JP3089120U - バンド構造及びそのバンド構造を有する腕時計用バンド並びに腕時計 - Google Patents

バンド構造及びそのバンド構造を有する腕時計用バンド並びに腕時計

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JP3089120U JP2002001901U JP2002001901U JP3089120U JP 3089120 U JP3089120 U JP 3089120U JP 2002001901 U JP2002001901 U JP 2002001901U JP 2002001901 U JP2002001901 U JP 2002001901U JP 3089120 U JP3089120 U JP 3089120U
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新太 不知
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株式会社バンビ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繋ぎ駒を使用する同じバンド構造でありなが
ら、軽量化されたバンド構造の提供にある。 【解決手段】 バンド駒本体11を構成する内パーツ2
0と外パーツ12、隣り合うバンド駒本体11,11の
双方に取り付けられ両者を繋ぐ繋ぎ駒30、バンド駒本
体11と繋ぎ駒30とを連結する連結ピン40を備え
る。内パーツ20は、十字形の板材の相対する二片2
1,22を折り曲げて連結ピン保持空間23,24を形
成する。この連結ピン保持空間23,24へ挿通された
連結ピン40,40に、ピン孔31,32を有する繋ぎ
駒30が取り付けられ、この連結ピン40の両端41,
41を保持するようにして外パーツ12が内パーツ20
をカバーする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、繋ぎ駒を使用した腕時計用バンド、装身具用バンド、その他のバン ドのバンド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、繋ぎ駒を使用した従来のバンド構造を示す説明図である。従来のバン ド構造70は、バンド駒本体71、繋ぎ駒80、棒状の連結ピン90から構成さ れる。バンド駒本体71には、連結ピン90を挿通するピン穴72,73と、繋 ぎ駒80を取り付けるための取り付け口75,75が設けられている。なお、バ ンド駒本体71の背面は図示できないため、その説明及び図示を省略する。
【0003】 繋ぎ駒80は、比較的横長な平板であってピン孔81,82を有し、一又は図 示のように複数個重ねてバンド駒本体71の取り付け口75,75へ組み込まれ る。そして、バンド駒本体71のピン穴72と繋ぎ駒80のピン孔81とで連結 ピン90を挿通可能に形成し、そこへ連結ピン90を挿通することで繋ぎ駒80 がバンド駒本体71に取り付けられる。
【0004】 図7は、前記従来のバンド構造70の断面図である。バンド駒本体71とバン ド駒本体71とは繋ぎ駒80によって繋がれている。バンド駒本体71のピン穴 72と繋ぎ駒80のピン孔81で形成される挿通穴85、バンド駒本体71のピ ン穴73と繋ぎ駒80のピン孔82で形成される挿通穴86には連結ピン90が それぞれ挿通されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなバンド構造70の場合、ブロック状のバンド駒本体71に 取り付け口75,75を切り欠くだけであるため、バンド全体的に重量感があっ た。そこで、本考案は、繋ぎ駒を使用する同じバンド構造でありながら、軽量化 されたバンド構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の考案は、バンド駒本体を構成す る内パーツと外パーツ、 隣り合うバンド駒本体の双方に取り付けられ両者を繋ぐ繋ぎ駒、 バンド駒本体と繋ぎ駒とを連結する連結ピンを備え、 板状の内パーツを折り曲げて形成される連結ピン保持空間へ挿通された連結ピ ンに、ピン孔を有する繋ぎ駒が取り付けられ、 この連結ピンの両端を保持するようにして外パーツが内パーツをカバーするこ とを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、内パーツが、板材の相対する二辺を折り曲げて二列の 連結ピン保持空間を形成することを特徴とする。
【0008】 請求項3記載の考案は、内パーツが、十字形の板材の相対する二片を折り曲げ て二列の連結ピン保持空間を形成し、 その連結ピン保持空間の両端に、挿通された連結ピンによって取り付けられた 繋ぎ駒を有することを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の考案は、外パーツの裏面と当接する繋ぎ駒の当接面に傾斜を設 け、その傾斜分繋ぎ駒の回動を可能とすることを特徴とする。
【0010】 請求項5記載の考案は、請求項1から4のいずれかに記載のバンド構造を有す る腕時計用バンドであり、請求項6記載の考案は、請求項1から4のいずれかに 記載のバンド構造を有する腕時計である。
【0011】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、バンド駒本体は内パーツと外パーツで構成され 、板状の内パーツを折り曲げて形成される連結ピン保持空間へ挿通された連結ピ ンに、ピン孔を有する繋ぎ駒が取り付けられる。そして、この連結ピンの両端を 保持するようにして外パーツが内パーツをカバーする。これにより、バンド駒本 体に繋ぎ駒が取り付けられ、繋ぎ駒を使用したバンド構造が提供される。
【0012】 請求項2記載の考案によれば、内パーツが、板材の相対する二辺を折り曲げて 二列の連結ピン保持空間を形成することで、隣り合うバンド駒本体の双方に対し て繋ぎ駒を取り付けられる。
【0013】 請求項3記載の考案によれば、内パーツが、十字形の板材の相対する二片を折 り曲げて二列の連結ピン保持空間を形成し、その連結ピン保持空間の両端に、挿 通された連結ピンによって取り付けられた繋ぎ駒を有することで、隣り合うバン ド駒本体双方と繋がれる。
【0014】 請求項4記載の考案によれば、外パーツの裏面と当接する繋ぎ駒の当接面に傾 斜を設け、その傾斜分繋ぎ駒の回動を可能とすることで、このバンド駒本体から なるバンドは湾曲可能となる。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。 図1は、本考案のバンド構造10を示す分解説明図である。バンド構造10は 、バンド駒本体11を構成する内パーツ20と外パーツ12、繋ぎ駒30、連結 ピン40を備える。内パーツ20は、十字形の板材の相対する二片21,22を 略三角形状に折り曲げて、二列の連結ピン保持空間23,24を形成する。
【0016】 この連結ピン保持空間23,24には連結ピン40が挿通されるが、図5に示 す従来のバンド構造70のように、バンド駒本体に長いピン穴を穿孔する作業が 不要となる。従って、作業負荷が減り、製造コストの削減にもつながる。
【0017】 繋ぎ駒30は比較的横長な平板であって、連結ピン40の挿通可能なピン孔3 1,32を設けている。また、外パーツ12の裏面16に当接する当接面35は 、山形に傾斜している。この繋ぎ駒30は、二個重ねるようにして内パーツ20 の連結ピン保持空間23,24の両端に連結ピン40で取り付けられる。なお、 連結ピン保持空間23側に取り付けられる繋ぎ駒30は、図示省略した。
【0018】 そして、外パーツ12がこの連結ピン40の両端41,41をピン孔13,1 3で保持するようにして、内パーツ20をカバーする構造となっている。なお、 連結ピン保持空間23に挿通される連結ピン40は、外パーツ12に設けられた もう一方のピン孔14,14で保持される。
【0019】 図2は、図1に示す本考案のバンド構造10でバンド駒本体11,11を繋ぎ 駒30で繋いだ状態の外観斜視図である。外観上は、従来のバンド構造70の場 合とほとんどかわらない。
【0020】 図3は、図2外観斜視図のA−A断面図である。これによると、バンド駒本体 11内部では、略三角形状に折り曲げて形成される内パーツ20の連結ピン保持 空間23,24で連結ピン40,40が保持されている。その保持された連結ピ ン40,40がそれぞれ繋ぎ駒30のピン孔31,32を挿通していることで、 隣り合うバンド駒本体11,11が繋がれている。
【0021】 図3の断面図からは、バンド駒本体11には、空隙が多くあることがわかる。 従来技術を示す図7のバンド駒本体71にあっては空隙は存在しない。このため 、従来のバンドと外観上及び性能上もほとんど同じでありながら、本考案のバン ド駒本体11は、この空隙の分だけ軽量化が図れたことになる。
【0022】 また、繋ぎ駒30の当接面35は山形に傾斜している。これにより、図4に示 すように、外パーツ12の裏面16が傾斜する当接面35に当接するまで、連結 ピン40を軸にバンド駒本体11を回動できる。従って、バンドを装着する箇所 の形状にフィットできる。
【0023】 図5は、本考案のバンド構造10で形成されたバンドの外観斜視図である。こ れに、腕時計本体を付けることで腕時計用バンドとして、また、装身具を付ける ことで装身具用バンドとして使用することができる。なお、本考案のバンド構造 10で形成されたバンドが、腕時計用バンドや装身具用バンド以外のバンドとし ても使用できること勿論である。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、バンド駒本体を内パーツと外パーツで構成することで、従来 のバンドと外観上及び性能上もほとんど同じでありながら、軽量化の図れたバン ドを提供できる。
【0025】 また、連結ピンを板状の内パーツを折り曲げて形成される連結ピン保持空間で 保持するようにしたため、バンド駒本体へ長いピン穴を穿孔する作業が不要とな った。このため、作業負荷が減り、製造コストの削減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バンド構造を示す分解説明図。
【図2】 バンド駒本体を繋ぎ駒で繋いだ状態の外観斜
視図。
【図3】 図2A−A断面図。
【図4】 バンド駒本体の回動状態を示す断面図。
【図5】 バンド構造でバンドを形成した場合の外観斜
視図。
【図6】 従来のバンド構造を示す説明図。
【図7】 従来のバンド構造の断面図。
【符号の説明】
10 バンド構造 11 バンド駒本体 12 外パーツ 20 内パーツ 21,22 片 23,24 連結ピン保持空間 30 繋ぎ駒 31,32 ピン孔 40 連結ピン 41,41 両端

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド駒本体を構成する内パーツと外パ
    ーツ、 隣り合うバンド駒本体の双方に取り付けられ両者を繋ぐ
    繋ぎ駒、 バンド駒本体と繋ぎ駒とを連結する連結ピンを備え、 板状の内パーツを折り曲げて形成される連結ピン保持空
    間へ挿通された連結ピンに、ピン孔を有する繋ぎ駒が取
    り付けられ、 この連結ピンの両端を保持するようにして外パーツが内
    パーツをカバーするバンド構造。
  2. 【請求項2】 内パーツは、板材の相対する二辺を折り
    曲げて二列の連結ピン保持空間を形成する請求項1記載
    のバンド構造。
  3. 【請求項3】 内パーツは、十字形の板材の相対する二
    片を折り曲げて二列の連結ピン保持空間を形成し、 その連結ピン保持空間の両端に、挿通された連結ピンに
    よって取り付けられた繋ぎ駒を有する請求項1記載のバ
    ンド構造。
  4. 【請求項4】 外パーツの裏面と当接する繋ぎ駒の当接
    面に傾斜を設け、その傾斜分繋ぎ駒の回動を可能とする
    請求項1から3のいずれかに記載のバンド構造。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のバン
    ド構造を有する腕時計用バンド。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載のバン
    ド構造を有する腕時計。
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