JP2899166B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2899166B2
JP2899166B2 JP4127959A JP12795992A JP2899166B2 JP 2899166 B2 JP2899166 B2 JP 2899166B2 JP 4127959 A JP4127959 A JP 4127959A JP 12795992 A JP12795992 A JP 12795992A JP 2899166 B2 JP2899166 B2 JP 2899166B2
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光一 森久保
朝則 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、さら
に詳しくは記録電極とプラテンローラとの間に記録紙を
セットする記録紙セット機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のファクシミリ装置におけ
る記録紙セット機構を説明するための側断面図で、図に
おいて、1は記録紙、2はプラテンローラ、3はガイド
板、4は記録電極、5は電極保持部、6は電極押圧用板
バネ、7は筐体カバーであり、筐体カバー7には電極保
持部5が取り付けられており、ヒンジ8を支点として図
面矢印方向に開閉し、記録紙1の交換はカバー7を開い
て行う。すなわち、新しい記録紙ロールをガイド板3の
上に乗せ、記録紙ロールより引き出した記録紙1の先端
をプラテン2の上に乗せ、カバー7を閉じてロックする
ことにより、記録紙1の先端が、プラテン2とバネ6で
付勢されている電極4との間に挟まれ、プラテン2が回
転して記録紙1を装置前面へ押し出し、記録可能状態と
なる。
【0003】図6は、従来の他のファクシミリ装置にお
ける記録紙セット機構を説明するための側断面図、図7
は図6のA−A断面を示す図で、この記録紙セット機構
では、電極保持部5はプラテン2を支持するメカフレー
ム10に固定して取り付けられている。5aは電極取付
板で、電極4を保持し、保持部5で動きが規制される。
8は電極離間用カム軸で、その両端部にカム8a,8b
を持ち、メカフレーム10に軸が貫通し、その一端部に
操作用レバー8cが設けられている。
【0004】図6,図7に示す記録紙セット機構では、
カバー7を開いた状態でも保持部5はプラテン2側に残
るので、記録紙1のセットは、レバー8cを操作して電
極4とプラテン2との間に隙間を開けて、この隙間に記
録紙1の先端を挿通させ、レバー8cを元の位置に戻し
て電極4とプラテン2とを密着させ、カバー7を閉めて
終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ァクシミリ装置は、記録紙セット機構に以下のような問
題がある。すなわち、図5に示すファクシミリ装置で
は、記録紙3のセッティングは容易に行えるが、カバー
7側に保持部5が取り付けられており、カバー7の開閉
を邪魔しないようにヒンジ8付近に電極ケーブル4aを
通しておく必要があり、このケーブル4aの配置が邪魔
になると共に、カバー7にかかるケーブル4aや保持部
5の重量を無視できず、このためカバー7開閉時のロッ
ク機構を強固なものにしておく必要がある。さらに、カ
バー7開閉時はこのカバーと共に電極4が持ち上がって
電極面が露出するため、誤って触れて破損させる恐れが
ある。
【0006】図6,図7に示すファクシミリ装置では、
筐体カバー7が単独で開閉するため上述のような問題は
生じないが、記録紙のセットはレバーを操作して電極4
をバネ6の付勢に坑してプラテン2より離間させる必要
があり、このためバネ6の変位代や応力等を充分に考慮
して保持部5を設計する必要があり、保持部5が大型化
してしまう。また、電極4とプラテン2との間の離間間
隔を大きく取ることができず、電極4の清掃がやりずら
いという問題点がある。記録電極の清掃は、電極への印
加電圧,印加時間,記録紙速度,記録紙特性などにより
異なるが、低速なファクシミリ装置では頻繁に清掃する
必要があり、記録電極の清掃が容易か否かはその性能に
大きな影響を与える。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、小型簡略化した安価な構造で電極面
の清掃も容易な記録紙セット機構を備えたファクシミリ
装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるファクシ
ミリ装置は、本体側には記録電極部とプラテンローラ部
とを取り付け、カバー側にはバネだけを取り付け、カバ
ーを閉じた状態でバネが記録電極部に接触しさらに押圧
してこの記録電極部を付勢し、カバーを開いた状態で記
録電極部をバネの付勢から開放する手段を備えたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、カバーにはバネを取り付け
ただけなので簡単で安価な構造とでき、カバーを開ける
だけで記録電極に付勢されるバネの押圧を除去でき、記
録紙のセッティングが容易にできることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す断面図であり、図に
おいて、11は記録紙、12はプラテンローラで、駆動
源(図示せず)により歯車,ベルト等を介して図面矢印
の方向へ回転する。13は記録紙通路の下側ガイドで、
上側ガイド14との間に用紙が通る隙間が設けられてい
る。15は記録電極で、電極保持板16により保持さ
れ、ケーブル(図示せず)でドライバー回路および電源
へ接続されている。17は電極15をプラテン12へ押
圧するための円錐形圧縮コイルバネであり、例えば小ネ
ジ18により筐体カバー19へ固定され、このカバー1
9はバネ17を伴って支点22を中心に開閉可能なよう
に取り付けられている。また、保持板16の後部には基
準穴21が設けられ、メカフレーム(後述する)に植立
されたピン20に嵌合して保持板16の前後位置が規制
される。
【0011】本実施例のファクシミリ装置は以上のよう
に構成され、カバー19を開くことで、バネ17が電極
15より離れ、電極15はバネ17の付勢から開放され
て、プラテン12に対しフリーな状態になる。また、上
方に開いたカバー19はバネ17だけを伴い、電極15
およびその配線ケーブル等はプラテン12側に残される
ため、配線スペースや電極保持部を設ける必要なく、カ
バー19を軽量で簡単な構造とでき、上述の開放状態を
維持するロック機構も、例えばプラスチック成形の弾性
を利用したスナップフィット方式の簡単なものを用いる
ことができる。
【0012】また、電極15の電極面はプラテン12側
に残るので、不用意に触れて破損させる心配もなくな
る。プラテン12側に残った電極15は、離間部材(図
4で説明する)の手動または連動操作により、プラテン
12より数ミリ離間させ、記録紙11を挿通させる。こ
の状態ではバネ17による付勢がかからず、従って各構
成部材の寸法的,応力的配慮が必要なくなる。さらに、
保持板16は、後部位置決めピン20または位置決め点
(図3で説明する)等により回動可能としており、保持
板16前部を持ち上げることにより開いて電極面の清掃
が可能である。
【0013】カバー19を閉じるときは、電極離間部材
を手動または連動により動作させることで、カバー19
に取り付けられたバネ17が保持板16に接触し、さら
にこのバネ17の押圧で電極15がプラテン12に圧接
される位置までカバー19が閉じたとき、カバー19が
ロック機構によりロックされる。
【0014】なお、本発明ではバネ17に円錐形圧縮コ
イルバネを用いることにより、カバー19を閉じる際の
電極押圧時に、座屈を防げるという特徴がある。すなわ
ち、円錐形圧縮コイルバネの大径部分が電極部分(電極
に直接か又は電極保持板)に接触し、一時的に斜め方向
から加わる力をバネ中間部分で吸収でき、座屈すること
なく安定した押圧が可能となる。通常の圧縮コイルバネ
で屈座を防止するためには、別の部材を併用する必要が
あるが、本発明では円錐形圧縮コイルバネを用いること
で別の部材を必要とすることなく屈座が防げる。
【0015】図2は、電極保持板16の形状が相違する
実施例を示し、この実施例では保持板16の後部をZ形
状に曲げ加工し、電極取付面に垂直な面16aと電極取
付面に平行な面16bとを持たせてある。また、支持板
23が設けられ、この支持板23がメカフレーム(図示
せず)間に橋渡しされた構造となっており、この支持板
23の下部に位置決め穴23aが設けられ、この位置決
め穴23aに保持板16のZ形状曲げ部が貫通して、位
置決め穴23aの前縁23bと保持板16の垂直面16
aが当接する構造となっている。
【0016】従って、プラテン12の回転により、装置
前方へ押し出される力が記録紙11に加わっても、上述
のように保持板16の垂直面16aと前縁23bとが当
接するため、電極15の印字部の位置を常に正確に位置
決めすることができる。また、支持板23と保持板16
の平行面16bとの間には、0.5〜1mmの隙間24
を持たせてあり、プラテン12と電極15との長手方向
の均一な接触圧が得られるように、この隙間24で機構
的な捩じれや加工誤差を吸収する構造となっている。
【0017】図3は、さらに電極保持板16の形状が相
違する実施例を示し、この実施例では保持板16の後方
に位置決め穴25を設け、この位置決め穴25が、メカ
フレーム(図示せず)間に橋渡しされた支持板26の保
持板16と平行な面26aに、植立された位置決めピン
27と嵌合する構造となっており、この様な構造とする
ことでプラテン12と電極15との正確な位置決めを行
うことができる。
【0018】また、図3に示すように、電極15の印字
部とプラテン12との接点P1 と保持板16後部の位置
決め点P2 との間の距離をAとした場合、上記P1 から
A/3〜A/5の距離だけ後方にずらしてバネ17の中
心位置を設けた構造とすることで、電極15とプラテン
12との充分な接触圧が得られる構造となる。また、こ
のような構造とすることにより、保持板16後方に設け
た位置決め穴25のガタ、或は上述した捩じれ吸収用隙
間のガタによる装置外部から与えられる振動等の外力に
よる保持板16の浮き上がりを押さえ、安定な印字状態
を得ることが可能である。
【0019】図4は従来の装置を説明した図7に対応す
る図で、図に示すように、本実施例では、記録電極15
を離間させるために、電極保持板16に、電極15の左
右端より数ミリ外側に伸ばした平面部16cを設け、こ
の平面部16c下部に、手動またはカバー19の開閉
と、例えばリンク機構により連動して動作して電極15
を押し上げる離間部材31をメカフレーム32に支持さ
せ、この離間部材31の操作により記録紙のセッティン
グ時には、電極15とプラテン12の間を離し、記録紙
11を挿通できるようにしている。このような構造とす
ることで、保持板16の上方への動きが離間部材31に
制限を受けなくなる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、記録紙の
セッテイングは勿論、記録電極面の清掃も容易で、小型
で安価なファクシミリ装置を提供できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための側断面図
である。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための側断面図
である。
【図4】本発明の他の実施例を説明するための部分構成
図である。
【図5】従来の装置を説明するための側断面図である。
【図6】従来の他の装置を説明するための側断面図であ
る。
【図7】図6に示す装置の部分構成図である。
【符号の説明】
11 記録紙 12 プラテンローラ 15 記録電極 16 電極保持板 17 円錐形圧縮コイルバネ 19 筐体カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−268342(JP,A) 特開 平4−166373(JP,A) 特開 昭63−212263(JP,A) 特開 昭64−12663(JP,A) 実開 昭63−30068(JP,U) 実開 平2−46465(JP,U) 実願 昭63−107038号(実開 平2− 28169号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録電極とプラテンローラとの間に記録
    紙をセットし、バネの押圧で記録電極部を付勢して記録
    紙を記録電極とプラテンローラとの間で密着させて印字
    するファクシミリ装置において、 ファクシミリ装置を、本体と、記録紙ロールを交換する
    ために本体後部を支軸として開閉されるカバーとに分け
    た場合、 上記本体側には記録電極部とプラテンローラ部とを取り
    付け、上記カバー側にはコイルバネだけを取り付け、
    のコイルバネは上記カバーを閉じた状態で上記記録電
    極部に接触しさらに押圧してこの記録電極部を付勢し、
    上記カバーを開いた状態で上記記録電極部を付勢から
    開放し、 上記カバーの開閉でいわゆるバネの屈座が生じないよう
    に上記コイルバネは円錐形圧縮コイルバネとし、 上記記録電極部は上記本体側に上記カバーの支軸と平行
    な支軸で回動可能なように取り付けられ、上記カバーを
    開いた状態で回動させることで装置外部へその電極面を
    露出させるよう構成したことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 記録紙と記録電極とプラテンローラの3
    者の接点をP1 、上記記録電極部の支軸の中心をP2
    し、P1 とP2 との間の距離をAとした場合、上記カバ
    ーを閉じた状態で上記記録電極部に接触する上記バネの
    中心部の位置が、上記P1 から上記P2 側に距離1/3
    A〜1/5Aの範囲離れた位置になるように上記カバー
    側に上記バネを取り付けたことを特徴とする請求項第1
    項記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 上記本体側に回動可能なように取り付け
    られる上記記録電極部は、複数の別部材を隙間を持たせ
    て組合わせこの隙間で振動を吸収する振動吸収機構を介
    して間接的に取り付けられ、記録紙の移動に伴ってこの
    記録電極部が同じ方向に摺動して規定位置で静止するこ
    とで上記記録紙と記録電極とプラテンローラの3者の接
    点が位置決めされることを特徴とする請求項第1項また
    は請求項第2項記載のファクシミリ装置。
JP4127959A 1992-04-22 1992-04-22 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2899166B2 (ja)

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JP4760395B2 (ja) 2006-01-19 2011-08-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ及び画像形成装置
JP4775504B2 (ja) * 2010-11-25 2011-09-21 ブラザー工業株式会社 カートリッジ及び画像形成装置

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