JPH0735007Y2 - 二重床における床パネルの支持装置 - Google Patents
二重床における床パネルの支持装置Info
- Publication number
- JPH0735007Y2 JPH0735007Y2 JP1989075958U JP7595889U JPH0735007Y2 JP H0735007 Y2 JPH0735007 Y2 JP H0735007Y2 JP 1989075958 U JP1989075958 U JP 1989075958U JP 7595889 U JP7595889 U JP 7595889U JP H0735007 Y2 JPH0735007 Y2 JP H0735007Y2
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- Japan
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- floor panel
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- base body
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床基盤の上に適宜の上下隙間を隔てて床パネ
ルを敷設するいわゆる二重床において、この床パネルの
床基盤に対する高さを調節可能にすると共にその支持を
強固にできる支持装置の構造に関するものである。
ルを敷設するいわゆる二重床において、この床パネルの
床基盤に対する高さを調節可能にすると共にその支持を
強固にできる支持装置の構造に関するものである。
前記のいわゆる二重床においてその床パネルを高さ調節
自在に支持する場合の先行技術として、例えば、特開昭
61−162662号公報に示す第2図(従来技術)では、床パ
ネルの下面の左右縁部を支持するための長い根太部材を
床基盤の上方にて平行状に配置し、この左右の長い根太
部材を、床基盤に当接する基台に高さ調節可能に螺合さ
せて上向きに突出させた調節用のアジャスタボルトにて
適宜間隔で支持する構成を開示している。
自在に支持する場合の先行技術として、例えば、特開昭
61−162662号公報に示す第2図(従来技術)では、床パ
ネルの下面の左右縁部を支持するための長い根太部材を
床基盤の上方にて平行状に配置し、この左右の長い根太
部材を、床基盤に当接する基台に高さ調節可能に螺合さ
せて上向きに突出させた調節用のアジャスタボルトにて
適宜間隔で支持する構成を開示している。
〔考案が解決しようとする課題〕 この先行技術の構成によれば、根太部材の長手方向に適
宜間隔位置にアジャスタボルトが取付くものであり、各
アジャスタボルトが互いに独立的に立設するものである
から、前記根太部材の長手方向と直角な側方からの力に
対しては弱く、その方向に根太部材ごと床パネルが倒れ
易く不安定である。
宜間隔位置にアジャスタボルトが取付くものであり、各
アジャスタボルトが互いに独立的に立設するものである
から、前記根太部材の長手方向と直角な側方からの力に
対しては弱く、その方向に根太部材ごと床パネルが倒れ
易く不安定である。
そのため、前記先行技術においては、互いに平行状に配
設した根太部材をその長手方向と直角に配設した副根太
部材にて連結支持することにより前記欠点を補ってい
る。
設した根太部材をその長手方向と直角に配設した副根太
部材にて連結支持することにより前記欠点を補ってい
る。
しかしながら、前記先行技術においては、根太部材また
は副根太部材に沿って配設するアジャスタは互いに独立
的に立設しているのでアジャスタボルト垂直度や隣接す
る根太部材の平行度等の位置決めを確保する施工に手間
が掛かり、且つ前記アジャスタボルトの立設の不安定性
も改善されるものではなかった。
は副根太部材に沿って配設するアジャスタは互いに独立
的に立設しているのでアジャスタボルト垂直度や隣接す
る根太部材の平行度等の位置決めを確保する施工に手間
が掛かり、且つ前記アジャスタボルトの立設の不安定性
も改善されるものではなかった。
さらに、この種の支持装置の施工においては、まず、床
基盤の所定の箇所にアジャスタボルトを立設すべく、所
定の間隔で床基盤上面に目印用の墨出し線(基準線)を
施し、前記各アジャスタボルトの位置の目印を付けて、
その箇所にアジャスタボルトを固定しなければならない
から、その手間が非常に面倒であった。
基盤の所定の箇所にアジャスタボルトを立設すべく、所
定の間隔で床基盤上面に目印用の墨出し線(基準線)を
施し、前記各アジャスタボルトの位置の目印を付けて、
その箇所にアジャスタボルトを固定しなければならない
から、その手間が非常に面倒であった。
この欠点を解消する先行技術として、特開平1−125459
号公報では、床パネルの下面左右両側縁部を支持するた
めに平行状に配置する一対の根太部材の平行度を狂わせ
ないようにするため、前記各根太部材を支持するための
アジャスタボルトの軸部を、前記床パネルの左右幅寸法
に略等しい長さの支持基台の左右両側取付け穴に嵌挿さ
せることを提案している。
号公報では、床パネルの下面左右両側縁部を支持するた
めに平行状に配置する一対の根太部材の平行度を狂わせ
ないようにするため、前記各根太部材を支持するための
アジャスタボルトの軸部を、前記床パネルの左右幅寸法
に略等しい長さの支持基台の左右両側取付け穴に嵌挿さ
せることを提案している。
しかしながら、この構成によれば、下端に大径の六角頭
部が形成されたアジャスタボルトの軸部を支持基台の取
付け穴に、その下面側から一旦嵌挿し、その後、アジャ
スタボルトと支持基台とを一体的に上下逆にしなければ
ならないというように、組立てなどの施行作業が面倒で
あるという問題は解決することができなかった。
部が形成されたアジャスタボルトの軸部を支持基台の取
付け穴に、その下面側から一旦嵌挿し、その後、アジャ
スタボルトと支持基台とを一体的に上下逆にしなければ
ならないというように、組立てなどの施行作業が面倒で
あるという問題は解決することができなかった。
本考案は、これらの問題を解決すべくなされたものであ
って、組立て等の施工作業が簡単にできる二重床におけ
る床パネルの支持装置を提供することを目的とするもの
である。
って、組立て等の施工作業が簡単にできる二重床におけ
る床パネルの支持装置を提供することを目的とするもの
である。
この目的を達成するため本考案は、床基盤上に上下隙間
が有するように敷設する多数の床パネルを互いに平行状
に配設した根太部材にて支持する一方、該各根太部材を
アジャスタボルトにて高さ調節自在となるように支持し
て成る二重床における床パネルの支持装置において、前
記各根太部材にその長手方向に沿って所定ピッチにてア
ジャスタボルトを上下動自在に装着する一方、床基盤上
面に敷設するためのゴムなどの可撓性を有するベース体
を前記2つ以上の根太部材に対して各々平面視直交する
ように長手帯状に形成し、該ベース体には、その長手方
向に沿って一定間隔にて前記アジャスタボルトを上方か
ら位置決め装着できる取付け部を形成したものである。
が有するように敷設する多数の床パネルを互いに平行状
に配設した根太部材にて支持する一方、該各根太部材を
アジャスタボルトにて高さ調節自在となるように支持し
て成る二重床における床パネルの支持装置において、前
記各根太部材にその長手方向に沿って所定ピッチにてア
ジャスタボルトを上下動自在に装着する一方、床基盤上
面に敷設するためのゴムなどの可撓性を有するベース体
を前記2つ以上の根太部材に対して各々平面視直交する
ように長手帯状に形成し、該ベース体には、その長手方
向に沿って一定間隔にて前記アジャスタボルトを上方か
ら位置決め装着できる取付け部を形成したものである。
このように構成すると、帯状の長いベース体にはその長
手方向に沿って所定の間隔で予めアジャスタボルトの取
付け部を形成してあるから、床基盤には、ベース体を所
定のピッチ(根太部材の長手方向と直角方向の間隔)で
敷設するための基準線を目印として付けて、それに沿っ
てベース体を敷設するだけで、アジャスタボルトの取付
け位置も自動的に位置決めすることができる。
手方向に沿って所定の間隔で予めアジャスタボルトの取
付け部を形成してあるから、床基盤には、ベース体を所
定のピッチ(根太部材の長手方向と直角方向の間隔)で
敷設するための基準線を目印として付けて、それに沿っ
てベース体を敷設するだけで、アジャスタボルトの取付
け位置も自動的に位置決めすることができる。
また、ベース体はゴム等の可撓性を有する帯状の長手部
材であるから、長いものであっても、渦巻き状に巻いた
ベース体を運搬すれば良く、運搬取扱が容易となり、且
つ嵩張らないという効果を奏する。
材であるから、長いものであっても、渦巻き状に巻いた
ベース体を運搬すれば良く、運搬取扱が容易となり、且
つ嵩張らないという効果を奏する。
さらに、2つ以上の根太部材と平面視で直交するように
して、必要な長さにベース体を切断すれば良く、次い
で、ベース体に形成された取付け部に対して、その上方
からアジャスタボルトの下端を取付けることができ、組
立て施工作業が至極簡易となり、また、ベース体に対し
て2か所以上のアジャスタボルトの取付け位置も、互い
にずれることがないのだから、本考案の支持装置の組立
が正確にできると共に、床パネルの支持が安定するとい
う顕著な効果を奏するのである。
して、必要な長さにベース体を切断すれば良く、次い
で、ベース体に形成された取付け部に対して、その上方
からアジャスタボルトの下端を取付けることができ、組
立て施工作業が至極簡易となり、また、ベース体に対し
て2か所以上のアジャスタボルトの取付け位置も、互い
にずれることがないのだから、本考案の支持装置の組立
が正確にできると共に、床パネルの支持が安定するとい
う顕著な効果を奏するのである。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図
において符号1は床基盤Aの上方に縦横整列して多数配
設した平面視矩形の床パネルを、符号2は前記各床パネ
ル1を支持するための長手の根太部材、符号3,3は前記
根太部材2を高さ調節自在に支持するアジャスタボル
ト、符号4は前記アジャスタボルトの下端を立設するた
めの帯状のベース体を各々示す。
において符号1は床基盤Aの上方に縦横整列して多数配
設した平面視矩形の床パネルを、符号2は前記各床パネ
ル1を支持するための長手の根太部材、符号3,3は前記
根太部材2を高さ調節自在に支持するアジャスタボル
ト、符号4は前記アジャスタボルトの下端を立設するた
めの帯状のベース体を各々示す。
前記床パネル1は、薄箱状の支持枠5と金属板製の上体
7との間に、不燃性材料から成るハニカム部材等の軽量
で且つ高剛性の補強体6をサンドイッチ状に挟着したも
のであって、各床パネル1における上板7の4周側縁を
下向きに折り曲げて側板8を形成し、該側板8の中途高
さ部位を外向き折曲してからコ字状に折り返すことによ
り、その四周側に水平段部9を形成する。
7との間に、不燃性材料から成るハニカム部材等の軽量
で且つ高剛性の補強体6をサンドイッチ状に挟着したも
のであって、各床パネル1における上板7の4周側縁を
下向きに折り曲げて側板8を形成し、該側板8の中途高
さ部位を外向き折曲してからコ字状に折り返すことによ
り、その四周側に水平段部9を形成する。
前記根太部材2には、当該根太部材2の長手方向に沿っ
て延びる上向きコ字状の基部2aの左右両側から左右一対
の支持片2b,2bを水平状に形成し、該一対の支持片2b,2b
の上面にて左右に隣接した床パネル1の側部下面を各々
支持するように構成する。
て延びる上向きコ字状の基部2aの左右両側から左右一対
の支持片2b,2bを水平状に形成し、該一対の支持片2b,2b
の上面にて左右に隣接した床パネル1の側部下面を各々
支持するように構成する。
また、根太部材2における基部2aには、根太部材2の長
手方向に沿って適宜間隔毎に配線コード引出し用の孔
(図示せず)穿設している。
手方向に沿って適宜間隔毎に配線コード引出し用の孔
(図示せず)穿設している。
そして、前記根太部材2における断面上向きコ字状の基
部2aには、同じく断面上向きコ字状の長手の位置決め部
材11を適宜間隔のスポット溶接にて固着し、これにより
根太部材2の強度(剛性)補強の役割を果たす。
部2aには、同じく断面上向きコ字状の長手の位置決め部
材11を適宜間隔のスポット溶接にて固着し、これにより
根太部材2の強度(剛性)補強の役割を果たす。
また、該位置決め部材11の左右両側縦片を前記左右支持
片2b,2bより上方に突出させ、左右の床パネル1,1側部間
の目地隙間の距離が縮まないように規制するものであ
る。
片2b,2bより上方に突出させ、左右の床パネル1,1側部間
の目地隙間の距離が縮まないように規制するものであ
る。
前記根太部材2を床パネル1の中途部下面に配設すると
きには、前記位置決め部材11は取り外す。
きには、前記位置決め部材11は取り外す。
前記根太部材2に載置した左右の床パネル1,1における
相対向する両水平段部9,9間には、配線コードが挿通自
在となるような適宜幅寸法の目地隙間が形成されるよう
に、前記各床パネル1を配設する。
相対向する両水平段部9,9間には、配線コードが挿通自
在となるような適宜幅寸法の目地隙間が形成されるよう
に、前記各床パネル1を配設する。
なお、根太部材2の長手方向に沿う方向やこれと直角方
向に相隣接した床パネル1,1の相対向する両水平段部9,9
には、その間の目地隙間を塞ぐための断面下向きコ字状
の合成樹脂材等から成る目地カバー体13を嵌挿してい
る。
向に相隣接した床パネル1,1の相対向する両水平段部9,9
には、その間の目地隙間を塞ぐための断面下向きコ字状
の合成樹脂材等から成る目地カバー体13を嵌挿してい
る。
符号14,14は、後述するアジャスタボルト3の上部側を
螺合する螺合部で、該各螺合部14は根太部材2における
左右一対の支持片2b,2bに所定間隔(P1)ごとに、且つ
根太部材2の長手方向に所定のピッチ(P2)にてバーリ
ングを施し、その内径部にめねじを形成したもの又はナ
ットを固着するものであり、螺合部14の位置は通常隣接
する床パネル1の縦方向または横方向のコーナ部近傍に
なるようにするものである。
螺合する螺合部で、該各螺合部14は根太部材2における
左右一対の支持片2b,2bに所定間隔(P1)ごとに、且つ
根太部材2の長手方向に所定のピッチ(P2)にてバーリ
ングを施し、その内径部にめねじを形成したもの又はナ
ットを固着するものであり、螺合部14の位置は通常隣接
する床パネル1の縦方向または横方向のコーナ部近傍に
なるようにするものである。
前記帯状のベース体4は、第1図から第4図までに示す
ように、幅寸法(H)の帯状で、第1実施例ではゴム等
の可撓性を有する長い板材にて形成し、前記根太部材2
の長手方向と平面視で直角に配設するものであり、コイ
ル上に巻いて運搬、補完すれば嵩張ることがなく、施工
時には適宜の長さに切断して使用する。
ように、幅寸法(H)の帯状で、第1実施例ではゴム等
の可撓性を有する長い板材にて形成し、前記根太部材2
の長手方向と平面視で直角に配設するものであり、コイ
ル上に巻いて運搬、補完すれば嵩張ることがなく、施工
時には適宜の長さに切断して使用する。
この帯状のベース体4には、その長手方向に沿って前記
根太部材2における左右一対の螺合部14,14のピッチ(P
1)と同じ間隔で孔状の一対の取付け部15,15を形成して
あり、且つこの一対の取付け部15,15を、前記平行配設
する根太部材2の配置間隔(P3)と同じ間隔ごとに形成
するものである。
根太部材2における左右一対の螺合部14,14のピッチ(P
1)と同じ間隔で孔状の一対の取付け部15,15を形成して
あり、且つこの一対の取付け部15,15を、前記平行配設
する根太部材2の配置間隔(P3)と同じ間隔ごとに形成
するものである。
従ってこの各取付け部15には前記アジャスタボルト3の
下端が嵌挿し、各アジャスタボルト3の下端面は床基盤
Aに当接して立設できる構成である。
下端が嵌挿し、各アジャスタボルト3の下端面は床基盤
Aに当接して立設できる構成である。
なお、符号16は床基盤Aに付した墨出し線のと位置合わ
せするための目印であり、前記床パネル1の上面にはカ
ーペット等の表装体17を張設又は載置し、床パネル1の
敷設後において、この相隣接した表装体の側縁が互いに
隙間なく密着するように配設している。
せするための目印であり、前記床パネル1の上面にはカ
ーペット等の表装体17を張設又は載置し、床パネル1の
敷設後において、この相隣接した表装体の側縁が互いに
隙間なく密着するように配設している。
この構成において、床基盤Aに予め、多数敷設すべき床
パネル1の敷設間隔ごとに縦横に墨出し線を付し、この
墨出し線に沿って、根太部材2の配置と平面視直角方向
に前記帯状のベース体4を敷設する。このとき、ベース
体4の下面と床基盤Aとを接着剤にて固定しても良い。
パネル1の敷設間隔ごとに縦横に墨出し線を付し、この
墨出し線に沿って、根太部材2の配置と平面視直角方向
に前記帯状のベース体4を敷設する。このとき、ベース
体4の下面と床基盤Aとを接着剤にて固定しても良い。
また他方の墨出し線にベース体4の目印16を位置合わせ
すると、アジャスタボルト3の下端に対する取付け部15
の位置がきっちりと決る。
すると、アジャスタボルト3の下端に対する取付け部15
の位置がきっちりと決る。
次いで、前記ベース体4の長手方向と平面視で直角方向
に配設すべき根太部材2における各螺合部14にアジャス
タボルト3を螺合し、その上端溝孔にドライバー等の操
作工具を係合してアジャスタボルト3を進退させ略高さ
調節し、各アジャスタボルト3の下端をベース体4にお
ける各取付け部15に上方から嵌挿して立設した後、この
平行配設した相隣接する根太部材2,2上に床パネル1を
並べれば良いのである。
に配設すべき根太部材2における各螺合部14にアジャス
タボルト3を螺合し、その上端溝孔にドライバー等の操
作工具を係合してアジャスタボルト3を進退させ略高さ
調節し、各アジャスタボルト3の下端をベース体4にお
ける各取付け部15に上方から嵌挿して立設した後、この
平行配設した相隣接する根太部材2,2上に床パネル1を
並べれば良いのである。
このように、帯状のベース体4がゴム製等の可撓性を有
するときには、床基盤Aに多少の凹凸があっても、ベー
ス体4の敷設時にその凹凸を吸収することができ、床基
盤Aがコンクリートの打ち放し状態であったも不都合が
生じないのである。
するときには、床基盤Aに多少の凹凸があっても、ベー
ス体4の敷設時にその凹凸を吸収することができ、床基
盤Aがコンクリートの打ち放し状態であったも不都合が
生じないのである。
またベース体4は帯状で長手部材であり、多数のアジャ
スタボルト3を同時に立設できるから、アジャスタボル
ト相互間の寸法に狂いが生じないし、ベース体自体もず
れないから支持装置の施工が簡単となる。
スタボルト3を同時に立設できるから、アジャスタボル
ト相互間の寸法に狂いが生じないし、ベース体自体もず
れないから支持装置の施工が簡単となる。
第5図はベース体の第2実施例を示し、この帯状の長手
のベース体18は第1実施例と同じく、ゴム等の可撓性を
有し、前記実施例と同じく所定間隔で孔状の取付け部15
を形成すると共に、ベース体18下面に適宜間隔で突起19
を一体的に突設することにより、床基盤Aの凹凸に影響
されないようにすると同時にベース体18と床基盤Aとの
間に適当な隙間を形成して取付け部15に立設するアジャ
スタボルト3の嵌挿深さを確保できるように構成したも
のである。
のベース体18は第1実施例と同じく、ゴム等の可撓性を
有し、前記実施例と同じく所定間隔で孔状の取付け部15
を形成すると共に、ベース体18下面に適宜間隔で突起19
を一体的に突設することにより、床基盤Aの凹凸に影響
されないようにすると同時にベース体18と床基盤Aとの
間に適当な隙間を形成して取付け部15に立設するアジャ
スタボルト3の嵌挿深さを確保できるように構成したも
のである。
第6図に示す第3実施例では、ベース体20を薄金属板に
て帯状に形成したものであり、ベース体20の長手中途部
21下面を床基盤Aに当接させ、孔状の取付け部15,15の
箇所を上向きコ字状に屈曲させた膨出部22に形成してあ
る。
て帯状に形成したものであり、ベース体20の長手中途部
21下面を床基盤Aに当接させ、孔状の取付け部15,15の
箇所を上向きコ字状に屈曲させた膨出部22に形成してあ
る。
前記第2実施例及び第3実施例におけるベース体18,20
もコイル状に巻いて保存しても良いし、適宜長さに切断
して保存・運搬しても良い。
もコイル状に巻いて保存しても良いし、適宜長さに切断
して保存・運搬しても良い。
このように、本考案では、一つのベース体4に多数本の
アジャスタボルトを一挙に位置決めして立設でき、また
平行状に離れた位置で相隣接する2本の根太部材の下方
間をアジャスタボルトを介して連結することができる。
アジャスタボルトを一挙に位置決めして立設でき、また
平行状に離れた位置で相隣接する2本の根太部材の下方
間をアジャスタボルトを介して連結することができる。
しかも、各根太部材から下向きに立設するアジャスタボ
ルトをベース体を介して連結したから、これらの3種類
の部品にて側面視で立体的な矩形状の枠組みを構成する
ので、床パネルの支持装置として安定した構造にするこ
とができるのである。
ルトをベース体を介して連結したから、これらの3種類
の部品にて側面視で立体的な矩形状の枠組みを構成する
ので、床パネルの支持装置として安定した構造にするこ
とができるのである。
なお、床基盤Aに這うコードは、根太部材2における孔
を介して当該根太部材2の上面側と目地カバー体13下面
と及び左右両側の床パネル1,1の間の目地隙間にて形成
される空間内に導くことができ、所望により床パネル1
の上側に引き出すことが至極簡単に実行できるのであ
る。
を介して当該根太部材2の上面側と目地カバー体13下面
と及び左右両側の床パネル1,1の間の目地隙間にて形成
される空間内に導くことができ、所望により床パネル1
の上側に引き出すことが至極簡単に実行できるのであ
る。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は床パネル敷設状態の平面図、第3図は第2図のIII−I
II視要部拡大断面図、第4図は第2図のIV−IV視要部拡
大断面図、第5図はベース体の第2実施例の斜視図、第
6図は第3実施例の斜視図である。 A……床基盤、1……床パネル、2……根太部材、2a…
…基部、2b,2b……支持片、3……アジャスタボルト、
4,18,20……ベース体、7……上板、8……床パネルの
側板、9……水平段部、11……位置決め部材、13……目
地カバー体、14……螺合部,15……取付け部、16……目
印、17……表装体、19……突起、22……膨出部。
は床パネル敷設状態の平面図、第3図は第2図のIII−I
II視要部拡大断面図、第4図は第2図のIV−IV視要部拡
大断面図、第5図はベース体の第2実施例の斜視図、第
6図は第3実施例の斜視図である。 A……床基盤、1……床パネル、2……根太部材、2a…
…基部、2b,2b……支持片、3……アジャスタボルト、
4,18,20……ベース体、7……上板、8……床パネルの
側板、9……水平段部、11……位置決め部材、13……目
地カバー体、14……螺合部,15……取付け部、16……目
印、17……表装体、19……突起、22……膨出部。
Claims (1)
- 【請求項1】床基盤上に上下隙間が有するように敷設す
る多数の床パネルを互いに平行状に配設した根太部材に
て支持する一方、該各根太部材をアジャスタボルトにて
高さ調節自在となるように支持して成る二重床における
床パネルの支持装置において、前記各根太部材にその長
手方向に沿って所定ピッチにてアジャスタボルトを上下
動自在に装着する一方、床基盤上面に敷設するためのゴ
ムなどの可撓性を有するベース体を前記2つ以上の根太
部材に対して各々平面視直交するように長手帯状に形成
し、該ベース体には、その長手方向に沿って一定間隔に
て前記アジャスタボルトを上方から位置決め装着できる
取付け部を形成したことを特徴とする二重床における床
パネルの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989075958U JPH0735007Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 二重床における床パネルの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989075958U JPH0735007Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 二重床における床パネルの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315945U JPH0315945U (ja) | 1991-02-18 |
JPH0735007Y2 true JPH0735007Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31616993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989075958U Expired - Lifetime JPH0735007Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 二重床における床パネルの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4582968B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2010-11-17 | 共同カイテック株式会社 | 二重床用単位パネル構造及びその施工方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125459A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-17 | Oyo Kikaku:Kk | 根太の構造 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1989075958U patent/JPH0735007Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315945U (ja) | 1991-02-18 |
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