JPH0735266U - 車両の箱型荷台のコーナ部構造 - Google Patents
車両の箱型荷台のコーナ部構造Info
- Publication number
- JPH0735266U JPH0735266U JP7249193U JP7249193U JPH0735266U JP H0735266 U JPH0735266 U JP H0735266U JP 7249193 U JP7249193 U JP 7249193U JP 7249193 U JP7249193 U JP 7249193U JP H0735266 U JPH0735266 U JP H0735266U
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- JP
- Japan
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- corner
- panel
- edge
- edges
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- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両箱型荷台のコーナ部を、パネル締付け用
のリベットが外見に現れない構造として、荷台の見栄え
を向上させることである。 【構造】 ルーフパネル1の左右側縁と左右のサイドパ
ネル2の上縁との間の第1のコーナ部C1 およびルーフ
パネル1の前縁とフロントパネル3の上縁との間の第2
のコーナ部C2 にそれぞれ第1および第2のコーナレー
ル5A,5Bを設けて、コーナレール5A,5Bの下縁
でリベット4の頭部が露出するサイドパネル2およびフ
ロントパネル3の上縁を被覆し、フロントパネル3の左
右両側縁と左右のサイドパネル2の前縁との間の第3の
コーナ部C3 に第3のコーナレール5Cを設け、コーナ
レール5Cの両端縁をそれぞれ断面C字形のチャンネル
部材7と一体にリベット4で結合し、各チャンネル部材
7にモール板70を嵌挿してリベット頭を被覆する構造
とした。
のリベットが外見に現れない構造として、荷台の見栄え
を向上させることである。 【構造】 ルーフパネル1の左右側縁と左右のサイドパ
ネル2の上縁との間の第1のコーナ部C1 およびルーフ
パネル1の前縁とフロントパネル3の上縁との間の第2
のコーナ部C2 にそれぞれ第1および第2のコーナレー
ル5A,5Bを設けて、コーナレール5A,5Bの下縁
でリベット4の頭部が露出するサイドパネル2およびフ
ロントパネル3の上縁を被覆し、フロントパネル3の左
右両側縁と左右のサイドパネル2の前縁との間の第3の
コーナ部C3 に第3のコーナレール5Cを設け、コーナ
レール5Cの両端縁をそれぞれ断面C字形のチャンネル
部材7と一体にリベット4で結合し、各チャンネル部材
7にモール板70を嵌挿してリベット頭を被覆する構造
とした。
Description
【0001】
本考案は車両の箱型荷台のコーナ部の構造、特にコーナ部の見栄えを向上せし める構造に関するものである。
【0002】
図5は車両の箱型荷台を示すもので、荷台Aはルーフパネル1、左右のサイド パネル2およびフロントパネル3で構成され、リヤ側の開口は図略の観音開き式 ドアで開閉されるようになっている。
【0003】 各パネル1,2,3は、その周縁が荷台Aの構造部材にリベット4で締付け固 定されており、リベット頭が露出している。パネル1,2,3として図示のよう に波板を用いた場合にはリベット4は余り目立たないが、平板とした場合には目 に付きやすく、リベットの露出は外観上好ましくない。
【0004】
そこで本考案は、サイドパネルまわりおよびフロントパネルまわりのリベット が隠されて見栄えを向上させた箱型荷台のコーナ部構造を提供することを課題と してなされたものである。
【0005】
本考案は、図2(A)に示すようにルーフパネル1とサイドパネル2との間の 第1のコーナ部C1 では、第1のコーナレール5Aの上端縁をルーフパネル1に 重ねてリベット4で固定し、その下端縁で、構造部材6Aにリベット4で固定し たサイドパネル2の上縁をリベット4とともに被覆する。
【0006】 図2(B)に示すように、ルーフパネル1とフロントパネル3との間の第2の コーナ部C2 では、第2のコーナレール5Bの上端縁をルーフパネル1に重ねて リベット4で固定し、その下端縁で、構造部材6Bにリベット4で固定されたフ ロントパネル3の上縁をリベット4とともに被覆する。
【0007】 また図2(C)に示すように、フロントパネル3とサイドパネル2との間の第 3のコーナ部C3 では、第3のコーナレール5Cの両端縁に沿って断面ほぼC字 形のチャンネル部材7を配して、両端縁をそれぞれチャンネル部材7と一体にフ ロントパネル3の側縁およびサイドパネル2の前縁にリベット締め固定し、両チ ャンネル部材7にそれぞれモール板70を嵌挿してリベット4を被覆する。
【0008】 なお、サイドパネル2の後縁も、図4に示すように、チャンネル部材7とモー ル板70により締付けリベット4を被覆する手段がとられ得る。
【0009】
荷台まわりのリベットは、コーナレール等により隠蔽され、外観に現れない。
【0010】
図1および図2(A)に示すように、車両の箱型荷台Aのルーフパネル1の左 右側縁とサイドパネル2の上縁との間の第1のコーナ部C1 には、これに沿って 第1のコーナレール5Aが設けてある。コーナレール5Aは緩やかなC字形の断 面形状で、一方の端縁がルーフパネル1に重ね合され、リベット4で固定してあ る。
【0011】 コーナレール5Aは内側にリブ51が形成してあり、このリブ51が、荷台構 造部材たるピラー6Cに支持固定された同じく荷台構造部材たるルーフサイドレ ール6AにUナット11を介してボルト締めされている。Uナット11の延在端 はコーナレール5Aの延在端と一体に、ルーフフレーム10に固定してある。
【0012】 サイドパネル2の上縁はルーフサイドレール6Aの外面にリベット4にて固定 してある。上記コーナレール5Aの下端は、サイドパネル2の上縁を覆っており 、端縁がリベット4の下方位置でサイドパネル2の外面に当接している。
【0013】 図1および図2(B)に示すように、ルーフパネル1の前縁とフロントパネル 3の上縁との間の第2のコーナ部C2 には、第1のコーナレール5Aと実質的に 同一断面形状の第2のコーナレール5Bが設けてある。そしてその上縁はルーフ パネル1にリベット4にて固定してある。下縁は、ピラー6Dに支持固定された ルーフフロントレール6Bの外面にリベット4で固定されているフロントパネル 3の上縁を覆っている。コーナレール5Bは、内部フランジ51がUナット11 を介してルーフフロントフレーム6Bにボルト締めされている。
【0014】 図1,図2(C)および図2(C)の要部拡大図たる図3に示すようにフロン トパネル3の左右の側縁とサイドパネル2の前縁との間の第3のコーナ部C3 を 覆う第3のコーナレール5Cは、荷台構造部材たるフロントピラー6Eにボルト 締めされている。コーナレール5Cのフロント側の端縁はスペーサを介してフロ ントパネル3の側縁に重ねられており、上記側縁にはこれに沿って扁平C字形断 面のチャクネル部材7が配され、該部材7および両パネル2,3はリベット4に て締結してある。そして、チャンネル部材7には、断面ハット形のモール板70 を上から挿入して嵌込むことでリベット4はモール板70で被覆される。
【0015】 一方、フロントピラー6Eの側面には、コーナレール5Cの他方の端縁が重ね られ、上記と同様のチャンネル部材7と一体にリベット4で締結せしめられてい る。そして同様にチャンネル部材7にモール板70を嵌挿することでリベット4 はモール板70で被覆される。
【0016】 サイドパネル2の後縁では、リヤレールフレーム8がリヤピラー6Fの後面に ボルト締めされ、サイドパネル2の側面にサイドパネル2がチャンネル部材7と 一体にリベット4で固定され、このリベット4がモール板70で被覆されている 。
【0017】 このように、構造部材にリベット締めされたサイドパネル2およびフロントパ ネル3の上縁はそれぞれ第1のコーナレール5Aおよび第2のコーナレール5B の下縁でおおわれてリベットが隠され、またコーナレール5Cの両側縁をそれぞ れフロントパネル3の側縁およびサイドパネル2の前縁に結合するリベットはモ ール板70で隠される。
【0018】
本考案によれば、車両箱型荷台のコーナ部に沿うリベットのうち目につきやす い個所のリベットをコーナレールおよびモール板で被覆したから、荷台の見栄え がよくなる。特に荷台のサイドパネルを平板として広告板を兼用させたような場 合において効果がある。
【図1】本考案のコーナ部構造を有する車両箱型荷台の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図2(A),図2(B)および図2(C)はそ
れぞれ、図1のA−A線,B−B線およびC−C線に沿
う位置での断面図である。
れぞれ、図1のA−A線,B−B線およびC−C線に沿
う位置での断面図である。
【図3】図2(C)の要部拡大断面図である。
【図4】図1のIII −III 線に沿う位置での断面図であ
る。
る。
【図5】従来の箱型荷台の斜視図である。
A 箱型荷台 1 ルーフパネル 2 サイドパネル 3 フロントパネル C1 第1のコーナ部 C2 第2のコーナ部 C3 第3のコーナ部 4 リベット 5A 第1のコーナレール 5B 第2のコーナレール 5C 第3のコーナレール 6A,6B,6C,6D,6E,6F 荷台構造部材 7 チャンネル部材 70 モール板 8 リヤレールフレーム 9 カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宇野 俊彦 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)考案者 森下 明典 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の箱型荷台のルーフパネルの左右の
側縁と左右のサイドパネルの上縁とが対向する第1のコ
ーナ部、ルーフパネルの前縁とフロントパネルの上縁と
が対向する第2のコーナ部およびフロントパネルの左右
の側縁と左右のサイドパネルの前縁とが対向する第3の
コーナ部に沿ってそれぞれ各コーナ部を覆う断面形状の
第1のコーナレール、第2のコーナレールおよび第3の
コーナレールを設け、第1および第2のコーナレールは
それぞれルーフパネル側の一方の端縁のみをルーフパネ
ルにリベット締め固定し、他の端縁で、荷台構造部材に
リベット締めされたサイドパネルの上縁およびフロント
パネルの上縁を被覆してリベットを隠蔽し、第3のコー
ナレールはその両側縁に沿って断面ほぼC字形のチャン
ネル部材を配し、両側縁をそれぞれチャンネル部材と一
体にフロントパネルの側縁およびサイドパネルの前縁に
リベット締め固定し、両チャンネル部材にモール板を嵌
挿してリベットを隠蔽したことを特徴とする車両の箱型
荷台のコーナ部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249193U JPH0735266U (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 車両の箱型荷台のコーナ部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249193U JPH0735266U (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 車両の箱型荷台のコーナ部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735266U true JPH0735266U (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=13490852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249193U Pending JPH0735266U (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 車両の箱型荷台のコーナ部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735266U (ja) |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP7249193U patent/JPH0735266U/ja active Pending
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