JPH0736717U - バンドの取り付け構造 - Google Patents

バンドの取り付け構造

Info

Publication number
JPH0736717U
JPH0736717U JP6996493U JP6996493U JPH0736717U JP H0736717 U JPH0736717 U JP H0736717U JP 6996493 U JP6996493 U JP 6996493U JP 6996493 U JP6996493 U JP 6996493U JP H0736717 U JPH0736717 U JP H0736717U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
pin
opening
watch case
chamfered portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6996493U
Other languages
English (en)
Inventor
進 戸坂
淳輔 炊江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP6996493U priority Critical patent/JPH0736717U/ja
Publication of JPH0736717U publication Critical patent/JPH0736717U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、時計ケースとバンドの着脱を容易
に行えるものである。 【構成】 時計ケース11カン部又はバンド13の先カ
ン部14かのいずれかに面取り部12aを形成したピン
12を固定し、他方には下面より短手方向に開口部15
aが狭くなった2段の溝15が形成されている。ピン1
2の面取り部12aと2段の溝15の開口部15aを平
行状態にして着脱を行うが、その時、時計ケース11と
バンド長手方向の関係は約90°になっていることを特
徴とする。 【効果】 腕時計のバンド交換を容易に出来るものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は腕時計ケースへのバンドの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、腕時計は様々な機能を備えており、ユーザーも購入に際しては好みのタ イプを多方面から選べる楽しみがある。一方、デザイン面でも時計ケースとバン ドの連結をユーザーの好みで変える事が出来るのもが有り、1つの腕時計で何種 類かのデザインを楽しむ事が出来る。
【0003】 本考案は、上記の状況を鑑みてなされたものであるが、以下、図面により従来 の時計ケースとバンドの連結構造を説明する。図6は従来最も一般的に使われて いるバネ棒24を用いた従来の時計ケースとバンドの連結構造を示す斜視図であ る。バンド22の先端に固定されている先カン23にバネ棒24を通し、時計ケ ース21の足先に明けられた取り付け穴21aにバネ棒24の両端を入れ、バン ド22を時計ケース21に連結している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の時計ケースとバンドの連結構造においては、時計ケース21とバン ド22を着脱するためには、バネ棒24を取り付け穴21aに取り付ける、また は取り付け穴21aから取り外すという作業をしなければならないが、この作業 には、ピンセット等の何らかの道具が必要であると共に、熟練を要するものであ った。故に、ユーザーは、バンド22を容易に交換することができず、前述の様 にユーザーにバンドのデザインの変化を楽しむ要求が有りながら、ユーザーが手 軽にバンド交換ができる腕時計を提供することができなかった。
【0005】 本考案の目的は、上記問題点を解決し、時計ケースとバンドとの着脱が誰にで も手軽に出来る様にしたバンドの取り付け構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の構成は、下記の通りである。時計ケースの カン部に取り付けられたピンは、バンドの先カン部と係合する部分に面取り部が 形成され、一方、前記バンドの先カン部には、下面のバンド短手方向に開口部が 狭くなった2段の溝が形成されており、前記開口部の幅は、前記面取り部からピ ン外径までの厚みより極わずか大きく、前記開口部の奥の2段目の溝の幅は、前 記ピン外径より大きく形成されており、前記ピンの面取り部と前記バンドの開口 部とが約90°をなす状態で開口部より前記ピンを挿入し、該ピンに前記バンド の溝を係合させたものである。また、前記時計ケースのカン部及びバンドの先カ ン部の構造を逆に形成することも可能であり、すなわち前記バンドの先カン部に 取り付けられた前記ピンは、前記時計ケースのカン部と係合する部分に面取り部 が形成され、一方、前記時計ケースのカン部には、下面のバンド短手方向に、開 口部が狭くなった2段の溝が形成されており、前記開口部の幅は、前記面取り部 からピン外径までの厚みより極わずか大きく、前記開口部の奥の2段目の溝の幅 は、前記ピン外径より大きく形成されており、前記ピンの面取り部と前記バンド の開口部とが約90°をなす状態で前記開口部より前記ピンを挿入し、前記時計 ケースの溝に前記ピンを係合させたものである。また、ピンの面取り部とバンド または時計ケースの開口部とが略平行状態で時計ケースとバンドが連結され、ピ ンの面取り部とバンドまたは時計ケースの開口部とが約90°をなす状態で時計 ケースとバンドの連結が解除できるようにしても良い。
【0007】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例を詳述する。図1は本考案の第1実施例を示 す時計ケースのカン部の要部断面図であり、図5は、図1の拡大要部断面図であ る。時計ケース11のカン部には、ピン12が固定されており、該ピン12には 、後述の内部15bと係合するための面取り部12aが下面側に形成されている 。一方、バンド13の先カン部14には、バンド13の短手方向に下面より2段 の溝15が形成されている。該2段の溝15は、開口部15aと内部15bとよ り成り、開口部15aの溝幅L1は、内部15bの溝幅L2より狭くなっている 。さらに溝幅L1は、ピン12の面取り部12aから外径に至るまでの厚さM1 より極わずかに大きく、溝幅L2は、ピン12の外径M2より大きく形成されて いる。
【0008】 ここで、内部15bの高さ寸法について述べる。図5において高さL3は、内 部15bの高さ寸法を表し、同図中、二点鎖線は、ピン12が内部15b内にお いて回転した時の最大外径をたどった軌跡(すなわち、外径M2を直径とする円 孤)を表す。このとき、高さL3は、内部15b内でピン12が回転できるだけ の長さを有しており、例えば、図5の様に、ピン12が、開口部15aの一部を 通過しながらも完全に回転できるだけの長さを少なくとも有するものとする。量 産を踏まえた時計において、各寸法のバラつき、高さL3と外径M2とのクリア ランスを考えれば、便宜上、L3>M2としても良い。
【0009】 図2は本考案の第1実施例の時計ケースとバンドの着脱時の状態を示した要部 断面図である。まず、時計ケース11とバンド13を取り付けるには、時計ケー ス11を先カン14が約90°をなす状態(ピン12の面取り部12aと開口部 15aが約90°をなす状態)にし、図2の様に開口部15aよりピン12を挿 入し、ピン12が内部15bに当接するまで、先カン14を水平方向に動かす。 その後、先カン14を上方に約90°回転させると、図1に示す状態(ピン12 の面取り部12aと開口部15aが略平行な状態)となり、面取り部12aと内 部15bが係合し、時計ケース11とバンド13の連結が完了する。また、時計 ケース11からバンド13をはずすには、上記の手順を逆に行えば良い。すなわ ち、先カン14を下方に約90°回転させ、面取り部12aと開口部15aとが 約90°をなす状態にし、ピン12を開口部15aより脱すれば、時計ケース1 1とバンド13の連結が解除できる。なお、図1、図2、図5において、同一の 構成要素には、同一の部品の符号を付けた。
【0010】 図3は本考案の第2実施例を示す時計ケースのカン部の要部断面図である。第 2実施例は、第1実施例における、時計ケース11のピン12をバンド13に、 かつバンド13の2段の溝15を時計ケース11に設けたものと考えれば良い。 すなわち、図3において、時計ケース16のカン部には下面よりバンド18の短 手方向に2段の溝17が形成されており、該2段の溝17は、開口部17aと内 部17bより成る。また、開口部17aの溝幅は、内部17bの溝幅より狭くな っている。バンド18の先カン19には下面部に面取り部20aが形成されたピ ン20が固定されている。開口部17aの溝幅は、ピン20の面取り部20aか ら外径に至るまでの厚みより、極わずかに大きくなっており、内部17bの溝幅 は、ピン20の外径より大きくなっている。
【0011】 図4は本考案の第2実施例の時計ケースとバンドの着脱時の状態を示す要部断 面図である。バンド18の先カン部19に固定されたピン20の面取り部20a と時計ケース16のカン部に形成された2段の溝17の開口部17aとが約90 °をなす状態にし着脱を行う。その場合、バンド18の長手方向の向きは、時計 ケース16と約90°をなす。そして、ピン20の面取り部20aと、開口部1 7aとを、略平行状態にすれば、内部17bにピン20が係合し、時計ケース1 6とバンド18が連結される。その他の詳細は、第1実施例に準ずるため省略す る。なお、図4、5において、同一の構成要素には、同一の部品の符号を付けた 。
【0012】
【考案の効果】
上記のごとく本考案によれば、腕時計ケースとバンドの着脱が千枚通しやピン セット等の道具を使わずに容易に着脱でき、ユーザーが手軽にバンド交換をして バンドのデザインの変化を楽しめる腕時計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す時計ケースのカン部
の要部断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の時計ケースとバンドの着
脱時の状態を示す要部断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す時計ケースのカン部
の要部断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の時計ケースとバンドの着
脱時の状態を示す要部断面図である。
【図5】本考案の第1実施例で、図1の拡大要部断面図
である。
【図6】従来の時計ケースとバンドの連結構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
11 時計ケース 12 ピン 12a 面取り部 13 バンド 14 先カン 15 2段の溝 15a 開口部 15b 内部 16 時計ケース 17 2段の溝 17a 開口部 17b 内部 18 バンド 19 先カン 20 ピン 20a 面取り部 21 時計ケース 21a 取り付け穴 22 バンド 23 先カン 24 バネ棒 L1 溝幅(開口部15aの溝幅) L2 溝幅(内部15bの溝幅) L3 高さ(内部15bの高さ) M1 厚さ(ピン12の面取り部12aから外径に至る
までの厚み) M2 外径(ピン12の外径)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケースのカン部にバンドの先カン部
    をピンにより取り付けた構造に於いて、前記時計ケース
    のカン部に取り付けられた前記ピンは、前記バンドの先
    カン部と係合する部分に面取り部が形成され、一方、前
    記バンドの先カン部には、下面のバンド短手方向に、開
    口部が狭くなった2段の溝が形成されており、前記開口
    部の幅は、前記面取り部からピン外径までの厚みより極
    わずか大きく、前記開口部の奥の2段目の溝の幅は、前
    記ピン外径より大きく形成されており、前記ピンの面取
    り部と前記バンドの開口部とが約90°をなす状態で開
    口部より前記ピンを挿入し、該ピンに前記バンドの溝を
    係合させたことを特徴とするバンドの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 時計ケースのカン部にバンドの先カン部
    をピンにより取り付けた構造に於いて、前記バンドの先
    カン部に取り付けられた前記ピンは、前記時計ケースの
    カン部と係合する部分に面取り部が形成され、一方、前
    記時計ケースのカン部には、下面のバンド短手方向に、
    開口部が狭くなった2段の溝が形成されており、前記開
    口部の幅は、前記面取り部からピン外径までの厚みより
    極わずか大きく、前記開口部の奥の2段目の溝の幅は、
    前記ピン外径より大きく形成されており、前記ピンの面
    取り部と前記バンドの開口部とが約90°をなす状態で
    前記開口部より前記ピンを挿入し、前記時計ケースの溝
    に前記ピンを係合させたことを特徴とするバンドの取り
    付け構造。
  3. 【請求項3】 ピンの面取り部とバンドまたは時計ケー
    スの開口部とが略平行状態で時計ケースとバンドが連結
    され、ピンの面取り部とバンドまたは時計ケースの開口
    部とが約90°をなす状態で時計ケースとバンドの連結
    が解除できることを特徴とした請求項1及び請求項2記
    載のバンドの取り付け構造。
JP6996493U 1993-12-27 1993-12-27 バンドの取り付け構造 Pending JPH0736717U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6996493U JPH0736717U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 バンドの取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6996493U JPH0736717U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 バンドの取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736717U true JPH0736717U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13417850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6996493U Pending JPH0736717U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 バンドの取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736717U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113827003A (zh) * 2021-08-30 2021-12-24 歌尔科技有限公司 快拆机构和可穿戴设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113827003A (zh) * 2021-08-30 2021-12-24 歌尔科技有限公司 快拆机构和可穿戴设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050265132A1 (en) Connection structure for a watchcase with a watch chain
JPH0716191U (ja) バンド付時計
JPH0736717U (ja) バンドの取り付け構造
EP1106096A3 (en) Joint structure for watch and watchband
JP2596498Y2 (ja) 時計ケースのバンド接続構造
JPH11253214A (ja) 腕時計のバンド
JPH1013289A (ja) 携帯通信機のバッテリー保持構造
JPH11211A (ja) バンド取付構造
JP2564084Y2 (ja) 鼻当てパッドの固定構造
JPS6225144Y2 (ja)
JPH0727853Y2 (ja) 時計バンド駒調整機能付き連結構造
JP2002258221A (ja) 眼鏡フレームにおける装飾品の取付構造
JPH10115812A (ja) 眼鏡枠におけるテンプルの飾り構造
JPH0621037Y2 (ja) 時計バンドの嵌合構造
JPH0225289Y2 (ja)
JP3012641U (ja) 金属製腕時計バンド
JPS6140169Y2 (ja)
KR200252238Y1 (ko) 시계밴드 버클
JP3101902B2 (ja) 金属製腕時計バンド
JP3045511U (ja) 眼鏡フレームの連結構造
JP3089120U (ja) バンド構造及びそのバンド構造を有する腕時計用バンド並びに腕時計
JP3066694U (ja) 眼鏡テンプルの取付構造
KR930001657Y1 (ko) 시계 밴드의 조립식 결착구
JPS5847858Y2 (ja) 腕時計用中留装置
JP3012120U (ja) 革バンド付腕時計