JPH0737661A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH0737661A
JPH0737661A JP20186193A JP20186193A JPH0737661A JP H0737661 A JPH0737661 A JP H0737661A JP 20186193 A JP20186193 A JP 20186193A JP 20186193 A JP20186193 A JP 20186193A JP H0737661 A JPH0737661 A JP H0737661A
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JP
Japan
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contact
contact pin
socket
lead terminal
terminal
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JP20186193A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Taguchi
善典 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0737661A publication Critical patent/JPH0737661A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトピンの形状を直線的にして、自己
インダクタンスおよび浮遊容量を少なくして高周波での
測定を高精度に行いうるようにする。 【構成】 ソケット本体14には、コンタクトピン15
が植設されている。コンタクトピン15は、垂直に延び
る固定・端子部15bと、そこから斜め方向に延びるば
ね作用部15cと、ばね作用部15cから水平に延びる
コンタクト部15aとから構成される。ICパッケージ
のリード端子2がコンタクトピン上に載置され押し下げ
られると、コンタクト部15aとばね作用部15cは、
ソケット本体14のリード端子ガイド溝14aの中を押
し下げられ、その弾性力によりリード端子2と密着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラット型パッケージ等
のICを試験する際に用いられるICソケットに関し、
特に高周波ICを検査・測定するのに適したコンタクト
ピンを有するICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種従来のICソケットの一
部切り欠いた側面図である。同図に示されるように、フ
ラット型パッケージのICは、概略直方体のパッケージ
本体1とその側面から導出されるガルウイング形状のリ
ード端子2とを有する。この種IC用の従来のICソケ
ット43は、このICを収容するソケット本体44と、
ソケット本体44に植設されたコンタクトピン45と、
ソケット本体44に回動自在に支持される押さえカバー
46と、押さえカバー46をソケット本体44に固定す
るロックレバー47とを有する。コンタクトピン45
は、薄い弾性導電材を打ち抜いて形成したものであっ
て、ICのリード端子2と弾性的に接触できるようにU
字状に成形されている。
【0003】図4に示した従来例では、コンタクトピン
45がU字形状をしているため、自己インダクタンスが
大きく例えば100MHz以上の高周波特性を測定する
のには不向きの構造となっていた。そこで、コンタクト
ピンの形状を高周波特性の測定に適したものに改良する
提案がいくつかなされている。
【0004】図5は、特開平1−154479号公報に
て提案されたコンタクトピンの正面図である。このコン
タクトピン55は、基部55dと、基部55dから下方
に垂直に延びる下部端子部55bと、基部55dから上
方に延びる、三角形状の第1接触片55eと、基部55
dから延びる逆U字形状のばね作用部55cと、ばね作
用部55cから斜め上方に延びる、先端がコンタクト部
55aになされた第2接触片55fとから構成されてい
る。測定に際しては、ICのリード端子2は、コンタク
トピン55のコンタクト部55a上に載置される。次い
で、ICが押さえカバーにより下方へ押し下げられる
と、ばね作用部55cがたわみ第2接触片55fが第1
接触片55eに接触してコンタクト部55aから下部端
子部25bに至る直線的な電流路が完成し、ばね作用部
55cがバイパスされる。
【0005】図6は、特開平1−111359号公報に
て提案されたコンタクトピンの正面図である。このコン
タクトピン65は、ICのリード端子と接触するコンタ
クト部65aと、ソケット本体64に植設されるととも
に外部回路との接続に供される下部端子部65bと、絶
縁材65dを介してコンタクト部65aと下部端子部6
5bと接続されているばね作用部35cとから構成され
ている。このコンタクトピン65においても、ICのリ
ード端子がコンタクト部65a上に載せられ、被測定I
Cとともにコンタクト部が押し下げられるとコンタクト
部65aと下部端子部65bとが接触し、電流路が完成
する。特開平1−111359号公報には、ばね作用部
全体を絶縁体とした実施例も記載されているが、この従
来例の特徴とする点は、U字形をしたばね作用部を端子
部から電気的に分離して中空容量を低減している点であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来例で
は、特開昭63−274076号公報にも記載されてい
るように、第1接触片と第2接触片とが傾斜した接触面
で接触するものであるため、コンタクト部55aを所定
の位置まで押し下げるのに相当の押圧力を要しICのリ
ード端子に折損等の悪影響を及ぼす恐れがあった。ま
た、第2接触片を相当の押圧力で押し下げるため、第1
接触片と第2接触片とが噛み合ってしまいばね作用が喪
失してしまう恐れもあった。
【0007】また、図5に図示された従来例は、特開平
1−111359号公報において指摘されているよう
に、ばね作用部がU字形状をしており、ここに空中容量
を持つため、高周波測定用に使用した場合には精度の高
い測定を行うことができなかった。図6に示したもの
は、図5の従来例の上記各問題点を解決している。しか
し、図6に示されたものは、金属と金属とを樹脂等の絶
縁体で接続するものであるため、強度的に劣っていて寿
命が短くまたコストアップを招く欠点があった。
【0008】したがって、この発明の目的とするところ
は、自己インダクタンスおよび浮遊容量が低くかつ単純
な構造のコンタクトピンを提案して、100MHzを越
える高周波でのICの測定を高精度に行うことのできる
ICソケットを安価に提供しうるようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、ICパッケージのリード端子と接
触するコンタクトピン(15、25、35)が並設され
ているICソケット(33)において、前記コンタクト
ピンは、ICのリード端子と接触する、水平になされた
接触部(15a、25a)と、ソケット基盤に固定され
る、垂直乃至水平方向に延びる固定・端子部(15b、
25b)と、前記接触部と前記固定・端子部との間にあ
って斜め方向に延びるばね作用部(15c、25c)と
によって構成されていることを特徴とするICソケット
が提供される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例のソケット
本体14の断面図である。ソケット本体14にはコンタ
クトピン15が植設されている。コンタクトピン15
は、垂直に下方に延びる、ソケット本体に植設されると
ともに外部接続の用に供される固定・端子部15bと、
これより上部に50°乃至70°の角度をもって延びる
ばね作用部15cと、これより水平方向に延びる、IC
のリード端子2と接触するコンタクト部15aとにより
構成されている。コンタクトピン15のコンタクト部1
5aとばね作用部15cは、ソケット本体14に形成さ
れたリード端子ガイド溝14a内に収容されている。
【0011】上記コンタクトピン15は、厚さ0.2〜
0.3mmのPBSP(ばね用リン青銅板)を打ち抜い
て加工するかあるいは同じ材料の帯板材を切断・折り曲
げして形成したものである。この板状体の表面は、2μ
m以上のNi下地めっき層とその上に形成された1μm
以上のAuめっき層とにより被覆されている。
【0012】測定にあたっては、まずICの各リード端
子2をコンタクトピンのコンタクト部15a上に位置付
けし図示されない押さえカバーによりICを押し下げ
る。コンタクトピンはリード端子ガイド溝14aの内壁
に沿って押し下げられるが、このときばね作用部15c
はその弾性力によってコンタクト部15aをリード端子
2側へ押し上げ、両者を密着させる。この状態で測定が
行われる。コンタクトピン15は、直線状に延びる板状
体であってばね作用部にU字形部分を有しておらず、自
己インダクタンスおよび容量がきわめて低いため、本実
施例のICソケットを用いることにより、高周波におけ
る測定を高精度に実施することができる。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例を示すソケ
ット本体の断面図である。この実施例では、コンタクト
ピン25の固定・端子部25bは水平に延びその内側部
分がソケット本体24に支持されている。ばね作用部2
5cは、固定・端子部25bの一端部から10°〜30
°の角度をもって中央部に延びている。ばね作用部の先
端からはほぼ水平にコンタクト部25aが延びている。
本実施例でもコンタクトピン25はほぼ直線的に延びて
おり、自己インダクタンスおよび容量が低いため先の実
施例と同様の効果を奏することができる。
【0014】図3は、本発明の第3の実施例を示す、一
部切り欠いた斜視図である。本実施例においては、IC
ソケット33は、コンタクトピン35が植設されたソケ
ット本体34と押さえカバー36とを備えており、そし
て一列に並んだコンタクトピン35は、その固定・端子
部35bが千鳥足状に交互に内側と外側に配置されてい
る。コンタクトピンをこのように配置したことにより、
コンタクトピン間の浮遊容量を削減できるため、第1、
第2の実施例のものに比較してより精度の高い高周波測
定が可能となる。
【0015】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるされるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本願発明の要旨内にお
いて各種の変更が可能である。例えば、実施例では、コ
ンタクトピンを板状体によって構成していたがこれを線
材により構成することができる。その場合、コンタクト
部をプレスにより平坦に加工してもよい。なお、本発明
のICソケットは、フラット型パッケージのICの測定
に有利に用いられるが、SOJ型パッケージ等他のタイ
プのICの測定にも同様に使用することのできるもので
ある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICソケ
ットでは、コンタクトピンが垂直または水平に延びる固
定・端子部と、それから斜め方向に延びるばね作用部
と、ばね作用部の先端から延びるコンタクト部とによっ
て構成されるものであるので、コンタクトピンが直線的
で短くなり、自己インダクタンスおよび浮遊容量が小さ
くなるため、高周波での測定・検査を正確に行うことが
できる。また、本発明によるコンタクトピンは単純な構
造であるため、複雑な形状の金型を必要とすることがな
く安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のソケット本体の断面
図。
【図2】本発明の第2の実施例のソケット本体の断面
図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す斜視図。
【図4】第1の従来例の側面図。
【図5】第2の従来例におけるコンタクトピンの正面
図。
【図6】第3の従来例におけるコンタクトピンの正面
図。
【符号の説明】
1 パッケージ本体 2 リード端子 33、43 ICソケット 14、24、34、44、64 ソケット本体 15、25、35、45、55、65 コンタクトピン 15a、25a、55a、65a コンタクト部 15b、25b 固定・端子部 55b、65b 下部端子部 15c、25c、55c、65c ばね作用部 55d 基部 65d 絶縁材 55e 第1接触片 55f 第2接触片 36、46 押さえカバー 47 ロックレバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージのリード端子と接触する
    コンタクトピンが並設されているICソケットにおい
    て、前記コンタクトピンは、ICのリード端子と接触す
    る、水平になされた接触部と、ソケット基盤に固定され
    る、垂直乃至水平方向に延びる固定・端子部と、前記接
    触部と前記固定・端子部との間にあって斜め方向に延び
    るばね作用部とによって構成されていることを特徴とす
    るICソケット。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトピンが板状体により構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のICソケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトピンの固定部が垂直方向
    に延び、その固定・端子部が千鳥足状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトピンの接触部とばね作用
    部とはソケット基盤に刻設されたガイド溝内に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
JP20186193A 1993-07-22 1993-07-22 Icソケット Pending JPH0737661A (ja)

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JP20186193A JPH0737661A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 Icソケット

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63294677A (ja) * 1987-05-26 1988-12-01 Nec Ic Microcomput Syst Ltd Icソケツト
JPH01248650A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Matsushita Electron Corp Icソケットおよびそれを用いたicの測定装置
JPH0154270B2 (ja) * 1983-12-08 1989-11-17 Mitsubishi Electric Corp
JP3123271B2 (ja) * 1992-11-20 2001-01-09 日立プラント建設株式会社 アンダーフロア空調方法

Patent Citations (4)

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