JPH073742B2 - ビデオ又はオ−デイオ用カセツトテ−プ - Google Patents

ビデオ又はオ−デイオ用カセツトテ−プ

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JPH073742B2
JPH073742B2 JP61267733A JP26773386A JPH073742B2 JP H073742 B2 JPH073742 B2 JP H073742B2 JP 61267733 A JP61267733 A JP 61267733A JP 26773386 A JP26773386 A JP 26773386A JP H073742 B2 JPH073742 B2 JP H073742B2
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義介 山川
康二 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 I.発明の背景 (技術分野) 本発明はカセツトテープ特に回転シリンダー型ヘツドを
有するデツキに用いるビデオ又はオーデイオ用カセツト
テープに関する。
(従来技術とその問題点) 8ミリビデオをはじめ1/2インチムービーなどカメラ一
体型のビデオデツキの小型化は急速に進んでおり、それ
に伴い同一システムでも各種ローデイング方式が採用さ
れている。
各ローデイング方式にはそれぞれ長所、短所があるが、
記録方式という意味での互換性は保たれている。
しかし、記録あるいは再生開始位置の点では、大きなず
れが生じ、新品のブランクテープを用いた場合、Mロー
デイング方式のデツキで記録した信号がUローデイング
方式のデツキでは頭の何秒かが再生できないといういわ
ゆる頭切れの現象が起きてしまう。
また8ミリビデオのUローデイング方式デツキの場合ロ
ーデイングに必要なテープを巻取り側のリールから供給
しなくてはならない。従つて巻取り側のリールに全くテ
ープが巻かれていない新品のブランクテープを用いた場
合、ローデイング動作に入る前に早送りでローデイング
に必要なだけテープを巻取り側に確保する為の時間が必
要である。これらの点を図面を参照して説明する。
(1) 頭切れ現象 頭切れ現象は、そもそもローデイング方式の違いによつ
て生じる。各ローデイング方式の走行系を第1図〜第3
図に示した。
第1図のMローデイング方式では巻取りリールからテー
プ上の記録開始位置までの距離が短いが第2図のUロー
デイング方式ではその距離が長い。即ち、テープ上の記
録開始位置がローデイング方式によつて全く異なるわけ
である。従つてMローデイング方式で記録した頭の部分
が、Uローデイング方式では再生できないいわゆる頭切
れの現象が起きるのである。Mローデイング方式と第3
図の新Uローデイング方式の間にも同様な関係がある。
(2) ローデイング時間 Uローデイングデツキを用いた場合において、新品テー
プではリーダテープが検出されるので、(i)テープを
ローデイングに必要な長さ以上に巻取りリール上に巻取
つた上で、(ii)ローデイングが行われる。使用したテ
ープの場合には、(i′)ローデイングを開始し、(i
i)ローデイングに必要な長さが足りなければテープを
アンローデイングしたのち巻取り側へ適当な長さ巻取
り、(iii)ローデイングを改めて行う。なお使用した
テープでもカセツト挿入時にリーダー部分が検出されれ
ば新品テープの場合と同じになり、ローデイング時間は
かえつて短い。上記(i′)の場合には十分なテープ長
が巻取りリール上にあれば最短時間のローデイングが可
能となる。
しかし、新品のブランクテープの場合には常に上記
(i)、(ii)の動作が必要となるからローデイング時
間が長くなり、8mmビデオのような即時性の要求が高い
場合には不都合が生じる。
II.発明の目的 本発明の目的は、新品のブランクテープを用いた場合の
頭切れ現象を改善し、ローデイング時間を大幅に短縮す
るビデオ又はオーデイオ用カセツトテープを提供するこ
とにある。
III.発明の概要 本発明は、出荷時に巻取りリール側にあらかじめ30cm以
上50cm以下の長さテープを巻き込んでおくことを特徴と
するビデオ又はオーデイオ用カセツトテープである。
本発明によると、以下に詳しく述べるようにローデイン
グ時間が短縮され且つ方式間で生じうる頭切れの問題も
改善する。
IV.発明の具体的な説明 本発明では特にMローデイング及びUローデイング方式
に適合したビデオ又はオーデイオ用カセツトテープが提
供される。前述の頭切れの問題はローデイング方式間の
テープ上の記録開始位置の差異に基づくものであるか
ら、本発明では新品のカセツトにおけるブランクテープ
の巻取りリール側への巻込み量を、記録開始位置と巻取
りリール間のテープ経路長を少なくとも上記差の分だけ
多くしておくことによつて解決される。なおMローデイ
ング方式とUローデイング方式間の問題を解決すること
が本発明の最小限の目的であり、これにより上記差がよ
り短いものに対してはすべて問題は解決され、より大き
い差のものに対しては頭切れはほぼ解決される。
一方、ローデイング時間はローデイング開始後に巻取り
リール側への巻取りを必要としないときに最短となる。
この点を第4図を参照して詳しく説明する。横軸は巻取
りリール上の磁気テープ巻取り長さL(cm)であり、縦
軸は上記(i)、(i′)、(ii)、(iii)のすべて
の場合を考慮したUローデイング方式のローデイング時
間T(秒)である。
Lが0〜5cmの部分は透明なリーダ部であり、(i)の
ローデイング開始からすぐに(ii)に入ることができる
のでT1は短いが、それでも20秒近くかかる。
Lが5〜30cmの範囲では(i′)のローデイングがLに
比例して長くかかるので、(ii)、(iii)との総和は
さらに長時間となる。しかし、Lが30cmを超えると、
(ii)の巻取りが皆無となり(i′)のローデイングの
みで良いためローデイング時間は数秒に減少する。本発
明ではLを30cm以上に設定する。
そして、上記再因子をほど良く満足させるにはブランク
テープの出荷時に、巻取りリール上にL=30cm以上の巻
込み量が確保される必要がある。
以下、実施例を説明する。
〔実施例1〕 テープ巻取り側リールにあらかじめテープを34cm巻き込
んでおいた8ミリビデオテープP6−90にMローデイング
方式デツキSPモードで録画し、Uローデイング方式デツ
キで再生した時の頭切れ時間を測定した。
使用デツキ Mローデイング:SONY CCD−M10 Uローデイング:SONY EV−A300 頭切れはなかつた。
〔実施例2〕 実施例1において再生デツキに新Uローデイング方式デ
ツキを用いた以外は実施例1と同様の測定をした。
使用デツキ 新Uローデイング:KODAK CAMCORDER 2400 頭切れは約8秒であつた。
〔比較例1〕 実施例1においてテープ巻取り側リールにテープを全く
巻き込んでおかない8ミリビデオテープP6−90を用いた
以外は実施例1と同様の測定をした。頭切れは17秒であ
つた。
〔比較例2〕 実施例2においてテープ巻取り側リールにテープを全く
巻き込んでおかない8ミリビデオテープP6−90を用いた
以外は実施例2と同様の測定をした。頭切れは24秒であ
つた。
以上の結果から、頭切れを防止又は改善するには約30cm
以上の初期巻込みを行つた新品ブランクテープカセツト
を用いればローデイング間で頭切れ時間が大きく減じる
ことが分る。
次に、ローデイング時間の短縮については第4図にUロ
ーデイング方式のローデイング時間をLの関数としてプ
ロツトした。これから明らかなように、Uローデイング
方式で最短ローデイングとするには初期巻込量が約30cm
以上必要なことが分る。M方式ではこれだけあれば十分
である。なお新U方式はこの問題に無関係である。
V.発明の効果 頭切れ現象については、実施例1ないし実施例2からも
分かるように比較例1ないし比較例2に比し16(S)〜
17(S)も改善されている。録画における16(S)とい
うのはワンシヨツトに相当する長さであり、頭の撮つた
はずのワンシヨツトが再生できないというのは、撮つた
者にとつては非常に残念なものである。この点において
も本発明は絶大な効果を発揮する。
又ローデイング時間についても第4図から分かるように
30cm以上あらかじめ巻取りリール側に巻き込んだブラン
クテープは飛躍的に改善される。新品のブランクテープ
を購入しすぐ記録したいという場合に待たされる20秒間
は非常に長いものであるがこれが約1/3の6〜7秒に短
縮された。
【図面の簡単な説明】
第1図はMローデイング方式の走行系、第2図はUロー
デイング方式の走行系、第3図は新Uローデイング方式
の走行系、及び第4図はローデイング時間T1(S)と巻
取りリール側テープ巻込み量L(cm)の関係である。 1:供給リール 2:巻取りリール 3、4:ガイドローラー 5:キヤプスタン 6:ローデイングリング 7:回転ヘツドシリンダー 8:テープ上録画開始位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出荷時巻取りリール側にあらかじめ30cm以
    上50cm以下の長さテープを巻き込んでおくことを特徴と
    するビデオ又はオーデイオ用カセツトテープ。
JP61267733A 1986-11-12 1986-11-12 ビデオ又はオ−デイオ用カセツトテ−プ Expired - Fee Related JPH073742B2 (ja)

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