JPH0356304Y2 - - Google Patents

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JPH0356304Y2
JPH0356304Y2 JP1987161757U JP16175787U JPH0356304Y2 JP H0356304 Y2 JPH0356304 Y2 JP H0356304Y2 JP 1987161757 U JP1987161757 U JP 1987161757U JP 16175787 U JP16175787 U JP 16175787U JP H0356304 Y2 JPH0356304 Y2 JP H0356304Y2
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flower
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は選花機に係り、花卉を秤量選別するの
に先立ち、設定寸法以下の寸足らずの花卉を予め
選別除外するための手段に関する。
(従来の技術) リンゴやミカンやジヤガイモ等の塊状農産物の
選別機として、農産物を搬送担体に載せて搬送し
ながら、そのまま計量手段により重量別に選別す
るものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、菊等の花卉は一般に重量の重いもの
程良品であり、出荷に先立ち、重量選別が行われ
る。そこで上記塊状農産物の重量選別機を応用
し、花卉の重量選別機を構成することが考えられ
る。ところが花卉の場合、所定の重量を有してい
ても、長さが設定寸法よりも短い場合は必ずしも
良品とはならず、この寸足らずの花卉は、別途選
別しなければならない場合がある。
そこで本考案は、寸足らずの花卉を選別除外で
きる手段を有する花卉の選別機を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、左右一対の無端回動チエ
ン1,1と、これらの無端回動チエン1,1の間
に回転自在に架設された回転棒18と、この回転
棒18に並設されて花卉24を横架して支持する
支持アーム3と、上記無端回動チエン1,1と平
行に配設されて、上記回転棒18側から突出する
スライダ21を摺動案内するガイドレール22
と、上記支持アーム3に横架された花卉24の重
量を秤量する秤量機32とから成る選花機であつ
て、 この秤量機32の手前側にあつて、上記ガイド
レール22に形成された切欠部36を補完する補
完位置と補完しない非補完位置に作動する補完体
91を備えた補完装置9と、上記無端回動チエン
1,1の始端部側の一側部に配設されて、上記無
端回動チエン1,1により搬送される設定寸法以
上の長さを有する花卉24の基端部に当つて揺動
するレバー4と、このレバー4の揺動を上記補完
装置9に伝達して、上記補完体91を上記補完位
置に位置させる伝動装置35とを備えたものであ
る。
(作用) 上記構成において、花卉24は、支持アーム3
に横架されて、無端回動チエン1,1により搬送
される。そして花卉24が設定寸法以上の長さを
有する場合は、この茎の基端部はレバー4に当た
つてレバー4を揺動させ、伝動装置35はこのレ
バー4の揺動を補完装置9に伝達する。すると補
完装置9が駆動し、補完体91を切欠部36の補
完位置に作動させるので、花卉24は、そのまま
無端回動チエン1,1に搬送されて秤量機32に
より選別される。また花卉24の長さが設定寸法
より短いと、補完体91を補完位置から非補完位
置へ退去させて花卉24を落下させる。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第5図は選花機の平面図、第1図は部分斜視図
であつて、1は左右一対の無端回動チエンであ
り、駆動スプロケツト15,15に調帯されてい
る。これらの無端回動チエン1,1の間には、ピ
ツチをおいて多数本の棒状支持部材16が架設さ
れ、この支持部材16の両端部に立設された支持
部17に、回転棒18が回転自在に軸支され、こ
の回転棒18に、花卉24を横架して支持する支
持アーム3が複数本並設されており、無端回動チ
エン1,1に搬送されて支持アーム3は搬送路を
循環する。
第1図に示すように、支持アーム3の先端部は
ビス19により上記回転棒18に取着されてお
り、この取着部分から後方(搬送方向と逆方向)
へ略V字形に屈曲されている。花卉24の茎は、
略V字形凹入部を構成する下り勾配3aと上り勾
配3bの最深部3cに、がたつかないように位置
決めされる。22は上記無端回動チエン1,1と
平行に配設されて、支持フレーム14に取り付け
られたガイドレールであつて、上記回転棒18の
一端部に装着された略長板状の平板20の隅部か
ら突出するスライダ21を摺動案内するものであ
る。
第5図において、32は搬送路の側方にピツチ
をおいて複数個配設された秤量機であつて、重錘
33により上記支持アーム3に横架された花卉2
4の重量を秤量するものである。9はこの秤量機
32の手前側に配設された補完装置であり、上記
ガイドレール22に形成された切欠部36を補完
する補完位置と補完しない非補完位置に作動する
補完体91を備えたものである(第1図も併せて
参照)。この補完体91は、細杆を略フの字形に
屈曲させて形成されており、その先端部91aは
上記切欠部36を補完する補完部となり、また後
端部91bは伝動装置35(後述)に連結されて
いる。92は支点部である。31は搬送路の側部
に配設されたカツターであり、支持アーム3に横
架されて搬送された花卉24の茎の基端部を切断
して、花卉24の長さを揃えるものである(第6
図も併せて参照)。
第1図において、2は搬送路の始端部側の上方
に回転自在に架設された回転杆である。4はこの
回転杆2の一側部に、上記支持アーム3の外側に
垂下するように配設されたレバーであり、上記無
端回動チエン1,1により搬送される設定寸法以
上の長さを有する花卉24の基端部に当たつて揺
動するものである。5は上記回転杆2の他側部に
貫設された吊材であり、その先端部には垂杆7が
揺動自在に吊着され、後端部には垂杆7等の重量
に対する平衡錘8が装着されている。35は上記
レバー4の揺動を上記補完装置9に伝達して、補
完体91を補完位置若しくは非補完位置に位置さ
せる伝動装置であり、次に第1図〜第3図を参照
しながら、その詳細な説明を行う。
15′は上記スプロケツト15の回転軸、25,
25′は傘歯車、27はこの傘歯車25′の回転軸
26に装着された端面カムである。これらの回転
軸15′と回転軸26は直交して配設されており、
スプロケツト15の回転は傘歯車25,25′を
介して端面カム27に伝達される。28は揺動レ
バーであり、その上端部には水平方向に往復動す
る揺動杆11が取着されている。29はこの揺動
レバー28の中央部に取着されたカムフオロアで
あり、一端部を支持フレーム14に固着されたコ
イルばね30のばね力により、上記端面カム27
に押接されている。10は略L字形の揺動部材で
あつて、その下端部は上記補完体91の後端部9
1bに連結された連結杆23に結合されている。
また上記垂杆7のU字状下端部13は、上記揺動
杆11と揺動部材10の間に介装されている。
上記構成において、支持アーム3に横架されて
搬送される花卉24の長さが設定寸法以上の長さ
を有していると、その茎の基端部はレバー4に当
たつてレバー4はイ方向に揺動する。すると回転
杆2はロ方向に回転し、吊材5を介して垂杆7は
ハ方向に上昇し、その下端部13は空間部12か
ら離脱する(第2図参照)。一方支持アーム3の
一ピツチ送りと同期して、端面カム27が回転
し、そのカム部27aがカムフオロア29を押圧
すると、揺動レバー28はニ方向に揺動し、揺動
杆11は搬送方向に突出するが、上記のように垂
杆7の下端部13は空間部12から離脱してお
り、揺動杆11はこの垂杆7の下端部13を介し
て揺動部材10を押圧できないので、揺動部材1
0は揺動できず、したがつて上記補完体91は補
完位置に停止したままの状態になる(第4図実線
位置)。
また支持アーム3に横架されて搬送される花卉
24の長さが、設定寸法より短いと、花卉24の
茎の基端部はレバー4に当たらないので、レバー
4は揺動せず、したがつて回転杆2は回転せず、
垂杆7の下端部13は空間部12に位置したまま
である(第3図実線位置)。この時上記のように
支持アーム3の一ピツチ送りと同期して回転する
端面カム27のカム部27aがカムフオロア29
を押圧し、揺動レバー28の揺動に伴つて揺動杆
11は揺動部材10側へ突出する。すると揺動杆
11は垂杆7の下端部13を介して揺動部材10
を押圧し、揺動部材10はホ方向に揺動して連結
部材23は上昇する(同図鎖線位置)。そしてこ
の連結部材23は補完体91の後端部91bを押
し上げるので、補完体91は回転し、切欠部36
における補完位置(第4図実線位置)から非補完
位置(同図鎖線位置)へ作動する。
この選花機は上記のような構成より成り、次に
全体の動作を簡単に説明する。
花卉24は、各支持アーム3に1本ずつ供給さ
れ、凹入部3a,3bの最深部3cに正しく位置
決めされる。そしてこれらの支持アーム3は無端
回動チエン1,1によつて搬送され、花卉24が
設定寸法以上の長さを有している場合は、この茎
の基端部はレバー4に当たつてレバー4はイ方向
に揺動する。すると回転杆2はロ方向に回転して
垂杆7はハ方向に上昇し、その下端部13は空間
部12から離脱するので、駆動スプロケツト15
の回転に伴つてニ方向に揺動する揺動杆11は、
このレバー4の揺動を補完装置9に伝達できず、
したがつて補完体91の補完部91aは補完位置
に停止したままになる。この状態でスライダ14
はガイドレール22から補完体91の補完部91
aに移乗し、花卉24は、そのまま無端回動チエ
ン1,1によりカツター31へ搬送される。そし
てカツター31により茎の基端部が切断されて花
卉24の長さは揃えられ、秤量機32により秤量
選別される。
また花卉24の長さが設定寸法より短いと、こ
の茎の基端部はレバー4に当たらないのでレバー
4は揺動せず、垂杆7の下端部13は空間部12
に位置したままになる。このため駆動スプロケツ
ト15の回転に伴う揺動杆11のニ方向への揺動
は、下端部13及び揺動部材10を介して補完装
置9に伝達され、補完体91の補完部91aを補
完位置から非補完位置へ作動させる。そのためス
ライダ21はガイドレール22から補完部91a
へ移乗できず、支持アーム3は下方へ回転し、こ
れに横架された花卉24は落下する。
このように本装置のよれば、設定寸法以下の寸
足らずの花卉24は、秤量機32に送られずにそ
の前にラインから除去され、選別対象となる設定
寸法を有する花卉24だけが秤量機32に送られ
て選別される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、秤量機32の手
前側にあつて、ガイドレール22に形成された切
欠部36を補完する補完位置と補完しない非補完
位置に作動する補完体91を備えた補完装置と、
無端回動チエン1,1の始端部側の一側部に配設
されて、無端回動チエン1,1により搬送される
設定寸法以上の長さを有する花卉24の基端部に
当たつて揺動するレバー4と、このレバー4の揺
動を補完装置9に伝達して、補完体91を補完位
置に位置させる伝動装置35とを備えているの
で、花卉24を秤量機32により選別する前に、
予め設定寸法以下の寸足らずの花卉24を秤量機
32による選別対象外として除去し、設定寸法以
上の長さを有する花卉24のみを秤量機32へ搬
送して選別できる。
また選花機に供給される花卉の中に短尺物が混
ざつている場合、予め自動的にこれを選別除外し
て、設定寸法を有する花卉のみを重量選別できる
ので、重量選別精度を向上させることができるだ
けでなく、短尺物を手で選別する必要がなくなる
ので労力を軽減し、作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は選花機の部分斜視図、第2図及び第3図は部
分側面図、第4図は補完装置の側面図、第5図は
選花機の平面図、第6図は部分側面図である。 1……無端回動チエン、3……支持アーム、4
……レバー、9……補完装置、18……回転棒、
21……スタイダ、22……ガイドレール、24
……花卉、32……秤量機、35……伝動装置、
36……切欠部、91……補完体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右一対の無端回動チエンと、これらの無端回
    動チエンの間に回転自在に架設された回転棒と、
    この回転棒に並設されて花卉を横架して支持する
    支持アームと、上記無端回動チエンと平行に配設
    されて、上記回転棒側から突出するスライダを摺
    動案内するガイドレールと、上記支持アームに横
    架された花卉の重量を秤量する秤量機とから成る
    選花機であつて、 この秤量機の手前側にあつて、上記ガイドレー
    ルに形成された切欠部を補完する補完位置と補完
    しない非補完位置に作動する補完体を備えた補完
    装置と、上記無端回動チエンの始端部側の一側部
    に配設されて、上記無端回動チエンにより搬送さ
    れる設定寸法以上の長さを有する花卉の基端部に
    当たつて揺動するレバーと、このレバーの揺動を
    上記補完装置に伝達して、上記補完体を上記補完
    位置に位置させる伝動装置とを備えていることを
    特徴とする選花機。
JP1987161757U 1987-10-22 1987-10-22 Expired JPH0356304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987161757U JPH0356304Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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JP1987161757U JPH0356304Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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Publication Number Publication Date
JPH0169689U JPH0169689U (ja) 1989-05-09
JPH0356304Y2 true JPH0356304Y2 (ja) 1991-12-17

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ID=31444979

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630739B2 (ja) * 1988-06-20 1994-04-27 有限会社武藤選果機製作所 長物農産物の選別機
JPH0737744Y2 (ja) * 1990-09-08 1995-08-30 有限会社武藤選果機製作所 棒状農産物の選別機
JPH0730141Y2 (ja) * 1990-11-19 1995-07-12 シンワ株式会社 生花選別装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61171576A (ja) * 1985-01-24 1986-08-02 山地 忠幸 選別機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61171576A (ja) * 1985-01-24 1986-08-02 山地 忠幸 選別機

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JPH0169689U (ja) 1989-05-09

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