JPH0736864Y2 - 索道のローディングゲート - Google Patents

索道のローディングゲート

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JPH0736864Y2
JPH0736864Y2 JP1989100892U JP10089289U JPH0736864Y2 JP H0736864 Y2 JPH0736864 Y2 JP H0736864Y2 JP 1989100892 U JP1989100892 U JP 1989100892U JP 10089289 U JP10089289 U JP 10089289U JP H0736864 Y2 JPH0736864 Y2 JP H0736864Y2
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JP
Japan
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晃好 桑野
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日本ケーブル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 張架循環された索条に椅子式の搬器を握索機で咬着懸垂
して乗客を輸送する索道のターミナル(停留場をいう。
以下同じ)に配置され、乗客が搬器への乗車を円滑かつ
安全に実施できるようにする索道のローディングゲート
装置に関する。
[従来の技術] 第5図は固定循環式索道の山麓ターミナル32の概略の機
器配置を示した平面図である。搬器31を固着懸垂した索
条30は矢印41方向に回転する原動滑車33に巻き掛けられ
て循環移動する。線路中の矢印40方向よりターミナル32
に進入した搬器31は前記滑車33を周回して出発側に転向
され乗車位置43を通過するときに、乗客39が搬器31に着
座して乗車し、矢印42方向の線路中へ移送される。
一方乗客規制装置36が配置された待機位置44は図示左側
の乗車位置43の後方にあり、山麓ターミナル32に進入し
た乗客39は一旦この位置で待機する。前記乗客39が乗車
した搬器31が搬器検出器35を通過すると、この信号によ
り乗客規制装置36の柱38,38に枢着された扉37,37は実線
で示した閉位置37a,37aより鎖線で示した開位置37b,37b
とされ、待機位置44に待機していた乗客39は次に来る搬
器31に乗車すべく前記乗客規制装置36を通過し矢印45の
方向に移動して乗車位置43に進入する。また前記搬器検
出器35は索条移動量検出器34を動作させる。更に該索条
移動量検出器34に予め設定された移動量に達すると、す
なわち乗客39が乗車位置43に進入する場合に搬器31が前
記乗客39と接触或いは衝突する可能性がある位置まで進
行して来ると、前記乗客規制装置36の扉37,37を閉位置3
7b,37bとして安全のために乗客39が乗車位置43へ進入す
ることを阻止するものである。しかし前述したように乗
客規制装置36の扉37,37の開閉動作は、前記搬器検出器3
5と索条移動量検出器34の信号によって制御されてい
る。従って待機位置44の乗客39の有無に関係なく前記乗
客規制装置36の扉37,37の開閉動作は常に連続して行わ
れる。従って乗客39がいない状態の待機位置44に進入し
て来た乗客39は更に急いで移動して来る搬器31に駆込み
乗車しようとして、前記乗客規制装置36の閉動作中の扉
37,37にたたかれる危険があった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上述した課題を解決するために、前記ターミナ
ルの乗客が搬器に乗車する手前の待機位置に配置され
て、乗客に前記乗車位置への進入の可否を制御するため
のローディングゲート装置でターミナル内で循環移動す
る搬器の通過位置と、索条すなわち搬器の移動量と待機
位置における乗客の有無によって乗客規制装置の扉の開
閉動作を制御して、乗客が搬器に安全かつ円滑に乗車で
きるローディングゲートの提供を目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案の索道のローディングゲ
ートは、張架循環される索条に椅子式の搬器を懸垂して
乗客を輸送する索道のターミナルの乗客進入路に設けら
れ、乗客の進入可否を規制するためのローディングゲー
トであって、該ローディングゲートは前記搬器の移動と
連動して乗客の進入適時に開放されて乗客の進入不適時
に閉鎖される開閉動作を行う乗客規制装置と、待機位置
における乗客の有無を検出する乗客検出器と、を用いて
なり、前記乗客検出器により乗客有の検出がなされたと
きは前記乗客規制装置の前記開閉動作が行われ、前記乗
客検出器により乗客無の検出がなされたときは前記乗客
規制装置は閉鎖状態を維持するようになしたことを特徴
としている。
[作用] ローディングゲートはターミナル内の乗客が乗車するた
めに待機している待機位置に乗客規制装置が配設されて
おり、ターミナル内を循環移動する搬器の通過経路に装
着されて搬器の通過位置を検出する搬器検出器と、回転
する滑車の近傍に装着されて、該滑車の回転変位から索
条の移動量を検出する索条移動量検出器と、待機位置で
の乗客の有無を検出する乗客検出器によって前記乗客規
制装置の扉の開閉動作を制御し特に待機位置に乗客が待
機していない場合には乗客規制装置の扉を閉位置にして
開閉動作を停止することによって乗客がターミナル内を
循環移動する搬器に安全かつ円滑に乗車できるようにす
る。
[実施例] 以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
第1図は固定循環式索道1の山麓ターミナル4の概略の
機器配置を示した平面図であり、第2図は固定循環式索
道1の全体を示した平面図である。第2図に示すように
山麓ターミナル4に枢設され矢印8方向に回転する滑車
6と、山頂ターミナル5に枢設され矢印10方向に回転す
る滑車7の間には索条2が無端状に張架循環されてお
り、該索条2には握索機(図示していない)によって、
複数の搬器3,3,…が定間隔に咬着して懸垂され循環移動
されている。乗客18は山麓ターミナル4より矢印9方向
の上り線を移動する搬器3に乗車して山頂ターミナル5
で降車する。第1図において、乗客18が移動する搬器3
に乗車する山麓ターミナル4では下り線側の矢印11方向
より進入した搬器3は矢印8方向に回転する滑車6を周
回して転向され矢印9方向の上り線側に出発される。一
方乗客18は搬器3に乗車する前に、図示左側の乗客進入
路22にあって乗車位置20の後方に位置する待機位置21で
一旦整列待機する。前記待機位置21には乗客規制装置12
が配置されている。該乗客規制装置12は両側に支柱14,1
4を立設して、該支柱14,14にはそれぞれ扉13または13を
ヒンジで蝶動可能にそなえたもので扉13,13の閉鎖時に
は実線で示した閉位置13a,13aにあって乗客の進入を阻
止し、鎖線で示した開位置13b,13bの開放時には乗客の
進入を許容するようにした公知の装置を用いている。
次に乗客規制装置12の近傍に平面視で平行に乗客検出器
15が設置されている。該乗客検出器15は乗客の待機位置
21の一方の側に発光部を設け、他方の側には受光部を設
けて乗客18が光束を遮断することによって信号を発生す
る光電スイッチによって構成されるもので、第3図に示
すように前記光電スイッチによって発生された信号はゲ
ート制御器CGTに送出する。
次に滑車6付近には索条移動量検出器16が配置されてい
る。該索条移動量検出器16は滑車6を介して索条2の移
動量に比例したパルス信号を発生するもので、例えば滑
車6の周縁付近に等間隔に検出片を設けておき、この検
出片の通過毎にセンサでパルス信号を送出すようにした
もので、パルス信号1ヶは索条2の一定長さと対応して
いるのでパルス信号を計数することによって索条2の移
動量が検出できる。従って搬器3の間隙によって予めパ
ルス数を設定しておき、該パルス数と一致すると信号を
発生するようになされている。前記した索条移動量検出
器16より発生された信号はゲート制御器CGTに送出され
る。
更に乗車位置20付近の搬器6の移動経路に沿って配置さ
れて搬器6の接触によって作動するリミットスイッチま
たは搬器6の接近によって作動する近接スイッチ等によ
って構成された搬器検出器17で発生された信号も同様に
してゲート制御機CGTに送出されるものである。従って
第3図に示すように前述した乗客検出器15と索条移動量
検出器16及び搬器検出器17の信号がゲート制御機CGTに
送出さて、この制御器によって乗客規制装置12の扉13,1
3の開閉動作が制御されるものである。
第4図は前記した各検出器による乗客規制装置12の動作
と乗客18が搬器3に乗車するまでの動作順序を示したフ
ローチャート図である。すなわち乗客18が待機位置21で
待機すると前述した乗客検出器15によって乗客18が検出
される。次に該乗客18が乗車する予定の1台前の搬器3
が搬器検出器17で検出されると前記乗客規制装置12の扉
13,13が閉位置13a,13aより開位置13b,13bとなされて、
待機位置21で待機中の乗客18が前記乗客規制装置12を通
過して、乗客進入路22を矢印19方向に移動して一旦待機
し、後方より移動する搬器3が乗車位置20を通過する時
に前記乗客18は搬器3の椅子に着座して乗車する。また
前記搬器検出機17の信号によって乗客規制装置12を動作
させるのと同時に索条移動量検出器16も動作させて予め
設定した索条2の移動量すなわち搬器3の移動量になる
と、前記乗客規制装置12の開位置13b,13bにあった扉13,
13を閉位置13a,13aとして次に待機した乗客18の通過を
阻止するようになされている。
次に乗客検出器15によって待機位置21に乗客18が検出さ
れない場合には、前記搬器検出器17によって搬器3の通
過を検出しても前記乗客規制装置12は作動されず扉13,1
3は閉位置13a,13aの状態が維持されるものである。
[考案の効果] 上記詳細に説明した本考案の索道のローディングゲート
装置を用いた場合の効果は以下の通りである。
待機位置に乗客が待機していない状態で、最初に待機位
置に進入して来る乗客に対して、以前は乗客が待機位置
に無くても乗客規制装置の扉は開閉動作が行なわれてい
たために、駆込み乗車しようとして閉動作中の扉にたた
かれることがあったが、本考案の乗客規制装置の扉は閉
位置で停止しているので、前記乗客は必ず一旦待機位置
で停止し安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のローディングゲート装置を配置した山
麓ターミナルの平面図、第2図は固定循環式索道の概略
構成を示した平面図、第3図は本考案のローディングゲ
ート装置の乗客規制装置を動作させるゲート制御器と各
検出器の接続関係を示したブロック図、第4図は本考案
のローディングゲート装置の各検出器による動作の順序
を示したフローチャート図、及び第5図は従来のローデ
ィングゲート装置を配置した山麓ターミナルの平面図で
ある。 1……固定循環式索道、2……索条、3……搬器、4…
…山麓ターミナル、5……山頂ターミナル、6,7……滑
車、8,9,10,11……矢印、12……乗客規制装置、13……
扉、13a……閉位置、13b……開位置、14……支柱、15…
…乗客検出器、16……索条移動量検出器、17……搬器検
出器、18……乗客、19……矢印、20……乗車位置、21…
…待機位置、22……乗客進入路、30……索条、31……搬
器、32……山麓ターミナル、33……滑車、34……索条移
動量検出器、35……搬器検出器、36……乗客規制装置、
37……扉、37a……閉位置、37b……開位置、38……支
柱、39……乗客、40,41,42……矢印、43……乗車位置、
44……待機位置、45……矢印、CGT……ゲート制御器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】張架循環される索条に椅子式の搬器を懸垂
    して乗客を輸送する索道のターミナルの乗客進入路に設
    けられ、乗客の進入可否を規制するためのローディング
    ゲートであって、該ローディングゲートは前記搬器の移
    動と連動して乗客の進入適時に開放されて乗客の進入不
    適時に閉鎖される開閉動作を行う乗客規制装置と、待機
    位置における乗客の有無を検出する乗客検出器と、を用
    いてなり、前記乗客検出器により乗客有の検出がなされ
    たときは前記乗客規制装置の前記開閉動作が行われ、前
    記乗客検出器により乗客無の検出がなされたときは前記
    乗客規制装置は閉鎖状態を維持するようになしたことを
    特徴とする索道のローディングゲート装置
JP1989100892U 1989-08-29 1989-08-29 索道のローディングゲート Expired - Fee Related JPH0736864Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60106867U (ja) * 1983-12-27 1985-07-20 日本ケ−ブル株式会社 リフトの乗客誘導装置

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