JPH0737256A - フォーカスサーボ装置 - Google Patents
フォーカスサーボ装置Info
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- JPH0737256A JPH0737256A JP18142893A JP18142893A JPH0737256A JP H0737256 A JPH0737256 A JP H0737256A JP 18142893 A JP18142893 A JP 18142893A JP 18142893 A JP18142893 A JP 18142893A JP H0737256 A JPH0737256 A JP H0737256A
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Abstract
正確に起動するために最適なタイミングでフォーカスサ
ーボを起動できるようにする。 【構成】 S字特性を有するフォーカスエラー信号を発
生する手段1と、このフォーカスエラー信号の振幅より
小さい振幅の高周波信号を発生させる発生手段2と、前
記フォーカスエラー信号と前記高周波信号を重畳させる
加算手段3と、この重畳信号と基準レベル4とを比較す
る比較手段5と、この比較手段の出力信号をボトムホー
ルドまたはピークホールドする保持手段6と、この保持
手段の出力信号の合焦点に近い方の信号変化を検出する
検出手段7とを設ける。検出手段の出力信号によりフォ
ーカスサーボを起動させることにより、フォーカスレン
ズがほぼ合焦点位置にある時にフォーカスサーボを起動
させることができる。
Description
式記録再生装置におけるフォーカスサーボ装置に関し、
特に、フォーカスサーボ装置の起動に関するものであ
る。
おいては、フォーカスレンズとディスクを所定距離に保
持するために、フォーカスサーボ装置が設けられる。こ
のフォーカスサーボ装置を動作させるために、最初にフ
ォーカスサーチを行い、フォーカスレンズが合焦点位置
に近づいたところでフォーカスサーボ装置を起動するこ
とが行われている。
式記録再生装置の再生開始時にフォーカスレンズをディ
スクに向けて移動させながら、ディスク上に記録された
信号を読み出し、読み出した出力レベルが所定の値に達
したか否かを判断してフォーカスサーボを起動したり、
S字特性を有するフォーカスエラー信号が合焦点位置で
ゼロレベルをクロスすることを検出することにより、フ
ォーカスサーボを起動する方法がとられていた。
方法では、読み出し信号の出力レベルが素子状態、媒体
等により変化するので、必ずしも出力レベルと合焦点状
態とは対応しないため、正確にフォーカスサーボ装置を
起動させられないという問題を有している。また、後者
の方法では、合焦点位置でフォーカスサーボ装置を起動
しても、動作に遅れがあるために、フォーカスレンズが
ディスクに対して行き過ぎた点でフォーカスサーボが起
動することとなり、、正常にフォーカスサーボがかから
なかったり、安定性が悪くなるといった問題を有してい
る。
スサーボ装置において、フォーカスサーボを安定にかつ
正確に起動するために、最適なタイミングでフォーカス
サーボを起動できるようにすることを目的とするもので
ある。
成するため、光源からの光をフォーカスレンズを介して
ディスク上に収束させるためのフォーカスサーボ装置に
おいて、S字特性を有するフォーカスエラー信号を発生
する手段と、このフォーカスエラー信号の振幅より小さ
い振幅の高周波信号を発生させる手段と、前記フォーカ
スエラー信号と前記高周波信号を加算する手段と、この
重畳信号と基準レベルとを比較する比較手段と、この比
較手段の出力信号をボトムホールドまたはピークホール
ドする保持手段と、この保持手段の出力信号の合焦点に
近い方の信号変化を検出する検出手段とを設け、検出手
段の出力信号によりフォーカスサーボを起動させる。
スレンズがディスクに向けて移動すると、S字特性のフ
ォーカスエラー信号と高周波信号を重畳した信号は、合
焦点位置の手前の位置で所定の基準レベルと一致するこ
ととなる。これにより、フォーカスレンズが合焦点位置
に達する手前でフォーカスサーボを起動する信号が発生
させられ、フォーカスレンズがほぼ合焦点位置にあると
きに、フォーカスサーボが実際に起動することとなる。
したがって、高周波信号の振幅または基準レベルのレベ
ルを適当に選択することにより、最適なタイミングでフ
ォーカスサーボ装置を起動することができるようにな
る。
る。以下の説明に用いる図において、同一の機能を有す
るものには、同一の符号を付すことにより、重複する説
明は省略する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1の全体の回路を
示すブロック図であり、図2は図1の各点における信号
の波形を示すグラフである。
ォーカスエラー信号Veと高周波信号発生手段2からの
高周波信号Vaが、加算手段3により加算される。この
重畳信号Ve+Vaと基準レベル発生手段4からの基準
レベルVrとが、比較手段5により比較される。なお、
フォーカスエラー信号Veは、図示しないフォーカスサ
ーボ装置にも使用され、フォーカスレンズとディスクと
を一定の距離に保つ制御に利用される。
ルド手段6により変形される。この変形された信号Vh
の信号変化点のうち、合焦点位置に近い方の変化点が検
出手段7により検出されて出力信号Voが出される。こ
の出力信号Voは、フォーカスサーチを停止し、フォー
カスサーボ装置を起動するために利用される。次に、以
上の説明における各手段の詳細およびその動作について
説明する。
段1の具体例を示す。フォーカスエラー信号発生手段1
は、4分割フォトデテクタ11と演算増幅器12とから
構成される。図4に、フォーカスエラー信号Veの波形
と、4分割フォトデテクタ11上のビームスポットとの
関係を示す。記録再生装置の再生開始時に、フォーカス
レンズは当初位置からディスクに向かって移動をする。
フォーカスレンズの移動に伴い、フォーカスエラー信号
Veは、図4図示のようにS字を描いて変化をする。
レンズの位置に応じて、ビームスポットの形状は図4
(a)〜(c)のように変化する。すなわち、合焦点位置では
ビームスポットの形状は円形となるが、合焦点より外れ
ると縦長または横長の形状となる。したがって、図3に
示すように、各対角線上のデテクタの和信号をそれぞれ
演算増幅器12により比較することにより、図4および
図2aに示すようなS字特性が得られる。
示す。本例では、フォーカスエラー信号Veは、フォー
カスレンズが当初位置から合焦点位置へ近づく時、すな
わち合焦点より遠い位置では正極性であり、合焦点位置
からさらにディスクに近づく時、すなわちディスクに近
い位置では負極性となる。加算手段3の具体例を図5に
示す。フォーカスエラー信号Veと高周波信号Vaが、
それぞれ抵抗を通して演算増幅器13の反転端子に入力
される。一方、非反転端子は抵抗を介して接地される。
加算手段3の出力信号は図2cに示すようにフォーカス
エラー信号と高周波信号の重畳された信号Ve+Vaと
なる。なお前述のように、フォーカスエラー信号Veは
フォーカスサーボ装置にも使用される。
4.6MHzのRF信号を利用することもできる。この
ように既存の高周波信号を利用することにより、新たに
発振回路を設ける必要がなくなる。RF信号は、直接ま
たは適当なバッファを介して加算手段3に入力すればよ
い。高周波信号の振幅は、フォーカスエラー信号の振幅
よりも小さく設定される。高周波信号の振幅とフォーカ
スエラー信号の振幅との関係については後述する。ま
た、この高周波信号は、フォーカスサーボ帯域外の高周
波信号とすることにより、フォーカスサーボ系への影響
を軽減させることができる。この点からも、前記のよう
にRF信号を利用することが好ましい。
例では、基準レベルVrは、図2dに示すように接地電
位0とされるので、演算増幅器14の反転端子は抵抗を
介して接地される。非反転端子には、図2cの重畳波形
Ve+Vaが入力される。比較手段5の出力信号Vcは
図2eに示すようになる。なお、前記基準レベルVrは
0に限らず任意の値とすることができる。この基準レベ
ルVrの選択方法については後述する。
す。ボトムホールド手段6は、ダイオード16、−電位
に接続されたコンデンサ17、+電位に接続された抵抗
18、波形整形器19から構成され、比較手段5の出力
信号Vcは図2fに示す信号Vhに変形される。判定手
段7は、この信号Vhの変化点の内、合焦点に近い方の
変化点からオンとなる信号Voを図2gに示すように出
力する。
点位置より手前のタイミングTaでオンとなり、前述の
ように、フォーカスサーチを停止し、フォーカスサーボ
装置を起動させるために使用される。このように、合焦
点位置よりも先行したタイミングTaでフォーカスサー
ボ装置が起動されると、起動時の遅れによりフォーカス
レンズの移動が進んでほぼ合焦点位置となったときにフ
ォーカスサーボ装置が動作を開始する。したがって、フ
ォーカスサーボを最適なタイミングで起動することがで
きる。
<|Ve|−|Va|を満たす範囲内でVrとVaを変
化させることにより調整することができる。なお、Vr
≦−|Va|だと、検出タイミングが遅れることとな
る。 (実施例2)以上説明した実施例1においては、フォー
カスエラー信号Veと高周波信号Vaを加算手段3によ
り加算した後、基準レベルVrと比較手段5により比較
しているが、高周波信号Vaと基準レベルVrを加算手
段3により加算した後、フォーカスエラー信号Veと比
較手段5により比較することによっても、本発明を実施
することができる。
図において、高周波信号Vaと基準レベルVrが加算手
段3により加算される。高周波信号Vaと基準レベルV
rの重畳信号Va+Vrは、比較手段5において、フォ
ーカスエラー信号Veと比較される。なお、実施例1に
示したように基準レベルVrを0とする場合には、加算
手段3および基準レベル4を省略することができる。
施例1と同様であるので、重複する説明は省略する。以
上、実施例1および実施例2について説明をしてきた
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
く、種々変形が可能なものである。例えば、前述の比較
手段5においては、重畳信号Ve+Vaが基準レベルV
rより大であるとき、または重畳信号Va+Vrがフォ
ーカスエラー信号Veより大であるとき、高レベルの信
号+Vが出力されるようになっているが、これを逆にし
て、低レベルの信号−Vが出力されるようにすることも
できる。この場合、保持手段7としてボトムホールドに
代えてピークホールドを使用する。
チ時にフォーカスレンズがディスクに向けて移動する途
中でフォーカスサーボを起動するもの、すなわちフォー
カスエラー信号のS字特性の正のピーク側から合焦点位
置に向けて移動するときに動作するものである。しかし
ながら、何らかの事情でこの動作に失敗することが考え
られる。この場合、フォーカスレンズは再度ディスクよ
り遠い位置へ戻り、その後同じ動作を行うこととなる。
字特性の正のピーク側から合焦点位置に向けて移動する
ときに動作する装置に加えて、S字特性の負のピーク側
から合焦点位置に向けてフォーカスレンズを移動したと
きに同様の動作を行う装置を設けることができる。この
構成によれば、前記のようにフォーカスレンズがディス
クに向けて移動する動作の途中でフォーカスサーボを起
動することに失敗した場合、フォーカスレンズが元の位
置に戻る途中で、フォーカスサーボを起動する動作が行
われることとなる。したがって、フォーカスレンズが元
の位置に戻ってから再度動作を繰り返す必要がなるなる
ので、フォーカシングを早くすることが可能となる。
において、安定にかつ正確に起動するために最適なタイ
ミングでフォーカスサーボを起動することが可能とな
る。
図。
を示す回路図。
説明するための概略図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源からの光をフォーカスレンズを介し
てディスク上に収束させるためのフォーカスサーボ装置
において、S字特性を有するフォーカスエラー信号を発
生する手段と、このフォーカスエラー信号の振幅より小
さい振幅の高周波信号を発生させる手段と、前記フォー
カスエラー信号と前記高周波信号を重畳させる加算手段
と、この重畳信号と基準レベルとを比較する比較手段
と、この比較手段の出力信号をボトムホールドまたはピ
ークホールドする保持手段と、この保持手段の出力信号
の合焦点に近い方の信号変化を検出する検出手段とを設
け、検出手段の出力信号によりフォーカスサーボを起動
するようにしたことを特徴とするフォーカスサーボ装
置。 - 【請求項2】 光源からの光をフォーカスレンズを介し
てディスク上に収束させるためのフォーカスサーボ装置
において、S字特性を有するフォーカスエラー信号を発
生する手段と、このフォーカスエラー信号の振幅より小
さい振幅の高周波信号を発生させる手段と、前記フォー
カスエラー信号と前記高周波信号とを比較する比較手段
と、この比較手段の出力信号をボトムホールドまたはピ
ークホールドする保持手段と、この保持手段の出力信号
の合焦点に近い方の信号変化を検出する検出手段とを設
け、検出手段の出力信号によりフォーカスサーボを起動
するようにしたことを特徴とするフォーカスサーボ装
置。 - 【請求項3】 前記S字特性の正のピーク側と負のピー
ク側の両方向からフォーカスサーボを起動できるように
したことを特徴とする請求項1または2に記載されたフ
ォーカスサーボ装置。 - 【請求項4】 前記高周波信号の周波数をフォーカスサ
ーボ帯域外の周波数としたことを特徴とする請求項1ま
たは2に記載されたフォーカスサーボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18142893A JP3359383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フォーカスサーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18142893A JP3359383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フォーカスサーボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737256A true JPH0737256A (ja) | 1995-02-07 |
JP3359383B2 JP3359383B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16100608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18142893A Expired - Fee Related JP3359383B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フォーカスサーボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3359383B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7920449B2 (en) | 2007-02-14 | 2011-04-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of controlling focus of optical information storage media recording and/or reproduction apparatus and apparatus therefor |
JP2012009091A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Pioneer Electronic Corp | 光記録再生装置 |
US8680636B2 (en) | 2007-03-29 | 2014-03-25 | Sony Corporation | Package-type solid-state imaging apparatus with exhausting means |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18142893A patent/JP3359383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7920449B2 (en) | 2007-02-14 | 2011-04-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of controlling focus of optical information storage media recording and/or reproduction apparatus and apparatus therefor |
US8680636B2 (en) | 2007-03-29 | 2014-03-25 | Sony Corporation | Package-type solid-state imaging apparatus with exhausting means |
JP2012009091A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Pioneer Electronic Corp | 光記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3359383B2 (ja) | 2002-12-24 |
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