JPH0435194Y2 - - Google Patents

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JPH0435194Y2
JPH0435194Y2 JP1986129725U JP12972586U JPH0435194Y2 JP H0435194 Y2 JPH0435194 Y2 JP H0435194Y2 JP 1986129725 U JP1986129725 U JP 1986129725U JP 12972586 U JP12972586 U JP 12972586U JP H0435194 Y2 JPH0435194 Y2 JP H0435194Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はケーシングを載置面上の用紙の所望の
部分に移動し、ケーシングから突出する筆記具支
持アームをコントローラによつて制御して該支持
アームに保持された筆記具により、用紙上に所定
の作画範囲内で所望の文字、図形等を自動的に描
く自動作画器に関し、更に特定すれば、ケーシン
グの開口部からケーシング内部にほこりが侵入し
ないようにするための防塵装置に関する。
〔従来の技術〕
此種の装置としては、ケーシングの開口部をシ
ート状の弾力性のある上下一対の遮蔽部材によつ
て遮蔽する構成のものが実開昭60−114791号公報
に開示されている。弾性シート状部材から成る遮
蔽部材をV字状に接するように構成することによ
つてケーシング開口部の防塵を効果的に達成する
ことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上下一対の遮蔽部材をV字状に合接した場合、
この合接部に嵌挿配置される支持アーム26の−
Y方向の移動により、第5図に示すように、遮蔽
部材103,104が点線で示すようにケーシン
グ2の前方壁2aの開口部29に巻き込まれてし
まい、これによつて支持アーム26の−Y方向の
移動又は、開口部29の長手方向に沿つたX方向
の移動に大きな負荷がかかつてしまう恐れが存す
る。
上記巻き込みは、上下一対の遮蔽部材にこれら
の合接部が開く方向に付勢力を付与することで防
止することができる。上記特開昭60−114791号公
報の第4図では、ホルダーの傾斜ガイド面に遮蔽
部材を固着することで一対の遮蔽部材を傾斜方向
即ち、互いの合接部が開く方向に付勢している
が、この構成によると、ホルダーの傾斜ガイド面
に、確実に遮蔽部材を固着するためには、傾斜ガ
イド面の面積の大きなホルダーを使用しなければ
ならず、そのため、ホルダーの幅が広くなつて大
型化してしまい、ホルダーをケーシング内に突出
配置した場合にはケーシング内の収納スペースに
余裕がなくなつてしまうという問題点が存した。
本考案は上記問題点を解消することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため本考案は、ケーシング
の底面に対して略垂直な前方壁に形成された開口
部に支持アームを挿入配置し、該支持アームを前
記開口部に沿つたX方向及び前記開口部の長手方
向に直角なY方向に移動して、支持アームの先端
に保持した筆記具により作画面上に作画を行う自
動作画器において、前記開口部を遮蔽するように
該開口部の上下位置にそれぞれ弾力性のある遮蔽
用シート状部材103,104を前記ケーシング
2の前方壁面と略平行に固設し、前記シート状部
材103,104のそれぞれに、これらを前記前
方壁面に対して傾斜する方向に付勢する突起11
4,116を圧接し、前記上下のシート状部材1
03,104の対向部間に前記支持アーム26を
スライド自在に挿入配置したものである。
〔作用〕
上記した構成において、ケーシング2の開口部
29は、V字状に接する上下一対の弾力性のある
遮蔽用シート状部材103,104によつて遮蔽
されるため、開口部29からのケーシング2内の
ほこりの侵入が阻止され、しかも、遮蔽部材10
3,104は、突起114,116によつて傾斜
方向に付勢されるため、支持アーム26の−Y方
向の移動による巻き込みが阻止され、且つ、突起
114,116は、遮蔽部材103,104を押
圧するだけで良いため小型に構成することがで
き、ケーシング内外に大きく突出することがな
い。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付部面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2は自動作画器のケーシングであり、載置面1
上の任意の位置に手操作によつて載置し得るよう
に構成されている。6,8はブラケツトを介して
前記ケース2の底部に固定されたX軸ガイドであ
り、一方のX軸ガイド6にはXカーソル10の内
径部に固着された軸受がスライド自在に嵌挿さ
れ、他方のX軸ガイド8には、Xカーソル12に
回転自在に軸支されたコロ14,16が走行自在
に当接している。前記Xカーソル10,12には
一対のY軸ガイド18,20が互いに平行に架設
されている。22はYカーソルであり、これの一
方に軸受が固設され、該軸受は、前記Y軸ガイド
20にスライド自在に嵌挿している。前記Yカー
ソル22の他側部には、これの上下に回転自在に
軸支された一対のコロから成る軸受24が設けら
れ、該軸受24は前記Y軸ガイド20の上、下面
に走行自在に点接触している。前記Yカーソル2
2には支持アーム26の後端が固定され、該アー
ム26は前記Xカーソル10の下部に形成された
凹入部に、前記X軸ガイド6に対して直角な方向
に、スライド自在に配置されている。前記支持ア
ーム26の前方部は、ケーシング2の載置面1に
対して垂直な前方壁2aにX軸ガイド6に沿つて
形成された開口部29を経て、ケーシング2の前
方に突出している。30はケース2の底壁に固定
されたYモータであり、これの出力軸にベルトプ
ーリ32が固定され、該プーリ32と、ケース2
の底部に、ブラケツトによつて回転自在に支承さ
れた軸体34の一端に固着されたベルトプーリ3
6との間には、タイミングベルト38が掛け渡さ
れている。前記軸体34の他端にはドラム40の
固着され、これに柔軟なワイヤロープ42が複数
回巻かされている。前記ロープ42の一方はロー
ププーリ44,46,48,50に適宜のテンシ
ヨンを有して掛けられ、該ロープ42の一端はケ
ース2の底壁に取付軸51を介して連結してい
る。前記ロープ42の他方は、ローププーリ5
2,54,56,58に適宜のテンシヨンを有し
て掛けられ、該ロープ42の他端は、ケーシング
2の底壁に取付軸59を介して連結している。前
記プーリ44,52は前記ケース2の底壁に回転
自在に軸支されている。前記プーリ46,50は
Xカーソル10に回転自在に軸支され、前記プー
リ54,58は前記Xカーソル12に回転自在に
軸支されている。前記プーリ48,56は前記Y
カーソル22に回転自在に軸支されている。60
はケーシング2の底壁に固定されたXモータであ
り、これの出力軸に歯付きベルトプーリ62が固
着されている。64は、ケース2の底壁に固設さ
れたブラケツトに回転自在に支承された軸体であ
り、これに歯付きベルトプーリ66,68,70
が固着されている。前記歯付きベルトプーリ6
6,68と、ケーシング2の底壁に回転自在に軸
支された歯付きベルトプーリ72,74との間に
は無端状のタイミングベルト76,78がX軸ガ
イド6,8に沿つて、掛け渡されている。前記プ
ーリ62と70との間には、無端状のタイミング
ベルト80が掛け渡されている。前記ベルト7
6,78の上位水平部は、固定ねじ82によつて
前記Xカーソル10,12に固定されている。8
9は前記支持アーム26の先端に昇降自在に取り
付けられた昇降体88に連結するペンホルダーで
あり、これに筆記具102が保持されている。前
記昇降体88はコイルばね92によつて上方向に
付勢され、該昇降体88は支持アーム26に回転
自在に軸支されたカム96に係合している。カム
96は、Yカーソル22に固設されたソレノイド
から成る駆動装置100の出力軸とワイヤロープ
98を介して連係し、前記ペンホルダー89は、
前記駆動装置100に通電が行われると、カム9
6の回転により下降し、駆動装置100への通電
が解除されるとばね92の上昇力によつて上昇す
るように構成されている。前記ワイヤロープ98
は支持アーム26の長手方向に形成された溝にス
ライド自在に配置されている。上記筆記具102
は、上記ペンホルダー89の上昇運動によつて、
その先端が載置面1上の用紙に対して、離反し、
ペンホルダー89の下降によつて用紙面に弾接す
るように構成されている。103,104はケー
シング2の前方壁2aに固定された取付板106
と底壁に固定された取付板108のそれぞれの垂
直部に押え板110,112を介してねじによつ
て固定された遮蔽用シート状部材であり、該部材
103,104は弾力性のあるネオプレンゴム等
の合成樹脂シートにより構成されている。前記部
材103,104は、取付板106,108の対
向部に形成された前記開口部29の前方におい
て、該開口部29の遮蔽するためにV字状に接し
ている。前記取付部106,108には、その垂
直部に対して直角方向に突起114,116が形
成され、該突起114,116は前記シート状部
材103,104をこれらの接触部が開く方向に
押圧している。即ち、突起114,116は部材
103,104の開放部がV字状を形成する方向
に傾斜するように、該部材103,104を押圧
付勢している。前記ケーシング2の上面には液晶
から成る表示装置と、キーボードが配設され、こ
れらは、ケーシング2に内蔵された、マイクロコ
ンピユータから成るコントローラに接続してい
る。前記キーボードには、各種図形、文字パター
ンをコントローラの記憶部から呼び出すためのデ
ータキー及び各種コマンドキーが設けられてい
る。前記XYモータ60,30及び駆動装置10
0は前記コントローラに接続している。前記コン
トローラはコードを介して外部電源に接続してい
る。
次に本実施例の作用について説明する。
テーブル上の用紙の所望の位置にケーシング2
を載置し、該状態で、キーボードを操作し、コン
トローラに作図情報をインプツトする。次に、作
図動作をスタートさせると、コントローラから
XYモータ60,30に駆動信号が供給され、
XYモータ60,30の出力軸が回転する。この
回転により、タイミングベルト76,78が回転
走行しXカーソル10,12がX軸ガイド6,8
に沿つて移動するとともに、Yカーソル22がY
軸ガイド18,20に沿つて移動する。上記Xカ
ーソル10,12の移動によつて支持アーム26
はケーシング2の前方壁の開口部29に沿つて、
且つ、部材103,104の対面部に摺接しつつ
第2図中、左右方向即ちX方向に移動する。ま
た、Yカーソル22の移動によつて支持アーム2
6はY方向に移動する。支持アーム26のY方向
の移動において、部材103,104は突起11
4,116によつて突出方向に傾斜するように付
勢されているため、支持アーム26が第1図中、
−Y方向即ち、左方向に移動しても、部材10
3,104が開口部29に巻き込まれることがな
い。駆動装置100にコントローラから駆動電流
が入力されると、筆記具102の先端がテーブル
上の用紙に弾接する。駆動装置100への通電が
停止すると、筆記具102の先端は、用紙から所
定間隔離反する。上記、ペンホルダー88の昇降
動作と、支持アーム26のXY方向の移動動作と
によつてテーブル即ち載置面上の用紙には、所定
の文字パターンが左から右方向に沿つて自動的に
作図される。
尚、上記部材103,104は第3図に示す突
出方向とは反対のケーシング2の内部方向に突出
させる構成としても良く、又、第4図に示すよう
に、押え板110′,112′に突起114′,1
16′を設けるようにしても良い。尚、図中、2
aはケーシングの前方壁、108は取付板であ
る。
〔効果〕
本考案は上述の如く、遮蔽用シート状部材を突
起により開口方向に付勢したので、支持アームの
Y方向の移動によつて上記シート状部材がケーシ
ングの開口部に巻き込まれるのを防止することが
でき支持アームを円滑に移動制御することがで
き、しかも、上記突起によるシート状部材付勢構
造を小型化することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図はケーシングの上部を
取り去つた平面図、第3図は断面図、第4図は断
面図、第5図は説明図である。 2……ケーシング、6,8……X軸ガイド、1
0,12……Xカーソル、14,16……コロ、
18,20……Y軸ガイド、22……Yカーソ
ル、23……軸受、24……軸受、26……支持
アーム、29……開口部、30……Yモータ、3
2……ベルトプーリ、38……タイミングベル
ト、40……ドラム、42……ロープ、44,4
6,48,50……ローププーリ、52,54,
56,58……ローププーリ、60……Xモー
タ,66,68,70……ベルトプーリ、76,
78,80……タイミングベルト、89……ペン
ホルダー、100……駆動装置、103,104
……シート状部材、106,108……取付板、
110,112……押え板、114,116……
突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 載置面上に移動可能に載置され該載置面に対し
    て略垂直な前方壁に細長状の開口部が前記載置面
    に対して平行な方向に形成されたケーシング2
    と、該ケーシング2の開口部の長手方向に平行と
    なるように該ケーシング2に内蔵されたX軸ガイ
    ド6,8と、該X軸ガイド6,8に移動自在に取
    り付けられたXカーソル10,12と、該Xカー
    ソル10,12に前記X軸ガイド6,8に対して
    直角な方向に取付られたY軸ガイド18,20
    と、該Y軸ガイド18,20に移動自在に取り付
    けられたYカーソル22と、該Yカーソル22に
    連結し先端部が前記ケーシング2の前方壁に設け
    られた開口部29から該ケーシング2の前方に突
    出する支持アーム26と、前記支持アーム26の
    先端に設けられた筆記具を保持するためのペンホ
    ルダー89と、前記XYカーソルをXY軸ガイド
    方向に沿つて駆動する支持アーム駆動機構を備え
    た自動作画器において、前記開口部を遮蔽するよ
    うに該開口部に弾力性のある遮蔽用シート状部材
    を前記ケーシング2の前方壁面に前記載置面に対
    して略垂直に固設し、前記シート状部材に、該シ
    ート状部材を前記前方壁面に対して傾斜する方向
    に付勢する突起を圧接し、前記シート状部材に前
    記支持アーム26をスライド自在に当接したこと
    を特徴とする防塵装置。
JP1986129725U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0435194Y2 (ja)

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JPS6337281U JPS6337281U (ja) 1988-03-10
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