JPS62174171A

JPS62174171A - 印字装置

Info

Publication number: JPS62174171A
Application number: JP1745786A
Authority: JP
Inventors: Toshio Shimazaki; 俊男島崎
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-01-28
Filing date: 1986-01-28
Publication date: 1987-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は電子タイプライタ、プリンタ等の印字装置に関
し、特に、プラテンの装着を容易かつ確実に行えるよう
にした印字装置に関する。

（従来の技術）一般に、印字装置においては、プラテンはプラテン軸を
介して２枚のサイドフレームに回転可能に支持さるとと
もに、取り外し可能に装着されている。このプラテン軸
の一端部には操作レバーが回転自在に取り付けられてお
り、操作レバーは回転可能に取り付けられたカム部材を
介してベイルレバーおよびディフレクタを駆動する。操
作レバーおよびカム部材はそれぞれ相互に歯合する歯合
部を有しており、操作レバーがプラテン軸を支点として
回動されると、これら歯合部を介してカム部材が回転さ
れる。このカム部材の回転によりカム部材に保合するベ
イルレバーおよびディフレクタが駆動され、ベイルレバ
ーに取り付けられペイルローラを備えるペイルシャフト
やデイフレクタ等の紙押え機構がプラテンに対して離接
する。

しかしながら、このような従来の印字装置にあっては、
操作レバーがプラテン軸に回転自在に取り付けられてい
るため、一旦取り外したプラテンをプリンタに装着する
際、操作レバーが動き操作レバーの歯合部がカム部材の
歯合部に確実に歯合されない場合があり、この点におい
てなお、改良の余地があった。

（発明の目的）そこで本発明は、プラテン装着時、操作レバーを案内す
るガイド部材を設けることにより、操作レバーの歯合部
を確実にカム部材の歯合部に歯合させ、プラテンの装着
を確実かつ簡単、容易なものとすることを目的としてい
る。

（発明の構成）本発明は、上記目的を達成するため、サイドフレームに
回転かつ着脱可能に支持されたプラテンと、プラテン軸
の一端部に回転自在に取り付けられ歯合部を有する操作
レバーと、該操作レバーと歯合する歯合部を有し、操作
レバーの操作により駆動されてベイルレバーやディフレ
クタ等の紙押え機構を駆動するカム部材と、を備えた印
字装置において、前記プラテンをサイドフレームに装着
する際、前記操作レバーの歯合部と前記カム部材の歯合
部とが歯合するように操作レバーを案内するガイド部材
を設けたことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示す図であり、本
実施例は電子タイプライタに適用したものである。

第１図において、１は電子タイプライタであり、電子タ
イプライタ１はベースカバー２、トップカバー３および
フロントカバー４により大略その外装が形成されている
。ベースカバー２には、第２図に示すように、キーボー
ド５や各種プリント基盤６等が設置されるとともに、電
子タイプライタ１の横方向に所定間隔置いて一対のサイ
ドフレーム７．８が配設されており、このベースカバー
２にトップカバー３が取り付けられている。トップカバ
ー３にはキーボード５を露出させる打抜きが形成されて
おり、トップカバー３に開閉自在にフロントカバー４が
取り付けられている。フロントカバー４には、第１図に
示すように、透明な防音カバー９が開閉可能に取り付け
られており、また、トップカバー３には記録紙を案内す
るペーパーサポート１０が取り付けられている。

第２図において、前記サイドフレーム７．８はプラテン
１１を回転可能に支持しており、サイドフレーム７．８
間には、プラテン１１に平行にサポートシャフト１２お
よびサポートレール１３が張り渡されている。サポート
シャフト１２およびサポートレール１３は印字装７置を
搭載するキャリア１４を摺動自在に支持しており、キャ
リア１４はプラテン１１に沿って移動しつつプラテン１
１にセ・ノドされた記録紙に印字する。

サイドフレーム７．８には、ベイルレバー１５が回動可
能に取り付けられており、ベイルレバー１５にはペイル
シャフト１６が張り渡されている。ペイルシャフト１６
には数個のペイルローラ１７が回転自在に取り付けられ
ており、ペイルローラ１７はプラテン１１にセットされ
た記録紙に当接して記録紙をプラテン１１に密接させる
。

前記プラテン１１はサイドフレーム７．８に回転可能に
支持されるとともに、第３図に示すように、サイドフレ
ーム７．８に着脱可能に装着されている。すなわち、サ
イトドフレーム７．８にはその上端から下方に向って切
込み１８が形成されており、この切込み１８内にプラテ
ン１１の左右に突出したプラテン軸１１ａが挿入される
ことによりプラテン１１は回転かつ着脱可能にサイドフ
レーム７．８に支持される。プラテン軸１１ａの両先端
にはプラテンノブ１９ａ、１９ｂが取り付けられており
、また、プラテン軸１１ａの一方側の端部には操作レバ
ー２０が回転自在に取り付けられている。操作レバー２
０は、その一方側に操作時オペレータが操作するつまみ
部２０ａが、他方側に歯合部２０ｂとカム部２０Ｃが形
成されており、歯合部２０ｂは先端よりプラテン軸１１
ａ方向に凹んでいる。この歯合部２０ｂにはサイドフレ
ーム８に回動自在に取り付けられたカム部材２１の歯合
部２１ａが歯合しており、歯合部２１ａは、第４図に示
すように、カム部材２１から操作レバー２０方向に突出
した柱状部材により形成されている。

また、カム部材２１には波形をしたカム面２１ｂが形成
されており、このカム面２１ｂには前記ベイルレバー１
５に設けられたアーム２２に係合する。アーム２２はベ
イルレバー１５のサイドフレーム８への取付端部側に設
けられており、ペイルシャフト１６に略平行に設けられ
ている。したがって、操作レバー２０が、第３．４図中
時計方向に回動されると、カム部材２１が支持軸２３を
中心として反時計方向に回動し、アーム２２が上方に付
勢されてベイルレバー１５が反時計方向（プラテン１１
から隔離する方向）に回動する。逆に、この状態から操
作レバー２０を反時計方向に回動すると、カム部材２１
は時計方向に回動し、アーム２２が下方に付勢されてベ
イルレバー１５が時計方向（プラテン１１方向）に回動
する。

一方、サイドフレーム７．８間にはプラテン１１の下方
面から後背面を覆うディフレクタ２４が配設されており
、ディフレクタ２４の背後にはディフレクタ２４に形成
されたスリットを通してプラテン１１に当接するプレッ
シャーローラー２５が配設されている。プレッシャーロ
ーラー２５はシャフト２６を介してローラーガイド２７
に回転可能に支持されており、このローラーガイド２７
は上記ディフレクタ２４をも支持している。また、ロー
ラーガイド２７はプレッシャープレート２８に揺動可能
に支持されており、プレッシャープレート２８はサイド
フレーム７．８に回動可能に支持されるとともにスプリ
ング２９により付勢されてローラーガイド２７をプラテ
ン１１方向に付勢する。プレッシャープレート２８のサ
イドフレーム８側の端部はサイドフレーム８の外方に突
出しており、前記操作レバー２０のカム部２０Ｃと当接
可能である。上記ディフレクタ２４、プレッシャローラ
ー２５、シャフト２６、ローラーガイド２７、プレッシ
ャープレート２８は全体として記録紙をプラテン１１に
密接させて送給する紙押え機構４０を構成している。い
ま、前記操作レバー２０が時計方向に回動されると、操
作レバー２０のカム部２０Ｃがプレッシャープレート２
８の前方側端部に当接してプレッシャープレート２８を
押し下げる。プレッシャープレート２８が押し下げられ
ると、ローラーガイド２７がプラテン１１から隔離する
方向に移動し、プレッシャーローラー２５およびディフ
レクタ２４がプラテン１１から隔離する。この状態から
、操作レバー２０が反時計方向に回動されると、プレッ
シャープレート２８はスプリング２９の付勢力によりプ
ラテン１１方向に回動し、ローラーガイド２７を押し上
げる。ローラーガイド２７が押し上げられると、プレッ
シャーローラ２５がプラテン１１に当接し、ディフレク
タ２４はプラテン１１に近接する。

また、サイドフレーム８には、第２．３図に示すように
、前記切込み１８の近くで切込み１８より電子タイプラ
イタ前方側上部にガイド部材３０が取り付けられており
、ガイド部材３０はサイドフレーム８の外方に突出する
柱状部材で形成されている。

ガイド部材３０は操作レバー２０の側方まで突出してお
り、プラテン１１を第３図に示す状態すなわち、操作レ
バー２０の歯合部２０ｂとカム部材２１の歯合部２１ａ
とが歯合可能な状態で装着するとき、操作し゛バー２０
の側部が触れるか触れない程度の位置に取り付けられて
いる。

次に作用を説明する。

プラテン１１は、ディフレクタ２４内面の清掃のため、
着脱可能にサイドフレーム７．８に装着されているが、
装着時、操作レバー２０の歯合部２０ｂをカム部材２１
の歯合部２１ａに歯合させる必要がある。

ところが、操作レバー２０がプラテン軸１１ａに回転自
在に装着されているので、歯合部２０ｂが歯合部２１ａ
の位置からずれて歯合しない場合があった。

しかしながら、本実施例においては、プラテン１１の装
着時操作レバー２０を案内して操作レバー２０の方向性
を決定するガイド部材３０を設けたので、例えば、操作
レバー２０のつまみ部２０ａが電子タイプライタ１の前
方側に傾いていると、つまみ部２０ａがガイド部材３０
に当接し、操作レバー２０を歯合部２０ｂが歯合部２１
ａと歯合する方向（略垂直方向）に規制する。

したがって、プラテン１１の装着時、歯合部２０ｂを確
実に歯合部２１ａに歯合させることができ、プラテン１
１の装着を簡単かつ容易なものとすることができる。

なお、本実施例においては、ガイド部材３０をプラテン
１１より前方側にのみ設けているが、これは、一般に操
作レバー２０の電子タイプライタ１後方側への倒れ込み
が、トップカバー３やフロントカバー４等に干渉されて
発生しないため、不必要であることによる。したがって
、印字装置の種類によっては、プラテン１１の後方側に
も設けてもよい。

また、ガイド部材３０をプラテン１１の前方側と後方側
の双方に設けてもよい。

さらに、ガイド部材としては、上記実施例に示したもの
に限らないことはいうまでもない。

（効果）本発明によれば、操作レバーの歯合部を確実にカム部材
の歯合部に歯合させることができ、プラテンの装着を確
実かつ簡単、容易なものとさせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示す図であり、第
１図はその電子タイプライタの斜視図、第２図はその電
子タイプライタの上側カバーを取り外した斜視図、第３
図はその操作レバ一部分の正面図、第４図は操作レバ一
部分の斜視図である。１・・・・・・電子タイプライタ、７．８・・・・・・サイドフレーム、１１・・・・・・プラテン、１１ａ・・・・・・プラテン軸、１５・・・・・・ベイルレバー、１６・・・・・・ペイルシャフト、１７・・・・・・ペイルローラ、１８・・・・・・切込み、２０・・・・・・操作レバー、２０ｂ・・・・・・歯合部、２１・・・・・・カム部材、２１ａ・・・・・・歯合部、２４・・・・・・ディフレクタ、３０・・・・・・ガイド部材、４０・・・・・・紙押え機構。第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）サイドフレームに回転かつ着脱可能に支持された
プラテンと、プラテン軸の一端部に回転自在に取り付け
られ歯合部を有する操作レバーと、該操作レバーと歯合
する歯合部を有し、操作レバーの操作により駆動されて
ベイルレバーやディフレクタ等の紙押え機構を駆動する
カム部材と、を備えた印字装置において、前記プラテン
をサイドフレームに装着する際、前記操作レバーの歯合
部と前記カム部材の歯合部とが歯合するように操作レバ
ーを案内するガイド部材を設けたことを特徴とする印字
装置。
（２）前記ガイド部材がサイドフレームに取り付けられ
操作レバー側に突出する柱状部材で構成されたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の印字装置