JPH05491U - 自動画線器におけるカ−ソル案内機構 - Google Patents

自動画線器におけるカ−ソル案内機構

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JPH05491U
JPH05491U JP5725291U JP5725291U JPH05491U JP H05491 U JPH05491 U JP H05491U JP 5725291 U JP5725291 U JP 5725291U JP 5725291 U JP5725291 U JP 5725291U JP H05491 U JPH05491 U JP H05491U
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JP
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supported
shaft
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JP5725291U
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亨 清沢
康男 三橋
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Publication of JPH05491U publication Critical patent/JPH05491U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画線手段を先端に保持するアームが連結する
カーソルを案内するガイド軸と前記カーソルとの間のガ
タを除去する。 【構成】 ケーシング1に配設されたYガイド軸6,7
に対してスライド可能にYカーソル10,11を支持
し、これらYカーソル10,11に互いに平行にXガイ
ド軸8,9を架設する。Xガイド軸8,9の下面と側面
にXカーソル12に設けた軸受面65a,66,68
a,69aを対向し、Xカーソル12に板ばね62,6
3を介して支承した押圧コロ64,67をXガイド軸
9,8の上面と側面に弾接し、この弾接力の反力で前記
軸受面65a,66を前記Xガイド軸9,8の下面と側
面に圧接する。前記カーソル12に画線手段を先端に保
持するペンアーム13の後部をその先端が載置面に対し
て昇降するように回転自在に支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーシングから突出したアームが保持する画線手段によって載置面上 の用紙に作画を行なうカーソル案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示す如く、ケーシング50に配設したYガイド軸51,52にYカーソ ル53,54を移動可能に取り付け、これらYカーソル53,54に一対のXガ イド軸56,57を互いに平行に架設し、これらのXガイド軸56,57にXカ ーソル58をスライド自在に取付け、このXカーソル58に先端にペン59を保 持したペンアーム61の後端を枢支した自動画線器が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記Xカーソル58をXガイド軸56,57にスライド自在に支持する案内機 構は、Xカーソル58に設けたブッシュ等の軸受機構を採用している。そのため 、Xガイド軸56,57と軸受機構の寸法誤差によって、Xガイド軸56,57 とXカーソル58との間にガタが生じてしまうという欠陥が存した。 本考案は上記欠陥を除去することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ケーシング1内に1軸方向に移動可能に 支持された互いに平行な一対のガイド軸8,9にカーソル12,73を移動自在 に取り付け、前記カーソル12,73に先端がケーシング1の前方に突出するア ーム13を昇降可能に支持した自動画線器におけるカーソル案内機構において、 前記カーソル12,73に、定位置で前記一対のガイド軸9,8のうちの一方の ガイド軸9を支持する第1の軸受面65a,66と、定位置で前記一対のガイド 軸9,8のうちの他方のガイド軸8を支持する第2の軸受面68a,69aと、 前記第1の軸受面65a,66,と対向する側で前記一方のガイド軸9にばね手 段によって圧接する第1の押圧コロ64,75,76と、前記第2の軸受面68 a,69aと対向する側で前記他方のガイド軸8にばね手段によって圧接する第 2の押圧コロ67,81,82とを設けたものである。
【0005】
【作用】
押圧コロ64,67がXガイド軸9,8の各々の一方の面にばね力によって圧 接し、この圧接力の反力によってカーソル12側の軸受面65a,66,68a ,69aがXガイド軸9,8の他方の面に圧接して、Xガイド軸9,8とカーソ ル12との間のガタが除去される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図1において、1aは自動画線器のケーシング1の底板であり、これの両側部 にそれぞれ一対のブラケット2,3及び4,5が固定されている。前記ブラケッ ト2,3及び4,5間には、互いに平行にYガイド軸6,7が架設されている。
【0007】 8,9は前記Yガイド軸6,7に対して直角に配置された互いに平行な一対の 丸棒状シャフトから成るXガイド軸であり、これの両端にYカーソル10,11 が固設され、該Yカーソル10,11は前記Yガイド軸6,7にスライド自在に 連結している。
【0008】 前記Xガイド軸8,9にはXカーソル12がスライド自在に嵌合し、このXカー ソル12の一側部には、前記Xガイド軸8に直角なペンアーム13の後端が、前 記Xガイド軸8に平行な軸線を中心として回転自在に枢支14されている。
【0009】 前記ペンアーム13はばね15によって上昇する方向に付勢され、その先端部 分が、ケーシング1の前方壁にその長手方向略全長にわたって形成された開口部 からケーシング1の前方に突出している。
【0010】 前記ペンアーム13は、その先端部のホルダー16に市販のペン(図示省略) を脱着可能に保持している。 前記Yカーソル10は、公知の、ベルト用ドラム17、ベルトプーリ18及び伝 達ベルト19とから成る動力伝達機構によって、底板1aに固設されたYモータ 20の出力軸に連係している。
【0011】 また、前記Yカーソル11は、公知の、ベルトプーリ21,22、伝達ベルト2 3、連動シャフト24及びベルト用ドラム17とから成る動力伝達機構によって 前記Yモータ20の出力軸に連係している。
【0012】 前記Yモータ20の駆動により、前記Xガイド軸8,9はYガイド軸6,7に 沿ってケーシング1の前後方向即ちY軸方向に平行移動するように構成されてい る。
【0013】 前記Xカーソル12は、公知の、ローププーリとワイヤロープとから成る動力 伝達機構によって底板1aに固設されたXモータ25の出力軸に連係している。
【0014】 前記Xモータ25の駆動により、前記Xカーソル12は、Xガイド8,9軸に 沿って移動するように構成されている。 前記ペンアーム13の下方には、その移動経路の全域にわたってペンアップ板2 6が配置され、該ペンアップ板26は、底板1aに固設されたソレノイド27と ペンアップばね28とから成る昇降駆動機構によって昇降駆動されるように構成 されている。
【0015】 前記ペンアップ板26の昇降と連動して、前記ペンアーム13が、その枢支1 4部を中心として揺動し、この揺動によって、ペンアーム13の先端が、ケーシ ング1を載置するテーブルなどの載置面に対して昇降するように構成されている 。前記ペンアーム13先端の昇降によって、ペンアーム13に保持されたペンが 載置面上の用紙に対して接離するように構成されている。
【0016】 前記X軸ガイド8,9のYガイド軸6,7に沿った移動と、前記Xカーソル1 2の前記Xガイド軸8,9に沿った移動と、前記ペンアーム13の枢支14部を 中心とする昇降揺動運動とによってペンによって前記載置面上の用紙に所定の文 字、図形等が作図されるように構成されている。
【0017】 次にペンアーム昇降機構について説明する。 前記ペンアップ板26は、全体がコ字状に構成され、その両側部26a,26 bが、前記X軸ガイド8,9に平行な軸線を中心として、回転自在に、前記底板 1aに立設されたブラケット29,30に軸支されている。
【0018】 前記ペンアップ板26の長尺部26cは前記ケーシング1の前方壁に形成され た、ペンアーム13移動用の開口部(図示省略)の後方にこれに平行に隣接して 配置されている。
【0019】 31は全体がコ字状に形成されたペンアームバーであり、その両側部のそれぞ れの端部が前記ペンアップ板26の回転中心軸線を中心として回転自在に前記ブ ラケット29,30に軸支されている。
【0020】 前記ペンアームバー31は、ばね32によって下向きに付勢され、この付勢力に よって、該ペンアームバー31は前記ペンアーム13の上面に弾接し、該ペンア ーム13をばね15の弾発力に抗して、前記ペンアップ板26長尺部26cの上 面に押し付けている。
【0021】 前記ペンアップ板26の一側部26aの回転中心軸の直上には立ち上り部34が 形成され、該立ち上り部34に、底板1aに一端が係止されたペンアップ用引張 コイルばね28の他端が連結している。
【0022】 前記ペンアップ板26は、その長尺部26cが上昇する方向にばね28により付 勢され、この付勢力により、ペンアップ板は、その一側26aの端部に形成され たストッパ35が底板1aに係止されるまで、前記軸33を中心として回転し、 前記ペンアーム13を、ペンアームバー31の下降力に抗して押し上げている。
【0023】 36は底板1aに固設された固定軸であり、これにダンパー取付台37が固設さ れ、この取付台37に公知のオイルダンパー38のケーシングが支持されている 。
【0024】 オイルダンパー38は、オイルが封入されたケーシングと、ケージング内に配置 された慣性体と、該慣性体に結合する回転軸とから構成され、前記回転軸に盤状 の回転体42が固設されこの回転体42にロープ溝が形成されている。
【0025】 前記回転体42にはワイヤロープ43が掛けられ、該ワイヤロープ43の一端は 、底板1aに固設されたソレノイド27の出力軸に連結し、前記ワイヤロープ4 3の他端は、前記立ち上がり部34に連結している。 前記ワイヤロープ43には回転体42に対してすべらないように、適宜のテンシ ョンがかけられている。
【0026】 次にカーソル案内機構を図2及び図3を参照して説明する。 前記Xカーソル12の本体に、一対の軸挿入路が形成され、これらに前記Xガ イド軸8,9が遊嵌している。前記一対の軸挿入路のそれぞれの両端には、キー 溝70,71が形成され、該キーみぞに板ばね62,63の両端に固設された軸 支持部65,68,69のキー形成部がカライド可能に嵌合している。
【0027】 前記板ばね62は、その厚み方向が前記底板1aに対して垂直に配置され、前記 板ばね63は、その厚み方向が前記Yガイド軸6,7と平行な方向に配置されて いる。前記板ばね62はXガイド軸9の下側に配置され、その中間部の両側にブ ラケットが固設され、このブラケットに押圧コロ64が回転自在に軸支されてい る。
【0028】 前記押圧コロ64は、底板1aに対して水平で且つ前記Xガイド軸9に対して直 角な軸線を中心としてブラケットに回転自在に支承され、板ばね62の弾力によ って前記Xガイド軸9の上面に弾接している。前記押圧コロ64とXガイド軸9 との圧力の反力によって、板ばね62両端の軸支持部65の軸受面65a,66 がXガイド軸9にスライド自在に圧接し、これにより、Xカーソル12の本体の 底板1aに対して垂直方向の位置即ち上下方向の位置が、Xガイド軸9に規制さ れている。
【0029】 前記板ばね63は、Xガイド軸8の外側面に対向配置され、該板ばね63の略中 間部にブラケットを介して回転自在に軸支された押圧コロ67は前記Xガイド軸 8の内側面に、板ばね63の弾力によって圧接している。前記押圧コロ67とX ガイド軸8との圧力の反力によって、板ばね63両端の軸支持部68,69の軸 受面68a,69aは、Xガイド軸8の外側面に圧接している。
【0030】 前記Xガイド軸8に対する軸受面68a,69aの圧接によって、前記Xカーソ ル12の本体の、前記Yガイド軸6,7と平行な方向(即ちケーシング1の前後 方向)の移動が規制されている。
【0031】 上記した構成において、板ばね62,63のキー形状部、カーソル12のキー 溝70,71により、この部分の取り外しが可能であり、Xガイド軸8,9に対 してカーソル12を簡単に組み付けることができる。
【0032】 尚、カーソル本体のXガイド軸8,9に対する上下方向の移動と前後方向の移動 を規制するカーソル案内機構は、上記実施例に特に限定されるものでない。 図4及び図5を参照してカーソル案内機構の他の実施例を説明する。
【0033】 中間部がL型の支持体72によってXカーソル73の本体に固定された板ばね 74の両端に押圧コロ75,76が回転自在に軸支されている。これらの押圧コ ロ75,76をXガイド軸9の上面に圧接するとともに、この圧接力の反力によ ってXガイド軸9の下面にカーソル本体に回転自在に軸支した複数個のガイドロ ーラ77,78の表面から成る軸受面が圧接している。
【0034】 上記押圧コロ75,76とガイドローラ77,78とによってカーソル本体の、 Xガイド軸9に対する上下方向の移動を規制している。79は中間部が支持体8 0によってカーソル本体に固設された板ばねであり、これの両端に押圧コロ81 ,82がケーシングの底板に対して垂直な軸線を中心として回転自在に軸支され ている。
【0035】 前記カーソル本体には前記押圧コロ81,82に対向して表面に双曲線状に凹み が形成されたガイドローラ83,84がケーシングの底板に対して垂直な軸線を 中心として回転自在に軸支されている。前記押圧コロ81,82は、Xガイド軸 8に前記板ばね79の弾力によって弾接している。前記押圧コロ81,82の前 記Xガイド軸8に対する圧接力の反力によって前記ガイドローラ83,84のわ ん曲表面である軸受面はXガイド軸8に圧接嵌合している。
【0036】 前記Xガイド軸8と、押圧コロ81,82とガイドローラ83,84とによって 前記カーソル本体の、ケーシングの前後方向の移動を規制している。 上記した構成において、Xガイド軸8,9に対して板ばね79,84を離反さ せることによってカーソル73をXガイド軸8,9から外すことができ、且つ、 簡単に、カーソル73をXガイド軸8,9に組み付けることができる。
【0037】
【効果】
本考案は上述の如く、カーソルに設けた押圧コロがガイド軸に圧接しているた めにカーソルとガイド軸との間に遊び即ちガタが生じない。そのため、カーソル 案内機構をある程度ラフに設計できるとともに組立も簡単である。また、カーソ ルのケーシングに対する前後方向及び上下方向の移動をガイド軸に圧接する押圧 コロによって規制しているので、ペンアップダウン時の振動の発生を防止するこ とができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケートングの上面カバーを取り外した状態の全
体外観図である。
【図2】要部の外観図である。
【図3】要部の説明図である。
【図4】他の実施例を示す外観図である。
【図5】他の実施例を示す側面図である。
【図6】従来技術の平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ブラケット 3 ブラケット 4 ブラケット 5 ブラケット 6 Yガイド軸 7 Yガイド軸 8 Xガイド軸 9 Xガイド軸 10 Yカーソル 11 Yカーソル 12 Xカーソル 13 ペンアーム 14 枢支 15 ばね 16 ホルダー 17 ドラム 18 プーリ 19 ベルト 20 Yモータ 21 プーリ 22 プーリ 23 ベルト 24 連動シャフト 25 Xモータ 26 ペンアップ 27 ソレノイド 28 ばね 29 ブラケット 30 ブラケット 31 ペンアームバー 32 ばね 34 立ち上り部 35 ストッパ 36 固定軸 37 取付台 38 オイルダンパー 42 回転体 43 ロープ 50 ケーシング 51 Y軸ガイド軸 52 Y軸ガイド軸 53 Yカーソル 54 Yカーソル 56 X軸ガイド軸 57 Y軸ガイド軸 58 Xカーソル 59 ペン 61 ペンアーム 62 板ばね 63 板ばね 64 押圧コロ 65 軸支持部 65a 軸受面 66 軸受面 67 押圧コロ 68 軸支持部 69 軸支持部 70 キー溝 71 キー溝 72 支持体 73 Xカーソル 74 板ばね 75 押圧コロ 76 押圧コロ 77 ガイドローラ 78 ガイドローラ 79 板ばね 80 支持体 81 押圧コロ 82 押圧コロ 83 ガイドローラ 84 ガイドローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング1内に1軸方向に移動可能に
    支持された互いに平行な一対のガイド軸8,9にカーソ
    ル12,73を移動自在に取り付け、前記カーソル1
    2,73に先端がケーシング1の前方に突出するアーム
    13を昇降可能に支持した自動画線器におけるカーソル
    案内機構において、前記カーソル12,73に、定位置
    で前記一対のガイド軸9,8のうちの一方のガイド軸9
    を支持する第1の軸受面65a,66と、定位置で前記
    一対のガイド軸9,8のうちの他方のガイド軸8を支持
    する第2の軸受面68a,69aと、前記第1の軸受面
    65a,66,と対向する側で前記一方のガイド軸9に
    ばね手段によって圧接する第1の押圧コロ64,75,
    76と、前記第2の軸受面68a,69aと対向する側
    で前記他方のガイド軸8にばね手段によって圧接する第
    2の押圧コロ67,81,82とを設けたことを特徴と
    する自動画線器におけるカーソル案内機構。
  2. 【請求項2】 前記一対のガイド軸8,9のうちの一方
    のガイド軸9の上下面のうちの一方の面を前記第1の軸
    受面65a,66で支持し、他方の面を前記第1の押圧
    コロ64,75,76で支持するとともに、前記一対の
    ガイド軸8,9のうちの他方のガイド軸8の両側面のう
    ちの一方の側面を前記第2の軸受面68a,69aで支
    持し他方の側面を前記第2の押圧コロ67,81,82
    で支持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    した自動画線器におけるカーソル案内機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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