JPH0737533B2 - ポリカーボネート―シリコーンブロック共重合体の製造法 - Google Patents
ポリカーボネート―シリコーンブロック共重合体の製造法Info
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- JPH0737533B2 JPH0737533B2 JP2150111A JP15011190A JPH0737533B2 JP H0737533 B2 JPH0737533 B2 JP H0737533B2 JP 2150111 A JP2150111 A JP 2150111A JP 15011190 A JP15011190 A JP 15011190A JP H0737533 B2 JPH0737533 B2 JP H0737533B2
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Description
シリコーンブロック共重合体及びそれらの製造法に関す
るものである。
構造体結合用の接着剤として有用であることが認められ
ている(たとえば1978年10月31日付発行の米国特許第4,
123,588号明細書(Molari,Jr.)の記載参照)。ポリカ
ーボネート−シリコーン共重合体はまた熱可塑性成形用
組成物の成分としても有用である(1986年2月11日付発
行の米国特許第4,569,970号明細書(Paulら)の記載参
照)。
の配合成分として含有するエラストマー組成物は1983年
6月7日発行の米国特許第4,387,193号明細書(Giles,J
r.)に記載されている。また別の組成物は1965年6月発
行の米国特許第3,189,662号明細書(Vaughn)に記載さ
れている。
共重合体は溶液重合法によって製造されている。今般、
本発明者らはポリカーボネート−シリコーン共重合体は
ポリカーボネートとカルボン酸官能基を有するシリコー
ンとを溶融配合することによっても製造し得ることを認
めた。生起するエステル交換反応は慣用の溶融押出機中
で行なうことができ、この点がより複雑な溶液重合法を
超える一利点である。得られるブロック共重合体は非変
性ポリカーボネートと比較して予想外の優れた物理的性
質、特に改善された流れ特性及び厚部耐衝撃値、を示
す。さらに、ポリカーボネートと官能化シリコーンとの
配合物から得られる成形物品には透明性が付与される。
ジオルガノシロキサン; を一緒に溶融配合することからなるポリカーボネート−
シリコーンブロック共重合体の製造法を提供するもので
ある。
ブロック共重合体を提供するものである。このブロック
共重合体は塗料(被覆剤)、膜、熱可塑的に成形された
物品等の製造に及び熱可塑性樹脂成形用組成物の耐衝撃
性改良剤として及び接着剤として有用である。
ボネート樹脂及びポリジオルガノシロキサンをそれらが
溶融状態又は熱可塑的状態にある間に、すなわちこれら
の樹脂が液体のように流動するような可塑化状態まで加
熱された時点で均質な混合が行なわれることを意味する
ものである。加熱温度はポリカーボネートとポリジオル
ガノシロキサン上のカルボン酸基との反応を生起せしめ
る範囲内、一般に約300〜400℃、好ましくは325〜350℃
の範囲であることが有利である。
ネート樹脂は周知である。一般的にいえば、かゝるカー
ボネート重合体は典型的には式: (式中、Dは重合反応に使用される二価フェノールの二
価芳香族残基である)の反復構造単位をもつものとして
表わし得る。本発明の樹脂組成物を提供するために使用
されるポリカーボネート重合体は塩化メチレン中で25℃
で測定して約0.70〜約1.45dl/gの範囲の固有粘度をもつ
ことが好ましい。一般に、この範囲でより高粘度のポリ
カーボネートが好ましい。かゝる芳香族カーボネート重
合体を提供するために使用し得る二価フェノールは官能
基として芳香族核の炭素原子に直接結合された2個のヒ
ドロキシ基を含む単核又は多核芳香族化合物である。本
発明において使用される好ましいポリカーボネート樹脂
は2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン及び
カーボネート前駆体から誘導された単独重合体である。
許第4,018,750号及び同第4,123,436号明細書に記載され
るごとき二価フェノールとカーボネート前駆体とを反応
させる方法又は米国特許第3,154,008号明細書に記載さ
れるごときエステル交換反応よって、あるいは当該技術
において既知のその他の方法によって製造することがで
きる。ポリカーボネート樹脂の好ましい製造法は二価フ
ェノールとカーボネート前駆体とを界面重合させること
からなる。
用な典型的な二価フェノールは一般式: (式中、Aはフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン、
アンスリレンのような芳香族基であり;Eは一般に1〜12
個の炭素原子をもつアルキレン又はアルキリデン基、た
とえばイソプロピリデン、ブチレン、ブチリデン、イソ
ブチリデン、アミレン、イソアミレン、アミリデン、イ
ソアミリデン基であることができる)によって表わすこ
とができる。Eがアルキレン又はアリキリデン基である
場合、これは芳香族結合、第3級アミノ結合、エーテル
結合、カルボニル結合のような非アルキレン基又は非ア
ルキリデン基によって又はスルフィド、スルホキシド又
はスルホンのような含流黄結合によって連結された2個
又はそれ以上のアルキレン基又はアルキリデン基からな
ることもできる。さらに、Eはたとえばシクロペンチレ
ン、シクロヘキシレンのような5〜12個の炭素原子をも
つシクロアルキレン基又はシクロヘキシリデンのような
5〜7個の炭素原子をもつシクロアルキリデン基;スル
フィド、スルホキシド又はスルホンのような含硫黄結
合;エーテル結合;カルボニル基;直接結合;又は第3
級窒素含有基であることでもできる。Eが表わし得るそ
の他の基は当業者には明らかであろう。Rは水素又は一
価炭化水素基、たとえばメチル、エチル、プロピルのよ
うな1〜8個の炭素原子をもつアルキル基、フェニル、
ナフチルのようなアリール基、ベンジル、フェネチルの
ようなアルアルキル基又はシクロペンチル、シクロヘキ
シルのような5〜7個の炭素原子をもつ脂環族基であ
る。Yは塩素、臭素、弗素のような無機原子;ニトロ基
のような有機基;前記のRのごとき有機基;又はOR基の
ごときオキシ基であり得るが、たゞし反応剤及び反応条
件に対して不活性であるものとする。mは0ないし基A
上の置換可能な位置の数までの任意の整数であり;pは0
ないし基E上の置換可能な位置の数までの任意の整数で
あり;tは少なくとも1に等しい整数であり;そしてsは
0〜20の整数である。
ル化合物において、1個より多いY置換基が存在する場
合、該置換基は同一でも異ってもよい。このことはR置
換基についても同様である。sが1より大きい場合、E
は同一でも異ってもよい。Eが直接結合手である場合、
連結される芳香族環は介在するアルキル基又はその他の
架橋基なしに直接連結される。これらの芳香族核残基上
のヒドロキシル基及びYの位置はオルト、メタ又はパラ
位のいずれであってもよく;そしてこれらの基は、芳香
族炭化水素残基の2個又はそれ以上の環炭素原子がY及
びヒドロキシル基で置換されている場合、隣接、非対称
又は対称関係にあることができる。
ぎ化合物を包含する。
なわちビスフェノール−A); 2,4′−ジヒドロキシジフェニルメタン; ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン; ビス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン; ビス−(4−ヒドロキシ−5−ニトロフェニル)メタ
ン; ビス−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−3−メトキ
シフェニル)メタン; 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン; 1,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エタン; 1,1−ビス−(4−ヒドロキシ−2−クロルフェニル)
エタン; 1,1−ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン; 1,3−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン; 2,2−ビス−(3−フェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン; 2,2−ビス−(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン; 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン; 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン; 3,3−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン; 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン; ビス−(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン; ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルメタ
ン; 1,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,2−ビス−
(フェニル)プロパン; 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルプロパン;等。
ヒドロキシベンゼン;4,4′−ジヒドロキシビフェニル、
2,2′−ジヒドロキシビフェニル、2,4′−ジヒドロキシ
フェニルのようなジヒドロキシビフェニル;2,6−ジヒド
ロキシナフタリンのようなジヒドロキシナフタリンも使
用し得る二価フェノール化合物に包含される。
ロキシアリールスルホン、たとえばビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン、2,4′−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン、5′−クロル−2,4′−ジヒド
ロキシジフェニルスルホン、3−クロル−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、及び4,4′−ジヒドロ
キシトリフェニルジスルホンも有用である。これらの及
びその他の有用なスルホン類の製造については米国特許
第2,288,282号明細書に記載されている。ヒドロキシ末
端ポリスルホンならびにハロゲン、窒素、アルキル基を
用いて置換されたスルホンも有用である。
ドロキシ芳香族エーテルも本発明において使用される二
価フェノールとして有用である。これらのジヒドロキシ
芳香族エーテルは米国特許第2,739,171号明細書に記載
されるごとく製造し得る。かゝる化合物の例としてはつ
ぎの化合物が挙げられる。
キシジフェニルエーテル; 4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメチルジフェニルエーテ
ル; 4,4′−ジヒドロキシ−2,5−ジメチルジフェニルエーテ
ル; 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジイソブチルジフェニル
エーテル; 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジイソプロピルジフェニ
ルエーテル; 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジニトロジフェニルエー
テル; 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジクロルジフェニルエー
テル; 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジフルオルジフェニルエ
ーテル; 4,4′−ジヒドロキシ−2,3′−ジブロムジフェニルエー
テル; 6,6′−ジヒドロキシジナフチル−2,2′−エーテル; 6,6′−ジヒドロキシ−5,5′−ジクロルジナフチル−2,
2′−エーテル; 4,4′−ジヒドロキシペンタフェニルエーテル; 4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメトキシジフェニルエー
テル;及び 4,4′−ジヒドロキシ−2,5−ジエトキシジフェニルエー
テル。
て二価フェノールをこゝに記載した場合、かゝる化合物
の混合物が包含されるものと考えられる。適当な他の二
価フェノールは米国特許第2,999,835号、同第3,028,365
号、同第3,334,154号及び同第4,131,575号明書記載され
ている。
前駆体はカルボニルハライド、カーボネートエステル又
はハロホルメートのいずれでもよい。典型的なカーボネ
ートエステルはジフェニルカーボネート;ジ(ハロフェ
ニル)カーボネート、たとえばジ(クロルフェニル)カ
ーボネート、ジ(ブロムフェニル)カーボネート、ジ
(トリクロルフェニル)カーボネート、ジ(トリブロム
フェニル)カーボネート;ジ(アルキルフェニル)カー
ボネート、たとえばジ(トリル)カーボネート、フェニ
ルトリルカーボネート;クロルナフチルクロルフェニル
カーボネート等である。ここで使用するに適するハロホ
ルメートは二価フェノールのビスハロホルメート、たと
えばハイドロキノンのビスクロルホルメート又はグリコ
ールのビスハロホルメート、たとえばエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール又はポリエチレングリコー
ルのビスハロホルメートを包含する。使用し得る他のカ
ーボネート前駆体は当業者には明らかであろうが、ホス
ゲンとしても知られるカルボニルクロライドが好まし
い。
ト”はポリ(エステル−カーボネート)樹脂を包含する
ものとする。これらのポリ(エステル−カーボネート)
樹脂は一般に、線状重合体鎖中に反復するカーボネート
基 及び芳香族炭素環式基を含みかつ該カルボキシレート基
の少なくともいくつか及び該カーボネート基の少なくと
もいくつかは該芳香族炭素環式基の環炭素原子に直接結
合した構造の重合体として表わし得る。これらのポリ
(エステル−カーボネート)重合体は一般に芳香族二官
能性カルボン酸又はそのエステル形成性誘導体、二価フ
ェノール及びカーボネート前駆体を反応させることによ
って製造し得る。
ート)の製造法はこゝに参考文献として引用する米国特
許第3,030,331号、同第3,169,121号、同第3,207,814
号、同第4,194,038号及び同第4,156,069号明細書に記載
されている。
ト)は二価フェノール、芳香族ジカルボン酸又は芳香族
ジカルボン酸ハライドのようなそれらの反応性エステル
形成性誘導体及びホスゲンから誘導される芳香族ポリ
(エステル−カーボネート)を包含する。ポリ(エステ
ル−カーボネート)の製造に適当な芳香族二官能性カル
ボン酸は一般式: HOOC−B−COOH (II) (式中、Bはフェニレン、ナフチレン、ビフェニレン、
置換フェニレンのような芳香族基;式(I)中のEによ
って定義される基のごとき非芳香族結合を介して連結さ
れた2個又はそれ以上の芳香族基;又はアルアルキレン
基又はアルカリーレン基のような二価の脂肪族−芳香族
炭化水素基を表わす)によって表わすことができる。本
発明の目的のためには、芳香族ジカルボン酸又はそれら
の反応性誘導体、たとえば酸ハライド又はジフェニルエ
ステルが好まし。したがって、好ましい芳香族二官能性
カルボン酸においては、式(II)によって表わされるご
とく、Bはフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン、置
換フェニレン等のごとき芳香族基である。本発明のポリ
(エステル−カーボネート)の製造に使用し得るある種
の芳香族ジカルボン酸の若干の非限定的な例はフタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、o−、m−及びp−
フェニレンジ酢酸及び多核芳香族酸、たとえばジフェニ
ルカルボン酸及びナフタリンジカルボン酸の異性体類を
包含する。これらの芳香族核は式(I)における芳香族
核が置換されると同様にY基で置換され得る。勿論、こ
れらの酸はそれぞれ単独で又は二種又はそれ以上の異な
る酸の混合物として使用することができる。芳香族ポリ
(エステル−カーボネート)の特に有用な一群はビスフ
ェノール−A、イソフタル酸、テレフタル酸又はイソフ
タル酸とテレフタル酸の混合物又はこれらの酸の反応性
誘導体、たとえばテレフタロイルジクロライド、イソフ
タロイルジクロライド又はイソフタロイルジクロライド
とテレフタロイルジクロライドの混合物及びホスゲンか
ら誘導されるものである。ポリ(エステル−カーボネー
ト)中のエステル単位のモル割合は一般に約25〜90モル
%、好ましくは約35〜80モル%である。共重合体エステ
ル単位中のテレフタレート単位(好ましくはイソフタレ
ート単位が共重合体エステル単位の残部をなす)のモル
割合は一般に約2〜約90%、好ましくは約5〜約50%で
ある。
般式: (RpSiO(4−p)/2)m (III) (式中、pは1〜3の整数であり、mは2又はそれ以上
でありそして有意な割合の珪素原子に珪素−炭素結合に
よって結合されているRは一価有機基、たとえばアルキ
ル、ハロゲン置換アルキル、アリール及びアルケニル基
を表わす)をもつ一群の重合体である。珪素原子に結合
し得るその他の基は水素、ヒドロキシ、メルカプト等を
包含する。シリコーンは周知の重合体であり、それらの
製造法もまた周知である。これらについてはたとえばこ
ゝに参考文献として引用するKirk−Othmer編、Encyclop
edia of Chemical Technology、第2版、第18巻、第221
〜260頁及び米国特許第3,419,634号明細書の記載を参照
されたい。
ロック共重合体を製造するために使用されるシリコーン
は単一シリコーン鎖上に少なくとも1個、好ましくは2
個のカルボン酸基を有する。これらの酸基は連鎖の末端
に又は両末端の間の連鎖部位に位置し得る。該カルボン
酸基は少なくとも1個又はそれ以上の炭素原子を介して
珪素原子に連結される。該シリコーンに結合されるカル
ボン酸基の例はエチルカルボキシ、プロピルカルボキ
シ、シクロヘキシルカルボキシ、フェニルカルボキシ、
エチルフェニルカルボキシ、プロピルフタルイミドカル
ボキシ基等を包含する。さらに該シリコーン樹脂は前述
した官能基で末端キャップし得る点にも留意すべきであ
る。本発明の組成物の製造に有利に使用されるシリコー
ンの代表的な例は珪素−酸素−珪素結合によって相互に
連結されたジアルキル珪素単位から本質的になり、しか
もこれら珪素原子の各々が炭素−珪素結合によって結合
された2個のオルガノ基を有するものである約3個ない
し1000個の化学的に結合されたジオルガノシロキシ単位
から構成されたアリールアルキルカルボン酸末端基によ
って連鎖停止されたポリジオルガノシロキサンである。
本発明の方法において使用される好ましいシリコーンは
無水トリメリト酸(TMA)とポリジメチルシロキサン(P
DMS)ブロック長が“n"であるγ−アミノプロピル末端
基をもつシリコーン(GAP)油との反応によって製造さ
れたものである。一例として、式: (式中、nは少なくとも1で約1000までの正の整数であ
る)によって表わされる好ましい一群の重合体があげら
れる。便宜上、式(IV)の重合体を“Gn TMA"と略称
することができる。たゞし、こゝでnは1〜約1,000の
整数である。さらに、カルボン酸官能基をもつシリコー
ンは不飽和カルボン酸又はエステルとシラン(Si−H)
含有シリコーンとを過酸化物促進剤の存在下で反応させ
ることによって;アルケニルニトリルをシラン含有シリ
コーンに白金触媒の存在下で付加反応させ、ついで該ニ
トリル基を加水分解してカルボン酸を形成させることに
よって;又は当業者に既知である他の方法によって製造
することができる。
達成することができる。溶融配合は慣用の熱可塑的押出
機中で達成することができ、そこから混合物は特定寸法
の物品に成形することができ、あるいは押出しによって
フィルム又はシート製品を得ることができる。
は、ポリカーボネート樹脂及びシリコーン油を溶融温度
まで単に加熱しかつ混合する。該シリコーン油及びポリ
カーボネート樹脂はそれらを適当な溶剤、たとえば塩化
メチレン中に溶解することによって予備混合し、ついで
溶解配合工程前又は工程中に溶剤を蒸発させることもで
きる。別法として、シリコーン及びポリカーボネート樹
脂を粉末、ペレット又は液体状で予備配合することもで
きる。また、シリコーン油をポリカーボネート溶融物中
に導入することもできる。所望の反応を達成するに十分
な長さの滞留時間を溶融配合温度において維持すること
が必要である。カルボン酸官能基をもつシリコーンとポ
リカーボネート樹脂との反応の程度は各成分の正確な構
造、両者の接触の方法及び温度及び両者を接触状態に保
持する時間に関係するであろう。一般に、最良の結果は
35〜375℃で1〜5分間強力な溶融混合を行なうことよ
って達成される。反応剤又は反応生成物を実質的に分解
し得る温度を回避するための注意を払わなければならな
い。
な使用形態に押出すことができ、あるいは溶融配合後、
直接所望の商品に成形することもできる。本発明の共重
合体生成物中のポリジメチルシロキサンの含有率(%)
を測定しようとする場合には慣用の分析法(1H NMR)を
使用し得る。
らは、本発明の方法に従う溶融配合工程中に生起する反
応の間にシリコーン油の小部分が生成物中に転位された
形で導入され、その結果ある種の有利な物理的性質がも
たらされ得るものと信ずるものである。本発明の溶融配
合された組成物はその他の成分、たとえば安定剤、難燃
化剤、離型剤、発泡剤、補強剤、顔料及び他の熱可塑性
樹脂を含有し得る。他の熱可塑性樹脂の例はポリエステ
ル、ポリフェニレンエーテル、ポリイミド等を包含す
る。充填剤及びたとえばガラス及び炭素のような補強用
繊維も含有し得る。充填剤はたとえばシリカ、タルク、
クレー、雲母、硫酸カルシウム及び炭酸カルシウムを包
含し得る。添加剤の配合量は所望の効果に関係し、適切
な配合量を決定することは当業者の知識の範囲内であ
る。
割合は重量基準で広範囲に変動し得るものであり重量比
で1:99〜99:1の範囲内である。選定される特定の割合は
勿論本発明のブロック共重合体の物理的性質に反映する
であろう。シロキサンブロックの割合が増加するほど、
該組成物から成形される製品の可撓性及び弾性が増加す
るであろう。組成物中のシリコーンの割合は1〜50重量
%の範囲が好ましく、1〜10重量%の範囲がもっとも好
ましい。
範囲及び分子量に反映するであろう。剛性で耐衝撃性の
高い射出成形品用の用途に対しては、高分子量のポリカ
ーボネート樹脂(たとえば塩化メチレン溶液中で25℃で
測定して0.8dl/gの固有粘度をもつもの)を使用するこ
とが有利である。
すが、これらは本発明の好ましい実施態様を示すもの
で、何等本発明を限定する意図をもつものではない。後
記の実施例中に示すデータはつぎの試験方法により測定
したものである。
は破損点において100%延性破壊によるものであった。
イニアス−オルセン(Tinius Olsen)T3メルトインデッ
クス測定装置に添加する。この測定装置中の温度を300
℃に保持しそしてこの樹脂をこの温度で6分間加熱し、
6分後、樹脂を半径4.7mmのプランジャーを用い及び7.7
kgの力を加えて半径1.05mmのオリフィス中に圧入し、そ
してプランジャーが5.1cm移動するに要する時間をセン
チ秒で測定しそしてこれをカーシャ指数(KI)として記
録する。
キサン(PDMS)のパーセント割合の計算はプロントNMR
を用いてつぎのごとく測定する。
御装置に連結された温度計、栓及び正圧のアルゴンに連
通された冷却器をとりつけた。この反応器にオクタメチ
ルシクロテトラシロキサン(1042g、ジメチルシロキサ
ンの14.0モル)、アミノプロピルポリメチルシロキサン
(ゼネラル・エレクトリック社製#88849、FW=910g/モ
ル、846g、0.93モル)及びメタノール中の20重量%のテ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド(9.5g溶液、1.9
g、0.21モルMe4NOH)を装入した。反応物を80℃で19時
間攪拌した。この溶液を11/2時間で160℃まで昇温させ
そして11/2時間活発にスパージさせた。1664gの物質を
回収した。
・スタークトラップをとりつけ、このトラップを正圧の
アルゴンに連通された冷却器に連結した。この反応器に
前記のごとく製造された物質835.2g(0.47モル)、無水
トリメリト酸181g(0.94モル)及びトルエン500mlを装
入した。この混合物を一晩還流し、その間に水17.2mlを
除去した。トルエンは回転蒸発器(最終条件:95℃、2
トル)によって除去した。29SiNMRは+7.5(s,7.2S
i)、−10.3(s,0.3Si)、−21.9(m,92.5Si)を示し
た。これらの積分値はPDMSブロックの長さが28であるこ
と、すなわち式Gn TMAにおいてn=28であることを示
している。
シロキサン5重量部及びポリカーボネート(PC)樹脂
(登録商標“レキサン(Lexan)"ML−4735、ビスフェノ
ールA単独重合体、I.V.1.2dl/g、米国、インディアナ
州、マウントバーノン在ゼネラル・エレクトリック社
製)95重量部を配合した。ポリジオルガノシロキサンは
ヘンシェル(Henschel)ミキサーを用いて1〜3分間で
ポリカーボネート中に混入させた。この混合物を340℃
の温度に保持された押出機中に導入した。すべての押出
操作は長さ/直径比27:1をもつウェルナー・プライデラ
ー(Werner-Pfleiderer)ZSK30型の共回転式二軸スクリ
ュー押出機上で行なった。押出物の代表的な一試料を用
いて物理的性質を試験し、その結果を第I表に示す。比
較の目的で、ポリカーボネート樹脂を同様に試験しそし
て試験結果を対照例として同じく第I表に示す。
りも優れた性能、たとえば改良された厚部耐衝撃性(25
0ミルのノッチ付アイゾット値照)及びより良好な引張
伸び、を有することを示している。該共重合体はさらに
カーシャ指数によって評価されるごとく未変性PCに対し
て著しく改善された流動性を示す。
メチルシロキシ末端シロキサン油を5(重量/重量)%
の割合でポリカーボネート樹脂中に押出した点を除い
て、反復した。この物質は作動中の押出機スクリュー上
でペレットがスリップするために試験片に成形し得なか
った。
合物(実施例2)は試験片に射出成形し得なかった。し
かしながら、この単なる配合物のペレットを調べてみる
と実施例1の透明なブロック共重合体と比較して透明性
が失われたことを示した。
不透明であるのと比較して本発明に従う押出試料が透明
である事実は酸官能基を有するシリコーンは押出処理中
にポリカーボネートに化学的に結合されたことを示して
いる。ポリカーボネート−シロキサン共重合体の形成は
化学分析によって確認された。ポリカーボネートとシリ
コーンとを溶融配合することによって製造された共重合
体の溶液を塩化メチレンで調製しそしてシリカゲルカラ
ムに通送した。プロトンNMR分析はシロキサンの損失を
示さなかった。未反応の(すなわち押出し処理されな
い)酸官能基をもつシロキサンとポリカーボネートとの
溶液は同じ方法によって完全に分離された。したがって
化学的結合は押出工程中に達成されることが立証され
た。
Claims (3)
- 【請求項1】つぎの成分: (a)芳香族ポリカーボネート樹脂;及び (b)少なくとも1個の官能性カルボン酸基をもつポリ
ジオルガノシロキサン; を一緒に溶融配合することからなるポリカーボネート−
シリコーンブロック共重合体の製造法。 - 【請求項2】ポリジオルガノシロキサンが式: (式中、nは1〜1000の整数である)の無水トリメリト
酸で末端キャップされたポリジメチルシロキサンである
請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】nが4〜40の整数である請求項2記載の製
造法。
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