JPS6136388Y2 - - Google Patents

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JPS6136388Y2
JPS6136388Y2 JP13637780U JP13637780U JPS6136388Y2 JP S6136388 Y2 JPS6136388 Y2 JP S6136388Y2 JP 13637780 U JP13637780 U JP 13637780U JP 13637780 U JP13637780 U JP 13637780U JP S6136388 Y2 JPS6136388 Y2 JP S6136388Y2
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JP
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writing
writing instrument
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paper
base
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JP13637780U
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JPS5759683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サインペン、水性ボールペン等の筆
記具の筆記性能をテストする筆記試験機の改良に
関するものであり、筆記角度、筆圧、筆記速度等
を機械的に一定に維持しつつ、しかも人が実際に
文字を筆記する際と同様に、間欠的な筆記態様の
下でテストを行ないうる筆記試験機を提供するこ
とを目的としている。
従来の筆記具の筆記試験機は、第3図に示され
るように、矢印イ方向に定速度で移行する筆記用
紙Aに対向させて筆記具ホルダーBの取付台Cを
横設し、該取付台Cを固定するか、あるいは円運
動Xさせ、筆記具ホルダーBに保持されている筆
記具Dの筆記性能をテストするように構成されて
いる。
この種の従来の筆記試験機では、筆記角度は取
付台Cの取付角度により一定に維持でき、筆圧は
筆記具ホルダーBに嵌着した重錘Eにより一定に
維持できると共に、筆記速度もモータの回転数と
筆記用紙Aとの移行速度によつて、一定に維持で
きるものであり、上述の取付角度、重錘の重さ、
筆記速度の選定ならびに筆記用紙の種別の選定と
により各種の条件でのテストが実施可能である。
しかし、この種の筆記試験機では、筆記具Dが筆
記用紙Aに常に接触した状態でテストが行なわれ
るため、第2図の図表中で実線Xで示されるよう
に、インキの流出量が筆記距離の伸びにつれ著し
く変化してしまうものである。
ところが、人間が筆記具を用いて実際に、文字
あるいは記号等を筆記用紙に一つ一つ繰り返し筆
記して行く所謂実筆記試験を行う際のインキの流
出量は、第2図中点線Yで示されるように、筆記
距離が伸びても、僅かに下降傾向を示すにすぎな
い。
上述の第2図における実線Xと点線Yとの差
は、従来の筆記試験機によるテストでは、人間が
実際に筆記する際の条件に合致したテストができ
ないことを物語つている。
しかし、上述の実筆記試験では、筆記用紙は一
定に維持できても、筆記角度、筆圧、筆記速度等
が人によつて異なるため、正確なデータが採りに
くく、正確なデータを採るためには、筆記者を特
定し、多量の筆記具を用いて多量のデータを採ら
ねばならないため、著しく長時間を要する欠点を
有している。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する
構成とすることにより、筆記試験機によるテスト
でありながら、人間が実際に筆記する際の条件に
合致したテストを行ないうるようにしたものであ
る。
以下第1図に示す実施例について、その構成を
説明する。
第1図において、矢印イ方向に所定速度で連続
移行されるテスト用の筆記用紙1の上方に、該用
紙の移行方向と直交させて基台2が横設され、該
基台2は、機台3上の積極駆動される駆動円盤4
およびガイド盤5にピン6,7で結合され、駆動
円盤4の矢印ロ方向の回転に伴ない、前記横設面
内で円運動ハを行なうように構成されている。
上述の駆動円盤4、ガイド盤5、ピン6,7等
は、4リンク回転連鎖機構たる循環円軌跡運動機
構を構成している。
上述の基台2には、後述する筆記具ホルダー2
2の取付台8が矢印ニで示すよう上下方向に摺動
自在に、支持枠9,10で取り付けられており、
この取付台8と基台2との間には、取付台8を繰
り返して上下に摺動させる上下駆動装置11が配
設されている。
図示例の上下駆動装置11は、取付台8に固着
されたラツク12と、基台2に軸13で取り付け
られているピニオンギヤ14とよりなり、軸13
には、モータ15で矢印ホ,ヘ方向に正逆回転さ
れるフレキシブルシヤフト16が結合され、該シ
ヤフト16の正逆回転につれ、取付台8が矢印ニ
方向に繰り返し上下摺動されるように構成されて
いる。
前述のガイド円盤5の軸17には、歯車形の作
動円盤18が固着され、その歯形部19の回転軌
跡に臨んで光電管スイツチ20が配置されてお
り、歯形部19が光電管スイツチ20を横切る際
のパルス信号によつて、所定タイミングでモータ
15を正逆回転させ、前記フレキシブルシヤフト
16を正逆回転させるように構成されている。な
お図中符号21は駆動円盤4の駆動源たる駆動モ
ータであり、最適筆記条件に可変可能なモータで
ある。
上述の取付台8には、複数の円孔23,24が
上下方向に貫設させ、この円孔23,24内に筆
記具ホルダー22が摺動自在に遊嵌されている。
筆記具ホルダー22は、内腔に筆記具を内挿、
固定しうる構造とされ、下端から筆記具の筆記端
25を突出させている。またその軸筒部の中間位
置には、取付台8の円孔23,24より大径の固
定リング26が固定され、取付台8が上動すると
き、円孔23,24の開口端が固定リング26に
当接し、筆記具ホルダー22が上方へ帯同される
ように構成されている。
また筆記具ホルダー22の上端には重錘リング
27が着脱自在に取り付けられ、筆記端25に所
定の筆圧を与えている。
なお、図示例では筆記具ホルダー22が筆記用
紙1の紙面に対し垂直に保持されているが、図示
を省略した角度調節装置により基台2の取付姿勢
を傾斜させることにより筆記具ホルダー22を紙
面に対して傾斜させ、筆記角度を調整できるよう
にすることは勿論である。
本考案に係る筆記試験機は、上述の構成である
から、筆記用紙1の矢印イ方向への移行速度を選
定し、駆動モータ21の回転を所定の筆記速度に
設定したのち、重錘リング27を選定して所定の
筆圧とし、モータ15、駆動モータ21を作動さ
せると、循環円軌跡運動機構を構成する駆動円盤
4の作動により基台2が円運動ハを行なうことに
より、取付台8も円運動を行ない、該取付台8が
下降位置にある間、筆記端25は、筆記用紙1に
当接して画線28を画く。
駆動円盤4の回転は、ガイド円盤5と作動円盤
18の回転を生起するので作動円盤18の歯形部
19が光電管スイツチ20を横切ることにより、
所定数のパルス信号が発せられると、すなわち一
定時間だけ画線28が画かれると、モータ15が
フレキシブルシヤフト16を矢印ホ方向に回転さ
せるべく回転され、該シヤフト16の回転により
ピニオンギヤ14も矢印ホ方向に回転され、ラツ
ク12が上動し、このラツク12の上動に伴な
い、取付台8は上動し、円孔23,24の開口端
が固定リング26に当接することにより、筆記具
ホルダー22が持ち上げられ、筆記端25が筆記
用紙1から離れ、画線28に跡切れ部分29が形
成される。この状態でも、駆動円盤4、ガイド円
盤5、作動円盤18の回転は継続されるので、作
動円盤18の歯形部19が光電管スイツチ20を
横切り、所定数のパルス信号が発せられ、すなわ
ち一定時間跡切れ部分29の形成が行なわれる
と、モータ15が逆転され、フレキシブルシヤフ
ト16は矢印ヘ方向に回転され、ピニオンギヤ1
4も矢印ヘ方向に回転されることにより、ラツク
12は下降し、取付台8が下降することにより筆
記端25は再び筆記用紙1上にもたらされ、画線
28が再び所定時間だけ画かれるもので、以上の
作用は連続して繰り返される。なお、取付台8の
最下降位置は、円孔23,24の開口端が筆記ホ
ルダー22の固定リング26の下面より下方とな
る位置であることは勿論である。また、取付台8
の上下動の限界位置は既知のリミツトスイツチ等
を用いることにより容易に設定できる。
本考案に係る筆記試験機は、上述のように作用
するものであり、筆記端25は、筆記用紙1上に
画線28を画くことと、該用紙1から離れて画線
28に跡切れ部分29を形成することとを繰り返
すものであり、この筆記端25の動きは、人間が
文字あるいは記号を一つ一つ繰り返して筆記して
行く状態に近似している。そのため、本考案に係
る筆記試験機によりテストを行なつた際のインキ
の流出量は、第2図中鎖線Zで示されるように、
筆記距離が伸びても、僅かな下降傾向を示すにと
どまり、その流出状態は点線Yで示される実筆記
試験の際のインキの流出量の変化に近似したもの
となることが確認された。
本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
り、筆記角度、筆圧、筆記速度を機械的に一定に
維持したまゝ、基台に連動連結された循環円軌跡
運動機構の作用と筆記具ホルダーの取付台の上下
運動により、人間が筆記する際と同様な間欠的な
筆記態様の下でテストを行ない得る効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例の要部のみを示す斜面図、
第2図は筆記距離に応ずるインキ流量の変化を示
す線図、第3図は従来の筆記試験機の1例の要部
のみを示す斜面図である。 1……筆記用紙、2……基台、8……取付台、
11……上下駆動装置、22……筆記具ホルダ
ー。循環円軌跡運動機構を構成するもの:4……
駆動円盤、5……ガイド盤、6,7……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続移行される筆記用紙に対向して横設されて
    いる基台が、循環円軌跡運動機構を介して駆動源
    に連動連結されており、該基台に筆記具ホルダー
    の取付台が、繰り返して上下に摺動させる上下駆
    動装置を介して上下方向に摺動自在に取り付けら
    れていると共に、筆記具ホルダーが前記取付台に
    取り付けられていることを特徴とする筆記具の筆
    記試験機。
JP13637780U 1980-09-25 1980-09-25 Expired JPS6136388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13637780U JPS6136388Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13637780U JPS6136388Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5759683U JPS5759683U (ja) 1982-04-08
JPS6136388Y2 true JPS6136388Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29496491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13637780U Expired JPS6136388Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

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JP (1) JPS6136388Y2 (ja)

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JPS5759683U (ja) 1982-04-08

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