JPH073493U - トイレットペーパー用ホルダ - Google Patents

トイレットペーパー用ホルダ

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JPH073493U
JPH073493U JP3923393U JP3923393U JPH073493U JP H073493 U JPH073493 U JP H073493U JP 3923393 U JP3923393 U JP 3923393U JP 3923393 U JP3923393 U JP 3923393U JP H073493 U JPH073493 U JP H073493U
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Japan
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toilet paper
support shaft
rotation
arm
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徳七 山崎
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徳七 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレットペーパーロールの回転を抑制して
過剰量のペーパーの繰り出しを低減することができるホ
ルダを提案する。 【構成】 壁面取付部2の一側から腕部3を前方に延設
した本体4と、腕部3のに基端を固定して壁面取付部2
に平行に配置した支持軸5と、筒部13の一端から他端
に向けて外径が次第に拡大するテーパー部14を具備し
て支持軸5に回転可能に支えられた回転体6と、筒状部
分7から外方に延在する複数の受片8…を具備して支持
軸5に支えられた状態で受片8…が腕部3の内面に接触
する回転抑制体9と、回転体6及び回転抑制体9が支持
軸5から抜けることを阻止するストッパ10とを備え、
トイレットペーパーロール18の側面を回転抑制体9の
受片8…に当接させた状態で保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トイレットペーパーロールを回転可能に支持するホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
トイレットペーパーロール用の従来のトイレットペーパー用ホルダとしては、 壁面取付部の一側から腕部を前方に延設し、該腕部の前端部分に横向き支持軸の 基端を固定したものや、この支持軸の先端に抜け止めのストッパをヒンジを介し て屈曲可能に設けたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
使い始めのトイレットペーパーロールは直径が大きく、重量があるので、特に 子供等がペーパーの引き出し端部を把持して強く引っ張ると、引っ張った時間は 一瞬でも充分過ぎる回転力が与えられるために必要以上にトイレットペーパーロ ールが回転し、過剰量のペーパーが繰り出されることとなる。したがって、ペー パーの消費量が過剰に嵩んでしまったり、或いは過剰量のペーパーを巻き戻すな どの面倒な操作を行わなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み提案されたもので、壁面取付部の一側から腕部を前方に延 設した本体と、該本体の腕部の前端部分に基端を固定し、壁面取付部に対してほ ぼ平行に配置した横向きの支持軸と、筒部の外側に、筒部の一端から他端に向け て外径が次第に拡大するテーパー部を形成し、テーパー部の最小径部分を支持軸 の先端側に向けた状態で筒部の貫通孔内に支持軸を挿通して回転可能な状態で支 えられた回転体と、筒状部分から外方に延在する複数の受片を具備し、支持軸に 支えられた状態で受片が腕部の内面に接触する回転抑制体と、回転体及び回転抑 制体が支持軸から抜けることを阻止するストッパと、を備え、トイレットペーパ ーロールの中心に回転体を差し込むと共にトイレットペーパーロールの側面を回 転抑制体の受片に当接させてトイレットペーパーロールを回転可能な状態で保持 することを特徴とするトイレットペーパー用ホルダに関するものである。
【0005】
【作用】
中心の穴を支持軸の先端に臨ませた状態でトイレットペーパーロールを支持軸 側に押圧し、トイレットペーパーロールの側面を回転抑制体の受片に当接させた 状態で保持させ、使用者が手で引き出し端部を手前に引くと、トイレットペーパ ーロールが回転体と共に回転してペーパーを巻きほどくことができる。しかも子 供等が強過ぎる力で引き出し端部を引っ張っても、トイレットペーパーロールの 側面と回転抑制体の受片との摩擦、或いは回転抑制体の受片と腕部の内面との摩 擦によりトイレットペーパーロールの回転が抑制されるので、トイレットペーパ ーロールが必要以上に回転して過剰量のペーパーを繰り出すことがない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0007】 トイレットペーパー用ホルダ1は、図1に示すように、壁面取付部2の一側か ら腕部3を前方に延設した本体4と、該本体4の腕部3の前端部分に基端を固定 した横向きの支持軸5と、該支持軸5により回転可能な状態で支えられた回転体 6…と、筒状部分7から外方に延在する複数の受片8…を具備する回転抑制体9 と、回転体6…及び回転抑制体9が支持軸5から抜けることを阻止するストッパ 10と、上記本体4の壁面取付部2に基端を軸着した蓋体11などからなる。
【0008】 上記本体4は、金属板或いはプラスチックなどにより作製され、壁面取付部2 に開設した取付穴12…内にねじ等を挿通して打ち込むことによりトイレの壁面 に固定される。
【0009】 また、支持軸5は、先端に、頂点が先端を向く略円錐形状のストッパ10が設 けられる金属材であり、基端をねじ或いは溶接等の手段により腕部3に固定し、 壁面取付部2に対してほぼ平行になるように配置されるものである。
【0010】 上記支持軸5に取り付ける回転体6はプラスチックなどにより成型され、図1 および図2に示すように、筒部13の一端側の外周に、一端から他端に向けて外 径が次第に拡大するコーン状のテーパー部14が形成される構成であり、このテ ーパー部14の最大径部分には浅い逃げ溝15…が60度位相を変えて6箇所形 成されている。この回転体6,6を支持軸5に取り付ける場合には、テーパー部 14の最小径部分(筒部13の一端側)を支持軸5の先端側に向けた状態で筒部 13の貫通孔16内に支持軸5を挿通すれば良い。
【0011】 また、回転体6と同様に支持軸5に取り付ける回転抑制体9は、弾性力に富ん だプラスチックより成型することが望ましく、図1および図2に示すように、前 記回転体6の筒部13と略同一径の筒状部分17の一端縁から外方に複数の受片 8…が延在する構成である。この回転抑制体9を支持軸5に取り付ける場合には 、受片8…を支持軸5の基端側に向けた状態で支持軸5を挿通すれば良い。
【0012】 そして、前記支持軸5に回転体6…及び回転抑制体9を取り付ける際には、回 転抑制体9の受片8…が永続的に腕部3の内面に当接するように、即ち、回転抑 制体9(及び回転体6…)が支持軸5の長さ方向に移動しないように、長さを調 整して支持軸5の基端をねじ或いは溶接等の手段により腕部3に固定する。この ように取り付けられた回転体6…及び回転抑制体9は、それぞれ支持軸5に支え られた状態で回転可能である。
【0013】 上記構成のホルダ1にトイレットペーパーロール(図面では紙筒巻芯のない所 謂芯なしトイレットペーパーロールを示した。)18を保持させるには、図1に 示すように、蓋体11を持ち上げた状態でトイレットペーパーロール18を所定 の方向に向けて中心の巻軸を抜いた跡の穴19をストッパ10に臨ませる。次に 、トイレットペーパーロール18を支持軸5側に押圧し、ストッパ10を穴19 内に差し込む。芯なしトイレットペーパーロール18はペーパーの巻圧により穴 19が潰れているが、ストッパ10は略円錐形状であり、回転体6は一端側が小 径で次第に拡大するテーパー部14を有するので、トイレットペーパーロール1 8を軽く押圧するだけで穴19がストッパ10と回転体6のテーパー部14によ って押し広げられる。そして、トイレットペーパーロール18の側面が回転抑制 体9の受片8…に当接するように保持させる。
【0014】 そして、使用者が手でペーパーの引き出し端部を手前に引くと、トイレットペ ーパーロール18が回転体6…と共に回転するのであるが、過剰な力で引き出し 端部を引っ張ると、トイレットペーパーロール18の側面と回転抑制体9の受片 8…とが摩擦するか、或いは回転抑制体9の受片8…と腕部3の内面とが摩擦し て制動力となり、トイレットペーパーロール18の回転を抑制する。尚、上記ト イレットペーパーロール18の側面と回転抑制体9の受片8…との摩擦(力)、 並びに回転抑制体9の受片8…と腕部3の内面との摩擦(力)は、受片8…の形 状、受片8…が腕部3の内面への当接する力等によって種々異なる。そして、例 えばトイレットペーパーロール18の側面と回転抑制体9の受片8…との摩擦( 力)が充分に大きい場合には、回転抑制体9は回転体6…と同様にトイレットペ ーパーロール18と一体に回転するので、専ら回転抑制体9の受片8…と腕部3 の内面との摩擦(力)でトイレットペーパーロール18の過剰な回転を抑制する ことになる。また、例えば回転抑制体9の受片8…と腕部3の内面との摩擦(力 )が充分に大きい場合には、回転抑制体9は殆ど回転しないので、専らトイレッ トペーパーロール18の側面と回転抑制体9の受片8…との摩擦(力)でトイレ ットペーパーロール18の過剰な回転を抑制することになる。
【0015】 以上本考案を実施例に基づいて説明したが、本考案は前記した実施例に限定さ れるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど のようにでも実施することができる。
【0016】 例えば図3に示すように筒状部分17’の端部に略一定長さの複数の切り込み を設け、これを強制的に外方へ曲げて受片8’…とし、この受片8’に弾性的に 回復する力が働いて傾斜状になるように支持軸5に取り付けるようにしても良い 。そして、トイレットペーパーロール18を押圧して装着すると、図4に示すよ うにトイレットペーパーロール18の側面が受片8’…に強固に圧着することに なり、受片8’は腕部3の内面に強固に押圧されることになる。したがって、こ の場合、トイレットペーパーロール18の側面と回転抑制体9’の受片8’…と の摩擦(力)、並びに回転抑制体9’の受片8’…と腕部3の内面との摩擦(力 )は、前記図1及び図2に示した実施例に比べて高いので、回転を抑制する力も 大きなものとなる。
【0017】 図示の実施例のトイレットペーパーロール18は、中心に巻取軸を抜いた跡を 有する紙管がない所謂芯なしトイレットペーパーロールであり、ホルダ1はその 巻軸を抜いた跡に押し込んでトイレットペーパーを保持するが、ホルダ1の各部 材の直径を大きくする等して、中心に紙管を有するトイレットペーパーロールを 保持するようにしても良い。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、腕部の内面に接触する複数の受片を具備 する回転抑制体を支持軸に取り付け、トイレットペーパーロールの側面が回転抑 制体の受片に当接するように保持させた状態で用いるものであり、子供等が強過 ぎる力で引き出し端部を引っ張っても、トイレットペーパーロールの側面と回転 抑制体の受片との摩擦(力)、回転抑制体の受片と腕部の内面との摩擦(力)の 何れか一方或いは両方が作用してトイレットペーパーロールの回転が抑制される ので、トイレットペーパーロールが必要以上に回転して過剰量のペーパーを繰り 出すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレットペーパー用ホルダの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1のトイレット用ホルダにトイレットペーパ
ーロールを装着した状態を示す一部を欠截した平面図で
ある。
【図3】トイレットペーパー用ホルダの他の一実施例の
要部を示す一部を欠截した平面図である。
【図4】図3のトイレット用ホルダにトイレットペーパ
ーロールを装着した状態を示す一部を欠截した平面図で
ある。
【符号の説明】
1 トイレットペーパー用ホルダ 2 壁面取付部 3 腕部 4 本体 5 支持軸 6 回転体 7 筒状部分 8 受片 9 回転抑制体 10 ストッパ 13 筒部 14 テーパー部 16 貫通孔 17 筒状部分 18 トイレットペーパーロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面取付部の一側から腕部を前方に延設
    した本体と、 該本体の腕部の前端部分に基端を固定し、壁面取付部に
    対してほぼ平行に配置した横向きの支持軸と、 筒部の外側に、筒部の一端から他端に向けて外径が次第
    に拡大するテーパー部を形成し、テーパー部の最小径部
    分を支持軸の先端側に向けた状態で筒部の貫通孔内に支
    持軸を挿通して回転可能な状態で支えられた回転体と、 筒状部分から外方に延在する複数の受片を具備し、支持
    軸に支えられた状態で受片が腕部の内面に接触する回転
    抑制体と、 回転体及び回転抑制体が支持軸から抜けることを阻止す
    るストッパと、 を備え、トイレットペーパーロールの中心に回転体を差
    し込むと共にトイレットペーパーロールの側面を回転抑
    制体の受片に当接させてトイレットペーパーロールを回
    転可能な状態で保持することを特徴とするトイレットペ
    ーパー用ホルダ。
JP1993039233U 1993-06-25 1993-06-25 トイレットペーパー用ホルダ Expired - Lifetime JP2554856Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895951U (ja) * 1972-02-17 1973-11-15
JPS62183793U (ja) * 1986-05-14 1987-11-21
JPH03275018A (ja) * 1990-03-26 1991-12-05 Shigenobu Kikuchi ペーパーホルダ

Patent Citations (3)

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JP2554856Y2 (ja) 1997-11-19

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