JPH0735572Y2 - チヨコレート菓子 - Google Patents

チヨコレート菓子

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JPH0735572Y2
JPH0735572Y2 JP1990022187U JP2218790U JPH0735572Y2 JP H0735572 Y2 JPH0735572 Y2 JP H0735572Y2 JP 1990022187 U JP1990022187 U JP 1990022187U JP 2218790 U JP2218790 U JP 2218790U JP H0735572 Y2 JPH0735572 Y2 JP H0735572Y2
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JP
Japan
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chocolate
confectionery
pressure gas
coarse
candy
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直樹 角
恵三 望月
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ひょうたん型焼菓子をチョコレートで被覆
し、高圧ガス封入キャンデー粗碎物を固着したチョコレ
ート菓子に関するものである。
(従来の技術) 従来から、表面にチョコレートを塗布したビスケット菓
子(実公昭44-29406号公報)や焼菓子の表面に被覆クリ
ームを介してナッツ類を付着させたり、チョコレートで
被覆してナッツによる凹凸が表面に現れるようにしたチ
ョコレート菓子(実公昭50-3585号公報)、さらに中空
センターに高圧ガス封入キャンデー粗碎物が入ったチョ
コレート菓子等が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 表面にチョコレートを塗布したビスケット菓子は、喫食
時に手がチョコレートで汚れてしまうという欠点があ
り、また、中空センターに高圧ガス封入キャンデー粗碎
物が入ったチョコレート菓子は、キャンデーが一気に溶
けるためにパチパチという破裂音を均一に長時間楽しむ
ことができなかった。
本考案は、上記のような欠点を改善するためになされた
ものであり、その目的は、喫食時に手が汚れるようなこ
とがなく、かつ破裂音を長時間楽しむことができるチョ
コレート菓子を提供することである。
(課題を解決するための手段及びその作用) 本考案者らは、上記の問題点を解決するために鋭意研究
の結果、ひょうたん型の焼菓子の表面を、全面的または
部分的にチョコレートで被覆し、そのチョコレート被覆
層に高圧ガス封入キャンデー粗碎物を、剥離したり、離
脱したり、移動したりしないように均一に固着させ、且
つ、その高圧ガス封入キャンデー粗碎物が凹凸形状で固
着されているチョコレート菓子を考案することができ
た。
本考案によるチョコレート菓子は、チョコレート被覆層
に高圧ガス封入キャンデー粗碎物が固着されているの
で、喫食時に口腔内において、焼菓子のサクサクした咀
嚼音とキャンデーの破裂音が複合し、独特な食音を醸し
出す。その際、口溶けのなめらかなチョコレートが加わ
ることにより、食感はさらに複雑なものとなる。
そして、チョコレート被覆層には高圧ガス封入キャンデ
ー粗碎物が均一に固着されているので、破裂音を長時間
にわたり均一に楽しむことができる。
本考案に用いられる焼菓子は、ビスケット、クラッカ
ー、クッキー、ウエハース、スポンジケーキ、シュー、
パイ等を用いることができ、そのテクスチャーの違いに
より、様々な食感を楽しむことができる。
また、焼菓子がひょうたん型であるために、膨らんだ腹
の部分を手で持ち、細くなった部分を噛みきることが容
易である。さらに表面が球状に近い曲面であるために、
口腔内に入れた時に違和感がなく、曲面状の表面に高圧
ガス封入キャンデー粗碎物が凹凸形状で固着されている
ことで、外観的にも単調でなく、美しいという利点があ
る。
さらに、本考案によるチョコレート菓子は、ひょうたん
型の焼菓子の表面を、部分的にチョコレートで被覆した
ものは、チョコレートで被覆しない部分を手で持つこと
ができ、全面的にチョコレートを被覆したものは、その
表面に高圧ガス封入キャンデー粗碎物が凹凸形状に突出
して固着されているために、チョコレートが被覆された
部分を直接持っても手を汚すことがない。以下実施例に
基づいて本考案を説明する。
(実施例) 第1図と第2図は、本考案に係るチョコレート菓子の実
施例を示す斜視図である。第1図に示すものは、ひょう
たん型の焼菓子表面の全面に、チョコレートを被覆し
て、そのチョコレート被覆層に高圧ガス封入キャンデー
粗碎物を凹凸形状に固着したものである。そして、第2
図に示すものは、同じく焼菓子の約半分の表面にチョコ
レートを被覆して、そのチョコレート被覆層に高圧ガス
封入キャンデー粗碎物を凹凸形状に固着したものであ
る。
次に、このチョコレート菓子の製造の概略を説明する。
バター、砂糖、卵、小麦粉、バニラエッセンスからなる
種生地を使用して、ひょうたん型に成型し、180℃で25
分間焼成して、第2図の(1)で示す焼菓子を得た。続
いて、通常の菓子に用いられるチョコレートを使用し
て、第1図、2図の(2)で示すチョコレート被覆層を
全面的(第1図)、部分的(第2図)に形成し、チョコ
レート菓子とした。
そして、本考案者等が開発した方法(特開平1-168241号
公報参照)で調製した高圧ガス封入キャンデーを、ディ
スクミルにて砕き、JIS標準篩28メッシュで篩別し、メ
ッシュを通過する粒度のものを高圧ガス封入キャンデー
粗碎物とした。次に、この高圧ガス封入キャンデー粗碎
物を、上記のチョコレート被覆菓子に、そのチョコレー
トが固まらないうちに、第1図、2図の(3)で示すよ
うに菓子表面に均一に付着せしめ、冷却、固化して固着
し、ひょうたん型のチョコレート菓子を得た。
(考案の効果) 本考案によれば、ひょうたん型の焼菓子の表面を、チョ
コレートにて全面的または部分的に被覆し、そのチョコ
レート被覆層に高圧ガス封入キャンデー粗碎物を剥離し
たり、離脱したり、移動したりしないように固着させる
ことにより、手に持つた時にチョコレートが体温で溶け
てしまうことがなく、且つ、チョコレート菓子にありが
ちであった喫食時に手が汚れるという欠点を改善するこ
とができる。
さらに、菓子の表面に高圧ガス封入キャンデー粗碎物が
均一に分散しているため、破裂音を長時間にわたり楽し
むことができ、且つひょうたん型による菓子表面の曲線
により、外観的にも優れたチョコレート菓子が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るチョコレート菓子の斜視図であ
り、ひょうたん型の焼菓子表面の全面に、チョコレート
を被覆してなるものである。そして、第2図は、同じく
焼菓子の約半分の表面にチョコレートを被覆してなるチ
ョコレート菓子の斜視図である。 1……焼菓子 2……チョコレート被覆層 3……高圧ガス封入キャンデー粗碎物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ひょうたん型の焼菓子の表面が、全面的ま
    たは部分的にチョコレートにて被覆され、該チョコレー
    ト被覆層に高圧ガス封入キャンデー粗碎物が凹凸形状で
    固着されていることを特徴とするチョコレート菓子。
JP1990022187U 1990-03-07 1990-03-07 チヨコレート菓子 Expired - Fee Related JPH0735572Y2 (ja)

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JPH03114981U JPH03114981U (ja) 1991-11-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156044A (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 Meiji Seika Kaisha Ltd 油脂性菓子生地被覆菓子の製造方法
JPH0335108Y2 (ja) * 1986-11-27 1991-07-25

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