JPH037434B2 - - Google Patents

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JPH037434B2
JPH037434B2 JP57187854A JP18785482A JPH037434B2 JP H037434 B2 JPH037434 B2 JP H037434B2 JP 57187854 A JP57187854 A JP 57187854A JP 18785482 A JP18785482 A JP 18785482A JP H037434 B2 JPH037434 B2 JP H037434B2
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JP
Japan
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JP57187854A
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JPS5976583A (ja
Inventor
Masahiro Takeda
Kenzo Tsuzukiike
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Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishida Scales Manufacturing Co Ltd filed Critical Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18785482A priority Critical patent/JPS5976583A/ja
Publication of JPS5976583A publication Critical patent/JPS5976583A/ja
Publication of JPH037434B2 publication Critical patent/JPH037434B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は農水産物等の単体重量を計算し、そ
の計量値からこれを所定の重量別ランク毎に選別
して排出することができる重量選別機に関する。 例えば、真珠用養殖用のアコヤ貝は、その成長
度(重量)の違いによつて、それが育成する真珠
の品質に大きな差異が生じる。このためアコヤ貝
の取引においては、約4グラム毎の細かさでアコ
ヤ貝を正確に重量選別することが要求される。 ところが、従来にはこのようなアコヤ貝の自動
重量選別に適する装置はなく、もつばら人手に頼
つてかかる選別を行わざるを得なかつた。また、
アコヤ貝の取引は通常10月の約1ケ月間に限られ
ており、その選別作業も集中して行われるので、
アコヤ貝用の重量選別機としては、処理能力が大
きく、設置面積が小さく、しかも分解収納も簡単
なものが要望される。 この発明はかかる要望に応えるべく開発したも
ので、アコヤ貝等の計量、選別を自動的に行うこ
とができ、しかも小型で構造も簡単であり、分解
収納も容易な新たな重量選別機を提供することを
目的とする。 以下、この発明の具体的な構成を図面に基づい
て説明する。 第1図は、この発明にかかる重量選別機の一実
施例の平面図、第2図はその正面図、第3図は第
1図に示した−線における矢視方向の側断面
図である。これらの図において、重量選別機は、
架台1の長手方向に配設され、前後に循環駆動さ
れる1条のエンドレスチエーン2を備えてなる搬
送装置Aと、該エンドレスチエーン2に一定ピツ
チで取付けられて循環移送され、その搬送方向X
1に対し横方向に傾動可能な複数のバケツトB
と、循環駆動される上記チエーン2の往路に沿つ
て配設され、該チエーン2によつて循環移送され
るバケツトBを順次係止する複数の係止装置C
と、前記搬送装置Aの前後において物品を計量
し、これを搬送される上記バケツトBに投入する
計量装置Dと、その重量データから該物品を重量
別にランク付けし、ランク付けされた物品を塔載
したバケツトBが該物品のランク値に対応させた
係止装置Cに達した時に、該係止装置Cによるバ
ケツト係止を解除させてそのバケツト内の物品を
横方向に排出させる制御部Eとから構成される。 前記エンドレスチエーン2は、前記架台1の長
手方向の前端部と後端部とに配設された一対のス
プロケツト3,3′間に張設されて、後部スプロ
ケツト3′の駆動軸4に連結された適宜な駆手手
段、例えば一対のスプロケツト5,5′と、これ
らに張設された駆動チエーン6と、駆動モータ7
とからなる駆動機構により循環駆動するよう構成
されている。また、エンドレスチエーン2の各リ
ンクには、第3図に示すように、バケツトBのエ
ンドレスチエーン2に沿う一側面B1に設けたブ
ラケツト8を軸支する受具9が一定ピツチで取付
けられ、ブラケツト8に設けた軸10を中心とし
てバケツトBをその搬送方向に対し横方向に傾動
できるように構成されている。また、前記受具9
には、ブラケツト8に固定された前記軸10に着
脱可能に嵌入する割り溝11が設けられて、バケ
ツトBと上記チエーン2とが分離されている。 各バケツトBは、その上面と前記側面B1に対
向する側面B2とが開放された塵取型とし、上面
から投入された物品をバケツトBの傾動時にその
側面B2から横方向X3に排出するよう形成され
ている。また、上記チエーン2に沿う前記側面B
1にはバケツトB上面より上方に延伸する係止部
B3が設けられ、該係止部B3が互いに隣接する
係止装置Cに順次係止されることにより、各バケ
ツトBが傾動せずに略水平に保持されたまま搬送
されるよう構成されている。そして、係止装置C
が作動し、バケツトの係止が解除された時は、該
バケツトBは第3図に示すように矢印方向X2に
傾動して、架台1に付設されたガイド板12によ
つて一定の傾斜角に保持されながら搬送されるよ
う構成されている。 13はバケツトBの搬送経路の帰路において反
転したバケツトBを一定の傾斜角に保持する前記
受具9に固定されたストツパであり、14は架台
1に取付けられ、前記チエーン2の弛緩を防止す
るチエーンガイドである。 係止装置Cは、一端が架台1に軸着されて他端
が上下に揺動されるようにされ、かつ、該他端が
前記バケツトBの係止部B3を係止するようにさ
れたフツカー15と、該フツカー15を下方に付
勢するコイルバネ16と、前記制御部Eからの動
作指令に基づいてその可動鉄心17を作動させ、
これにより上記フツカー15を上方に押し上げて
該フツカー15とバケツトBとの係止を解除させ
るソレノイド18とから構成される。このような
係止装置Cは、前記チエーン2に沿う架台1上に
前記バケツトBと同一ピツチで複数配設されて、
搬送されるバケツトBを1つのフツカー15で係
止し、次にそのフツカー15と隣のフツカー15
とで係止し、この繰り返しにより前記バケツトを
順次係止するように構成されている。 第4図は搬送装置Aの前段に配設される計量機
Wとプールトレー19、並びにこれらを駆動する
機構部からなる計量装置Dの一例を示す斜視図で
ある。 この図において、計量機Wは、重量検出器LC
と、それに連結された計量ホツパWHとから構成
され、また該ホツパWHにはその左右の側板2
0,20′に軸着されて、該ホツパWHの排出口
21を開閉するゲート22が設けられている。 上記ゲート22は、その側板23から突出させ
たピン24がX4方向に往復運動するバー25の
先端折曲部が係合されて、ホツパの側板20に固
設された軸26を中心としてX5方向に揺動せし
められ、これにより前記排出口21を開閉するよ
う構成されている。上記バー25の他端は、支点
軸48を中心として前後に揺動する第1のL型レ
バー27の垂直部先端にロツドエンド49を介し
て取付けられ、またL型レバー27はその垂直部
中程に軸着されたローラ28とそれに当接して回
転するカム29とにより、前後に揺動するよう構
成されている。 一方、プールトレー19は前記計量ホツパー
WHの前方に配設され、かつ、支軸35を中心に
上下に傾動可能にされて、該トレー19上に投入
又は載置された物品を該トレー19の傾動によ
り、後方の計量ホツパーWHに投入するよう構成
されている。36は、該プールトレー19の裏面
に固着されたブラケツト、37は該ブラケツト3
6と第2のL型レバー27′の水平部とを連結す
るロツトで、この第2のL型レバー27′は、前
記第1のL型レバー27と同様に構成されて、そ
の揺動運動により前記ロツト37を上下に作動さ
せ、これにより前記プールトレー19を上下に傾
動させるように構成されている。 また、上記各カム29,29′は、カム軸30
に固着されて、該カム軸30の一端に固着された
スプロケツト31と駆動モータ32の駆動軸33
に固着されたスプロケツト31′とこれら一対の
スプロケツト31,31′間に張設された駆動チ
エーン34とを介して、上記モータ32により回
転される。 38,38′は、第1、第2のL型レバー27,
27′の水平部先端に係止され、該バー27,2
7′を一方向に付勢してローラ28,28′をカム
29,29′に圧接するコイルバネである。 以上のように構成されたゲート22は循環移送
されるバケツトBがゲート22の下方における物
品の投入地点P0に到着する度に開閉せしめられ
て、計量ホツパーWH内の物品をバケツトB内に
投入し、また、プールトレー19は、該ゲート2
2が閉じる度に傾動して計量ホツパーWH内にト
レー上の物品を投入するよう動作せしめられる。
即ち、第1図に示す後部スプロケツト3′が固着
された駆動軸4にはバケツトBが前記投入地点
P0に到るタイミングでリミツトスイツチL1を作
動させるカム39が取付けられ、駆動モータ32
は、そのリミツトスイツチL1からの出力信号に
基づいて作動するように制御される。つまり、バ
ケツトBが前記投入地点P0に到ると、駆動モー
タ32が作動し、これによりゲート22が開閉し
て計量ホツパーWH内の物品をバケツトB内に投
入し、続いてプールトレー19が傾動して、トレ
ー上の物品を計量ホツパーWH内に投入するよう
制御される。また、第4図に示すカム軸30には
その1回転毎にリミツトスイツチL2を作動させ
るカム40が取付けられ、またそのリミツトスイ
ツチL2の出力信号は、前記駆動モータ32を停
止させる信号として後述の駆動制御部D1に入力
されて傾動したプールトレー19が水平位置に戻
るタイミングで該モータ32が停止されるよう制
御される。 プールトレー19への物品の載置は、手で1つ
1つ行うことができるし、また第1図、第2図に
示すように、物品を個々に仕切る仕切板F1を有
する広幅ベルトF3を備えた投入コンベアFを用
いて、自動的に物品を順次プールトレー19上に
載置することもできる。そして、投入コンベアF
が用いられる時は傾動したプールトレー19が水
平位置に戻るタイミングで物品が該コンベアFか
らプールトレー19に投入されるよう構成され
る。即ち、バケツトBの1ピツチの移動毎に出力
される前記リミツトスイツチL1からのスタート
信号を、後述のインターフエイス47を介して第
5図のタイマTに入力し、該タイマTをこの入力
信号で作動させて、プールトレー19が水平位置
に戻るタイミングでタイムアツプ信号を出力さ
せ、さらに、該投入コンベアFをこのタイムアツ
プ信号で作動させるよう構成して傾動したプール
トレー19が水平位置に戻るタイミングで物品が
該投入コンベアFからプールトレー19に投入さ
れるよう制御するのである。また、この投入コン
ベアFには、前記仕切板F1に当接して作動し、
その作動信号でコンベアFの駆動モータF2を停
止させるリミツトスイツチL3が設けられ、これ
により物品がプールトレー19に1つ投入される
毎に投入コンベアFの作動が自動的に停止するよ
う制御される。尚、Kは前記各係止装置Cに対す
る防水用カバーである。 以上のように構成された選別機は、制御部Eの
指令に基づいて概略次の如く動作せしめられる。
即ち、アコヤ貝を重量選別する場合を例にとつて
説明すると、計量されたアコヤ貝はその重量値に
応じて7匁(約26グラム)から14匁(約52グラ
ム)まで1匁(3.75グラム)毎にランク付されて
バケツトBに投入され、ランク7(26.25g〜30
g)にランク付けされたアコヤ貝は、第1図に示
す排出位置P1に到達すると、制御部Eの指令に
基づく第1係止装置C01の作動により、バケツト
Bの係止が解除されて横方向に排出され、ランク
8(30g〜33.75g)にランク付けされたアコヤ貝
は、次の第2排出装置P2に到着すると、制御部
Eの指令に基づく第2係止装置C02の作動により、
バケツトBの係止が解除されて横方向に排出さ
れ、以下同様にしてランク9(33.75g〜37.75
g)、ランク10(37.5g〜41.25g)……ランク14
(52.5g〜56.25g)に分類されたアコヤ貝は、そ
れぞれ所定の排出位置P3、P4…P8に到着すると
制御部Eの指令により同様にしてそれぞれの係止
装置C03,C04…C08が作動して横方向に排出され、
さらにどのランクにも相当しなかつたアコヤ貝は
そのまま搬送されて前記バケツトBが反転する搬
送終点P9でその搬送方向に排出される。 第5図は、このような制御を行う制御部Eをマ
イクロコンピユータで構成した場合のその制御構
成の一例を示すブロツク線図、第6図はその制御
動作の一例を示すフローチヤート、第8図から第
11図までは第6図に示した各サブプログラムの
詳細なフローチヤートである。 第5図において、41は制御プログラムを記憶
したROM、42はRAMで、該RAM内には後述
のランクメモリM1、操作回数メモリM2、ラン
ク別個数メモリM3、総個数メモリM4、零点メ
モリM5の各メモリに相当する間憶領域が設けら
れている。LCはロードセル等から構成された前
記重量検出器、43はその検出器LCから出力さ
れる重量データを増幅する増幅器、44は増幅さ
れた重量データをデジタル量に変換するA−D変
換器、L1はバケツトの1ピツチの移動毎に作動
して後述のスタート信号SOを出力するリミツト
スイツチ、NSはプツシユキーで構成され、その
プツシユ操作により、その直前に計量されたアコ
ヤ貝の正味重量とそのランク値とを表示器45に
表示させる重量スイツチ、RSは同じくプツシユ
キーで構成され、そのプツシユ操作により表示さ
れるランク値をワンプツシユ毎に更新するととも
に、更新されたランク値と該ランクに選別された
アコヤ貝の総固数とを表示器45に表示させる選
別個数スイツチ、ZNは同じくプツシユキーで構
成され、そのプツシユ操作で表示器45に表示さ
れている内容のメモリ領域からの消去を行う零ス
イツチ、LSはスナツプスイツチで構成され、後
述のようにそのON−OFFで第8図のフローに示
すように選別ランクの振分けレベルの切換えを指
示するランク切換スイツチである。そして、これ
らの各スイツチWS,RS,ZS,LSと表示器45
とは、第2図に示すように制御部Eの操作パネル
E1上に配設されている。更に、この操作パネル
E1には、主電源スイツチSW1と、搬送装置A
のみを駆動させる操作スイツチSW2とが設けら
れる。この場合、搬送装置Aの電源回路と制御部
Eの電源回路とを分離独立させると、搬送装置A
を通常のバケツトコンベアとしても使用すること
ができる。 次に、D1は適宜のスイツチ素子を備え、リミ
ツトスイツチL1のスタート信号SOに基づいて
出力される後述の信号S1が入力されると駆動モ
ータ32を作動させ、次にリミツトスイツチL2
の出力信号S2が入力されると該モータ32を停
止させるように制御する駆動制御部、Tはインタ
ーフエース47から出力される後述の信号S3を
入力して作動し、プールトレー19が水平位置に
戻るタイミングでタイムアツプ信号S4を出力す
るように構成された前述のタイマ、D2は同じく
適宜のスイツチ素子を備え、前記タイムアツプ信
号S4が入力されると投入コンベアFを作動させ、
次に第1図に示すリミツトスイツチL3の出力信
号S5が入力されると該投入コンベアFを停止さ
せるように制御する駆動制御部、D01〜S08まで
は、後述の信号S01〜S08が入力されると各係止装
置C01〜C08のソレノイド18を所定時間作動させ
る駆動回路、46は前記各スイツチL1,WS,
RS,ZS,LSとA/D変換器44とから入力した
信号を、ROM41から読み出した制御プログラ
ムに基づいて処理してRAM42、駆動制御部D
1、タイマT、駆動回路D01〜D08、表示器45
等をインターフエース47を介して集中制御する
マイクロプロセツサー(以下CPUと称す)であ
る。 次に、第6図に基づいて制御部Eの制御動作を
説明するが、ここでは説明の便宜上からバケツト
Bは連続的に搬送され、また投入コンベアFに
は、プールトレー19に投入されるアコヤ貝がそ
の搬送方向に一列に整列せしめられ、計量ホツパ
ーWH、プールトレー19にもそれぞれアコヤ貝
が1つずつ投入されているものとする。 このような状態ではCPU46はスタート信号
SOが入力されるまで、次のステツプ1′〜3′を繰り
返して表示器45を作動させる。即ち、計量ホツ
パーWH内のアコヤ貝の重量データをA−D変換
器44から入力し、これをRAM42内の重量メ
モリ(図示せず)に記憶する(ステツプ1′)。次
に、この重量データから既に記憶した無負荷時の
重量データを減算したアコヤ貝の正味重量を算出
する(ステツプ2′)。次に、第9図に示すサブプ
ログラムの処理を行なつて、正味重量のみか、或
は前記選別固数スイツチRSの操作によつて指定
されたランク並びにそのランクにおける選別個数
のいずれかを表示器45に表示する(ステツプ
3′)。次に、リミツトスイツチL1からスタート
信号SOが出力されそれが入力されると、CPU4
6は前述と同様の処理(ステツプ1〜2)を行な
つた後、駆動モータ32を作動させるための信号
S1とタイマTを作動させるための信号S3とを出
力する。これにより、前記ゲート22が開閉して
計量ホッパWH内のアコヤ貝が投入地点P0に到着
したバケツトB内に投入され、続いてプールトレ
ー19が傾動して該トリー上のアコヤ貝が計量ホ
ツパーWH内に投入され、次に、該トレー19が
水平に戻るタイミングで投入コンベアFが作動し
て該トレー19上にアコヤ貝が1つ投入される。 次にCPU46はランクメモリM1の各アドレ
スの記憶内容を上位のアドレスへ順にシフトし
(ステツプ4)、次に、ステツプ2で求めた正味重
量から該重量に対応するランク値を求め、それを
ランクメモリM1の第0アドレスに記憶する(ス
テツプ5)。即ち、今ランクメモリM1の各アド
レスに、第7図にようにビツトパターンのランク
値が記憶されているとすると、前記ステツプ4で
は、まず、その第7アドレスの記憶内容
(00100000)を第8アドレスにシフトし、次に第
6アドレスの記憶内容(00001000)を第7アドレ
スにシフトし、以下同様にして下位アドレスの記
憶内容を隣の上位アドレスに順にシフトする。そ
して、最下位の第0アドレスにステツプ5で求め
た最新のランク値例えば第7図に示すように
(00100000)のパターンを記憶する。このように
してバケツトBが1ピツチ搬送されるごとにその
ランク値もメモリM1内で順次隣のアドレスにシ
フトされるのである。 尚、下記第1表はランクメモリM1に記憶され
る重量別ランクの種類を8ビツトからなる2進コ
ードで表わした一例である。
【表】 一方、ステツプ5で求められる正味重量に対応
した重量別ランクは、第8図のフローチヤートに
示すように算出された正味重量が、各ランクに設
けた所定の重量範囲内に含まれるか否かを上位の
ランク(ランク外)から順に判断することによつ
て求められる。尚、第8図においてランク切換ス
イツチLSのON−OFFで各ランクに設けた重量
範囲の上下限値を重量範囲の半分シフトさせて変
更するのは、アコヤ貝の実際の取引時期と、重量
選別の時期とが若干ずれることによるアコヤ貝の
重量変動をこのランク切換で調整するためであ
る。 以上の処理がすむと、CPU46は次に正味量
とその対応ランク値とを表示器45に表示させる
か、或は選別個数スイツチRSの操作によつて指
定されたランクと、そのランクにおける選別個数
とを表示器45に表示させる(ステツプ6)。即
ち、第9図に示すように、重量スイツチWSが操
作されれば、選別個数スイツチRSの操作回数を
記憶している操作回路メモリM2の内容をクリア
して即ち、操作回数を0として(ステツプ6−
1)、次に選別個数スイツチRSが操作されるま
で、ステツプ2で算出した正味重量と、ステツプ
5で求めた対応のランク値とを表示器45に表示
させる(ステツプ6−2)。また、選別個数スイ
ツチRSが操作されれば、そのプツシユ操作毎に
操作回数メモリM2の内容を1つカウントアツプ
して(ステツプ6−3)、そのカウントアツプさ
れた操作回数から次に表示させるランク値を指定
して、該ランク値と該ランクに選別された総個数
とを表示器45に表示させるのである(ステツプ
6−4)(ステツプ6−5)。 尚、この実施例では、前記第1表に示すように
重量別ランクを9種類に分けているので、操作回
数メモリM2の内容が1になるとランク7が指定
され、操作回数メモリM2の内容が2になるとラ
ンク8が指定され、以下同様にしてその操作回数
が増す毎に順に上位ランクが指定され、そして、
操作回数が10になると全ランクが指定され(ステ
ツプ6−5)、さらに操作回数が11で前記回数メ
モリM2の内容が1にプリセツトされて(ステツ
プ6−6)、再び最初のランク7が指定できるよ
うにされている。また、零スイツチZSが操作さ
れれば、その直前まで表示器45に表示されてい
た内容がそれを記憶したメモリから消去されるよ
うにされている(ステツプ6−7)。 次にCPU46は、後述のようにランクメモリ
M1の各アドレスに記憶されたランク値から次に
作動させるべき係止装置C01〜C08を求めて、求め
た係止装置C01〜C08にそれを作動させるための信
号S01〜S08を出力する。(ステツプ7)。即ち、
ランクメモリM1の各アドレスには、次に作動さ
せる係止装置C01〜C08を求めるための後述の基準
ランクが定められており、例えばランクメモリM
1の第1アドレスには該基準ランクとしてランク
7が、また第2アドレスにはランク8がそれぞれ
定められており、そして、各アドレスについて該
基準ランクと実際に記憶された物品のランク値と
を比較して、両者が一致しておればその一致信号
で当該アドレスに対応させた係止装置にそれを作
動させるための信号S01〜S08を出力するのであ
る。これにより、例えばランク7にランク付けさ
れたアコヤ貝は第1排出位置P1において横方向
に排出され、ランク8にランク付けされたアコヤ
貝は第2排出位置P2において横方向に排出され
る。 第10図はこのステツプ7のサブプログラムの
一例を示しており、ここではランクメモリM1の
第1アドレスに前記基準ランクとしてランク7
(00000001)を割り当て、第2アドレスにランク
8(00000010)を割り当て、以下同様にして第3
アドレスから第8アドレスまで、ランク9
(00000100)からランク14(10000000)までの基準
ランクを順次割り当てているのでランクメモリM
1に記憶された実際のランク値と、該基準ランク
との比較は、第7図にも示すように第1アドレス
については第1ビツトの「1」の有無を、第2ア
ドレスについては第2ビツト「1」の有無を、以
下同様にして各アドレスについて当該アドレスナ
ンバーに対応するナンバービツト「1」の有無を
それぞれ検索することにより行ない、これによつ
て各アドレスの対応するビツトが「1」の時に該
当する係止装置を作動させる信号(S01〜S08)を
出力する。 以上の処理がすむと、次にCPU46は前記ス
テツプ2で算出した正味重量が3.75グラム以上で
あるか否かを判断し、以下であればステツプ1で
入力した重量データを無負荷時の重量データとし
て零点メモリM5に記憶し(ステツプ8)、以上
であれば第11図に示す手順によりステツプ5で
求めた各ランクに対応するランク別個数メモリM
3に、新たに1つ加算した選別個数を記憶し、次
に全ランクの総個数を記憶する総個数メモリM4
に新たに1つ加算した総個数を記憶する(ステツ
プ9)。ここでランク別個数メモリM3とは、各
ランクに選別された個数を記憶するもので、この
実施例ではランク7からランク14までの8つのラ
ンクとランク外との計9つのランクに対応させ
て、9つの当該個数メモリM3が設けられる。 勿論このようなランク別個数メモリM3、総個
数メモリM4、或は前述の操作回数メモリM2等
はカウンタで構成することもできる。 尚、この実施例ではランク毎に選別個数を集計
させているが、これとは別にランク毎の集計重量
を併せて求めこれを表示させることも可能であ
る。更にはプリンタと接続して表示器45の表示
内容を印字させることもできる。 このようにしてステツプ8或はステツプ9の処
理がすむと前述した1サイクルの制御動作が完了
し、再び第6図に示すaに戻つて次のスタート信
号SOが出力されるまで前述した各ステツプ1′〜
3′を繰り返すプログラムに移行する。 尚、第5図に示すタイマTは適宜なカウンタか
ら構成されるものであるがプログラムを利用した
ソフトウエア的なタイマで構成することもでき
る。また、前述のプールトレー19は必要に応じ
て省略することができるし、また、計量ホツパー
Wを省略してこれをプールトレー19で構成する
ことも考えられる。 以上説明した如くこの発明は架台に配設された
搬送装置と、該搬送装置により循環移送され、搬
送方向に対し横方向に傾動可能な複数個のバケツ
トと、上記架台に配設され、該循環移送されるバ
ケツトを順次係止する複数個の係止装置と物品を
計量しこれを上記バケツトに投入する計量装置
と、その重量データから該物品の重量別ランクを
求め、該物品を塔載したバケツトが当該ランクに
対応させた係止装置に達した時に、該係止装置に
よるバケツトの係止を解除させて上記バケツト内
の物品を横方向に排出させる制御部を備えてなる
ので物品の重量選別を一定の精度で自動的にかつ
正確に行うことができる。したがつて、厳密で細
かな重量選別が要求されるアコヤ貝等の重量選別
に適用することができ当該分野の選別作業の自動
化と処理能力の向上とを図ることができる。ま
た、搬送装置により循環移送されるバケツトに物
品の搬送と該物品の仕分けとを併せて行わせるの
で仕分けの為の別装置を必要とせず、小型で簡単
な構造の選別機とすることができる。更には、搬
送装置と該装置により循環移送される各バケツト
とは着脱可能に係合し得るように構成しているの
で、その分解収納が容易でコンパクトに保管する
ことができる。したがつて、特に稼動期間の少な
いアコヤ貝用の重量選別機として有用となる。ま
た、選別結果の集計値も各スイツチの操作で表示
器に表示させることができるので現物確認の必要
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる重量選別機の一実施例
の平面図、第2図はその正面図、第3図は第1図
に示した−線における矢視方向の側断面図、
第4図は計量機とプールトレーとを駆動させる機
構部の一例を示す斜視図、第5図は制御部をマイ
クロコンピユータで構成した場合のその制御構成
の一例を示すブロツク線図、第6図はその制御動
作の一例を示すフローチヤート、第7図はランク
メモリの各アドレスの記憶内容を次位のアドレス
へ順次シフトする説明図、第8図から第11図ま
では第6図に示した各サブプログラムの詳細なフ
ローチヤートである。 A……搬送装置、B……バケツト、C……係止
装置、W……計量機、E……制御部、M1……ラ
ンクメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 架台に配設された搬送装置と、該搬送装置に
    より循環移送され、搬送方向に対し横方向に傾動
    可能な複数個のバケツトと、上記架台に配設さ
    れ、該循環移送されるバケツトを順次係止する複
    数個の係止装置と、物品を計量し、これを上記バ
    ケツトに投入する計量装置と、その重量データか
    ら該物品の重量別ランク値を求め、該物品を搭載
    したバケツトが当該ランクに対応させた係止装置
    に達した時に、該係止装置によるバケツトの係止
    を解除させて、上記バケツト内の物品を横方向に
    排出させる制御部を備えており、且つ上記制御部
    は物品の重量別ランク値をその搬送順序で順次記
    憶するメモリと、該ランク値を物品の搬送に同期
    して順次隣のアドレスにシフトし、シフトされた
    ランク値が上記アドレスに対して指定されたラン
    ク値と一致する時、該アドレスに対応させた係止
    装置に上記解除の作動指令を出力するコンピユー
    タから構成されていることを特徴とする重量選別
    機。 2 制御部が表示器と各種操作キーとを具備し、
    キー操作により各ランク毎の選別個数、総選別個
    数等を上記表示器に表示するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の重量選別
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0453708U (ja) * 1990-09-14 1992-05-08
EP1579762B1 (en) * 2002-11-29 2010-01-06 Zobele Espana, S.A. Disposable, active substance-releasing electrical device

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JPS5275558A (en) * 1975-12-19 1977-06-24 Iseki Agricult Mach Grading machine for fruit

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