JPS61262198A - 小型x−yプロツタ - Google Patents

小型x−yプロツタ

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Publication number
JPS61262198A
JPS61262198A JP10447385A JP10447385A JPS61262198A JP S61262198 A JPS61262198 A JP S61262198A JP 10447385 A JP10447385 A JP 10447385A JP 10447385 A JP10447385 A JP 10447385A JP S61262198 A JPS61262198 A JP S61262198A
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JP
Japan
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pen
axis direction
pen support
support
camshaft
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Pending
Application number
JP10447385A
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English (en)
Inventor
矢島 弘史
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は小型X−Yプロッタに関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
X−Yプロッタは、周知のようにペンをX軸方向とY軸
方向に移動させて図形や文字等を描くもので、このX−
Yプロッタとしては、1来、ガイドレールで案内されて
ベルト駆動等によりY軸方向に移動される移動フレーム
に、この移動フレームの移動方向と直交するX軸方向に
移動するペン支持体を支持させ、このペン支持体を、移
動フレームに設けたペン支持体移動機構(ベルト駆動機
構等)によって移動させるようにしたものがある。
しかしながら、上記従来のX−Yプロッタは、前記移動
フレームをY軸方向に移動させる駆動系と、ペン支持体
をX軸方向に移動させる駆動系とが別になっているため
に、大きな図形等を作製する大型プロッタの場合はよい
が、レタリングマシン等のような文字等を描(小型プロ
ッタにおいては、移動フレームの移動機構とペン支、持
体の移動機構との2つの駆動機構を限られたスペースに
配置しなければならないから、その構造が非常に複雑に
なるという問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、Y軸方向に移動す
る移動フレームとX軸方向に移動するペン支持体とを共
通の駆動系で移動させるようにして構造を大巾に簡易化
させた、新規な小型X−Yプロッタを提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明は、基台と、この基台にY軸方向に
移動可能に支持された移動フレームと、この移動フレー
ムにその移動方向と直交するX軸方向に移動可能に支持
されたペン支持体とを備え、前記移動フレームには二辺
が前記Y軸と平行でかつ他の二辺が前記X軸と平行な平
行四辺形の各頂点にそれぞれ位置させて4個のプーリを
設け、前記基台には前記平行四辺形の中点を通るY軸方
向線上に位置させて別々のモータにより正逆回転駆動さ
れる一対の回転ドラムを間隔をおいて配置し、さらに前
記ペン支持体には前記平行四辺形の中点を通るX軸方向
線上に位置させて1つのプーリと駆動索固定部を設ける
とともに、前記移動フレームの4個のプーリと前記一対
の回転ドラムと前記ペン支持体のプーリとに1本の駆動
索を緊張状態に巻き掛けて、この駆動索の両端を前記ペ
ン支持体の駆動索固定部に固定したものである。
つまり、この発明は、前記回転ドラムの回転により駆動
索を送り駆動し、この駆動索の引張り力で前記プーリを
介して移動フレームやペン支持体を移動させるようにし
たものであり、前記一対の回転ドラムを、その一方だけ
を回転させたり、両方を同方向に回転させたり、あるい
は両方を互いに逆方向に回転させたりすれば、駆動索の
引張り力の方向を変化させることができるから、Y軸方
向に移動する移動フレームとX軸方向に移動するペン支
持体とを共通の駆動系で移動させることができる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第4図において、1はX−Yブ0−/りの基台
である。この基台1は水平板からなっており、この基台
1上にはペンを移動させるための一対のパルスモータユ
ニット2.2が設けられている。3は前記基台1の下に
水平に配置された金属板からなる移動フレームであり、
この移動フレーム3は、基台1の両側部に水平に設けた
2本のY軸方向ガイド軸4.4に両側部を支持されて、
このガイド軸4.4で案内されてY軸方向に移動するよ
うになっている。また、5は前記移動フレーム3の下に
設けられた合成樹脂製のペン支持体であり、このペン支
持体5は、前記移動フレーム3の移動方向に沿うアーム
部5aと、このアーム部5aの基端側からその一側に水
平に張出す張出板部5bと、この張出板部5bの先端か
らペン支持体基端方向に前記アーム部5aと平行に延出
する軸支部5Cとからなっている。そして、このペン支
持体5は、そのアーム部5aの基端と前記軸支部5Cの
中央部とを、前記移動フレーム3に水平に設けた1本の
X軸方向ガイド軸6に支持させて移動フレーム3下に設
けられており、このX軸方向ガイド軸6で案内されて移
動フレーム3の移動方向と直交するX軸方向に移動する
とともに、前記X軸方向ガイド軸6を支点として上下回
動するようになっている。また、このペン支持体5のア
ーム部5aの先端には、ペンホルダ7が設けられている
。このペンホルダ7は、アーム部5aの先端にその上下
に突出させて形成された一対のペン受7a、7aと、前
記アーム部5aの先端に固定ねじ8.8によって締付け
られるペン押え7bとからなっており、ペン9はこのペ
ン押え7bの■字形面と前記一対のペン受7a、7aと
の間に挟持されている。
一方、10.10は前記移動フレーム3の下面側に設け
られた4個のプーリであり、この4個のプーリio、i
oは、二辺がY軸(移動フレーム3の移動方向)と平行
でかつ他の二辺がX軸(ペン支持体5の移動方向)と平
行な平行、四辺形の各頂点にそれぞれ位置させて移動フ
レーム3に軸支されている。
また、11.11は前記基台1上に設けた2台のパルス
モータ12.12によってそれぞれ正逆回転駆動される
一対の回転ドラムであり、この回転ドラム11.11は
、移動フレーム3に設けた4個のプーリ10.10の位
置を頂点とする前記平行四辺形の中点を通るY軸方向線
上に位置させて、所定の間隔で配置されている。なお、
この実施例では、回転ドラム11.11の間隔を、前記
平行四辺形のY軸方向長さより十分大きくとってこの回
転ドラム11.11を前記平行四辺形の外側に位置させ
ている。第9図は前記パルスモータユニット2を示した
もので、2aは下面が開放するケースであり、パルスモ
ータユニット2は、このケース2aを基台1にビス止め
して基台1上に取付けられている。そして、前記パルス
モータ12は、その回転軸をケース2a内に挿入した状
態でケース2aの外部に固定されており、その回転軸に
は駆動ギヤ13が固定されている。また、ユニットケー
ス2a内には垂直軸14が固定されており、この垂直軸
14には、前記駆動ギヤ13と噛合する減速ギヤ15a
を一体に形成した回転筒15が回転可能に支承されてい
る。この回転筒15は、前記移動フレーム3の下側に突
出する長さとされており、前記回転ドラム11は、この
回転筒15の下端に、前記プーリ10.10と同じ高さ
にくるように設けられている。なお、前記移動フレーム
3には、一方の回転ドラム11の回転11115に対し
て逃げとなる長孔状開口3aが形成されており、またこ
の移動フレーム3の基端側縁部には、他方の回転ドラム
11の回転筒15に対して逃げとなる切欠部3bが形成
されている。
さらに、前記ペン支持体5には、そのアーム部5aの基
端部の上側に、1個のプリー16がアーム部5aに軸支
させて設けられており、またペン支持体5の基端側には
、このペン支持体5に対してX軸方向に移動可能に駆動
索固定部材17が設けられている。この駆動索固定部材
17は、その一端に駆動索固定部17aを突設し、他端
に軸受は部17bを突設したもので、この駆動索固定部
材17は、その駆動索固定部17aと軸受は部17bと
において前記X軸方向ガイド軸6に摺動可能に支持され
ている。また、ペン支持体5の張出板部5bの基端側縁
部には、その中央部に、前記X軸方向ガイド軸6を上下
から抱える口字形のストッパ18が一体に設けられてお
り、前記駆動索固定部材17は、その駆動索固定部17
aに連結固定された駆動索19の緊張力により駆動索緊
張用テンションばね20を介して前記ストッパ18に押
圧されて、ペン支持体5とともにX軸方向に移動するよ
うになっている。
すなわち、前記駆動索緊張用テンションばね20は、第
5図に示すように駆動索固定部材17の駆動索固定部1
7aとペン支持体5のストッパ18との間に、X軸方向
ガイド軸6に嵌装させて設けられており、このテンショ
ンばね20の一端側は前記駆動索固定部17aに受止め
られ、このテンションばね20の他端側は、X軸方向ガ
イド軸6に遊嵌したバネ受リング21を介して前記スト
ッパ18に受止められている。また、このテンションば
ね20は、駆動索固定部17aとストッパ18とを互い
に離間させる方向に押圧するように圧縮させた状態で設
けられており、これにより駆動索固定部17aに連結固
定された駆動索19が緊張されるとともに、この駆動索
19の緊張力により駆動索固定部17aがテンションば
ね20を介して前記ストッパ18に押圧されて駆動索固
定部材17がペン支持体5とともにX軸方向に移動する
また、ペン支持フレーム5に設けた前記プーリ16と前
記駆動索固定部17aは、移動フレーム3側の4mのプ
ーリ10.10の位置を頂点とする前記平行四辺形の中
点を通るX軸方向線上に位置させて、所定の間隔で配置
されている。なお、この実施例では、前記プーリ16と
駆動索固定部17aの間隔を、前記平行四辺形のX軸方
向長さより十分大きくとってこのプーリ16と駆動索固
、    足部17aを前記平行四辺形の外側に位置さ
せている。また、このプーリ16と、駆動索固定部17
Hの駆動索固定位置(この実施例で、は上面)は、移動
フレーム3側のプーリ10.10および前記回転ドラム
11.11と同じ高さに位置している。
前記駆動索19は、パルスモータ12.12によって回
転駆動される前記一対の回転ドラム11゜11の回転に
より送り駆動されて移動フレーム3とペン支持体5をY
軸方向とX軸方向に移動させるもので、この駆動索19
は1本のワイヤ(または耐伸縮性の高いtlAH索)か
らなってt))。この駆動索19は、移動フレーム3の
4mのプーリ10.10と、前記一対の回転ドラム11
.11と、ペン支持体5のプーリ16とに第1図および
第4図に示すように巻き掛けられており、この駆動索1
9の両端は、前記駆動索固定部17aに連結固定されて
いる。すなわち、この駆動索19は、その中間部におい
てペン支持体5のプーリ16に巻き掛けられており、こ
の駆動索19の一側は、移動フレーム3の4個のプーリ
10.10のうちの図上右側の一方(ペン支持体5のプ
ーリ16に近い側)のプーリ10を介して右側の回転ド
ラム11に巻付けられ、さらに移動フレーム3の右側の
他方のプーリを介して駆動索固定部17aに連結されて
いる。また、ペン支持体5のプーリ16に巻き掛けられ
た駆動索19の他側は、移動フレーム3の左側の一方(
ペン支持体5のプーリ16に近い側)のプーリ10を介
して左側の回転ドラム11に巻付けられ、さらに移動フ
レーム3の左側の他方のプーリを介して駆動索固定部1
7aに連結されている。なお、この駆動索19の両端は
、駆動索固定部17aにビス止めされる駆動索固定固定
板22によって駆動索固定部17aの上面に固定されて
おり、駆動索固定部17aを押圧する前記テンションば
ね20によって緊張されている。
また、前記駆動索19は、回転ドラムii、i1に対し
ては滑りを生じないようにして巻付けられている。
なお、この実施例では、駆動索19をテンションばね2
0で緊張させるために前記駆動索固定部材17をペン支
持体5に対して移動可能に設けたが、駆動索19は、他
の手段たとえば回転ドラム11.11をバネ力で外方に
押圧する等の手段で緊張させてもよく、その場合は駆動
索固定部材17をペン支持体5に一体に設けてもよい。
一方、第2図および第3図において、23は前記ペン支
持体5を上下回動させてそのアーム部先端のペンホルダ
7に保持させたペン9をプリント面に接離させるペン昇
降用カム軸であり、このカム軸23は、基台1の先端部
下側にX軸方向に沿わせて水平に設けられている。この
カム軸23は、第7図および第8図に示すように、丸軸
の一側面を全長にわたって平坦に切欠したもので、この
カム軸23は、その中心からり矢面とは反対側に偏心さ
せて設けた軸孔に挿通した支軸24に回転可能に支持さ
れており、この支軸24の両端を基台1に形成した軸受
板1a、1bに固定して基台1の下側に設置されている
。また、25は前記カム軸23を正逆回転させるペン昇
降用モータ(非パルスモータ)であり、このモータ23
は基台1の先端側上面に設置されており、その回転軸は
基台1下に突出させである。26はこのモータ25の回
転軸に固定されたカム軸駆動ギヤであり、この駆動ギヤ
26は、前記支軸24に回転および摺動可能に嵌合した
減速ギヤ27と噛合させである。
また、28は前記カム軸23の端部に固定された円形ク
ラッチ板であり、減速ギヤ27はフェルト等の摩擦板2
9を介して円形クラッチ板28に押付は接触されている
。30は減速ギヤ27を円形クラッチ板28に押付ける
押しばねである。すなわち、前記カム軸23は、ペン昇
降用モータ25により摩擦クラッチ機構を介して回転さ
れるもので、このカム軸23は、その切欠面が上にくる
姿勢から、切欠面が下にくる姿勢までほぼ180度回転
されるようになっている。31は基台1の下部に設けら
れて前記カム軸23の回転角を規制するストッパであり
、クラッチ板28には、カム軸23がほぼ180度回転
したときに前記ストッパ31に当る一対のストッパ受3
2.32が設けられている。なお、この実施例において
、前記カム軸23を摩擦クラッチ機構を介して回転させ
るようにしているのは、前記ストッパ受32がストッパ
31に当ってカム軸23の回転が瞬間的に停止されたと
きにベン昇降用モータ25に過度の負荷がかかるのを防
ぐためであり、このようにしておけば、ペン昇降用モー
タ25の回転速5度をカム軸23の回転末期に減速させ
る必要はないし、またカム軸23の回転停止と同時にモ
ータ25の回転を停止させなくても摩擦クラッチ機構の
滑り作用によってモータ25の回転を吸収することがで
きるから、ペン昇降用モータ25の駆動制御を簡単にす
ることができる。
一方、33および34は、ベン支持体5の軸支部5Cか
らY軸方向に沿って前記カム軸23側に延出するように
設けられた上下2本の金属棒であり、上側の金属棒33
は比較的太い剛性棒とされ、下側の金属棒34は細いば
ね棒とされている。そして、剛性棒33はその基端側の
2箇所において前記軸支部5Cの上面側に固定され、ば
ね棒34はその基端部だけにおいて軸支部5cの下面側
に固定されており、またこの剛性棒33とばね棒34の
先端側は、前記カム軸23を上下から挟持するようにし
て第6図および第7図に示すようにカム軸23に接触さ
せられている。なお、前記カム軸23は、ペン支持体5
がX軸方向に移動しても剛性棒33およびばね棒34が
カム軸23から外れないように十分な長さとされている
次に、この実施例の小型X−Yプロッタの動作を説明す
る。この小型X−Yプロッタは、ペン昇降用モータ25
によりベン昇降用カム軸23を回転させることによりペ
ン支持体5を下方または上方に回動させてペン支持体5
のベンホルダに保持させたベン9をプリント面に接離さ
せるとともに、ベン9をプリント面に接触させた状態で
2台のパルスモータ12.12により一対の回転ドラム
11.11を回転駆動することにより、この回転ドラム
11.11の回転により駆動索19を送り駆動して移動
フレーム3およびペン支持体5を移動させてベン9に文
字等を描かせるもので、プリント面に対するベン9の接
離は次のようにして行われる。
すなわち、ペン昇降用カム軸23が、その切欠面(カム
軸23の回転中心である支軸24から遠い側のカム軸面
)が上にくる状態に回転しているときは、前記剛性棒3
3がカム軸23で押上げられており、したがってこのと
きはペン支持体5がZ軸方向ガイド軸6を支点として上
方に回動されているから、ベン9は第6図に実線で示す
ようにプリント面Pから離れている。
そして、プリントを開始する場合は、ペン昇降用モータ
25を駆動してペン昇降用カム軸23をその切欠面が下
にくる状態に回転させてやればよく、この状態にカム軸
23を回転させると、カム軸23による剛性棒33の押
上げが開放されるとともに、カム軸23でばね棒34が
押下げられる。
したがってこのときは、ペン支持体5がZ軸方向ガイド
軸6を支点として下方に回動し、これによってベン9が
第6図に鎖線で示すようにプリント面Pに接触する。ま
たこの場合、ベン9はカム軸23が、180度回転する
前にプリント面に接触するようになっており、したがっ
てばね棒34はベン9がプリント面に接触した後もカム
軸23の回転によりさらに押下げられて、第6図に鎖線
で示すように撓み変形する。つまり、ペン支持体5はベ
ン9がプリント面に接触した時点でそれ以上下方には回
動しなくなるから、この後はばね棒34だけがカム軸2
3で押されて撓み変形し、また剛性棒33はカム軸23
から離れた状態になる。そして、上記のようにばね棒3
4が撓み変形すると、このばね棒34がその復元力でカ
ム軸23を上方に押圧するようになり、その反力がペン
支持体5にこれを下方に回動させるように作用するから
、ばね棒34のばね力(復元力)でベン9がプリント面
Pに適度な押付は力で押付けられる。このベン9の押付
は力は、ベン9を移動させてプリント面Pに文字等を描
いている間中維持される。なお、プリント終了後にベン
9をプリント面から離゛す場合は、ペン昇降用モータ2
5を駆動してペン昇降用カム軸23をその切欠面が上に
くる状態に回転させてやればよ(、この状態にカム軸2
3を回転させると、カム軸23により剛性棒33が押上
げられてベン支持体が上方に回動され、ベン9がプリン
ト面Pから離される。
そして、この小型X−Yプ0ツタにおいては、ベン9を
プリント面Pに接触させる際に、カム軸23の回転によ
りばね棒34を介してペン支持体5を下方に回動させる
ようにしているから、ベン9はカム軸23の回転にとも
ないその下降速度を規制されながら下降することになる
。したがってカム軸23を高速で回転させてベン9を瞬
間的にプリント面Pに接触させるようにしても、ベン9
は瞬間的な闇にも急激には下降されることなくカム軸2
3で下降をM71tllJされながら緩やかに下降され
るし、また、ベン9がプリント面Pに接触すると同時に
ばね棒34が撓んでベン9がプリント面Pに接触した瞬
間の衝撃を吸収するから、ベン9がプリント面Pに接触
するときに衝撃を小さくしてペン先の損傷を防ぐことが
できる。しかも、ベン9をプリント面Pから離す動作は
、カム軸23の回転により剛性棒33をカム軸23で押
上げてペン支持体5を上方に回動させることで行われる
が、この場合ベン支持体5はばね棒34による抵抗を受
けずに回動するから、ペン支持体5を回動させる力は小
さくてよい。したがってカム軸23を回転させるベン昇
降用モータ25の駆動電力は少なくすむから、ベン9の
上昇に要する電力を節減することができる。
次に、ベン9をプリント面Pに接触させた状態でベン9
に文字等を描かせる動作を説明すると、第10図〜第1
3図はベン9をホームポジションから種々の方向に移動
させる動作を示したもので、第10図のように一対の回
転ドラム11.11を矢印で示すように同方向に回転さ
せると、図上上側の移動フレーム側プーリio、ioが
駆動索19の引張力を受け、これにより移動フレーム3
が図上上側つまりプロッタの前方に移動されてベン9が
前方に移動する。また、第11図のよう、に図上上側の
回転ドラム11を停止させておいて下側の回転ドラム1
1だけを矢印方向に回転させると、このときは図上上側
の移動フレーム側プーリ10.10が駆動索19の引張
力を受けるとともにベン支持体側プーリ16も駆動索1
9の引張力を受け、これにより移動フレーム3が図上上
側つまりプロッタの前方に移動されるとともにペン支持
体5が左側に移動されてベン9が斜め左前方に移動する
。さらに、第12図のように一対の回転ドラム11.1
1を矢印で示すように互いに逆方向に回転させると、こ
のときはペン支持体5の駆動索固定部17aが駆動索1
9の引張力を受けてペン支持体5が右側に移動されベン
9が右側に移動する。また、第13図のように図上下側
の回転ドラム11を停止させておいて上側の回転ドラム
11だけを矢印方向に回転させると、図上上側の移動フ
レーム側プーリ10,10が駆動索19の引張力を受け
るとともにペン支持体5の駆動索固定部17aも駆動索
19の引張力を受け、これにより移動フレーム3が図上
上側つまりプロッタの前方に移動されるとともにペン支
持体5が右側に移動されてベン9が斜め右前方に移動す
る。
これは、回転ドラム11.11を矢印方向と逆方向に回
転させた場合も同様であり、その場合はベン9が逆方向
に移動する。なお、この実施例では、パルスモータ12
.12により一対の回転ドラム11.11を回転駆動す
るようにしているから、回転ドラム11.11の回転量
の制御を容易にかつ精度よく行なうことができ、したが
ってベン9の移動量を高精度に制御することができるか
ら、ベン9に文字等を正確に描かせることができる。
上記小型X−Yプロッタは、たとえば第14図に示すよ
うな自走型文字書きロボットの文字書き装置として使用
されるもので、この自走型文字書きロボットは、プリン
ト面上を走行する自走ロボット本体40内に、上記小型
X−Yプロッタをそのベン保持部分をロボット本体40
外に突出させて搭載したものである。なお、この自走型
文字書きロボットは、文字を描く位置に移動してこの位
置で停止した状態でプロッタに文字書きを行なわせ、そ
の後次の文字を描き位置に移動する動作を繰返してプリ
ント面に所定の間隔で文字等を書いて行くもので、この
自走型文字書きロボットは、プロッタのペン移動動作を
停止させておいて所定のパターンに基づいて移動し、こ
の移動パターンに対応する図形等をペン9に描かせる機
構ももっている。
しかして、上記小型X−Yプロッタでは、上記のように
、移動フレーム3に二辺がY軸と平行でかつ他の二辺が
X軸と平行な平行四辺形の各頂点にそれぞれ位置させて
4個のプーリ10.10を設け、基台1には前記平行四
辺形の中点を通るY軸方向線上に位置させて別々のモー
タ12.12により正逆回転駆動される一対の回転ドラ
ム11゜11を間隔をおいて配置し、さらにペン支持体
5には前記平行四辺形の中点を通るX軸方向線上に位置
させて1つのプーリ16と駆動索固定部17aを設ける
とともに、前記移動フレーム3の411のプーリ10.
10と前記一対の回転ドラム11゜11と前記ペン支持
体5のプーリ16とに1本の駆動索19を緊張状態に巻
き掛けてこの駆動索19の両端を前記ペン支持体5の駆
動索固定部17aに固定することにより、回転ドラム1
1゜11を回転させて駆動索19を送り駆動し、この駆
動索19の引張り力で前記プーリ10.10および16
を介して移動フレーム3やペン支持体5を移動させるよ
うにしたものであるから、前記一対の回転ドラム11.
11を、その一方だけを回転させたり、両方を同方向に
回転させたり、あるいは両方を互いに逆方向に回転させ
たりすることで駆動索16の引張り力の方向を変化させ
ることができ、したがってY軸方向に移動する移動フレ
ーム3とX軸方向に移動するペン支持体5とを共通の駆
動系で移動させることができる。
なお、上記実施例では、回転ドラム11.11と、ペン
支持体5側のプーリ16および駆動索固定部17aを、
移動フレーム3側の4個のプーリ10.10の位置を各
頂点とする平行四辺形の外側に位置させているが、これ
らは前記平行四辺形の内側に位置させてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は、基台と、この基台にY軸方向に移動可能に
支持された移動フレームと、この移動フレームにその移
動方向と直交するX軸方向に移動可能に支持されたペン
支持体とを備え、前記移動フレームには二辺が前記Y軸
と平行でかつ他の二辺が前記X軸と平行な平行四辺形の
各頂点にそれぞれ位置させて4個のプーリを設け、前記
基台には前記平行四辺形の中点を通るY軸方向線上に位
置させて別々のモータにより正逆回転駆動される一対の
回転ドラムを間隔をおいて配置し、さらに前記ペン支持
体には前記平行四辺形の中点を通るX軸方向線上に位置
させて1つのプーリと駆動索固定部を設けるとともに、
前記移動フレームの4個のプーリと前記一対の回転ドラ
ムと前記ペン支持体のプーリとに1本の駆動索を緊張状
態に巻き掛けて、この駆動索の両端を前記ペン支持体の
駆動索固定部に固定したものであるから、Y軸方向に移
動する移動フレームとX軸方向に移動するペン支持体と
を共通の駆動系で移動させることができ、し、たがって
構造を大巾に簡易化させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示したもので、第1図は小
型X−Yプロッタのペン移動機構部の斜視図、第2図お
よび第3図は小型X−Yプロッタ全体の組立て斜視図お
よび分解斜視図、第4図は小型X−Yプロッタの平面図
、第5図は第4図のA−A線に沿う断面図、第6図は第
5図のB−B線に沿う断面図、第7図は第6図のC−C
線に沿う断面図、第8図は第7図のD−D線沿う断面図
、第9図は基台上に設けられるパルスモータユニットの
断面図、第10図〜第13図は移動フレームおよびペン
支持体の移動動作を示す平面図、第14図はこの発明の
小型X−YプOツタを搭載した自走型文字書きロボット
の外観図である。 1・・・基台、2・・・パルスモータユニット、3・・
・移動フレーム、4・・・Y軸方向ガイド軸、5・・・
ペン支持体、6・・・X軸方向ガイド軸、10・・・移
動フレーム側のプーリ、11・・・回転ドラム、12・
・・パルスモータ、16・・・ペン支持体側のプーリ、
17a・・・駆動索固定部、19・・・駆動索。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 1フ 第3図 第5図 第6図 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基台と、この基台にY軸方向に移動可能に支持された移
    動フレームと、この移動フレームにその移動方向と直交
    するX軸方向に移動可能に支持されたペン支持体とを備
    え、前記移動フレームには二辺が前記Y軸と平行でかつ
    他の二辺が前記X軸と平行な平行四辺形の各頂点にそれ
    ぞれ位置させて4個のプーリを設け、前記基台には前記
    平行四辺形の中点を通るY軸方向線上に位置させて別々
    のモータにより正逆回転駆動される一対の回転ドラムを
    間隔をおいて配置し、さらに前記ペン支持体には前記平
    行四辺形の中点を通るX軸方向線上に位置させて1つの
    プーリと駆動索固定部を設けるとともに、前記移動フレ
    ームの4個のプーリと前記一対の回転ドラムと前記ペン
    支持体のプーリとに1本の駆動索を緊張状態に巻き掛け
    て、この駆動索の両端を前記ペン支持体の駆動索固定部
    に固定したことを特徴とする小型X−Yプロッタ。
JP10447385A 1985-05-16 1985-05-16 小型x−yプロツタ Pending JPS61262198A (ja)

Priority Applications (2)

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JP10447385A JPS61262198A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 小型x−yプロツタ
US06/862,481 US4756086A (en) 1985-05-16 1986-05-12 Pen printer

Applications Claiming Priority (1)

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JP10447385A Pending JPS61262198A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 小型x−yプロツタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505802A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 オートマチック バー コントロールス インコーポレイテッド 食物製品のオンデマンド分配のための機器および方法およびターンテーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728306B2 (ja) * 1978-04-22 1982-06-16

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