JPH11253214A - 腕時計のバンド - Google Patents

腕時計のバンド

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JPH11253214A
JPH11253214A JP5926498A JP5926498A JPH11253214A JP H11253214 A JPH11253214 A JP H11253214A JP 5926498 A JP5926498 A JP 5926498A JP 5926498 A JP5926498 A JP 5926498A JP H11253214 A JPH11253214 A JP H11253214A
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JP
Japan
Prior art keywords
band
hole
wristwatch
convex portion
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP5926498A
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English (en)
Inventor
Hisao Yamagata
英朝生 山縣
Taisuke Nakamura
泰助 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP5926498A priority Critical patent/JPH11253214A/ja
Publication of JPH11253214A publication Critical patent/JPH11253214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック製駒を連結してなるバンドの駒
を取り外すことのできる腕時計バンドを得ること。 【解決手段】 凸部34及び凹部35を有するプラスチ
ック製の隣接する駒で、バンド長手方向に対する横方向
に貫通する孔37が凸部に形成され、駒の裏側よりその
孔に連通する工具案内溝42が形成され、その孔37に
バネ棒36を挿入し、バネ棒両端より突出するピボット
40を隣接する駒の凹部の二又脚部38に形成された横
方向孔41に係合することにより駒を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計のバンド、
特にプラスチックのような軟質材料で作られた駒を連結
して構成されたバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製の駒を連結するには、従
来、隣接する駒に金属製ピンを圧入することにより行っ
ていた。図6は、その従来技術を示す斜視図で、バンド
1は多数の駒3を連結したもので、プラスチック製の駒
3は、凸部4及び凹部5を有し、凸部4を隣接する駒の
凹部5に挿入し、ピン6を駒3の二又脚部7の孔8に圧
入し、更に孔8より若干大径の凸部4の孔9に遊合する
ことにより、駒と駒が回動可能に連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピン6は孔8
に圧入されているので、ピンを抜いて駒と駒を外しバン
ドの長さを変えることができない。また、ピンを圧入す
るので、プラスチック製の駒がひび割れすることがあ
る、と言う問題がある。一方、バンドの径を拡大して腕
に装着できるようにする為、三つ折と称する中留10を
用いるバンドがある。その中留10は、他方のバンド1
1の端部にピン12で連結された表カバー13と、その
表カバーに順次ピン14、15で回動可能に連結された
中板16及び下板17とよりなる。下板17の端部に一
対の環状部18が形成され、之と駒の凸部の孔9にピン
20を挿入することにより、バンド1と中留10が連結
される。
【0004】ところが、プラスチック製の駒は強度が低
い為、凸部をバンドの長手方向に沿って長く突出させな
ければならない。詳しくは、孔9から凸部端壁までの長
さLを大きくとらなければならない。なぜならば、長さ
Lが短いと、孔9と凸部端壁までの壁が破れてしまう危
険があるからである。一方、中留10は、金属製バンド
用に作られており、金属製バンドの駒は長さLを大きく
とる必要がないから、駒の凸部4を挿入する為の中留に
おける凹部21の端壁よりピン20までの長さMは長さ
Lに比較して十分大きくはない。凹部21は、バンドの
長手方向に沿って浅い切り欠けにすぎない。従って駒3
を中留10にピン20で連結した場合、駒3が中留に対
し回動不能となるか、又は連結できない場合がある。し
かしながら、プラスチックバンドの為だけの中留を製造
するのはコスト高となり、不都合である。本発明は、上
記のような欠点を解消し、バンドの長さを容易に調節す
ることができ、また金属バンド用の中留に連結すること
のできるバンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明は凸
部及び凹部を有する軟質材料製の隣接する駒の凸部と凹
部を係合させて連結するバンドにおいて、バンド長手方
向に対する横方向に貫通する孔が凸部に形成され、駒の
裏側よりその孔に連通する工具案内溝を形成し、その孔
にバネ棒を挿入し、バネ棒両端より突出するピボットを
隣接する駒の凹部の二又脚部に形成された横方向孔に係
合することにより駒を連結することを特徴とする。この
構成により、駒を外してバンドの長さを調節することが
できる。請求項2による発明は、工具案内溝には案内斜
面が形成され、工具の先端をバネ棒のピボットに形成さ
れた一対の鍔の間に案内するようにしたことを特徴とす
る。この構成により駒の取り外し操作が容易になる。
【0006】請求項3による発明は、工具案内溝は凸部
の外側壁に形成されたことを特徴とする。請求項5によ
る発明は、凸部及び凹部を有する軟質材料製の隣接する
駒の凸部と凹部を係合させて連結するバンドにおいて、
バンド端の駒の端部に連結凹部を形成し、バンド長手方
向に対する横方向に延びる第一、第二の環状部を有する
連結金具を連結凹部に挿入し、第一の環状部と駒の連結
凹部の二又脚部に形成された横方向孔に連結具を係合す
ることにより駒に連結金具を連結し、第二の環状部と中
留に形成された第三の環状部とをピンにより連結したこ
とを特徴とする。この構成によりプラスチック製駒のバ
ンドと中留との連結が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による腕時計のバン
ドの一部を示す斜視図、図2は図1に示すバンドの切断
側面図、図3はバンドの駒を示す斜視図、図4は駒の凸
部で切断した正面図、図5は切断平面図である。本発明
によるバンド31は、図6に示した従来のバンドと同
様、プラスチック製の多数の駒33を連結したもので、
各駒は凸部34及び凹部35を有する。凸部34には、
図5に示すようにバネ棒36を挿入する為の大径の孔3
7が形成され、凹部35の二又脚部38には、バネ棒3
6のピボット40が挿入される小径の孔41が形成され
ている。
【0008】凸部34の両側壁部には、図3乃至図5に
示すように、工具案内溝42が形成されている。各案内
溝42は凸部34の裏側より孔37に達するもので、開
口部の幅は広く、また内側壁は案内斜面43となって、
後述するように工具を案内するようになっている。図1
及び図2に示す中留は図6に示す従来のものと同じ金属
製バンド用のもので、それと同一部分には同一符号を付
して説明を略す。バンドと中留を連結する為に、バンド
端部の駒33aの先端部には凹部35と同様な連結凹部
44が形成され、その凹部44に挿入される連結金具4
5が用意される。この連結金具は、バネ棒36が挿入さ
れる環状部46とピン47が挿入される環状部48が形
成されている。凹部44を挟む二又脚部には孔49が形
成されている。連結金具45は金属製で強度が高いた
め、プスチック製の駒のように孔の破れを懸念する必要
は無い。故に、連結金具45は、駒33aの先端部よ
り、金属製の駒と同じ程度にバンドの長手方向に沿って
突出しているにすぎない。そして、図6に示す長さLを
金属製駒と同じく短くし、金属製バンド用の中留に連結
できるように構成されている。一方、バネ棒36は図5
に示すように筒50にスプリング51が挿入され抜け止
めされた両端のピボット40がスプリング51により外
方に付勢されている。各ピボットには一対の鍔52が形
成されている。
【0009】次に駒の連結方法及び駒と中留の連結方法
について説明する。駒と駒を連結するには、図5におい
て、バネ棒36を駒の凸部の大径孔37に挿入する。次
に、ドライバ、又はピンセットのような工具を溝42の
斜面43に沿って内方へ挿入すると、工具の先端はピボ
ット40の一対の鍔52の間に挿入される。従って工具
によってピボットを押し込み、隣接の駒の孔41にピボ
ットを係合させることにより駒と駒が連結される。次に
連結金具45の環状部46にバネ棒36を挿入し、上記
と同様にして、駒33aの孔49にバネ棒のピボット4
0を係合させる。続いて連結金具の他方の環状部48を
中留10の下板17の凹部21に挿入し、ピン47を環
状部18、48に挿入してバンドの駒と中留が連結され
る。
【0010】駒を追加してバンドの長さを長くする時、
又は駒を外して短くする場合には駒と駒を外さなければ
ならない。その時は、上記のように工具を溝42の斜面
に沿って挿入し、鍔52を介してピボット40を押し込
めば駒を外すことができる。上記のように駒の着脱を行
なうには、バネ棒36の鍔52を溝42内に位置させる
べく、バネ棒36の長さ、あるいは孔37の長さを設定
することが好ましい。上記の実施の形態において、工具
案内溝42は凸部34の外側壁に形成されているが、之
を凹部35の内側壁、すなわち凸部34の外側壁がバン
ドの幅方向に沿って相対するところの凹部35の側面に
形成してもよい。このときも、凹部35の内側壁の工具
案内溝から臨める位置に、バネ棒36の鍔52を配置さ
せることが好ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、バネ棒により駒と駒を
連結しているので、駒を外してバンドの長さを調節する
ことができる。更に、連結金具によりバンド端部の駒と
中留を連結するので、連結金具が駒の凸部の役をし、端
部の駒の孔49の位置及び連結金具のバンド長手方向の
長さ等を適宜選定することにより、駒を金属製バンド用
の中留に容易に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による腕時計のバンドの一部を示す斜視
図である。
【図2】図1に示すバンドの切断側面図である。
【図3】バンドの駒を示す斜視図である。
【図4】駒の凸部で切断した正面図である。
【図5】駒の切断平面図である。
【図6】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バンド 3 駒 4 凸部 5 凹部 6 ピン 7 二又脚部 8 孔 9 孔 10 中留 11 バンド 12 ピン 13 表カバー 14 ピン 15 ピン 16 中板 17 下板 18 環状部 20 ピン 21 凹部 31 バンド 33、33a 駒 34 凸部 35 凹部 36 バネ棒 37 孔 38 二又脚部 40 ピボット 41 孔 42 工具案内溝 43 案内斜面 44 連結凹部 45 連結金具 46 環状部 47 ピン 48 環状部 49 孔 50 筒 51 スプリング 52 鍔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部及び凹部を有する軟質材料製の隣接
    する駒の凸部と凹部を係合させて連結するバンドにおい
    て、バンド長手方向に対する横方向に貫通する孔が凸部
    に形成され、駒の裏側よりその孔に連通する工具案内溝
    を形成し、その孔にバネ棒を挿入し、バネ棒両端より突
    出するピボットを隣接する駒の凹部の二又脚部に形成さ
    れた横方向孔に係合することにより駒を連結することを
    特徴とする腕時計のバンド。
  2. 【請求項2】 工具案内溝には案内斜面が形成され、工
    具の先端をバネ棒のピボットに形成された一対の鍔の間
    に案内するようにしたことを特徴とする請求項1による
    腕時計のバンド。
  3. 【請求項3】 工具案内溝は凸部の外側壁に形成された
    ことを特徴とする請求項1による腕時計のバンド。
  4. 【請求項4】 工具案内溝は凹部の内側壁に形成された
    ことを特徴とする請求項1による腕時計のバンド。
  5. 【請求項5】 凸部及び凹部を有する軟質材料製の隣接
    する駒の凸部と凹部を係合させて連結するバンドを有す
    る腕時計において、バンド長手方向に対する横方向に貫
    通する孔が凸部に形成され、駒の裏側よりその孔に連通
    する工具案内溝を形成し、その孔にバネ棒を挿入し、バ
    ネ棒両端より突出するピボットを隣接する駒の凹部の二
    又脚部に形成された横方向孔に係合することにより駒を
    連結してなるバンドを有することを特徴とする腕時計。
  6. 【請求項6】 凸部及び凹部を有する軟質材料製の隣接
    する駒の凸部と凹部を係合させて連結するバンドにおい
    て、バンド端の駒の端部に連結凹部を形成し、バンド長
    手方向に対する横方向に延びる第一、第二の環状部を有
    する連結金具を連結凹部に挿入し、第一の環状部と駒の
    連結凹部の二又脚部に形成された横方向孔に連結具を係
    合することにより駒に連結金具を連結し、第二の環状部
    と中留に形成された第三の環状部とをピンにより連結し
    たことを特徴とする腕時計のバンド。
  7. 【請求項7】 連結具がバネ棒であることを特徴とする
    請求項6による腕時計のバンドと中留との連結構造。
  8. 【請求項8】 凸部及び凹部を有する軟質材料製の隣接
    する駒の凸部と凹部を係合させて連結するバンドを有す
    る時計において、バンド端の駒の端部に連結凹部を形成
    し、バンド長手方向に対する横方向に延びる第一、第二
    の環状部を有する連結金具を連結凹部に挿入し、第一の
    環状部と駒の連結凹部の二又脚部に形成された横方向孔
    に連結具を係合することにより駒に連結金具を連結し、
    第二の環状部と中留に形成された第三の環状部とをピン
    により連結したことを特徴とする腕時計。
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