JPS61197294A

JPS61197294A - 自動作図機

Info

Publication number: JPS61197294A
Application number: JP3971785A
Authority: JP
Inventors: 猛武藤
Original assignee: Mutoh Industries Ltd
Current assignee: Mutoh Industries Ltd
Priority date: 1985-02-28
Filing date: 1985-02-28
Publication date: 1986-09-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はケーシングを載置面上の用紙の所望の部分に移
動し、ケーシングがら突出する支持アームをコントロー
ラによって制御して支持アームに保持された筆記具によ
り、用紙上に、所定の作図範囲内で所定の図形又は文字
等のパターンを自動的に描く自動作図機に関する。

〔従来の技術〕

ケーシングを載置面上で手操作により移動し得るように
、全体を小型化し、ケーシングから突出するペン支持ア
ームをマイクロコンピュータから成るコントローラによ
ってＸＹ−軸方向に載置面上で制御する自動作図機は特
公昭５７−４２５１９号公報に開示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この装置の場合、支持アームの先端部はフリーの状態の
ため、支持アームがＸレールに平行なＸ座標方向に移動
すると、支持アームの先端に支承されている筆記具先端
と載置面との間の摩擦によって支持アームの先端がふら
ついてしまい、作図精度に誤差が生じてしまう欠陥が存
した。

本発明は、上記欠陥を除去した自動作図機を提供するこ
とを目的とするものである。

〔問題点を解決する手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、載置面上に移動可
能に載置されるケーシング２と、該ケーシング２に内蔵
されたＸ軸ガイド６゜８に沿って駆動されるＸカーソル
１０．１２と、該Ｘカーソル１０．１２に前記Ｘ軸ガイ
ド６．８に対して直角な方向に固設されたＹ軸ガイド１
８．２０と、該Ｙ軸ガイド１８゜２０にスライド自在に
取付けられたＹカーソル２２と、該Ｙカーソル２２に連
結し先端部が前記ケーシング２に設けられた開口部がら
該ケーシング２の前方に突出する支持アーム２６と、前
記ＸＹカーソル１０，１２．２２を駆動する駆動機構と
を備えた自動作図機において、前記ケーシング２の開口
部に近い前ｌｘＸカーソル０側に前記支持アーム２６の
先端部近傍の両側を該支持アーム２６が長手方向に移動
自在に規制するガイド１０４，１０６を設けたものであ
る。

〔作用〕

上記した構成において、Ｘカーソル１０゜１２がＸ軸ガ
イド６．８に沿って駆動されると、支持アーム２６はＸ
座標方向に移動し、Ｙカーソル２２がＹ軸ガイド１８．
２０に沿って駆動されると、支持アーム２６はＹ座標方
向に移動し、支持アーム２６の先端に支承された筆記具
によって載置面上に所定の作画が行われる。支持アーム
２６の先端近傍の両側はガイド１０４，１０６によって
支持され、該支持アーム２６先端のふらつきが防止され
る。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。

２は自動作図機のケーシングであり、これの底壁の前壁
部にはスケール（図示省略）と、公知の自在平行定規装
置のスケール取付板にケーシング２を着脱可能に連結さ
せるための取付金具（図示省略）が固定されている。６
゜８はブラケットを介して前記ケース２の底部に固定さ
れたＸ軸ガイドであり、一方のＸ軸力イド口にはＸカー
ソル１０の内径部がスライド自在に嵌挿され、他方のＸ
軸ガイド８には、Ｘカーソル１２に回転自在に軸支され
たコロ１４，１６が走行自在に当接している。

前記Ｘカーソル１０．１２にはＹ軸ガイド１８．２０が
架設されている。２２は一側部が前記Ｙ軸ガイド１８に
スライド自在に嵌挿されたＹカーソルであり、該Ｙカー
ソル２２の他側部に回転自在に軸支された一対のコロ２
４　（他方のコロは図示省略）が、Ｙ軸ガイド２０に走
行自在に当接している。前記Ｙカーソル２２には支持ア
ーム２６の後端が固定され、該アーム２６は前記Ｘカー
ソル１０に形成された凹入部に、前記Ｘ軸ガイド６に対
して直角な方向にスライド自在に配置されている。前記
支持アーム２６の前方部は、ケーシング２の前壁にＸ軸
ガイド６に沿って形成された開口部を経て、ケーシング
２の前方に突出している。３０はケース２の底壁に固定
されたＹモータであり、これの出力軸にベルトブー１Ｊ
３２が固着され、該ブー１Ｊ３２と、ケース２の底部に
、ブラケットによって回転自在に支承された軸体３４の
一端に固着されたベルトプーリ３６との間には、タイミ
ングベルト３８が掛は渡されている。前記軸体３４の他
端にはドラム４０が固着され、これに柔軟なワイヤロー
プ４２が複数回巻回されている。

前記ロープ４２の一方は、ローププーリ４４゜４６．４
８．５０に適宜のテンションを有して掛けられ、該ロー
プ４２の一端はケース２に固設されたブラケットに取付
軸５１を介して連結している。前記ロープ４２の他方は
、ローププーリ５２，５４，５６，５８に適宜のテンシ
ョンを有して掛けられ、該ロープ４２の他端は、ケース
２の底壁に固設されたブラケットに取付軸５９を介して
連結している。

前記プーリ４４，５２は前記ケース２の底壁に回転自在
に軸支されている。前記プーリ４６．５０はＸカーソル
１０に回転自在に軸支され、前記プーリ５４，５８は前
記Ｘカーソル１２に回転自在に軸支されている。前記プ
ーリ４８，５６は前記Ｙカーソル２２に回転自在に軸支
されている。６０はケーシング２の底壁に固定されたＸ
モータであり、これの出力軸にベルトプーリ６２が固着
されている。

６４は、ケース２の底壁に固設されたブラケットに回転
自在に支承された軸体であり、これにベルトプーリ６６
．６８．７０が固着されている。前記ベルトプーリ６６
．６８と、ケース２の底壁に回転自在に軸支されたベル
トプーリ７２．７４との間には無端状のタイミングベル
ト７６．７８がＸ軸ガイド６．８に沿って、掛は渡され
ている。前記プーリ６２と７０との間には、無端状のタ
イミングベルト８０が掛は渡されている。前記ベルト７
６．７８の上位水平部は、第３図に示すように固定ねし
８２によって前記Ｘカーソル１０，１．２に固定されて
いる。８４．８６は前記支持アーム２６の先端と該支持
アーム２６に固定されたブラケット９０の上位水平部間
に固設されたガイド軸であり、これにペンホルダー８８
の穴が昇降自在に嵌挿されている。ブラケット９０の上
位水平部の下面には、前記ペンホルダー８８の上端面が
コイルスプリング９２の弾発力によって弾接している。

９４は前記ブラケットに固定された取付枠であり、これ
にＬ型の作動体９６の略中間部が回転自在に軸支されて
いる。前記作動体９６の一方は、ペンホルダー８８に形
成された凹入部の底面８８ａに当接し、該作動体９６の
他方は、ワイヤロープから成る伝達部材９８の一端に連
結している。伝達部材９８の他端は、前記Ｙカーソル２
２に固設されたソレノイド即ち駆動装置１００の出力軸
１０２に連結している。

前記ペンホルダー８８には市販の中空ペン又は鉛芯ペン
などから成る筆記具１０２が着脱可能に取付けられてい
る。ペンホルダー８８の上端がブラケット９０の上位水
平部の下面のゴムストッパーに弾接した状態において、
前記筆記具１０２の先端は、テーブル面上の用紙に対し
て、所定間隔離反するように構成されている。１０４，
１０６はＸカーソル１０に固設された突片に回転自在に
軸支されたコロから成るガイドであり、該ガイド１０４
゜１０６の円周溝が前記支持アーム２６の先端近傍の両
側部に回転自在に嵌合し、該支持アーム２６の両側部を
規制している。前記ケーシング２の上面には液晶から成
る表示装置と、キーボードが配設され、これらは、ケー
シング２に内蔵された、マイクロコンピュータがら成る
コントローラに接続している。前記キーボードには、各
種図形１文字パターンをコントローラの記憶部から呼び
出すためのデータキー及び各種コマンドキーが設けられ
ている。

前記ＸＹモータ６０，３０及び駆動装置１００は前記コ
ントローラに接続している。前記コントローラはコード
を介して外部電源に接続している。

次に本実施例の作用について説明する。

テーブル上の用紙の所望の位置にケーシング２を載置し
、該状態で、キーボードを操作し、コントローラに作図
情報をインプットする。

次に、作図動作をスタートさせると、コントローラから
ＸＹモータ６０，３０に駆動信号が供給され、ＸＹモー
タ６０，３０の出力軸が回転する。この回転により、Ｘ
カーソル１０．１２がＸ軸ガイド６．８に沿って移動す
るとともに、Ｙカーソル２２がＹ軸ガイド１８．２０に
沿って移動する。上記Ｘカーソル１０．１２の移動によ
って支持アーム２６はケーシング２の前壁の開口部に沿
って、第１図中、左右方向即ちＸ方向に移動する。また
、Ｘカーソル２２の移動によって支持アーム２６はガイ
ド１０４，１０６に規制されてＹ方向に移動する。駆動
装置１００にコントローラから駆動電流が入力されると
、出力軸１０２が、第３図中、左方向に後退し、伝達部
材９８が左方向に移動する。これにより、作動体９６は
、その支軸を中心として、第３図中、時計方向に回転し
、ペンホルダー８８が、コイルばね９２の弾発力に抗し
て、ガイド軸８４．８６に沿って押し下げられ、筆記具
■０２の先端が駆動装置１００の励磁力によって、テー
ブル上の用紙に弾接する。駆動装置１００への通電が停
止すると、伝達部材９８の第３図中、左方向への駆動力
が解除され、ペンホルダー８８はコイルばね９２の弾発
力によってガイド軸８４，８６に沿って、ブラケット９
０に係止されるまで上昇し、筆記具１０２の先端は、用
紙から所定間隔離反する。上記、ペンホルダー８８の昇
降動作と、支持アーム２６のＸＹ方向の移動動作とによ
ってテーブル即ち載置面上の用紙には、所定のパターン
が自動的に作図される。

尚、支持アーム２６を載置面に対して昇降自在にＸカー
ソル２２に枢支し、支持アーム２６を昇降制御する公知
の構造を採用した場合には、ガイド１０４，１０６を支
承する突片を支持アーム２６の昇降と連動して揺動する
ようにＸカーソル１０に枢支すれば良い。

〔効果〕

本発明は上述の如く、支持アームの先端部の近傍の両側
をＸカーソルに設けたガイドによって支持するようにし
たので支持アーム先端のふらつきを防止することができ
、支持アームをＸＹ方向に高精度に高速制御することが
できる効果が存する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の好適な実施例を示し、第１図は、ケーシン
グのカバーを取り外した状態の平面図、第２図は、Ａ−
Ａ断面図、第３図はＢ−Ｂ断面図である。２・・・・ケーシング、　４・・・・スケール、　６゜
８・・・・Ｘ軸ガイド、　　　１０．１２・・・・Ｘカ
ーソル、　　　１４．１６・・・・コロ、　　　１８．
２０・・・・Ｙ軸ガイド、　　２２・・・・Ｘカーソル
。２４・・・・コロ、　　２６・・・・支持アーム、３０
・・・・Ｙモータ、　３２・・・・ベルトプーリ。３８・・・・タイミングベルト、　　４０・・・・ドラ
ム、　４２・・・・ロープ、　　４４，４６，４８゜５
０・・・・ローププーリ、　　　５２，５４，５６゜５
８・・・・ローププーリ、　　６０・・・・Ｘモータ。６６．６８．７０・・・・ベルトプーリ、　７６゜７８
．８０・・・・タイミングベルト、　　８４゜８６・・
・・ガイド軸、　　８８・・・・ペンホルダー。９４・・・・取付枠、　９６・・・・作動体、９８・・
・・伝達部材、　　１００・・・・駆動装置。１０４．１０６・・・・ガイド

Claims

【特許請求の範囲】１、載置面上に移動可能に載置されるケーシング２と、該ケーシング２に内蔵されたＸ軸ガイド６
、８に沿って駆動されるＸカーソル１０、１２と、該Ｘ
カーソル１０、１２に前記Ｘ軸ガイド６、８に対して直
角な方向に固設されたＹ軸ガイド１８、２０と、該Ｙ軸
ガイド１８、２０にスライド自在に取付けられたＹカー
ソル２２と、該Ｙカーソル２２に連結し先端部が前記ケ
ーシング２に設けられた開口部から該ケーシング２の前
方に突出する支持アーム２６と、前記ＸＹカーソル１０
、１２、２２を駆動する駆動機構とを備えた自動作図機
において、前記ケーシング２の開口部に近い前記Ｘカー
ソル１０側に前記支持アーム２６の先端部近傍の両側を
該支持アーム２６が長手方向に移動可能に規制するガイ
ド１０４、１０６を設けたことを特徴とする自動作図機
。