JP2574927Y2 - 時計ケースとバンドの接続構造 - Google Patents

時計ケースとバンドの接続構造

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JP2574927Y2
JP2574927Y2 JP1992086589U JP8658992U JP2574927Y2 JP 2574927 Y2 JP2574927 Y2 JP 2574927Y2 JP 1992086589 U JP1992086589 U JP 1992086589U JP 8658992 U JP8658992 U JP 8658992U JP 2574927 Y2 JP2574927 Y2 JP 2574927Y2
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義哉 田中
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、時計ケ−スにバンドを
接続するための構造に関し、特に2種類の幅の異なるバ
ンドに対応できる時計ケ−スに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、腕時計のケ−スやバンドは同一型
の製造量が少なくなる傾向にある。従って、例えばバン
ドの幅が変わると、それに対応して少量にもかかわらず
新しい型の腕時計ケ−スを製造せねばならず、生産性が
悪く、コスト高を招いている。
【0003】このような問題を解決する手段として、バ
ンドの先端のケ−スへの取り付け部の幅を調整して1つ
の型式のバンドで数種類の大きさの異なる時計ケ−スに
取り付けることを可能にしている構造が知られている。
実開昭60−158410及び62−128416号公
報はそのような構造を開示している。その技術によれ
ば、ケ−スの取付け部の幅にあったばね棒を選択し、バ
ンドの端部にばね棒が保持筒を介して取り付けられ、取
付け部の幅にあった調整筒を保持筒の上から嵌挿し、調
整筒に設けられた突起を保持筒に形成された掛止孔に係
合して固定して、バンドの幅をケ−スの取り付け部の幅
に合わせるようになっている。このように、長さの異な
る数種類のばね棒及び調整筒を用意することによって、
異なる時計ケ−スに対応できるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な先行技術のものにおいては、保持筒に掛止孔を形成
し、調整筒に突起を設けるなど、加工工程が多く、また
構造が複雑である。更に部品点数が多くなりそれらの管
理が煩わしい等の欠点がある。
【0005】本考案はこの点に鑑みてなされたもので、
幅の異なるバンドを時計ケ−スに簡単に取り付けること
ができ、しかも構造が簡単で部品の管理も簡易化される
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、時計ケ−スの側面に取付け幅の異なる
種類以上の突起を有し、夫々の突起に連結部材を挿入す
るための幅方向の貫通孔が穿設されている先かんを設
け、上記取付け幅に一致する先端部を有するバンドの先
端部を対応する突起に係合させ、両者を連結部材で結合
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記構造に基づき、1個の時計ケ−スに2種類
以上の幅の異なるバンドが簡単に取付けられ、しかもケ
−スの同一型が有効に利用できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係る腕時計ケ−スを示すもので、
腕時計ケ−ス1には、そのバンド取り付け部外側面に突
出した大径円形部3と小径円形部4とが一体に形成され
た先かん2が設けられている。大径円形部3はケ−ス側
にあり、かん幅w1を有し、小径円形部4は大径円形部
3の外側に形成され、そのかん幅w1より小さいかん幅
w2を有する。各大径円形部3、小径円形部4にはばね
棒のための貫通孔3a、4aがバンドの幅方向に夫々穿
設され得るようになっている。
【0009】上述したケ−ス1の先かん2には例えば図
2及び図3に示すブレスレット型の金属製のバンド5又
は6が選択的に取り付けられる。バンド5の先端部はそ
の間に設けられた隙間の幅が広く、ケ−ス1の先かん2
の大径円形部3に取り付けられるようになっている。バ
ンド6の先端部の隙間は狭く、先かん2の小径円形部4
に取り付けられるようになっている。夫々のバンドの先
端部の内側には、ばね棒両端部を挿入するための対向す
る一対の係合孔が穿設されている。
【0010】図4及び図5は腕時計ケ−ス1とそこに取
り付けられるバンド5の平面図及び側面図である。先端
の間隔の大きいバンド5を腕時計ケ−ス1に取り付ける
には、先ずケ−ス1の先かん2の大径円形部3に貫通孔
3aを穿設し、ばね棒を挿入する。次にバンド5の先端
部を大径円形部3に係合し、ばね棒の一端の突出ピンを
バンド5の一方の先端部の係合孔5aに係合し、他端の
突出ピンをばねに抗して押し込むことにより、他方の先
端部の係合孔5aを他端の突出ピンに係合させる。
【0011】同様にして、バンド6は、その先端部をは
ね棒が貫通孔4aに挿入された小径円形部4に係合さ
せ、ばね棒を介して小径円形部4に取り付けられる。
尚、ばね棒はかんの幅w1、w2に夫々適合したものが
用いられる。
【0012】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、1個の時計ケ−スに少なくとも2種類以上の幅
の異なるバンドが選択的に取り付けられるので、ケ−ス
の型基準が拡大されて有効に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】腕時計ケ−スとバンドとの接続状態を示す平面
図である。
【図3】腕時計ケ−スと他のバンドとの接続状態を示す
平面図である。
【図4】図2による腕時計ケ−スとバンドの平面図であ
る。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1 時計ケ−ス 2 先かん 3 大径円形部 4 小径円形部 5、6 バンド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケ−スの側面に取付け幅の異なる少
    なくとも2種類以上の突起を有し、夫々の突起に連結部
    材を挿入するための幅方向の貫通孔が穿設されている先
    かんを設け、上記先かんの取付け幅に一致し、かつ幅方
    向に貫通孔がある開放した先端を有するバンドの先端部
    、前記時計ケースの突起の一つに係合させ、前記それ
    ぞれの貫通孔に挿入した連結部材で結合したことを特徴
    とする時計ケ−スとバンドの接続構造。
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