JP3330567B2 - 物品の集積方法およびその装置ならびに物品分別装置 - Google Patents

物品の集積方法およびその装置ならびに物品分別装置

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JP3330567B2 JP22231499A JP22231499A JP3330567B2 JP 3330567 B2 JP3330567 B2 JP 3330567B2 JP 22231499 A JP22231499 A JP 22231499A JP 22231499 A JP22231499 A JP 22231499A JP 3330567 B2 JP3330567 B2 JP 3330567B2
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幸稔 今村
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沖縄県花卉園芸農業協同組合
有限会社今村機械
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の集積方法お
よび物品の集積装置ならびに該集積装置を含む物品分別
装置に関し、特に、分別ラインから落下移送された比較
的長尺の物品を予定数毎にまとめて集積するのに好適な
物品の集積方法および集積装置ならびに該集積装置を含
む物品分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベア装置で被処理物品を搬送しなが
ら流れ作業式に物品を処理し、この物品を重量や形状等
の基準に従って分別することはあらゆる産業分野で行わ
れており、花卉、野菜、および食品等の処理分野でも例
外ではない。例えば、本出願人は、菊等の花卉を予定長
に切断した後に根元部の葉を落とし、この花卉を重量計
へ連続的に供給して計量し、分別する装置を提案してい
る(実用新案登録第3052173号)。
【0003】図10は、前記登録実用新案に係る花卉の
搬送・分別装置の要部側面図である。同図において、搬
送路に含まれるガイドレール33aには、図示しない上
流側搬送路から計量済みの花卉77が移送される。前記
ガイドレール33aを含む搬送路の上方には循環式コン
ベア30が設けられている。循環式コンベア30は1対
のスプロケット31a,31bによって矢印H方向に駆
動され、その上に予定間隔で搬送送り棒35が植立され
ている。搬送送り棒35はガイドレール33a上の花卉
77に上流から係合し、ガイドレール33aの上面に沿
って花卉77を下流に向かって滑走移動させる。ガイド
レール33aの下流には、第2、第3……のガイドレー
ル33b、33c……が前記ガイドレール33aと一連
に設置され、これらガイドレールの間には不連続部34
a、34b……が設けられる。
【0004】前記不連続部34a、34bには、これら
を補完して花卉77の通過を円滑にするための補完レー
ル36a、36bが、ガイドレール33a、33b、3
3cとほぼ同一面内にそれぞれ配置される(図の輻輳化
を避けその形状を明瞭に表すため下方にずらして描いて
いる)。補完レールの各端部と対向するガイドレールの
各端部とは、両者が互いに併走するような寸法に設定さ
れ、かつ両者共に上流及び下流側端部が下方に湾曲し、
側面から見て、互いに重なり合う部分を有する。
【0005】各補完レール36a、36bはリレー(プ
ランジャ)装置38a、38bで上方へ駆動され、花卉
77の搬送路から退避されることができる。補完レール
が退避されると、ガイドレール33a、33b上を移送
されてきた花卉77はその不連続部で下方に落下する。
計測された花卉77の重量に従って、ある所定の重量範
囲のもののみが特定の不連続部で落下するように複数の
リレー装置のうちどれをどのタイミングで駆動するかを
制御すれば、つぎつぎに搬送される花卉77を重量別に
自動分別することができる。このような制御手段として
は、例えば本出願人の出願に係る装置(特開平10−8
9928号公報参照)における太さ信号の代わりに、計
量された花卉の重量を表す電気的信号を用いるように変
更したものを採用することができる。不連続部の下方に
はそれぞれ落下した花卉77を受ける箱を置き、分別さ
れた状態の花卉77を収集する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記搬送および分別装
置では、分別された花卉は各補完レール下方に設置され
た箱(収集箱)内に集積され、集積された花卉はさらに
予定本数(例えば10本)ずつ取り分けられて、結束
等、次の工程に移される。しかし、このような花卉の取
り分け作業は煩雑であり、作業の単純化が望まれてい
た。
【0007】本発明の目的は、上述の課題を解決し、収
集箱に集積された物品を予定数ずつ取り分ける手間を省
くことができる物品の集積方法およびその集積装置、な
らびにが集積装置を含む物品分別装置提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベアで搬
送されてきて予定位置で落下させられた長尺の物品を集
積する物品の集積方法において、落下してくる前記物品
の向きを、該物品が予定本数落下する毎にその自然落下
姿勢に対して搬送方向の上流側および下流側の少なくと
も一方へ偏倚させることにより、該物品を予定本数毎に
交差させて前記予定位置下方に集積する点に第1の特徴
がある。
【0009】また、本発明は、コンベアで搬送されてき
た長尺の物品を落下させる予定位置の下方で、その搬送
方向に直交する方向の両端近傍のうち少なくとも一方に
設けられ、落下してくる前記物品の端部近傍に、その上
端部分が係合して該物品を振分けるよう配置された案内
部材と、前記物品の向きをその自然落下姿勢に対して搬
送方向の上流側および下流側の少なくとも一方へ偏倚さ
せるため、前記案内部材および前記物品の係合角度を順
に切換える駆動手段とを具備した点に第2の特徴があ
る。
【0010】上記第1の特徴によれば、搬送されてきて
予定位置で落下された物品は、予定本数毎に方向を変え
て、互いに予定本数毎に交差するようにして所定の集積
場所に集積される。また、第2の特徴によれば、落下し
てくる物品の端部近傍に当接するように配された案内部
材で前記物品の端部が搬送方向上下流に交互に指向され
る。したがって、落下した物品は交互にその集積方向が
変化し、集積された物品をその集積方向によって分別す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図を参照して本発明の一実施形態
を詳細に説明する。図4は本発明の一実施形態に係る搬
送装置の上流側に設置される上流側計量搬送装置の一例
の要部側面図である。少なくとも左右1対のチェーン式
供給コンベアすなわち上流側搬送手段10Aはスプロケ
ット11によってほぼ鉛直面内で矢印Fの方向に駆動さ
れ、その上になるべくは一定の予定間隔で花卉77の供
給送り棒13が設けられる。供給ガイドレール16は、
最上流の供給台(図示せず)から供給される花卉77を
横臥状態で電子秤等の重量計20に向かって搬送するた
めの案内部材であり、コンベア10Aの移動方向と平行
に、かつその移動面よりもやや高い位置に、少なくとも
2本(なるべくは、3本以上が望ましい)設けられる。
【0012】したがって、花卉77は、供給方向Fとほ
ぼ直交する姿勢で、すなわち紙面に対して垂直な姿勢で
供給ガイドレール16上を摺動しながら供給送り棒13
によって下流側へ移送される。ガイドレール16の最下
流端には、搬送されてきた花卉77を一時的に保持する
花卉受け部16Aが形成される。図示したように、花卉
受け部16Aは、送り棒13から外れた花卉77が滑落
するよう上流側から下向きに傾斜されたガイドレール1
6を上向きに反転させた谷部によって形成されている。
【0013】供給コンベアの下流端には重量計20を含
む計量部40が配置され、この計量部40には、被計量
物供給、除去装置として機能する間欠移送装置50が含
まれる。つぎに前記間欠移送装置すなわち被計量物供
給、除去装置50を説明する。なお、この間欠移送装置
の詳細については、実用新案登録第3052173号の
明細書に記載されているので、ここに援用して統合す
る。
【0014】互いに平行で、搬送方向には予定距離隔離
され、かつ前記搬送方向に直交する偏心回転軸51A、
51Bを有する1対の駆動輪52A、52Bの周囲には
それぞれ、従動輪53A、53Bが回動自在に係合され
る(以後、これらを総称するときは添字A、Bを省略す
ることがある)。1対の従動輪53A、53Bの外周上
方には、花卉77などの被計量物を前記花卉受け部16
Aから重量計20の荷重受部材21上へ、そこからさら
に下流側の搬送手段(これについては後述する)の上流
端近傍に設置された花卉供給台100上の計量済み花卉
受け部33Eへ移送するための移送腕56が、適当な支
持腕を介して、または介さずに固定的に取り付けられ
る。重量計20には、その計測結果に基づいて後述の回
転扉12a等の開閉制御を行うアクチュエータ制御回路
45が接続されている。
【0015】移送腕56には、花卉を保持するための3
個の支持用凹部56a、56b、56cが予定間隔をお
いて形成される。1対の駆動輪52が矢印Kの方向に同
期回転されると、前記凹部56a、56b、56cはそ
れぞれ点線で示したような円周軌跡に沿って同時に移動
する。
【0016】したがって、花卉受け部16Aにあった花
卉は重量計の荷重受部材21へ、そこからさらに計量済
み花卉受け部33Eへ、そしてさらに下流側の搬送手段
の搬送支持腕(後述する)との係合開始点よりも下流側
の位置へ順に間欠移送され、最後に前記搬送支持腕によ
って後続の分別部へ搬送される。
【0017】次に、下流側搬送装置を説明する。図1は
下流側搬送装置の要部側面図、図2は同平面図である。
循環式のコンベア1は矢印R方向に回転する1対のスプ
ロケット1a、1bによって矢印H方向に駆動される。
コンベア1は複数(この例では3本)のチェーンの列で
あり、各チェーンの列にはブラケット3が前記矢印Hの
方向に予定間隔で結合され、さらに、それぞれのブラケ
ット3には各チェーンの列に直交するよう回転軸4が回
転自在に支持されている。各回転軸4には、花卉77を
搬送するための搬送支持腕5が複数本(この例では5
本)固定されている。この搬送支持腕5は、前記間欠移
送装置によって花卉供給台100に移送された花卉77
の茎に係合してこれを保持できるよう屈曲部を有する鉤
形に形成されている。
【0018】回転軸4の一端には該回転軸4に直角に延
びる案内腕6が固定され、さらにこの案内腕6の先端つ
まり前方端には回転軸4と平行に、該案内腕6の板厚方
向両側に突き出したローラ軸7が設けられている。ロー
ラ軸7の一端にはローラ8が回転自在に設けられ、他端
には重錘9が固定されている。
【0019】ブラケット3には、コンベア1にほぼ垂直
に伸びた落下案内棒10がそれぞれ結合されている。こ
の落下案内棒10は搬送支持腕5で搬送された花卉77
を分別のために落下させたときに所定の位置に花卉77
が収納されるよう落下方向を定めるとともに、落下姿勢
を水平に維持する機能を有する。
【0020】図3は前記ブラケット3の周辺の拡大図で
ある。チェーンつまりコンベア1には矩形のブラケット
3がピン3aで固定されていて、このブラケット3に支
持されている回転軸4にはボルト5aによってハブ5b
が固定されており、このハブ5bから搬送支持腕5が伸
びている。また、落下案内棒10は矩形状のブラケット
3の一辺に溶接等で結合されている。この構成により、
落下案内棒10はコンベア1に対して位置関係が固定さ
れているのに対し、搬送支持腕5は回転軸4とともに回
動できる。
【0021】再び、図1,図3に戻り、コンベア1の周
囲には回転軸4を中心とするローラ8の回動(旋回)を
規制して前記搬送支持腕5の位置(姿勢)を決定するた
めのガイドレール11a,11b,11cが、コンベア
1の周回方向に沿って設けられている。搬送ガイドレー
ル11aはコンベア1の下側に位置されていて、ローラ
8と係合することにより、下流側へ移動する前記搬送支
持腕5を花卉77の支持姿勢に保つとともに、指定され
た後述の落し穴位置でローラ8との係合を外して花卉7
7を重量別に分別するために設けられる。戻りガイドレ
ール11b,11cはコンベア1の上側に位置されてい
て、花卉77を分別し終わった後の戻り行程でローラ8
と係合し、搬送支持腕5を搬送ガイドレール11aの上
流側端部まで案内するために設けられる。
【0022】搬送ガイドレール11aおよび戻りガイド
レール11cは上流側スプロケット1a側で互いに重な
り合う湾曲部を有していて、戻りガイドレール11cの
湾曲部が搬送ガイドレール11aの内周側に入り込むよ
うに、それぞれの湾曲部の曲率が決定されている。下流
側スプロケット1b側に設けられた円弧状の戻りガイド
レール11bは搬送ガイドレール11aおよび戻りガイ
ドレール11cの直線端部を覆うように設けられてい
る。
【0023】搬送ガイドレール11aには回転扉12
a,12b,12cで塞がれた落し穴が設けられてい
る。以下、これら回転扉を共通的に示す場合は、符号1
2で代表する。この落し穴は、ローラ8をガイドレール
11aから脱落させることによって花卉77を分別階級
としての重量階級別に分別するためのものであり、各重
量階級に対応して設けられている。アクチュエータ制御
回路45(図4)は重量計20での花卉の計量結果に基
づいて回転扉12を回動し、落し穴を開放する。例え
ば、重量計20による計量結果を入力されるアクチュエ
ータ制御回路45は、入力された計量結果に基づいて当
該花卉がどの重量階級に属するかを判別し、重量階級毎
の予定時間経過後にソレノイド等のアクチュエータ手段
に開放指令を供給する。この予定時間は重量計20で計
量された花卉が、重量計20から重量階級に対応した回
転扉12に至るまでの時間(到達時間)に基づき、少な
くともこの到達時間以下に設定するのがよい。前記開放
指令に応答して、回転扉12は図示しないソレノイド等
のアクチュエータ手段によって下方に垂れ下がるように
開放される。
【0024】開放指令に応答して回転扉12が駆動され
て落し穴が開放されると、後述のようにローラ8が該落
し穴から落下して花卉77が落下する。こうして、ロー
ラ8が落下したならば、後続の花卉77の分別のために
回転扉12は落し穴を塞いだリセット状態に戻される。
回転扉12は、ヒンジを枢軸にして下方に垂れ下がるの
に限らず、水平方向つまり搬送ガイドレール11aと平
行な面内で旋回ないし直動するものであってもよい。
【0025】つぎつぎに搬送される花卉77を重量別に
自動分別する前記アクチュエータ制御装置45として
は、例えば本出願人の出願に係る装置(特開平10−8
9928号公報参照)における太さ信号の代わりに、計
量された花卉の重量を表す電気的信号を用いるよう変更
したものを採用することができる。
【0026】落し穴の開放により搬送ガイドレール11
a上を転動するローラ8が搬送ガイドレール11aから
落ちて外れ、このローラ8と連結されている搬送支持腕
5は図の時計方向に回動する。このように、前記重錘9
は、回転扉12が開放されてローラ8がガイドレール1
1aによる支えを失ったときに搬送支持腕5から花卉7
7が落ちるよう回転軸4を回動付勢する機能を果たせば
よい。したがって、重錘9の取付け位置や形状はこの機
能を果たすよう任意に変形可能である。例えば、回転軸
4上において、ローラ8の設置側とは反対側端部に前記
案内腕6とは別個に腕を設け、この腕に重錘を取付けて
もよい。また、ガイドレールとの摺動性を確保できるよ
う案内腕6の先端を円弧状に形成しておくことにより前
記ローラ8を省略してもよいし、案内腕6自体の形状を
変形する(重心の位置を先端寄りに偏倚させる)とか、
ローラ8を大きくして重錘9の機能を持たせるとかして
もよい。
【0027】さらに、ローラ8と重錘9とが双方とも回
転軸4に対してコンベアの循環方向に先行するよう案内
腕6を設ける必要は必ずしもない。図6は案内腕6の変
形例を示す拡大図であり、図1と同符号は同一または同
等部分を示す。案内腕6Aは回転軸4に対してコンベア
の循環方向の前後に張出していて、重錘9は図1等の例
と同様、回転軸4に対して循環方向に先行して設けられ
ているが、ローラ8は案内腕6Aの前記重錘9の取付け
側とは反対側の端部に取付けられている。そして、該ロ
ーラ8は下側から搬送ガイドレール11aに当接してい
る。したがって、この場合には前記回転扉12は上方に
開くように設定される。
【0028】前記落し穴つまり回転扉12のほぼ直下に
は花卉77の収集箱17が設けられる。この収集箱17
と前記落し穴との間には軸14を中心に揺動する振分け
部材15A,15Bが設けられていて、該振分け部材1
5A,15Bの揺動に従って落下する花卉77の向きが
規制される。収集箱17内の、軸14の略直下にあっ
て、該軸14の長手方向の少なくとも一端つまり該収集
箱17に集積された花卉77の花弁側および根元側の少
なくとも一方側の底部には仕切り棒22が略垂直に植立
されている。
【0029】図7は前記振分け部材の斜視図である。同
図において、前記コンベア1を支持するフレームの側板
18,19によって振分け部材15A,15Bの駆動軸
23が回転自在に支持されており、この駆動軸23は図
示しないモータ等の駆動源に連結されている。さらに、
側板18には従動軸14Aが設けられ、側板19には従
動軸14Bおよび14Cが回転自在に支持されている。
なお、軸14A,14Bは図1の軸14に相当する。
【0030】駆動軸23には駆動輪(スプロケット)2
4,25が固定され、従動軸14A,14B,14Cに
は従動輪26,27,28が固定されている。駆動輪2
4と従動輪26との間にはチェーン29が掛けられ、駆
動輪25と従動輪28との間にはチェーン30が掛けら
れている。従動輪27はチェーン30に対して張車のよ
うに外周から係合している。従動輪26,27は互いに
共通の駆動軸23で駆動されるので、駆動軸23の回転
により互いに反対方向に回動する。ここでは、駆動軸2
3は、予定の角度範囲で反転するよう駆動源で駆動され
るので、従動輪26,27も駆動輪24,25の反転に
応じて反転する。
【0031】従動軸14A,14Bには、振分け部材1
5A,15Bがそれぞれ取付けられている。振分け部材
15A,15Bは従動軸14A,14Bの軸方向および
回転方向での位置を調節できるよう該従動軸14A,1
4Bに摺動・回動自在なスリーブ31,32を介して取
付けられる。なお、所望位置に調節した後はボルト等図
示しない締結手段でスリーブ31,32を従動軸14
A,14Bにそれぞれ固定して位置を固定するのはもち
ろんである。このように、振分け部材15A,15B
は、それぞれが前記落し穴から落下する花卉77の花弁
側および根元側にそれぞれ対応するよう位置決めされ、
搬送経路の幅方向つまり前記回転軸4の軸方向に互いに
分離して配置される。
【0032】振分け部材15A,15Bは、前記従動軸
14A,14Bの反転動作により、該従動軸14A,1
4Bを含む鉛直面を境にして互いが同一角度で反対側に
傾動するような位置関係に設定されて取付けられる。す
なわち、振分け部材15A,15Bは、その一方が搬送
方向上流側に傾いていれば、他方はその反対側つまり下
流側に傾き、その一方が搬送方向下流側に傾いていれ
ば、他方はその反対側つまり上流側に傾いているように
揺動される。
【0033】これらの傾きに応じて、そのときに落下し
た花卉77の、収集箱17内での横臥方向が決定され
る。例えば、花卉77が予定本数落下する毎に振分け部
材15A,15Bを揺動することにより、この予定本数
毎に花卉77の横臥方向が変化し、予定本数毎にまとま
った花卉77(花卉群)が互いに交差して集積される。
したがって、同一横臥方向の花卉群を他から分別して容
易に取り分けることができる。
【0034】図8は振分けられて収集箱17に集積され
た花卉77の向きを示す平面図である。先に落下した花
卉77の群77Aは花弁側つまり頭部を搬送方向Hに振
って集積されており、後から落下した花卉77の群77
Bは、その花弁側を搬送方向Hと反対側つまり上流側に
振って集積されている。このように、ガイドレール11
aから落下した花卉77は、収集箱17内で、上面から
見てX字状に振分けて集積される。前記仕切り棒22
は、収集箱17内に積み重ねられた花卉77が崩れて予
定本数毎のまとまりが乱れてしまわないよう、花弁側お
よび根元側の少なくとも一方において、X字状に重ねら
れた花卉群77A,77Bの境に設置される。この仕切
り棒22によって、X字状の集積形態が維持され、振分
けられた花卉77を取り分ける作業が容易になる。な
お、仕切り棒22は、収集箱17に固定することなく、
必要に応じて花卉77の取り出し時には取り外しができ
るよう、脱着自在としておくのが好ましい。
【0035】こうして、振分け部材15A,15Bによ
って、落下する花卉77の姿勢や向きを決定することが
できるので、この振分け部材15A,15Bを使用する
際には、前記落下案内棒10を省略することができる。
【0036】花卉群の分離部材としての仕切り棒22
は、棒状のものに限らず、板状であってもよく、図7に
示したようなチェーン33であってもよい。チェーン3
3は従動軸14Aから収集箱17の底面に向けて吊り下
げることができる。チェーン33は、ひも、ロープ等、
他の可撓長尺部材であってもよい。要は、振分け部材1
5A,15Bで2方向に振分けられた花卉群の境を容易
に判別できるよう仕切ることができればよい。
【0037】また、落下する花卉77を花弁側および根
元側の双方を案内して花卉77を振分けるようにした
が、振分け部材15A,15Bのうち一方を省略して、
例えば花卉77の花弁側のみを案内して振分けてもよ
い。
【0038】なお、振分け部材15A,15Bは棒状の
ものに限らず板状に形成してもよいし、枢軸の周りに回
動するものに限らない。図9は振分け部材を花卉の搬送
方向に沿って直線的に往復動させるようにした例を示す
要部側面図である。同図において、振分け部材15は搬
送方向Hを含む鉛直面への投影形状が、図示のような山
形に形成された棒状または板状体である。この振分け部
材15は、前記コンベア1を含む搬送装置の外部フレー
ムに対し、図示しない支持手段により、搬送方向Hに沿
って往復動自在に支持されており、図示しない駆動手段
で往復動される。前記駆動手段は、花卉77の自然落下
軌跡Dに対して搬送方向Hの上流側および下流側に偏倚
した位置UPおよび位置DP間で振分け部材15が往復
動するようにストロークが設定される。
【0039】花卉77がガイドレール11aから予定本
数落下する毎に、振分け部材15は自然落下軌跡Dを基
準にして搬送方向Hの上流側位置UPおよび下流側位置
DPの一方から他方へ移動する。この振分け部材15の
動作に従って、落下した花卉77は矢印DDで示したよ
うに搬送方向Hの上流側および下流側に振分けられる。
振分け部材15は、図7の例のように、花卉77の両端
近傍に係合するよう搬送経路の両側に配置でき、その場
合、2つの振分け部材15は、花卉77が図8のように
交差して集積されるよう互いに相反する方向に移動させ
る。
【0040】動作時、コンベア1が駆動されると、間欠
移送装置によって花卉供給台100に移送された花卉7
7は図1の位置Aにおいて搬送支持腕5の屈曲部によっ
てすくい上げられる。ローラ8が搬送ガイドレール11
aの直線部で案内されている間、搬送支持腕5の先端部
分はほぼ水平またはやや上向きに維持されるので、搬送
支持腕5にすくい上げられた花卉77は該搬送支持腕5
上に保持されて搬送される。そして、この搬送ガイドレ
ール11aの直線部の搬送途中で、前記重量計による計
量結果に従って決定されたタイミングで前記回転扉12
が回動されて予定の落し穴が開かれる。そうすると、ロ
ーラ8は重錘9に作用する重力で落し穴に落ち、案内腕
6を介して回転軸4が回動し、搬送支持腕5が傾いて花
卉77は当該落し穴の直下に位置する収集箱17に収容
される。
【0041】こうして、重量計20で計測された花卉7
7の重量にしたがって、ある予定の重量範囲のもののみ
がある特定の落し穴つまりガイドレール11aの不連続
部で落下するように、回転扉13のアクチュエータ手段
を、計測された重量にしたがって制御すれば、つぎつぎ
に搬送される花卉77を重量別に自動分別することがで
きる。
【0042】それぞれの落し穴から落下した花卉77の
本数はアクチュエータ制御回路45に記憶されるように
しておき、この記憶情報を用いて、ある落し穴から予定
本数の花卉77が落下して収集できたかを検知すること
ができる。この検知情報を用いて、前記振分け部材15
A,15Bの傾動方向を切換えることができる。
【0043】さらに、前記検知情報を用いて、前記振分
け部材の傾動方向が予定回数切換えられた直後に、また
は収集箱に前記予定本数の丁度整数倍の花卉が収集され
たときに、搬送コンベアを自動停止させて収集花卉の処
理作業を容易にすることもできる。この場合、収集箱が
所定の位置に戻されたことに応答して、搬送コンベアを
自動的に(リミットスイッチ等を用いて)再起動するの
が望ましい。
【0044】落し穴の下方に配置されて花卉77を収集
する手段としての収集箱17は、必ずしも周囲が囲まれ
た箱に限らず、台または棚であってもよい。また、取出
しコンベア等、他の搬送手段上に花卉77を落下させる
ようにしてもよい。
【0045】以上は、本発明の一実施形態であり、本発
明はこれに限定されない。特に、コンベア1の上流側お
よび下流側に配置する搬送装置ないし処理装置は、この
コンベア1と任意に組み合わせすることが可能である。
例えば搬送支持腕5に係合させる花卉77を計量して花
卉供給台100に移送するための間欠移送装置50に代
えて、次の構成を採用することができる。図5は間欠移
送装置50の代替装置を示す概略側面図であり、図4と
同符号は同一または同等部分を示す。コンベア10Aは
一対のスプロケット11a、11bによって矢印F方向
に駆動され、その上に予定間隔で取付けられた供給送り
棒13によって被処理物である花卉77を同方向に搬送
する。花卉77は、下流側のスプロケット11bに達す
ると、重量計20の加重受部材21の上に落下され、そ
の重量が計量される。計量が済んだ花卉77は下流側の
コンベア30に予定間隔で配置された支持腕32によっ
てすくい上げられ、下流側の花卉供給台100上に移送
される。
【0046】なお、被処理物品は重量別に分別するのに
限らず、長さや太さ等の形状別に分別されるものであっ
てもよい。この場合は、重量計20に代えて長さや太さ
等の検出に適した周知のセンサ手段を用いればよいのは
もちろんである。また、被処理物品は花卉に限らず、コ
ボウや昆布等他の物品であってもよいのは当業者であれ
ば容易に理解できるものである。
【0047】搬送装置から花卉77を収集箱17に分別
して落下させる場合、上記実施形態ではローラ8をガイ
ドレール11aから外して搬送支持腕5を回動させる分
別装置を示した。しかし、分別装置はこのような形態に
限らず、種々選択して適用できる。例えば、図10に関
して従来技術として示した搬送・分別装置に適用するこ
とができる。また、重量階級に対応した重錘の作用で蓋
が閉じている落とし穴をガイドレール上に複数設けた分
別装置に適用することもできる(実公平1−9666号
公報参照)。この分別装置は、前記ガイドレールで案内
された支持腕で花卉を支持して搬送し、花卉の重量が各
重量階級に該当した場合に各落とし穴が開いて花卉が落
下するように構成されている。
【0048】本実施形態の集積装置は、コンベア1を含
む分別・搬送装置のフレーム構造を利用して、これに振
分け部材15や振分け部材15A,15Bを支持させ、
かつ駆動手段を装着することにより、既存の分別・搬送
装置に容易に追設備することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、搬送されてきて予定位
置で落下された物品は、交互に方向を変えて集積され
る。特に、物品が予定本数落下する毎に方向を変えるこ
とができるので、集積された物品をその集積方向に従っ
て取り出せば、自ずと予定本数ずつに取り分けられる。
したがって、例えば結束固定等の次の作業に容易に移る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の要部側面図である。
【図2】 図1に示した装置の要部平面図である。
【図3】 ブラケット3の周辺の要部拡大図である。
【図4】 被処理物品の移送装置の側面図である。
【図5】 被処理物品の移送装置の側面図である。
【図6】 案内腕6の変形例を示す拡大図であり
【図7】 振分け部材を含む集積装置の斜視図である。
【図8】 集積された花卉の向きを示す平面図である。
【図9】 振分け部材の変形例を示す側面図である。
【図10】 従来の搬送装置の要部側面図である。
【符号の説明】
1…コンベア、 3…ブラケット、 4…回転軸、 5
…搬送支持腕、 6…案内腕、 7…ローラ軸、 8…
ローラ、 9…重錘、 10…落下案内棒、11a…搬
送ガイドレール、 11c…戻しガイドレール、 12
a,12b,12c…回転扉、 14A,14B…従動
軸、 15A,15B…振分け部材、22…仕切り棒、
23…駆動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/34 - 47/51

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアで搬送されてきて予定位置で落
    下させられた長尺の物品を集積する物品の集積方法にお
    いて、 落下してくる前記物品の向きを、該物品が予定本数落下
    する毎にその自然落下姿勢に対して搬送方向の上流側お
    よび下流側の少なくとも一方へ偏倚させることにより、
    該物品を予定本数毎に交差させて前記予定位置下方に集
    積することを特徴とする物品の集積方法。
  2. 【請求項2】 前記物品の向きは、該物品の少なくとも
    一端を案内する振分け部材を用いて変化させることを特
    徴とする請求項1記載の物品の集積方法。
  3. 【請求項3】 コンベアで搬送されてきた長尺の物品を
    落下させる予定位置の下方で、その搬送方向に直交する
    方向の両端近傍のうち少なくとも一方に設けられ、落下
    してくる前記物品の端部近傍に、その上端部分が係合し
    て該物品を振分けるよう配置された案内部材と、 前記物品の向きをその自然落下姿勢に対して搬送方向の
    上流側および下流側の少なくとも一方へ偏倚させるた
    め、前記案内部材および前記物品の係合角度を順に切換
    える駆動手段とを具備したことを特徴とする物品の集積
    装置。
  4. 【請求項4】 前記案内部材が、棒状または板状に形成
    されているとともに、 前記案内部材を前記搬送方向を含む鉛直面に沿って揺動
    可能なようにその上端部以外の部分で支持する枢軸を具
    備し、 前記駆動手段が、前記枢軸の周りに前記案内部材を揺動
    させてその傾斜方向を変化させることにより前記係合角
    度を順に切換えるよう構成されたことを特徴とする請求
    項3記載の物品の集積装置。
  5. 【請求項5】 前記案内部材の、前記搬送方向を含む鉛
    直面への投影形状が山形であるとともに、 前記案内部材を前記搬送方向に沿って往復動可能に支持
    する支持手段を具備し、前記駆動手段が、前記山形の頂
    部が前記物品の自然落下位置に対して前記搬送方向の上
    流側および下流側に偏倚するよう前記案内部材を往復動
    させることにより前記係合角度を切換えるよう構成され
    たことを特徴とする請求項3記載の物品の集積装置。
  6. 【請求項6】 前記案内部材が前記搬送方向に直交する
    方向の両側に設けられ、 前記駆動手段が、一方の案内部材が第1角度で前記物品
    と係合しているときは、他方の案内部材が前記第1角度
    とは異なる第2角度で前記物品と係合しているように制
    御され、 該駆動手段は前記両側の案内部材に共通に設けられてい
    ることを特徴とする請求項4または請求項5記載の物品
    の集積装置。
  7. 【請求項7】 前記物品の落下本数を検出する手段を具
    備し、 前記駆動手段が、前記案内部材および前記物品との係合
    角度を順に切換えるため、前記物品が予定本数落下する
    毎に前記案内部材を駆動するよう構成されたことを特徴
    とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載の物品の集
    積装置。
  8. 【請求項8】 前記案内部材の前記搬送方向中央部を通
    過する鉛直線上にあって、前記案内部材から前記物品の
    集積場所に至る範囲に配置された仕切り部材を具備した
    ことを特徴とする請求項3〜請求項7記載の物品の集積
    装置。
  9. 【請求項9】 前記仕切り部材が、前記案内部材の前記
    搬送方向中央部から下方に垂らされた帯、ひも、ロー
    プ、チェーンのうちのいずれかであることを特徴とする
    請求項8記載の物品の集積装置。
  10. 【請求項10】 前記仕切り部材が、前記集積場所に立
    設された棒であることを特徴とする請求項8記載の物品
    の集積装置。
  11. 【請求項11】 請求項3〜請求項10のいずれかに記
    載された物品の集積装置を含み、さらに、 長尺の物品をその長手方向と直交する方向に搬送するコ
    ンベア手段と、 前記コンベア手段の途中に予定の分別階級に対応して設
    けられ、前記物品を分別階級に従って該コンベア手段か
    ら脱落落下させる分別手段とを具備するとともに、 前記集積装置が、前記分別手段の下方に配置され、 かつ、前記駆動手段が前記コンベア手段のフレームに結
    合されていることを特徴とする物品分別装置。
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