JPH0736241U - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
- Publication number
- JPH0736241U JPH0736241U JP067324U JP6732493U JPH0736241U JP H0736241 U JPH0736241 U JP H0736241U JP 067324 U JP067324 U JP 067324U JP 6732493 U JP6732493 U JP 6732493U JP H0736241 U JPH0736241 U JP H0736241U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input device
- mouse
- case
- coordinate input
- finger
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 親指等の入力操作を可能とするとともにその
操作を正確に行える座標入力装置を供する。 【構成】 操作人が手で掴み平面上を移動させることで
ディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入力装
置において、手の中に納まるように上方に膨出したケー
ス2の前部の人差指と中指用の押しボタン3,4のほか
側部に親指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押
しボタン5を有し、前記ケース2の一方の側部からケー
スの上方を跨いで他方の側部にかけてベルト6が架設さ
れたことを特徴とする座標入力装置。
操作を正確に行える座標入力装置を供する。 【構成】 操作人が手で掴み平面上を移動させることで
ディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入力装
置において、手の中に納まるように上方に膨出したケー
ス2の前部の人差指と中指用の押しボタン3,4のほか
側部に親指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押
しボタン5を有し、前記ケース2の一方の側部からケー
スの上方を跨いで他方の側部にかけてベルト6が架設さ
れたことを特徴とする座標入力装置。
Description
【0001】
本考案は、ディスプレー上のキャラクターやカーソル、ポインター等を移動さ せる一般にマウスと称されている座標入力装置に関する。
【0002】
従来のパーソナルコンピュータ等で使われている通常のマウスは図1に示すよ うに、マウス01のケースの前部に長方形状の押しボタン02, 03が2個並んで設け られている。
【0003】 操作人はマウス01の左右両側部を親指と薬指または小指で挟むようにしてマウ ス01を掴み、人差指と中指を押しボタン02, 03の上に位置させて、マウス01を平 面上で移動させることでディスプレー上のポインターを移動させ、所要位置をポ インターが示したとき、押しボタン02または押しボタン03を押すことでポインタ ーがディスプレイ上で指していた作業を処理する。
【0004】 このようなマウス01をビデオゲームに適用した場合は、例えばマウス01の移動 でディスプレー上のキャラクターが同じように移動し、押しボタン02または押し ボタン03を押すことで銃を射ったり、攻撃や防御を行う等の処理を行う。
【0005】
しかし押しボタン02, 03を押して行える作業は同時に押した場合に別の作業を させるとすると多くて3種類の作業しか指示できない。 そこでマウス01の側部に押しボタンをもう一つ増やし、親指または薬指、小指 等で押すことができるようにすることが考えられる。
【0006】 しかし親指、薬指、小指はマウス01を把持するために用いていたものなので、 このいずれかの指を押しボタン用に用いると、マウス01の把持があまくなり該指 の押し動作でマウス01が位置ずれを起すおそれがある。 したがってマウス01を正確に移動して折角位置設定したのに、押しボタンのオ ン操作で位置がズレて、操作ミスを犯すことになる。
【0007】 本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、親指、薬指 、小指の少なくとも一指の操作を正確に行える座標入力装置を供する点にある。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案は、操作人が手で掴み平面上を移動させる ことでディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入力装置において、手の 中に納まるように上方に膨出したケースの前部の人差指と中指による各操作用の 押しボタンのほか側部に親指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押しボタ ンを有し、前記ケースの一方の側部からケースの上方を跨いで他方の側部にかけ てベルトが架設された座標入力装置とした。
【0009】 親指等の操作を可能として多種類の作業を指示できるとともに、手をベルト内 に挿入して手の甲をベルトが押えて座標入力装置を手に一体に固定することがで きるので、親指等の操作による座標入力装置自体の位置ずれを防止して正確な操 作を可能とする。
【0010】 また座標入力装置のケース上面に一体化手段を設けることで、手のひらに座標 入力装置を接着または吸着することができ、親指等の正確な操作を可能とする。
【0011】 さらにケースの上面に指の付け根に沿った溝を形成することで、座標入力装置 を指の付け根で固定して把持でき、親指等の正確な操作を可能とする。
【0012】
以下図2および図3に図示した本考案の1実施例について説明する。 本実施例に係る座標入力装置たるマウス1は、手に納まるように上方に膨出し たケース2の前部に長方形状の押しボタン3,4が設けられており、押しボタン 3が人差指用であり、押しボタン4が中指用のボタンである。
【0013】 本マウス1は、上記押しボタン3,4のほかにケース2の左側部に親指用の第 3の押しボタン5が設けられている。 そしてケース2の左側部において押しボタン5より後方位置に一端を固着した ベルト6がケース2の上方を跨いで右側部に他端を固着して架設されている。
【0014】 マウス1のケース2とベルト6との間の空間は、通常の人間の手のひらと甲と の厚さに略相当し、手を後方から挿入して図3に示すようにベルト6が手の甲に かかるようにすると、ケース2の膨出部が手のひらに密着してマウス1は手に一 体化する。 人差指と中指はそれぞれ押しボタン3,4に当てがわれ、親指はケース2の左 側部の押しボタン5に当てがわれる。
【0015】 マウス1はベルト6により手に一体に固定されているので、親指はマウス1を 把持するために用いる必要はなく、スイッチをオンさせずに押しボタン5に当て がうことができる。 したがって手を動かしてマウス1を移動させ、必要な処で親指を動かして押し ボタン5を押しスイッチをオンさせることができる。 このときマウス1は手に固定されているので押しボタン5の操作でマウス1が 位置ずれを起こすことはなく正確な入力ができる。
【0016】 なおベルト6によりマウス1は手に一体に固定されるので、マウス1を載せる 支持板は必ずしも水平でなくともよく極端な場合は垂直な面にマウス1を当てが い移動させることも可能である。 押しボタンの数が3個となったので3種類以上の作業指示を与えることができ 、ビデオゲーム等に利用した場合にゲームの内容を豊かなものにすることができ る。
【0017】 なお本実施例では、従来の押しボタン3,4のほかに親指用の押しボタン5を 追加しているが、さらにケース2の右側部にも薬指または小指あるいは両方の操 作用の押しボタンを設けることが可能である。
【0018】 その一例を図4に図示する。 同例のマウス7は概ね半球形状をしており、周縁部に沿って5個の押しボタン 8が配設され、それぞれが手をマウス7においたときに親指、人差指、中指、薬 指、小指の先端が接する位置にある。 そして手の甲を固定するようにベルト9が設けられているので、手を後方から ベルト9に挿入してマウス7を握るようにするとベルト9によりマウス7は手に 一体化し、いずれの指を動かして押しボタンを押してもマウス7をブレさせるこ とはない。
【0019】 本マウス7は5個の押しボタンを操作できるので、複雑な操作も片手だけで処 理できる。 このように押しボタンを多く設けることで多種類の作業を一方の手1つで果す ことができるようになり、操作技術を競う興味あるゲームを実現することが可能 である。
【0020】 なお本実施例ではベルトの長さが一定であったが、例えば図5に示すように、 マウス10の一側部に一端を固着されたベルト11が、その他方の自由端を他側部に 設けられたリング12に貫通させて折り返され、重ね合わせて互いに係止用突起を 複数配設した面ファスナー13等を介して固着する方法によれば、操作人の手の大 きさに合わせてベルトの長さを適宜調整することができる。
【0021】 次に別の実施例を図6に示し説明する。 本実施例のマウス20は、そのケース21の上面で手のひら中央部が当たる処に吸 盤22を取り付けたものである。
【0022】 マウス20には前記実施例同様に人差指と中指用の押しボタン23, 24のほかケー ス21の側部に親指用の押ボタン25が設けられている。
【0023】 このマウス20を操作するときはまず普通にマウス20を把み最適位置に位置決め したら手のひらを吸盤22に押しつけるようにして手のひらを吸盤22に吸着させマ ウス20と一体化させる。 したがって親指は押しボタン25に当てがうだけで手の動きでマウス20を移動さ せ必要な処で押しボタン25を押し、このときマウス20は手に固定されてブレるこ とはなく正確に入力することができる。
【0024】 本実施例ではマウス20を手のひらに固着するのに吸盤22を用いたが、このほか に剥離も容易な接着剤やテープをケース上面に設けておいてもよい。
【0025】 また別実施例を図7に示し説明する。 本実施例のマウス30は、上方へ膨出したケース31の形状を工夫したもので、マ ウス30を掴んだときに特に人差指と中指の付け根が当たる部分に溝32, 33を形成 している。 同マウス30も人差指と中指用の押しボタン34,35 のほか親指用の押しボタン36 が設けられている。
【0026】 このマウス30を操作するときは、人差指と中指の付け根部分が溝32, 33に嵌ま り込むので、親指と薬指、小指で把持しなくとも手の動きが人差指と中指の付け 根を介してマウス30に確実に伝わり一体化している。 したがって親指による押しボタン36の操作によるマウス30の位置ずれも防止し て正確な入力が可能である。 なおケース31の溝は人差指と中指に限らず他の指用の溝を形成してもよい。
【0027】
【考案の効果】 本考案は、座標入力装置にベルトを架設して手に嵌めるようにしているので、 座標入力装置が手に一体化して親指等の操作で装置自体が位置ずれすることはな く正確な操作をすることができる。 また押しボタンを増やし多種類の作業を指示することができる。
【0028】 第2の考案によれば座標入力装置のケース上面に一体化手段を設けたので、や はり親指等の操作を正確に行うことができる。
【0029】 第3の考案によれば、座標入力装置のケースの上面に指の付け根に沿った溝を 形成したので当該指の付け根を溝に嵌合して座標入力装置を操作でき、親指等の 操作を正確に行うことができる。
【図1】従来のマウスの外観図である。
【図2】本考案に係る一実施例のマウスの外観図であ
る。
る。
【図3】同マウスを手で操作している状態を示す斜視図
である。
である。
【図4】別実施例のマウスの外観図である。
【図5】別実施例のマウスの外観図である。
【図6】また別の実施例のマウスの外観図である。
【図7】さらに別の実施例のマウスの外観図である。
1…マウス、2…ケース、3,4,5…押しボタン、6
…ベルト、 7…マウス、8…押しボタン、9…ベルト、 10…マウス、11…ベルト、12…リング、13…面ファスナ
ー、 20…マウス、21…ケース、22…吸盤、23, 24, 25…押し
ボタン、 30…マウス、31…ケース、32, 33…溝、34, 35, 36…押
しボタン。
…ベルト、 7…マウス、8…押しボタン、9…ベルト、 10…マウス、11…ベルト、12…リング、13…面ファスナ
ー、 20…マウス、21…ケース、22…吸盤、23, 24, 25…押し
ボタン、 30…マウス、31…ケース、32, 33…溝、34, 35, 36…押
しボタン。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作人が手で掴み平面上を移動させるこ
とでディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入
力装置において、 手の中に納まるように上方に膨出したケースの前部の人
差指と中指による各操作用の押しボタンのほか側部に親
指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押しボタン
を有し、 前記ケースの一方の側部からケースの上方を跨いで他方
の側部にかけてベルトが架設されたことを特徴とする座
標入力装置。 - 【請求項2】 操作人が手で掴み平面上を移動させるこ
とでディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入
力装置において、 手の中に納まるように上方に膨出したケースの前部の人
差指と中指による各操作用の押しボタンのほか側部に親
指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押しボタン
を有し、 前記ケースの上面で手のひらに対応する部分に手のひら
に接着または吸着する一体化手段を設けたことを特徴と
する座標入力装置。 - 【請求項3】 操作人が手で掴み平面上を移動させるこ
とでディスプレイ上のキャラクタ等を移動させる座標入
力装置において、 手の中に納まるように上方に膨出したケースの前部の人
差指と中指による各操作用の押しボタンのほか側部に親
指、薬指、小指の少なくとも一指の操作用の押しボタン
を有し、 前記ケースの上面に指の付け根に沿った溝を形成したこ
とを特徴とする座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP067324U JPH0736241U (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP067324U JPH0736241U (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736241U true JPH0736241U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13341735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP067324U Pending JPH0736241U (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736241U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286853A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Hidekazu Kaneyuki | 電子計算機システムのポインティングデバイス |
JP2008529153A (ja) * | 2005-01-30 | 2008-07-31 | シムトリックス リミテッド | コンピュータマウス周辺機器 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP067324U patent/JPH0736241U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529153A (ja) * | 2005-01-30 | 2008-07-31 | シムトリックス リミテッド | コンピュータマウス周辺機器 |
JP2007286853A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Hidekazu Kaneyuki | 電子計算機システムのポインティングデバイス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990615 |