JPH0413258A - 記録テープの検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、記録テープを簡単かつ容易に確認することの
できる検索装置に関する。

〈従来の技術〉 例えば、ビデオテープに収録された内容が不明の時には
、ビデオテープを実際に再生して、その内容を確認して
いた。ビデオテープに収録された内容が判っていても、
ビデオテープのどこの位置にあるのか不明の場合も同様
であった。

しかし、二倍速、三倍速等の変速再生するにしても、相
当の時間が必要になる。

このため、従来では、ビデオテープの一箇所又は複数カ
所に、インデックスと呼ばれる特殊な信号を記録し、ピ
クチュア−サーチによりビデオテープを早送りしながら
このインデックスを−又は複数検出して、目的とする位
置まで迅速に到達するようにしている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、ビデオテープにインデックスを記録するのは非
常に手間取るため、現実にはインデックスは余り使用さ
れることはなかった。

また、インデックス自体は、記録された内容を示さない
ため、インデックスに対応して記録の内容を別途書き留
める必要があった。

本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
インデックスを使用することなく、記録テープの内容を
容易且つスピーデイに検索することのできる記録テープ
の検索装置に関する。

く課題を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本発明の構成は記録テープの再生
、早送り、巻き戻しを行う駆動系を具えた検索装置であ
って、所定の時間だけ前記記録テープを早送り又は巻き
戻しを行った後に前記記録テープを一定時間再生する手
順を繰り返すことを特徴とする。

更に、前記記録テープを早送り又は巻き戻しする所定の
時間を加減する手段を設ける様にしても良い。

〈作用〉 所定の時間だけ前記記録テープを早送り又は巻き戻しを
行った後に前記記録テープを一定時間再生する手順を繰
り返すため、再生だけを行うよりも高速に検索すること
ができる。

〈実施例〉 以下、本発明について、図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。

第１図及び第２図に本発明の第１の実施例を示す。両図
に示す実施例は、予め決められた時間早送り又は巻き戻
しを行って、その間キャプスタンから発生するパルス波
をカウントして、決められた時間に相当するパルス数に
なると自動的に再生又は変速再生する様にしたものであ
る。

即ち、第２図に示すように、ビデオテープｌは回転トラ
ム２に斜めに巻き付けられ、このドラム２に配設された
磁気ヘッド（図示省略）により記録再生されるようにな
っている。このビデオテープ１はキャプスタン３により
一定速度で送られて再生され、また、図示しない供給リ
ール、巻き付はリールを高速に回転することにより早送
りされ或いは巻き戻しされるようになっている。このキ
ャプスタン３に設けられたキャプスタン周波数発生器４
により検出されるパルス（以下、ＣＦＧパルスと言う）
はマイクロコンピュータ５に入力される。一方、回転ド
ラム２の磁気ヘッドからの記録再生信号は映像信号処理
装置６に入力され、この映像信号処理装置６はマイクロ
コンピュータ５により制御されるようになっている。

ここで、上記マイクロコンピュータ５には、第１図に示
すフローチャートを実行するプログラムが収納されてい
る。このフローチャートは内容の不明なビデオテープの
内容を確認し、又は特定のタイトルを検索したい場合に
は使用されるものであり、サーチモードを選択すること
により実行することができる。

即ち、第１図に示すようにサーチモートが選択されると
、これによりＣＦＧパルス数が計数され、目標値に到達
するまで早送り又は巻き戻しが実行される。

ＣＦＧパルス数が目標値に到達すると、早送り又は巻き
戻しが停止し、再生又は変速再生が実行される。再生、
変速再生の間もキャプスタン周波数発生器４によりＣＦ
Ｇパルスが送出され、目標値に到達すると再生又は変速
再生が停止し、早送り又は巻き戻しが実行されると同時
にＣＦＧパルス数が計数される。

このように、早送り巻き戻しと再生変速再生が交互に実
行されるので、通常のように再生変速再生する場合より
も、高速にビデオテープの内容を確認することができる
。

また、記録再生時に、自己の得たい画像信号が得られた
ら、サーチモードを解除すればよい。

サーチモートを解除する為には、例えば、再生ボタン等
を操作するようにすると良い。テープエンド、テープト
ップに到達した場合には、自動的にサーチモードが解除
されるようにすると良い。

このようにサーチモードが解除されたら、マイクロコン
ピュータ５のプログラムは終了する。

尚、ビデオテープｌに映像信号が記録されていない部分
に差し掛かったら、その後は再生、変速再生しても、通
常その後には何も記録されていないことが多い。従って
、その後は、再生しても無駄である。

そこで、ビデオテープｌに映像信号があるか否かを確認
する回路を設けて、この回路により映像信号が記録され
ていないことが検出されたら、その後は再生、変速再生
を行うことなく早送りするか巻き戻しする様にしてもよ
い。また、サーチモードを解除して停止するようにして
も良い。

次に１１本発明の第２の実施例について説明する。上記
実施例では、一定時間での早送り、巻き戻しを行ってい
たが、本実施例ではその時間を可変にするようにしたも
のである。即ち、本実施例では、第１図に示すフローチ
ャートの内破線Ａで囲んだ部分を第３図のものに置き換
えたものである。

ここでは、第３図に示すように、早送り巻き戻しのルー
チンが奇数回か偶数回かどうか確認し、１回目（奇数回
）であれば第１の所定時間に相当するＣＦＧパルス数を
計数する。この第１の所定時間としては５分程度とする
。これに相当するＣＦＧパルス数に到達するまで、早送
りし、又は巻き戻しされる。このパルス数に到達すると
ルーチンの回数を２回（偶数）とした後、上記と同様に
、再生、変速再生する。この後、サーチモードが解除さ
れないかぎり、再度、早送り、巻き戻しが実行されるが
、ルーチンの回数が２回となっているので、第２の所定
時間のパルス数が計数される。第２の所定時間としては
ｌＯ分程度とする。これに相当するＣＦＧパルス数に到
達するまで、早送りし、又は巻き戻しされる。到達する
とルーチンの回数を１回（奇数回）とした後、上記と同
様に、再生、変速再生する。以後、これを繰り返してル
ーチンが奇数回の時は、５分間の早送り巻き戻しを行い
、ルーチンが偶数回の時は１０分間の早送り巻き戻しを
繰り返す。

尚、第２の実施例では早送り巻き戻しの時間を２種類に
していたが、これに限るものではなく、更に種類を増加
できるようにしてもよい。

例えば、第４図に示すように、サーチモードを選択する
ためのボタンを押す回数により、その時間を延ばす方法
である。

即ち、本実施例では、第１図に示すフローチャートの内
破線Ｂで囲んだ部分を第４図のものに置き換えたもので
あり、サーチモードボタンが１回押されると設定時間が
二倍となり、また２回押されると３倍となるようにする
ものである。このようにすると−層迅速に検索すること
が可能となる。

尚、上記実施例ではビデオテープに本発明のを適用した
ものであるが、その他の記録テープ、例えばオーディオ
テープ等にも応用可能なものである。

〈発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明はインデックスを使用することなく、記録テープの内
容を容易且つスピーデイに検索することのできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に係るフローチャート、
第２図は本発明の第１の実施例を示す構成図、第３図は
本発明の第２の実施例に係るフローチャート、第４図は
本発明の第３の実施例に係るフローチャートである。 図面中、 ｌはビデオテープ、 ２は回転ドラム、 ３はキャプスタン、 ４よキャプスタン周波数発生器、 ５まマイクロコンピュータ、 ６は映像信号処理装置である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録テープの再生、早送り、巻き戻しを行う駆動
   系を具えた検索装置であって、所定の時間だけ前記記録
   テープを早送り又は巻き戻しを行った後に前記記録テー
   プを一定時間再生する手順を繰り返すことを特徴とする
   記録テープの検索装置。
2. （２）請求項（１）において、前記記録テープを早送り
   又は巻き戻しする所定の時間を加減する手段を設けたこ
   とを特徴とする記録テープの検索装置。