JPH073666Y2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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Publication number
JPH073666Y2
JPH073666Y2 JP1987124078U JP12407887U JPH073666Y2 JP H073666 Y2 JPH073666 Y2 JP H073666Y2 JP 1987124078 U JP1987124078 U JP 1987124078U JP 12407887 U JP12407887 U JP 12407887U JP H073666 Y2 JPH073666 Y2 JP H073666Y2
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JP
Japan
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door
front frame
container
packing
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987124078U
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English (en)
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JPS6429883U (ja
Inventor
泰拓 足立
純夫 島村
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気機器の比較的大型の密閉容器の前面の開
口を、回動する扉によりパッキングを介して開閉自在に
閉塞し、前記扉を前記容器にボルトにより締着した扉開
閉装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電気機器の比較的大型の密閉容器の扉開閉装置
は、第4図に示すようになっている。
同図において、1は電気機器の密閉容器、2は容器1の
前面の前面枠、3は前面枠2により形成された開口部、
4は開口部3を開閉自在に閉塞した扉、5は扉4の内面
の周縁部に環状に形成された溝、6は溝5に嵌入して設
けられ、一部が露出したパッキングであり、前面枠2の
前面に接離自在に当接して気密を保持する。
7は容器1の側面の上,下に植設され,螺溝の形成され
たスタッド、8は基部の透孔がスタッド7に挿通された
支持金具、9はスタッド7に螺合し,支持金具8を固着
したナット、10は支持金具8の先端部に上下方向に透設
された嵌入孔である。
11は扉4の側縁部の上,下に一体に固着された支持片、
12は支持片11に上下方向に透設された挿通孔、13は挿通
孔12及び嵌入孔10に挿入された軸であり、軸13の頭部
(図示せず)が支持片11の上面に位置し、支持片11の挿
通孔12と軸13とにより蝶番が形成され、蝶番により扉が
回動し、パッキング6を介して扉4が開口部3を開閉自
在に閉塞する。
そして、扉4の閉塞後、扉4の周縁部の複数個のボルト
(図示せず)により扉4が前面枠2に締着される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の前記装置の場合、扉4の閉塞時、扉4の内面に突
出したパッキング6のうち、蝶番側のパッキング6がま
ず圧縮され、パッキング6に片寄った荷重がかかり、パ
ッキング6を異常に変形して損傷し、かつ、蝶番にも悪
影響を与える。
また、蝶番側のパッキング6の反力が大きく、扉4の蝶
番の反対側を協力に押圧せねばならず、ボルトの締付け
が困難であり、さらに、扉4の蝶番と反対側のボルトに
長寸のものを要する等、種々の問題点がある。
本考案は、前記の点に留意し、パッキング及び蝶番の損
傷を防止し、ボルトの締付作業を容器にした扉開閉装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するために、本考案の扉開閉装置は、
電気機器の密閉容器と、該容器の前面の前面枠により形
成された開口部と、該開口部を開閉自在に閉塞した扉
と、該扉の内面の周縁部に環状に形成された溝と、該溝
に嵌入され,一部が露出し,前記前面枠に接離自在に当
接したパッキングと、前記容器の側面の上,下に固着さ
れた支持金具と、該支持金具に上下方向に透設された嵌
入孔と、前記扉の側縁部の上,下に固着された支持片
と、該支持片に上下方向に透設された前後方向の長孔
と、該長孔及び前記嵌入孔に挿入された軸と、前記扉の
周縁部に複数個設けられ,前記前面枠の螺孔に締着した
ボルトとを備えたものである。
〔作用〕
前記のように構成された本考案の扉開閉装置は、密閉容
器の側面の上,下の支持金具に透設された嵌入孔と、扉
の側縁部の上,下の支持片に透設された前後方向の長孔
とに、軸が挿入されているため、長孔と軸により形成さ
れる蝶番により扉が回動自在であり、かつ、長孔により
扉が前後に移動自在であり、扉の閉成時、蝶番側のパッ
キングが開口部の前面枠に軽く当接したのち、蝶番と反
対側のパッキングも前面枠に軽く当接し、扉が前面枠に
平行に位置する。
つぎに、扉の周縁部の複数個のボルトを少しずつ順に締
付けることにより、パッキング全体が均等な荷重で圧縮
され、パッキングには片寄った荷重がかからず、パッキ
ングが異常に変形せず、パッキング及び蝶願に悪影響が
ない。
また、ボルトの長さは、扉の内面より突出したパッキン
グの厚みより若干長い長さでよく、かつ、扉を強力に押
圧する必要もなく、締着作業が容易になる。
〔実施例〕
1実施例につき第1図ないし第3図を参照して詳細に説
明する。
それらの図面において、第4図と同一符号は同一もしく
は相当するものを示し、第4図の異なる点は、支持片11
に上下方向に透設された挿通孔が前後方向の長孔14にな
っていることである。
そして、扉4の周縁部に複数個設けられたボルト15が、
前面枠2に形成された螺孔或いは前面枠2に埋設された
ナットの螺孔の螺合し、扉4を前面枠2に締着する。ま
た、軸13の頭部16の径は、長孔14の幅より長くなってい
る。
従って、長孔14と軸13からなる蝶番により、扉4の回動
操作が容易であり、扉4の閉成時、パッキング6全体が
前面枠2に当接するため、各ボルト15を少しずつ順に締
付けることにより、パッキング6全体が均等な荷重で圧
縮され、パッキング6及び蝶番を損傷することがない。
その上、ボルト15も全て短寸のものでよく、扉4を強く
押圧する必要もなく、締着作業が容易である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
本考案の扉開閉装置は、密閉容器1の側面の上,下の支
持金具8に透設された嵌入孔10と、扉4の側縁部の上,
下の支持片11に透設された前後方向の長孔14とに、軸13
が挿入されているため、扉4が前後方向に移動自在であ
り、パッキング6全体が均等な荷重で圧縮することがで
き、パッキング6に異常変形が生じなく、パッキング6
及び蝶番の損傷を防止することができ、かつ、扉4を強
く押圧せずにボルト15の締付けを行うことができ、締着
作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の扉開閉装置の1実施例の切断平面図、
第2図は第1図の一部の切断左側面図、第3図は第1図
の他の状態の一部の拡大切断平面図、第4図は従来例の
切断平面図である。 1……密閉容器、2……前面枠、3……開口部、4……
扉、5……溝、6……パッキング、8……支持金具、10
……嵌入孔、11……支持片、13……軸、14……長孔、15
……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の密閉容器と、 該容器の前面の前面枠により形成された開口部と、 該開口部を開閉自在に閉塞した扉と、 該扉の内面の周縁部に環状に形成された溝と、 該溝に嵌入され,一部が露出し,前記前面枠に接離自在
    に当接したパッキングと、 前記容器の側面の上,下に固着された支持金具と、 該支持金具に上下方向に透設された嵌入孔と、 前記扉の側縁部の上,下に固着された支持片と、 該支持片に上下方向に透設された前後方向の長孔と、 該長孔及び前記嵌入孔に挿入された軸と、 前記扉の周縁部に複数個設けられ,前記前面枠の螺孔に
    締着したボルトとを備えた扉開閉装置。
JP1987124078U 1987-08-13 1987-08-13 扉開閉装置 Expired - Lifetime JPH073666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987124078U JPH073666Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 扉開閉装置

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JP1987124078U JPH073666Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 扉開閉装置

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JPS6429883U JPS6429883U (ja) 1989-02-22
JPH073666Y2 true JPH073666Y2 (ja) 1995-01-30

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ID=31373500

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JP1987124078U Expired - Lifetime JPH073666Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 扉開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249638A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Yokogawa Electric Corp ケース開閉機構

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JPS62171199A (ja) * 1986-01-23 1987-07-28 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 操作用ボツクスと蓋との軸着装置

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JPS6429883U (ja) 1989-02-22

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