JP3009336U - 1本の棒材から作られたキーホルダー構成部品 - Google Patents

1本の棒材から作られたキーホルダー構成部品

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JP3009336U
JP3009336U JP1994009429U JP942994U JP3009336U JP 3009336 U JP3009336 U JP 3009336U JP 1994009429 U JP1994009429 U JP 1994009429U JP 942994 U JP942994 U JP 942994U JP 3009336 U JP3009336 U JP 3009336U
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present
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JP1994009429U
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Inventor
政弘 斎藤
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Shinwa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造と新しい形状を持ったキーホル
ダー構成部品によって、キーホルダー生産工程を簡素化
・コスト削減を図り、新しいデザインのキーホルダーの
製品化を促進する。 【構成】 1本の棒状の材料を切断し、キーホルダー
本体に合わせて一部を削り、鍵取り付け部品と組み立て
るために両側に穴を2つ開けただけの、単純な構造を持
った本考案部品は、キーホルダー本体組立部分にはさむ
だけで本体と鍵取り付け部分を組み立てることができ、
また鍵取り付け部品との組み立ても簡易にできる。単純
な構造と組み立ての容易さ、機能性の高さを持った今ま
でにない形状の部品なので、生産工程を簡素化し、かつ
総合的にみて新しいデザインのキーホルダーを製品化で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、1本の棒材から作られた、キーホルダーの鍵取り付け部分を構成 する部品であり、かつ鍵取り付け部分とキーホルダー本体との組み立てに使用す るつなぎ部品の機能を兼ね備えた、キーホルダー構成部品である。 以下、キーホルダー製作図を含めた図を用いて本考案部品の詳細を説明する。
【0002】
【従来の技術】
皮革や合皮を本体材料にしてキーホルダーを作る場合、材料を型で抜き、それ を2つ折りにして張り合わせ、2つ折りになった首部分に鍵取り付け部品を取り 付けるという手法がある。この方法でキーホルダーを製作する場合、従来からあ る技術に従って、二重かんやなすかんと呼ばれる鍵取り付け部品を使用するか、 あるいは本体と鍵取り付け部品を繋ぐ役割を果たすつなぎかんと呼ばれる部品を 用いて鍵取り付け部品を取り付けている。
【0003】 従来の二重かん部品を使用する場合には、本体を2つ折りにする前に少しまる めて二重かん部品へ通る形にしながら輪の中へ通し、その後で2つ折りにすると いう方法をとっている。あるいは2つ折りにしてから、首の部分に二重かんを押 し広げながら通すという方法を用いる。またなすかん部品を取り付ける場合には 、部品の本体への取り付け口が狭いため部品の一部を切断して割り込みを入れて そこから取り付ける方法を用いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような方法でキーホルダーを製作する場合、本体を丸めたり部品を切断 したりといった余計な手間がかかり、キーホルダー生産工程においても時間を要 していた。また、つなぎかん部品を使って鍵取り付け部品と本体を組み立てる場 合には、部品数も生産工程も増えてしまうことになり、生産コストも高くなって しまうという問題があった。
【0005】 また、新規にキーホルダーを製品化する際には、上記のような生産工程におけ る制約があったり、また製品単価や生産コストの問題もあり、従来の部品のみで は総合的にみて新しいデザインを持ったキーホルダーの開発が難しく、キーホル ダー業界全体においても、安価でありかつ従来にない新しい形状の部品の開発が 待たれていた。
【0006】 本考案はこれらの課題を改善するために作られたものであり、従来の部品には なかった機能性を持ち、生産工程を簡素化し、生産コストを削減し、かつ新しい デザインを提供しうる部品として考案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するべく、生産工程の手間を省きかつ新しい形状を提案する ために、1本の棒状のものを材料にし、部品加工の手間もできるだけ簡素にし、 単純な構造でありながら、機能性の高さを持った本考案部品を発案した。
【0008】 本考案部品は1本の棒状の材料を本体の大きさに合わせて任意の長さに切断し 、真ん中の部分を本体の鍵取り付け部分となる首の長さに合わせて削り、かつ本 体の材料の皮の厚みに合わせて一段細く削り、両側部分に鍵取り付け部品を組み 込む為の穴を2つ開けた構造になっている。本考案部品の生産に関しては、切断 して削り穴をあけるのみで、従来からあるひきもの生産工程を利用しても2工程 で部品ができあがるようになっている。
【0009】 また、本考案部品と組み合わせる鍵取り付け部品として、同じく1本の棒を材 料にした部品を用意する。この部品は材料となる棒の太さが本考案部品の2つの 穴の直径以下で、バネ性がでるように折り曲げられたツル型の部品である。折り 曲げたツル両端の幅は先の2つの穴の間隔よりも広く作り、両外側面には本考案 部品の棒材の太さ以上の割り込みをいれてある。なお、この鍵取り付け部品は、 ツルの足2本とバネ性と両側面の割り込み部分とをもっていれば、ツルの形の変 化は自在で、デザインも任意のものを数多く作ることが可能である。
【0010】 この鍵取り付け部品のバネ性を利用して、両側の足部に少し力を加え、本考案 部品の両側の穴に足を組み込むと簡単に鍵取り付け部分が完成する。またはずす 時も、同じくバネ性を利用して両側の足部に少し力をいれ、足幅を縮め穴から抜 くだけで簡単にはずせる構造になっている。
【0011】
【作用】
本考案部品の提案により、キーホルダーの生産工程が簡素化し、生産コストの 削減が可能になり、新しいデザインのキーホルダー製品を生産できるようになる 。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1、図2において本考案部品Aは、1本の棒材を任意の長さに切断して、両 側に穴1、1’を開けて作られている。中心部分幅2は本体Bを2つ折りにした 時の首の部分の長さ2’と同じ長さの分だけ削り、中心部分を削った深さ3は本 体材料の皮の厚み3’に合わせて棒材を削ってある。
【0013】 本考案部品Aに組み込む目的で作られた、鍵取り付け部となる棒状の部品Cを 用意する。この部品Cは、材料となる棒の太さ6が本考案部品Aの穴1、1’の 直径以下で、任意に切断した棒状の材料をバネ性がでるように折り曲げたツル状 のものである。このツル状の部品Cの両足幅の間隔7は、本考案部品Aの穴1、 1’の間隔4よりも広く作り、両足の外側面には本考案部品Aの太さ5以上の割 り込み8を入れておく。
【0014】 図4にあるように、部品Bの両足外側面に少し力を加え、バネ性を利用して両 足幅7を縮めて2つの穴に通し、通ったところで力をゆるめると、両足の割り込 み8の部分でカチリと本考案部品Aと組み合わせられ、鍵取り付け部分が完成す る。はずす時も同じくバネ性を利用して両足外側面に力を加え、両足を縮めて穴 1、1’から引き抜くだけで簡単にはずせるようになっている。
【0015】 図5にあるように、本体Bに組み込む時は2つ折りにする前の本体材料の首の 部分に本考案部品Aを置き、本体を2つ折りにして貼り合わせるだけで本体Bと との組立が完了する。あとは先に述べた方法で鍵取り付け部品Cを組めば、キー ホルダーが完成する。
【0016】
【本考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を発する。
【0017】 棒状の部品であるから、キーホルダー本体にはさみ込むだけで本体への取り付 けが完了し、本体との組立が簡単である。さらに、本考案部品はあらかじめ本体 材料に合わせた加工を施された形状なので、組み立てた際に本体とのずれやあそ びの部分が生じてしまうことがなく、丈夫で整った形のキーホルダーを作ること ができる。また、組み立てる際に切断するなどの加工工程をたどる必要もない。 さらに、本体とのつなぎ部品としての機能とと鍵取り付け部品としての機能を兼 ね備えているので、部品コストの削減に貢献することになる。従って生産工程が 短縮され、かかる生産コストも削減される。
【0018】 キーホルダー本来の目的である鍵の取り付け取り外しが容易であり、簡素な構 成ながら機能性の高い鍵取り付け部分を完成することができる。
【0019】 本考案部品は、形が1本の棒を材料にした簡素な形状であること、本体の形状 に合わせて作られていることから、従来部品にみられるような組み立ての際の制 約がなくなり、また従来になかった形状を提案したことで、キーホルダーの総合 的なデザインの可能性を広げることができる。
【0020】 このように、本考案部品は今までにない形状と、生産面および実用面での機能 性の高さを合わせ持った部品であるから、キーホルダーの総合的なデザインの広 がりと生産向上に貢献することができる部品となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案部品の図
【図2】キーホルダー本体と本考案部品の参照図
【図3】本考案部品に組み込む鍵取り付け部品の図
【図4】本考案部品と鍵取り付け部品との組立図
【図5】本考案備品を使ったキーホルダー生産工程図
【符号の説明】 A 本考案部品 B キーホルダー本体 C 鍵取り付け部品 1および1’ 本考案部品の穴 2 本考案部品 削り部分 幅 2’キーホルダー本体2つ折り部分の首幅 3 本考案部品 削り部分 深さ 3’キーホルダー本体の厚み 4 本考案部品 両穴の間隔 5 本考案部品 棒材太さ 6 鍵取り付け部品 棒材の太さ 7 鍵取り付け部品 ツル足の幅 8 鍵取り付け部品 両足割り込み部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月18日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 1本の棒材から作られたキーホルダー
構成部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の材料を任意の長さに切断し、両側に
    鍵取り付け部品を取り付けるための穴を2つ開け、かつ
    真ん中部分をキーホルダー本体の材料幅・厚みに合わせ
    て削った、鍵取り付け部品としての機能ならびにキーホ
    ルダー本体と鍵取り付け部品をつなぐ機能を兼ね備えた
    キーホルダー構成部品
JP1994009429U 1994-06-30 1994-06-30 1本の棒材から作られたキーホルダー構成部品 Expired - Lifetime JP3009336U (ja)

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Publication Number Publication Date
JP3009336U true JP3009336U (ja) 1995-04-04

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ID=43145134

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