリボン52に
は前記ヘッドベース28に脱着自在に嵌合するための嵌合
部48aが形成されている。前記巻取ローラ78には、前記
巻取軸56を受け入れて、該巻取軸56と巻取ローラ78とを
回転方向に係合させる為の穴が設けられている。前記イ
ンクリボンカセット48は、前記ヘッドベース28のカセッ
ト支持部に脱着自在に装着しうるように、挿入枠48aが
形成されている。前記印字ヘッド66はテープ電線22を介
して、前記コントローラに接続し、前記パルスエンコー
ダ18の出力端は、前記コントローラに接続している。前
記コントローラには、ケーシング2の上面に設けたパネ
ルスイッチ90をキー操作することにより、あるいはホス
トコンピュータからデータを入力することにより、印字
情報を入力することができるように構成されている。92
は、表示部である。上記ベース24、印字ヘッド66を有す
るヘッドベース28は、ヘッド部23を構成している。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、ヘッドベース28にインクリボンカセット48を装着
する動作について説明する。
ヘッドベース28を、手操作によって持ち上げ、ヘッドベ
ース28を長穴26を中心として、第6図に示すように時計
方向に回動し、ヘッドベース28をテーブル面に対してほ
ぼ45度傾斜させる。このヘッドベース28の傾斜により、
印字ヘッド66の下部が開放される。該状態においてイン
クリボンカセット48の嵌合部48aをヘッドベース28に挿
入し、インクリボン86のカセット外部に露出する部分86
aを、第10図に示すように、印字ヘッド66の下面に位置
させ、該状態でカセット48を規制面52方向に押動し、カ
セット48の底面を規制面52に当接する。該状態におい
て、巻取軸56は、巻取ローラ78の穴に係合する。次にヘ
ッドベース28を第6図中長穴26を中心として反時計方向
に回動し、ヘッドベース28の係合面46を、ヘッドベース
28の自重により、ストッパー40,42上に載置する。該状
態において、ヘッドベース28はテーブル面即ち載置面に
対してほぼ水平となる。
次にテーブル上の用紙に印字する場合について説明す
る。
予じめ、パネルキー90を操作し、コントローラに印字情
報をインプットしておく。テーブル上の用紙の所望の位
置にケーシング2を載置し、作画スタートスイッチをオ
ンとする。次にオペレータはカーソル8をガイドレール
24に沿って、第2図中左方向に移動し、印字範囲の左端
に位置させる。次にオペレータはヘッドベース28を下向
きに押圧する。この押圧力によりヘッドベース28はばね
32,44の弾力に抗し、長穴26に案内されて、テーブル面
に対して垂直方向に、歯車60が歯車62に噛み合う状態と
なるまで、下降する。ヘッドベース28の下降により、印
字ヘッド66は、テーブル上の用紙面にインクリボン86を
介して圧接し、この圧接力の反力によって、該ヘッド66
はばね72の弾力に抗し、軸70を中心として第10図中、時
計方向に若干回動する。該状態において、オペレーター
がヘッドベース28をガイドレール24に沿って、第2図
中、右方向に移動するとローラ34,36,38が第7図中、時
計方向に回転する。ローラ36の回転は歯車62,60,58及び
インクリボン駆動軸54を介して、巻取軸56に伝達され、
巻取ローラ78が回転する。このローラ78の回転により、
インクリボン86は巻取ローラ78に巻きとられ、インクリ
ボン86は、印字ヘッド66に、ヘッドベース28のガイドレ
ール4に沿った移動に応じて連続的に供給される。一
方、カーソル8のガイドレール4に沿った移動運動は、
パルスエンコーダ18によってパルス信号に変換され、コ
ントローラにフィードバックされる。コントローラはこ
のパルス信号に基いて、印字ヘッド66の出力印字データ
のタイミングを制御し、印字ヘッド66が当接する用紙上
に所定の印字が、印字ヘッド66により行なわれる。
〔効果〕
本考案は、上述の如く、印字ヘッド昇降機構と印字ヘッ
ドの印字面に掛けられるインクリボンが同期して昇降す
る構成としたためインクリボンの弛みが発生せず、しか
もインクリボンの弛み防止のバックテンションの機構を
必要としない効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は概略外観図、第2図は平面図、第3図は背面
図、第4図は側面図、第5図は側面図、第6図は側面
図、第7図は背面図、第8図は背面図、第9図は背面
図、第10図は背面図である。 2……ケーシング、4……ガイドレール、6……開口
部、8……カーソル、10……コロ、12,14……ローププ
ーリ、16……ワイヤロープ、18……パルスエンコーダ、
20……コネクター、22……テープ電線、24……ベース、
24a,24b……両側枠、26……長穴、28……ヘッドベー
ス、30……回転軸、32……ばね、34,36,38……ローラ、
40,42……ストッパー、44……ばね、46……係合面、48a
……挿入枠、48……インクリボンカセット、50……載置
面、52……規制面、54……インクリボン駆動軸、56……
巻取軸、58……歯車、60……歯車、62……歯車、64……
ベルト、66……サーマル印字ヘッド、68……ブラケッ
ト、70……軸、72……ばね、74……突片、76……ストッ
パー、78……インクリボン巻取りローラ、80……インク
リボン供給ローラ、82,84……ガイド軸、86……インク
リボン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッド66の印字面にインクリボンカセ
    ット48から繰り出されたインクリボン86を配置し、印字
    ヘッド66を載置平面上の用紙に圧接し、手動によって前
    記印字ヘッド66を前記用紙上で移動することにより用紙
    上に印字を行なうようにした装置において、載置平面上
    を移動自在なベース24にヘッドベース28を上昇方向に付
    勢して昇降自在に支持し、前記ヘッドベース28に前記イ
    ンクリボンカセット48と前記印字ヘッド66を支持し、前
    記ヘッドベース28の前記ベース24に対する下降によって
    前記印字ヘッド66を載置平面上の用紙に前記インクリボ
    ン86を介して圧接し、前記ヘッドベース28のベース24に
    対する上昇によって前記印字ヘッド66を用紙に対して上
    昇するようにしたことを特徴とするハンディプリンタ。
JP8825189U 1989-07-27 1989-07-27 ハンディプリンタ Expired - Lifetime JPH0737873Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0326555U JPH0326555U (ja) 1991-03-18
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