JPH0735043U - 感熱記録装置のヘッド位置決め機構 - Google Patents

感熱記録装置のヘッド位置決め機構

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JPH0735043U
JPH0735043U JP7282693U JP7282693U JPH0735043U JP H0735043 U JPH0735043 U JP H0735043U JP 7282693 U JP7282693 U JP 7282693U JP 7282693 U JP7282693 U JP 7282693U JP H0735043 U JPH0735043 U JP H0735043U
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JP
Japan
Prior art keywords
head
recording
thermal
roller
platen roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP7282693U
Other languages
English (en)
Inventor
幸広 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Publication of JPH0735043U publication Critical patent/JPH0735043U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドをプラテンローラに対し常に
同じ位置に着地、圧接することができ、また記録動作中
においてもその位置を常に安定に維持することができ、
印字品質を向上させる。 【構成】 ヘッド支持部材7にブラケット22を介して
回転自在なローラ21を配設する。このローラ21に対
応してフレーム23に位置決め部材24を配設する。記
録時にローラ21を位置決め部材24に圧接すること
で、ヘッド支持部材7が記録紙搬送方向(矢印A方向)
に位置ズレするのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記録時にサーマルヘッドをプラテンローラに記録紙を介して圧接し 、記録紙に記録を行う感熱記録装置のヘッド位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ライン型のサーマルヘッドをプラテンローラに記録紙を介して圧接し 、記録紙に熱を加えて所定の記録を行うこの種の感熱記録装置においては、アッ プダウン機構によってサーマルヘッドを上下動させ、サーマルヘッドに対して圧 接、離反させるようにしている。
【0003】 図3はこのようなサーマルヘッドのアップダウン機構を示す従来例で、これを 概略説明すると、1は正逆回転されるプラテンローラ、2は記録紙3との接触面 に発熱抵抗体が直線状に形成されたライン型のサーマルヘッド、4はサーマルヘ ッド2をプラテンローラ1に記録紙3を介して圧接するアップダウン機構で、こ のアップダウン機構4は、基端部が回動軸5に固定されたアーム6と、アーム6 の自由端部に取り付けられたヘッド支持部材7と、前記回動軸5を回動させる不 図示の駆動モータとを備え、ヘッド支持部材7の下面先端部に前記サーマルヘッ ド2が取り付けられている。
【0004】 このような構成において、サーマルヘッド2は非記録時においてプラテンロー ラ1の上方に待機しており、記録時に駆動モータの駆動によって回動軸5を反時 計方向に回動させてヘッド支持部材7を下降させると、図に示す如くプラテンロ ーラ1の上面に記録紙2を介して所定圧にて均一に押し付けられる。そして、こ の状態でプラテンローラ1を紙送り方向(矢印C方向)に回転駆動して記録紙3 を矢印A方向に搬送させながら、サーマルヘッド2の発熱抵抗体を記録信号に応 じて選択的に通電、加熱することで、所望の文字,図形等が記録紙3に記録され る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような感熱記録装置においては、サーマルヘッド2をプラテン ローラ1に対し常に同じ位置に着地、圧接することができ、また記録動作中にお いてもその位置を常に安定に維持し得ることが、高い印字品質を確保する上で最 重要課題とされる。しかしながら、上記した従来のアップダウン機構4にあって は、強度的なものはアーム6とヘッド支持部材7の形状、材質、アーム6とヘッ ド支持部材7との接合強度等に頼っているため、構造上記録紙3の搬送方向(矢 印A,B方向)の力に対しては弱く、ヘッド位置を常に同じ位置に保持すること が難しいという問題があった。すなわち、プラテンローラ1が矢印C方向に回転 している時、プラテンローラ1とサーマルヘッド2との圧接力により、プラテン ローラ1の回転方向と同方向の接線方向に力が加わるため、アップダウン機構4 が引っ張られてヘッドアーム6とヘッド支持部材7との接合面がずれたり、回動 軸5が撓みを生じ、これによって記録位置がずれてしまう。特に、複数色を重ね て記録を行うカラー熱転写方式の記録装置においては、各色の記録動作毎に記録 紙3の搬送,巻戻しと,サーマルヘッド2のアップダウンを繰り返し行う必要が あり、各々の記録動作において、ヘッド2の位置決めが確実に行われないと、各 色の記録位置がずれてしまい、印字品質を低下させることとなる。
【0006】 そこで、このような問題を解決する方法として従来は図4および図5に示すよ うにヘッド支持部材7の側縁部にL字型に屈曲した位置決め部材10を配設し、 この位置決め部材10の先端部に設けた凹部11にプラテンローラ軸12を差し 込むことにより、サーマルヘッド2の位置ズレを防止するようにしている。この 場合、ローラ軸12と凹部側壁との間の隙間d(図5)を実質的に零にすること ができれば、サーマルヘッド2の位置ズレを完全に防止することができるが、上 記した通りヘッド支持部材7は回動軸5を支点として回動下降されることで、凹 部11にプラテンローラ軸12を差し込む必要があるので、前記隙間dが不可避 とされ、この隙間d分だけはサーマルヘッド2が位置ズレし、印字品質を低下さ せるという問題があった。 このように従来の感熱記録装置においては、サーマルヘッド2の位置ズレを完 全には防止することができず、何らかの対策を講じることが要望されている。
【0007】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点および要望に鑑みてなされ たもので、その目的とするところは、サーマルヘッドをプラテンローラに対し常 に同じ位置に着地、圧接することができ、また記録動作中においてもその位置を 常に安定に維持することができ、印字品質を向上させ得るようにした感熱記録装 置のヘッド位置決め機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る感熱記録装置のヘッド位置決め機構 は、回動軸に取付けられたアームと、このアームにヘッド支持部材を介して取り 付けられたサーマルヘッドを備え、記録時に前記回動軸を回動させてサーマルヘ ッドをプラテンローラに記録紙を介して圧接する感熱記録装置において、記録時 に互いに当接もしくは圧接することによりサーマルヘッドを位置決めし、記録紙 搬送方向への移動を規制する位置決め部材を装置固定部側と前記ヘッド支持部材 にそれぞれ配設したものである。
【0009】
【作用】
本考案において、ヘッド支持部材側に配設された位置決め部材は記録時に装置 固定部側に配設された位置決め部材に当接もしくは圧接することで、ヘッド支持 部材を位置決めし、記録紙搬送方向への移動を阻止する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る感熱記録装置のヘッド位置決め機構の一実施例を示す平面 図、図2は要部の斜視図である。なお、図中図3〜図5と同一構成部材のものに 対しては同一符号をもって示し、その説明を省略する。これらの図において、本 実施例はヘッド支持部材7の両側縁部に位置決め部材としてのローラ21をブラ ケット22を介してそれぞれ配設し、これらのローラ21に対応して装置固定部 を構成するフレーム23にL字型に形成された位置決め部材24をそれぞれ配設 し、これらによってヘッド位置決め機構25を構成したものである。ローラ21 は、ヘッド支持部材7上に配設された前記ブラケット22に軸26を介して回転 自在に取り付けられており、記録時に前記位置決め部材24の記録紙搬送方向( 矢印A方向)とは反対側の面、すなわち回動軸5と対向する面24aに所要圧に て圧接されることで、ヘッド支持部材7を位置決めし、図3矢印A方向の位置ズ レを防止する。
【0011】 かくして、このようなヘッド位置決め機構25においては、ローラ21を位置 決め部材24に圧接しているので、プラテンローラ1が矢印C方向に回転しサー マルヘッド2が記録紙3に記録している記録動作中において、プラテンローラ1 とサーマルヘッド2との圧接力により、プラテンローラ1の回転方向Cと同方向 の接線方向に力が加わっても、ヘッド支持部材7が矢印A方向に引っ張られて位 置ズレしたり、回動軸5が撓んだりすることがなく、したがって、サーマルヘッ ド2を常に一定位置に維持することができ、印字品質を向上させることができる 。また、ヘッド位置決め機構25は構造が簡単で、既存製品に対しても簡単に取 り付けることができ、しかも一方の位置決め部材としてローラ21を用いている ので、他方の位置決め部材24に圧接した際、ローラ21が摺動回転するため、 サーマルヘッド2を円滑にアップダウンさせることができる。
【0012】 なお、熱転写方式の記録装置においては、記録紙搬送方向(A方向)への位置 決めは必要であるが、戻し方向はサーマルヘッド2がヘッドアップするため、位 置決めは必要としない。 また、上記実施例においてはローラ21を位置決め部材24に圧接したが、必 ずしも圧接する必要はなく、軽く当接してもよい。また、ローラ21の代わりに 球体を用いてもよい。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように本考案に係る感熱記録装置のヘッド位置決め機構によれば 、記録時に互いに当接もしくは圧接することによりサーマルヘッドを位置決めし 、記録紙搬送方向の移動を規制する位置決め部材を装置固定部側とヘッド支持部 材にそれぞれ配設して構成したので、サーマルヘッドをプラテンローラに対して 常に同じ位置に着地、圧接することができると共に、記録動作中における位置ズ レを確実に防止することができる。したがって、印字品質を向上させることがで きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る感熱記録装置のヘッド位置決め機
構の一実施例を示す平面図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】従来装置のアップダウン機構を示す斜視図であ
る。
【図4】位置決め部材を備えた他の従来例を示す要部斜
視図である。
【図5】他の従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 2 印字ヘッド 3 記録紙 4 アップダウン機構 5 回動軸 6 アーム 7 ヘッド支持部材 21 ローラ 23 フレーム 24 位置決め部材 25 ヘッド位置決め機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸に取付けられたアームと、このア
    ームにヘッド支持部材を介して取り付けられたサーマル
    ヘッドを備え、記録時に前記回動軸を回動させてサーマ
    ルヘッドをプラテンローラに記録紙を介して圧接する感
    熱記録装置において、 記録時に互いに当接もしくは圧接することによりサーマ
    ルヘッドを位置決めし、記録紙搬送方向への移動を規制
    する位置決め部材を装置固定部側と前記ヘッド支持部材
    にそれぞれ配設したことを特徴とする感熱記録装置のヘ
    ッド位置決め機構。
JP7282693U 1993-12-20 1993-12-20 感熱記録装置のヘッド位置決め機構 Pending JPH0735043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7282693U JPH0735043U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 感熱記録装置のヘッド位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP7282693U JPH0735043U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 感熱記録装置のヘッド位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735043U true JPH0735043U (ja) 1995-06-27

Family

ID=13500616

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7282693U Pending JPH0735043U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 感熱記録装置のヘッド位置決め機構

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JP (1) JPH0735043U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183610A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Tec Corp 印字ユニット及び印字装置
CN107627745A (zh) * 2017-09-14 2018-01-26 航天信息股份有限公司 一种打印头自平衡机构

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