JPH0735627Y2 - ワーク搬送装置のクランプ装置 - Google Patents

ワーク搬送装置のクランプ装置

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JPH0735627Y2
JPH0735627Y2 JP1990008998U JP899890U JPH0735627Y2 JP H0735627 Y2 JPH0735627 Y2 JP H0735627Y2 JP 1990008998 U JP1990008998 U JP 1990008998U JP 899890 U JP899890 U JP 899890U JP H0735627 Y2 JPH0735627 Y2 JP H0735627Y2
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work
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work transfer
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利之 田辺
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は板金加工機械などへ板状のワークを1枚ずつ
搬入するワーク搬送装置のクランプ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種のクランプ装置として例えば実開昭54-10178
2号(実公昭58-48069号)公報に記載されたものが公知
である。
上記従来のクランプ装置は、上部クランプ部材と下部ク
ランプ部材を有していて、これらクランプ部材の間に板
状のワークをクランプし、加工機へ搬入したり、加工の
完了したワークを搬出するように構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記従来のクランプ装置では各クランプ部材が上
下方向に揺動自在に支承されていると共に、付勢手段に
より各クランプ部材が互に圧接する方向へ付勢されてい
るため、薄板などのように重量の軽いワークの場合、付
勢手段を十分に押し縮めることができず、その結果ワー
クに腰折れが発生して円滑なワークの搬送が阻害された
り、不良品が発生するなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、ワークに腰折れを生じることなく搬送できるように
したワーク搬送装置のクランプ装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、ワーク搬送方向
へ移動自在なキャリヤにより加工機械へワークを搬入
し、また加工機械で加工の完了したワークを搬出するワ
ーク搬送装置において、上記キャリヤより突設した支持
アームに、ピンにより上下方向へ回動自在に枢着された
支持部材を設け、この支持部材と支持アームの間に支持
部材をワーク搬送位置に保持するバランスシリンダを設
けると共に、上記支持部材に固定クランプ爪と、クラン
プシリンダにより動作されて上記固定クランプ爪の間で
ワークをクランプする可動クランプ爪を設けたもので、
クランプしたワークを解放する際、バランスシリンダの
エアを抜出して支持部材が自由に回動できるようにする
ことにより、ワークの腰折れを防止したワーク搬送装置
のクランプ装置を提供するものである。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図ないし第3図はこの考案のクランプ装置、第3図
ないし第6図はクランプ装置の装着されたワーク搬送装
置を示す。
上記ワーク搬送装置1は架台1aの上部にワーク搬送方向
Aに沿って横杆1bを有しており、これら横杆1bの間に多
数の受けローラ2が横架されている。
これら受けローラ2の両端はチェーン3に支持されてい
て、ワーク4のクランプ時はチェーン3とともにチェー
ンケース5内に格納されており、ワーク搬送時上記横杆
1bに沿ってワーク搬送方向Aへ繰り出されるようになっ
ている。
6は上記架台1a内へ搬入自在なシャトル台車で、ワーク
搬送方向Aと直交する方向に布設されたレール7上を自
走するようになっており、このシャトル台車6上に加工
機(図示せず)へ搬入するワーク4が堆積した状態で載
置されている。
また上記架台1aの上部にはワーク搬送方向に沿って横桁
8が横架されており、この横桁8にキャリヤ9が移動自
在に取付けられている。
上記キャリヤ9にはACサーボモータよりなる駆動源10が
搭載されていて、この駆動源10によりキャリヤ9がワー
ク搬送方向Aへ往復動されると共に、キャリヤ9の下部
には移動方向と直交する方向に支持アーム11が設けられ
ている。
そしてこの支持アーム11にこの考案のクランプ装置12が
取付けられている。
上記クランプ装置12は、支持アーム11より突設されたブ
ラケット11aの先端にピン13により枢着された支持部材1
2aを有している。
上記支持部材12aと支持アーム11の間にはエアシリンダ
よりなるバランスシリンダ14が横架されていると共に、
支持部材12aの前面側下部には長手方向に間隔を置いて
複数の固定クランプ爪12bが固着されている。
上記固定クランプ爪12bは加工機のテーブル15より僅か
に浮いたワーク4の下側へ挿入できるように先端部が薄
板状に形成されている。
一方上記各固定クランプ爪12bの上方には、薄型のエア
シリンダよりなるクランプシリンダ16が設けられてい
る。
上記各クランプシリンダ16はピストン杆16aを下向きに
して支持部材12aの前面に固着されていると共に、ピス
トン杆16aの先端に固定クランプ爪12bとの間でワーク4
をクランプする可動クランプ爪12cが取付けらている。
また各クランプシリンダ16の下面にはワーク4の端部を
固定クランプ爪12bと可動クランプ爪12cの間に案内する
ガイド12dが固着されていると共に、各クランプシリン
ダ16へは第6図に示す回路により電磁弁21及び管路17を
介してエアが供給され、バランスシリンダ14には電磁弁
22を介してエアがそれぞれ供給されるようになってい
る。
さらに図中20は固定クランプ爪12aと可動クランプ爪12c
の間にワーク4の端部が挿入されたのを検出するワーク
検出器で、圧縮ばね20aによりワーク4側へ付勢された
作動杆20bを有しており、作動杆20bの後方にリミットス
イッチ20cが設けられていて、このリミットスイッチ20c
によりワーク20が挿入されたのを電気的に検出するよう
になっている。
次に作用を説明すると、いま図示しない加工機により加
工されたワーク4を加工機内より搬出する場合、第1図
に示す状態でキャリヤ9が加工機側へ移動され、加工機
の近傍に達するとバランスシリンダ14内のエアが電磁弁
22により抜出されるため、ピン13を中心に支持部材12a
が自重により下方へ回動し、これによって固定クランプ
爪12bの先端が加工機のテーブル15上に当接される。
この状態でさらにキャリヤ9が前進されると、固定クラ
ンプ爪12bの先端がテーブル15上を滑りながらテーブル1
5上のワーク4下方へ挿入され、ワーク検出器20の作動
杆20b先端がワーク4の端部に当接して、リミットスイ
ッチ20cが動作される。
リミットスイッチ20cからの信号により、ワーク4の端
部が固定クランプ爪12bと可動クランプ爪12cの間に挿入
されたのが検出されるとキャリヤ9が停止され、同時に
バランスシリンダ14にエアが電磁弁22を介して供給され
るため、ピン13を中心に支持部材12aが水平位置まで回
動され、これに伴ないワーク4の端部も持ち上げられ
る。
その後クランプシリンダ16へ電磁弁21よりエアが供給さ
れて、固定クランプ爪12bと可動クランプ爪12cの間でワ
ーク4の端部がクランプされると、キャリヤ9が後退を
開始して、クランプ装置がクランプしたワーク4を受け
ローラ2の上面に沿ってシャトル台車6の上方まで移動
する。
そしてワーク4がシャトル台車6の上方に達したら、ま
ずバランスシリンダ14内のエアを抜出してピン13を中心
に支持部材12aが自由に回動できる状態にし、次にワー
ク4のクランプを解放する。
これによって加工の完了したワーク4をシャトル台車6
上へ堆積することができると共に、以下上記動作を繰返
すことにより、加工機で加工の完了したワーク4を加工
機より搬出することができるようになる。
なお上記作用は加工の完了したワーク4を加工機より搬
出する場合であるが、同様な作用でシャトル台車6上に
堆積されたワーク4を加工機へ搬入することもできる。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、加工機より搬出したワ
ークを積込み位置に堆積する際クランプ爪の設けられた
支持部材を上下方向へ自由に回動できるようにしたこと
から、固定クランプ爪と可動クランプ爪の間でクランプ
したワークが薄板の場合、ピンを中心に支持部材を下方
へ回動させることにより、腰折れを生じることなくワー
クを搬出することができる。
また加工の完了したワークをクランプする際も支持部材
が自由に回動できるようにして、固定クランプ爪の先端
を加工機のテーブル上面に倣わせながらワークの下側へ
挿入するようにしたことから、ワークの下側への挿入が
容易に行えると共に、上記2つの動作を一本のバランス
シリンダで達成できるため、従来の付勢手段とエアシリ
ンダにより行っていたものに比べて構成が簡単となり、
安価に提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はクランプ装
置の断面図、第2図は同平面図、第3図は第2図III-II
I線に沿う断面図、第4図はワーク搬送装置の平面図、
第5図は同正面図、第6図は同側面図、第7図は回路図
である。 4はワーク、9はキャリヤ、11は支持アーム、12aは支
持部材、12bは固定クランプ爪、12cは可動クランプ爪、
13はピン、14はバランスシリンダ、16はクランプシリン
ダ、Aはワーク搬送方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク搬送方向Aへ移動自在なキャリヤ9
    により加工機械へワーク4を搬入し、また加工機械で加
    工の完了したワーク4を搬出するワーク搬送装置におい
    て、上記キャリヤ9より突設した支持アーム11に、ピン
    13により上下方向へ回動自在に枢着された支持部材12a
    を設け、この支持部材12aと支持アーム11の間に支持部
    材12aをワーク搬送位置に保持するバランスシリンダ14
    を設けると共に、上記支持部材12aに固定クランプ爪12b
    と、クランプシリンダ16により動作されて上記固定クラ
    ンプ爪12bの間でワーク4をクランプする可動クランプ
    爪12cを設けてなるワーク搬送装置のクランプ装置。
JP1990008998U 1990-02-02 1990-02-02 ワーク搬送装置のクランプ装置 Expired - Lifetime JPH0735627Y2 (ja)

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JPH03101329U JPH03101329U (ja) 1991-10-22
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JPS6160225A (ja) * 1984-08-31 1986-03-27 Hino Motors Ltd 薄板自動穴あけ装置
JPH0180227U (ja) * 1987-11-20 1989-05-30
JP2675336B2 (ja) * 1988-06-23 1997-11-12 株式会社アマダ 板材供給装置

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