JPH0737744Y2 - 棒状農産物の選別機 - Google Patents

棒状農産物の選別機

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JPH0737744Y2
JPH0737744Y2 JP1990094339U JP9433990U JPH0737744Y2 JP H0737744 Y2 JPH0737744 Y2 JP H0737744Y2 JP 1990094339 U JP1990094339 U JP 1990094339U JP 9433990 U JP9433990 U JP 9433990U JP H0737744 Y2 JPH0737744 Y2 JP H0737744Y2
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JP
Japan
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weight
endless conveyor
shaped agricultural
rod
lever
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990094339U
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JPH0453481U (ja
Inventor
美喜男 武藤
Original Assignee
有限会社武藤選果機製作所
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は棒状農産物の選別機に係り、キク、バラなどの
花卉類や、ゴボウのような棒状農産物の重量選別と、長
さ選別を、選択的に行えるようにしたものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) 農産物のうち、例えばキク、バラ、カーネーションなど
の棒状農産物は、重量別若しくは長さ別に選別されて、
市場に出荷される。
そこで本考案は、棒状農産物の重量選別と長さ選別を選
択的に行うことができる装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、無端コンベヤ1と、この無端コンベヤ1に回
転自在に装着された棒状農産物Pの保持体2と、この無
端コンベヤ1と平行に配設されて、この保持体側2から
延出するスライダ14を摺動案内するレール15と、この無
端コンベヤ1の走送路に設けられた秤量手段31〜34とを
備え、この秤量手段31〜34が上記レール15に部分的に切
除された切除部を補完するレール片16と、このレール片
16から延出する回転部材17と、この回転部材17に装着さ
れる重錘20とから成る棒状農産物の選別機において、 上記無端コンベヤ1の走行路に、上記棒状農産物Pの長
さを検出する検出手段23を設けるとともに、この検出手
段から送られた信号により作動して、上記回転部材17を
動力により回転させる駆動手段を設け、上記秤量手段31
〜34による重量選別と上記検出手段23による長さ選別を
選択的に行うようにしたものである。
また上記駆動手段を、上記回転部材17を上記重錘20の重
さに抗して回転させるレバー22と、このレバー22の回転
を駆動する駆動部21とから構成したものである。
(作用) 上記構成において、重量選別を行うときは、検出手段23
の電源を切るなどして、駆動手段が作動しないように
し、保持体2に棒状農産物Pを載置して搬送しながら、
秤量手段31〜34により重量選別を行う。
また長さ選別を行うときは、重錘20を重くするなどし
て、回転部材17が棒状農産物Pの荷重によっては回転し
ないようにし、検出手段23からの信号により、駆動手段
を作動させ、回転部材17を回転させて、長さ選別を行
う。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図は棒状農産物の選別機の側面図である。1は無端
チェーンから成る無端コンベヤであり、アーム状の保持
体2がピッチをおいて多数個装着されている。無端コン
ベヤ1の走行路には、秤量手段31〜34が複数個配設され
ている。4は供給台であり、キクPが積載されている。
供給台4上のキクPは、上記保持体2に載せられ、無端
コンベヤ1により搬送されながら、重量別や長さ別に選
別され、搬出体5上に落下する。
第2図は上記選別機の要部の斜視図である。11は上記保
持体2が取り付けられた回転棒であり、その両端部はヒ
ンジ部12に回転自在に軸着されている。13は回転棒11の
端部に装着されたプレートであり、スライダ14が延出し
ている。このスライダ14は、上記無端コンベヤ1と平行
に配設されたレール15上を摺動する。次に、上記秤量手
段31〜34の詳細な構造を説明する。なお、秤量手段31〜
34は、何れも同構造である。
16は、レール15に部分的に形成された切除部を補完する
ように設けられたレール片である。17はレール片16から
側方に延出する杆状の回転部材であり、支持フレーム18
に設けられたヒンジ部19に回転自在に支持されている。
また回転部材17の後部には、重錘20が装着されている。
この重錘20は、これを交換することにより、設定重量を
変更することができる。
秤量手段31〜34の側方には、駆動部としてのソレノイド
21が設けられている。このソレノイド21からはレバー22
が延出している。このレバー22は、上記回転部材17の下
方に延出しており、ソレノイド21が作動すると、レバー
22は時計方向に回転し、回転部材17の後端部を重錘20の
重さに抗して跳ね上げる。するとレール片16は下方へ回
転する(第3図鎖線参照)。すると、スライダ14はレー
ル15から脱落して、保持部材2は上記ヒンジ部12を中心
に下方へ回転し、キクPは搬出体5上に落下する。
23(23a,23b)は、保持体2の上方と下方に設けられた
検出手段としての発光素子と受光素子であり、キクの花
部Paが遮光することにより、キクPを検出する(第3図
参照)。光が花部Paに遮光されたときは、キクPは所定
長を有するものと判断され、ソレノイド21は作動しない
が、受光素子23bが受光すると、キクPは所定長を有し
ないものと判断され、受光素子23bからの信号により、
ソレノイド21が作動して、レバー22は回転部材17を跳ね
上げ、保持部材2は下方に回転して、キクPは落下す
る。第4図に示すように、上記検出手段23は、秤量手段
32〜34の側方に3個設けられている。図示するように、
検出手段23は位置をずらして設けられており、短いキク
Pから順に落下する。
第2図において、40はキクPの基端部を検出する第2の
検出手段としてのレバーである。このレバー40は、ピン
41に回転自在に軸着されており、その下端部はキクPの
搬送路上に垂下している。またピン41からは、横方向に
回転杆42が延出しており、その先端部には近接スイッチ
43が設けられている。
レバー40からは垂直杆46が延出しており、その先端部に
はカムフォロア45が軸着されている。44はカムである。
カム44が図示しないモータに駆動されて回転すると、レ
バー40や回転杆42は揺動する。このカム44の回転は、上
記保持体2の搬送に連動しており、スライダ14がレール
片15上に乗り移ったときに、レバー40は反時計方向に揺
動し、回転杆42の先端部は近接スイッチ43に近接する。
ここで、キクPが所定長以上の長さを有するときは、キ
クPの基端部はレバー40に当たり、レバー40を時計方向
に回転させ、回転機42は近接スイッチ43から離れる。す
るとソレノイド21は作動せず、レール片16は補完位置を
保持して、キクPはそのまま下流へ搬送される。またキ
クPが短く、その基端部がレバー40に当たらないとき
は、回転杆42は近接スイッチ43に対する接近位置を保持
し、近接スイッチ43からの信号により、ソレノイド21は
作動して、レバー22は回転部材17を跳ね上げ、キクPは
保持体から落下する。すなわちこのレバー40や近接スイ
ッチ43等は、規格最底長を有しない過短なキクPを、秤
量手段32〜34や検出手段23a,23bにより選別するに先立
って検出し、予め除去するためのものである。47はソレ
ノイド21や近接スイッチ43を電気的に制御するための制
御手段である。
この選別機は上記のような構成により成り、重量選別す
るときは、ソレノイド21の電源を切るなどして、ソレノ
イド21が作動しないようにし、且つ各々の秤量手段31〜
34に所定重量の重錘20を装着して、キクPを搬送しなが
ら重量選別する。この場合、レバー40により、規格最底
長を有しない過短なキクPは、予め落下させて除去して
もよく、あるいは、レバー40が作動しないようにして、
このような過短なキクPの落下除去は必ずしも行わなく
てもよい。
また長さ選別するときは、各秤量手段31〜34の重錘20を
重くして、スライダ14を介して受けるキクPの荷重によ
っては、レール片16が下降しないようにし、検出手段23
a,23bからの信号により、ソレノイド21を作動させ、回
転部材17をレバー22により跳ね上げて、長さ選別する。
このように本手段によれば、キクPの重量選別と長さ選
別を併せて選択的に行うことができる。
上記実施例は、キクを選別する場合を例にとって説明し
たが、本考案はキク以外にも、バラカーネーション等の
花卉、あるいはゴボウなどの棒状農産物の選別に適用で
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、棒状農産物の重量
選別と長さ選別を選択的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は選別
機の側面図、第2図は要部斜視図、第3図は要部正面
図、第4図は部分平面図である。 1……無端コンベヤ 2……保持体 14……スライダ 15……レール 16……レール体 17……回転部材 20……重錘 21……駆動部 23……検出手段 31,32……秤量手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端コンベヤと、この無端コンベヤに回転
    自在に装着された棒状農産物の保持体と、この無端コン
    ベヤと平行に配設されて、この保持体側から延出するス
    ライダを摺動案内するレールと、この無端コンベヤの走
    送路に設けられた秤量手段とを備え、この秤量手段が上
    記レールに部分的に切除された切除部を補完するレール
    片と、このレール片から延出する回転部材と、この回転
    部材に装着される重錘とから成る棒状農産物の選別機に
    おいて、 上記無端コンベヤの走行路に、上記棒状農産物の長さを
    検出する検出手段を設けるとともに、この検出手段から
    送られた信号により作動して、上記回転部材を動力によ
    り回転させる駆動手段を設け、上記秤量手段による重量
    選別と上記検出手段による長さ選別を選択的に行うよう
    にしたことを特徴とする棒状農産物の選別機。
  2. 【請求項2】上記駆動手段が、上記回転部材を上記重錘
    の重さに抗して回転させるレバーと、このレバーの回転
    を駆動する駆動部とから成ることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の棒状農産物の選別機。
JP1990094339U 1990-09-08 1990-09-08 棒状農産物の選別機 Expired - Lifetime JPH0737744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990094339U JPH0737744Y2 (ja) 1990-09-08 1990-09-08 棒状農産物の選別機

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JP1990094339U JPH0737744Y2 (ja) 1990-09-08 1990-09-08 棒状農産物の選別機

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Publication Number Publication Date
JPH0453481U JPH0453481U (ja) 1992-05-07
JPH0737744Y2 true JPH0737744Y2 (ja) 1995-08-30

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JP1990094339U Expired - Lifetime JPH0737744Y2 (ja) 1990-09-08 1990-09-08 棒状農産物の選別機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07317889A (ja) 1994-05-31 1995-12-08 Tokai Rika Co Ltd ジグザグ式シフトレバーの照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356304Y2 (ja) * 1987-10-22 1991-12-17

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JPH0453481U (ja) 1992-05-07

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