JPH0730725U - 時計バンドの構造 - Google Patents

時計バンドの構造

Info

Publication number
JPH0730725U
JPH0730725U JP062393U JP6239393U JPH0730725U JP H0730725 U JPH0730725 U JP H0730725U JP 062393 U JP062393 U JP 062393U JP 6239393 U JP6239393 U JP 6239393U JP H0730725 U JPH0730725 U JP H0730725U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
band
mounting
mounting pin
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP062393U
Other languages
English (en)
Inventor
淳輔 炊江
秀夫 田口
Original Assignee
シチズン時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
Priority to JP062393U priority Critical patent/JPH0730725U/ja
Publication of JPH0730725U publication Critical patent/JPH0730725U/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、時計バンドの柔軟性を損なわない中
芯タイプの構造。 【構成】バンド駒1の中空部1aに、弾性材からなる芯
材2を挿入して、前記バンド駒1を連結し、前記バンド
駒1及び前記芯材2の両方を同時に貫通する取付穴1b
及び貫通穴2aをバンド幅方向に設け、前記芯材2の貫
通穴2aに圧入した取付ピン3の両端を前記バンド駒1
の取付穴1bに挿入しバンド体を構成している。 【効果】柔軟性がある中芯タイプのバンド構造が出来
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、時計バンドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の中芯タイプのバンドの構造としては図7の斜視図、図8の一部 切欠き平面図(実公平5ー4730号公報)に示す弾性体のバンドに金属片を取 り付けたタイプのものがある。
【0003】 この弾性体のバンド体10にコの字形の金属片20を上方より取り付け、バン ド体10の貫通穴10aにバネ棒30を挿入し、金属片20の側面に設けられた 取付穴20aにバネ棒30の両端のピポット30aを挿入する事によりバンドを 形成してあり、弾性体のバンド体10と金属片20の組み合わせにより、バンド の柔軟性が良く且つデザイン性の富んだ時計バンドであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の構造においては、バンド体10にコの字形の金属片 20をバネ棒30にて取り付けバンドを形成している為、長さ調整するにはピポ ット30aの先端部を取付穴20aより押し、その先端部を金属片20の内壁よ り内方に縮めた後、金属片20を上方に移動させる事により金属片20をバンド 体10から外す。このため、金属片20は下面部分がないコの字形でないと取り 外しが出来ないので、下面まで金属を形成し商品価値の有るバンド構造が出来ず 、又、取付穴20aよりバネ棒30の外径は大きくなければバネ棒30が取付穴 20aより抜けてしまうので、バンド体10を薄く出来ない等の欠点が有った。
【0005】 本考案の目的は、上記の欠点を解消し、柔軟性の良いという利点を損なうこと なく、簡単に長さ調整が出来、下面まで金属部分で覆うことが出来る等の商品価 値を高めることの出来るようにした時計バンドの構造を提供しようとしたもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、中空部1aを有するバンド駒1の両側 面に取付穴1bを各々設け、前記中空部1aに挿入する弾性体からなる芯材2の バンド幅方向に貫通穴2a又は貫通溝2bを設け、前記取付穴1bと貫通穴2a 又は貫通溝2bは一線上の通し穴を形成しており、取付ピン3を前記取付穴1b と前記芯材2の貫通穴2a又は貫通溝2bに挿入し、前記取付ピン3を前記貫通 穴2a又は貫通溝2bに圧入係止したことを特徴とする。また、取付ピン3の両 端部3aは、芯材2の貫通穴2aよりもやや径大、且つ、前記取付穴1bより径 小に形成されている。更に、芯材2にバンドの厚み方向に開放し且つ貫通穴2a と交差する中空部2cを設け、取付ピン3の中央部3bに、前記芯材2の貫通穴 2aよりやや径大、且つ、前記取付穴1bより径小に形成し、前記取付ピン3を 前記取付穴1bと前記貫通穴2aに挿入し、前記取付ピン3の中央部3bを前記 芯材2の中空部2cに係止している。
【0007】
【実施例】
以下図面により本考案の一実施例を詳述する。図1は、本考案の時計バンドの の主要部の平面図、図2は、図1のAーA断面図、図3は、図1のBーB断面図 、図4は、他の実施例の平面図、図5は、図4のCーC断面図、図6は、他の実 施例の断面図である。
【0008】 図1から図3に描かれた実施例について説明する。 1は中空部1aを有する環状体の金属製又は硬質部材製のバンド駒で、バンド 駒1の両側面には取付穴1bが各々形成されている。
【0009】 2は弾性体の芯材で、複数の貫通穴2aが芯材2の等間隔の位置にバンド幅方 向に開放された状態で設けられており、前記取付穴1aと貫通穴2aは一線上の 通し穴を形成している。
【0010】 3は取付ピンで、取付ピン3の両端部3aは芯材2の貫通穴2aよりもやや径 大にし、且つ、バンド駒1の取付穴1bより径小になっている。
【0011】 バンド駒1と芯材2を組み立てるには、まず、芯材2をバンド駒1の中空部1 aに順次挿入して、取付ピン3をバンド駒1の反対側の取付穴1bより挿入する と同時に芯材2の貫通穴2aに圧入し、バンド駒1の反対側の取付穴1bまで挿 入し、これにより、バンド駒1と芯材2が組み立てられ、この作業を順次続ける ことにより、時計バンドが完成する。取付ピン3が貫通穴2aに係止されている ため、取付ピン3が外れることはない。 バンド駒1と芯材2を分解するには、組立の手順の逆を行えば良い。
【0012】 図4及び図5に描かれた本考案の他の実施例について説明する。 本実施例は、第1の実施例と異なる点は、芯材2のバンドの厚み方向に開放し 且つ貫通穴2aと交差する中空部2cを設け、それに対応する取付ピン3にも、 中央部3bが中空部2cよりやや径大且つバンド駒1の取付穴1bより径小に形 成したことであり、この構成により、取付ピン3の中央部3bが中空部2cに係 止されるめ、取付ピン3が外れることはない。その他の部品の符号は第1実施例 と同じである。
【0013】 バンド駒1と芯材2を組み立てる手順と分解手順は、第1の実施例と同じであ る。
【0014】 次に、図6に描かれた本考案の他の実施例について説明する。本実施例は、第 1の実施例と第2の実施例に開示された貫通穴2aに代わって、芯材2の一方面 に、等間隔の位置で幅方向に延びた複数の貫通溝2bが設けられている。 この貫通溝2bは、芯材2の厚みを薄くでき、また、芯材2の成形が容易とな る利点がある。その他の構成は、第1の実施例と第2の実施例に説明されたもの と同じであり、バンド駒1と芯材2の組み立てと分解も同じである。
【0015】 なお、取付ピン3は、前記した実施例は、取付ピン3の両端部3a又は中央部 3bを径大にして、段付けピンの形状をしているが、取付ピン3をストレート形 状にして、弾性体の芯材2との圧入係合に伴って発生する摩擦力で取付ピン3を 係止することも可能である。
【0016】
【考案の効果】
上記のごとく本考案によれば、弾性体の柔軟性の良いという利点を損なうこと なく、下面まで金属部分で覆うバンド駒を採用することが出来る等の商品価値を 高めることの出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で、本考案の時計バンドの主要
部の平面図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図1のBーB断面図である。
【図4】他の実施例を示す主要部の平面図である。
【図5】図4のCーC断面図である。
【図6】他の実施例を示す断面組立図である。
【図7】従来例でスポット中芯タイプのバンド構造の斜
視図である。
【図8】図8の一部切欠き平面図である。
【符号の説明】
1 バンド駒 1a 中空部 1b 取付穴 2 芯材 2a 貫通穴 2b 貫通溝 2c 中空部 3 取付ピン 3a 両端部 3b 中央部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部1aを有するバンド駒1の両側面
    に取付穴1bを各々け、前記中空部1aに挿入する弾性
    体からなる芯材2のバンド幅方向に貫通穴2aを設け、
    前記取付穴1bと貫通穴2aは一線上の通し穴を形成し
    ており、取付ピン3を前記取付穴1bと前記芯材2の貫
    通穴2aに挿入し、前記取付ピン3を前記貫通穴2aに
    圧入係止したことを特徴とする時計バンドの構造。
  2. 【請求項2】 中空部1aを有するバンド駒1の両側面
    に取付穴1bを各々設け、前記中空部1aに挿入する弾
    性体からなる芯材2のバンド幅方向に貫通溝2bを設
    け、前記取付穴1bと貫通溝2bは一線上の通し穴を形
    成しており、取付ピン3を前記取付穴1bと前記芯材2
    の貫通溝2bに挿入し、前記取付ピン3を前記貫通溝2
    bに圧入係止したことを特徴とする時計バンドの構造。
  3. 【請求項3】 取付ピン3の両端部3aは、芯材2の貫
    通穴2aよりもやや径大、且つ、前記取付穴1bより径
    小に形成されている請求項1又は請求項2の時計バンド
    の構造。
  4. 【請求項4】 芯材2にバンドの厚み方向に開放し且つ
    貫通穴2aと交差する中空部2cを設け、取付ピンの中
    央部3bに、前記芯材の貫通穴2aよりやや径大、且
    つ、前記取付穴1bより径小に形成し、前記取付ピン3
    を前記取付穴1bと前記貫通穴2aに挿入し、前記取付
    ピン3の中央部3bを前記芯材2の中空部2cに係止し
    た請求項1又は請求項2の時計バンドの構造。
JP062393U 1993-11-19 1993-11-19 時計バンドの構造 Expired - Lifetime JPH0730725U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP062393U JPH0730725U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 時計バンドの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP062393U JPH0730725U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 時計バンドの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0730725U true JPH0730725U (ja) 1995-06-13

Family

ID=13198849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP062393U Expired - Lifetime JPH0730725U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 時計バンドの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730725U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0153492B1 (ko) 클립
JPH0414017Y2 (ja)
KR900003996B1 (ko) 시계줄의 잠금고리 구조
JPH0730725U (ja) 時計バンドの構造
JPS6354281U (ja)
JP2503829Y2 (ja) バンドの尾錠構造
JPS6241610Y2 (ja)
JPH08332106A (ja) 腕時計のバンド取付構造
JPS5929546Y2 (ja) 時計ケ−スとバンドの接続構造
JP2536491Y2 (ja) 時計バンドの構造
JPH0429766Y2 (ja)
JPH0468211U (ja)
KR0135095Y1 (ko) 고정수단이 형성된 부쉬
JPH0221933Y2 (ja)
JPH10318473A (ja) ホースバンド
JPH0219611Y2 (ja)
US2844010A (en) Finger ring set with magnetic selfaligning means
JPH0424239Y2 (ja)
JP3320273B2 (ja) スペーサ
JPH0347531Y2 (ja)
JPH0216654Y2 (ja)
JPS5811066Y2 (ja) 押釦同調器におけるクランク軸の固定構造
JPH0421732Y2 (ja)
JPH08127242A (ja) ドアハンドル用丸座の組付け構造
JPH05574Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term