JPH0734788Y2 - 冷凍艙内ハッチカバー - Google Patents

冷凍艙内ハッチカバー

Info

Publication number
JPH0734788Y2
JPH0734788Y2 JP1689093U JP1689093U JPH0734788Y2 JP H0734788 Y2 JPH0734788 Y2 JP H0734788Y2 JP 1689093 U JP1689093 U JP 1689093U JP 1689093 U JP1689093 U JP 1689093U JP H0734788 Y2 JPH0734788 Y2 JP H0734788Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
panel
joists
hatch cover
air passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1689093U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0669095U (ja
Inventor
良穂 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kurushima Dockyard Co Ltd filed Critical Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Priority to JP1689093U priority Critical patent/JPH0734788Y2/ja
Publication of JPH0669095U publication Critical patent/JPH0669095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0734788Y2 publication Critical patent/JPH0734788Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、冷凍船の貨物艙内に
配設するハッチカバーのミーティング部の風路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷凍船の貨物艙は、図3
に示すように、甲板31により多層に区切られ、下層の
甲板上に貨物を積み込み又は下層甲板から積み卸しする
ために、ハッチカバー32が開閉されるようになってい
た。
【0003】ハッチカバー32は、前後各々2枚ずつの
パネル33に分かれ、両舷のヒンジ37を中心に回動
し、ヒンジ38がヘ字形に屈曲し、パネル33の先端両
舷に軸着されたローラ39が両舷のレール40を転動
し、開閉するようになっていた。
【0004】該パネル33上には風路根太34が適当な
間隔で固着され、隣のパネル33上の風路根太34およ
び甲板31上の風路根太35は並列され、該風路根太3
4、35上には簀の子板36が敷設されていた。
【0005】パネル33のエンド部は、底板付きの風路
根太41に簀の子板42が敷設され、パネル33の開閉
時は、ヒンジ43を中心に、事前にはね上げるようにな
っていた。
【0006】パネル33のミーティング部は、ポータブ
ル式の風路44が設けられており、該風路44は風路根
太と簀の子板が一体化されたものとなっていた。
【0007】また、冷風は、矢印45の方向に流れ、風
路から簀の子板36をくぐり抜け、貨物を冷却するよう
になっていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、ハッチカバーはパネル、風路根太および簀の子板
と厚みがあり、ミーティング部は開閉時に各々のヒンジ
を中心にして回動させるとお互いの風路根太および簀の
子板が干渉するので、ミーティング部の風路を風路根太
と簀の子板を一体化したポータブル式であったがため、
重量があり、開閉時に持ち運びに手間を要し、氷点下3
0度の作業場所であり、危険性を伴っていた。
【0009】この考案は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、ミーティング部のパネル、風路根太および簀
の子板を干渉させることなく、開閉時の手間の簡便さを
提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、ミーティング部の風路根太の端部の片
方を傾斜させ、片方のパネルが回動しても他方に干渉さ
せず、簀の子板の片方端は回動しながらスライドし、他
方の簀の子板を干渉しないようにする。
【0011】
【作用】この考案は、ミーティング状態からパネル回動
初期にかけて相手側に接近する分だけの風路根太の端部
を面取りし、相手側の風路根太に接触させず、簀の子板
の片方端をフラップ構造とし、接近すればヒンジを中心
に回動しながらスライドし、お互いを干渉することなく
スムーズに開閉する。
【0012】
【実施例】実施例について、図面を用いて説明すると、
図1および図2に示すように、冷凍船の貨物艙は、甲板
1により多層に区切られ、下層の甲板に貨物を積み卸す
るために、ハッチカバー2が開閉されるようになってい
る。
【0013】ハッチカバー2は、前後各々2枚ずつのパ
ネル3に分かれ、両舷のヒンジ7を中心に回動し、ヒン
ジ8がヘ字形に折れ、パネル3の先端両舷に軸着された
ローラ9が両舷のレール10を転がり、開閉するように
なっている。
【0014】該パネル3上には風路根太4が適当な間隔
で固着され、隣のパネル3上の風路根太4および甲板1
上の風路根太5は並列され、該風路根太4、5上には簀
の子板6が敷設されている。
【0015】パネル3のエンド部は、底板付きの風路根
太11に簀の子板12が敷設され、パネル3の開閉時
は、ヒンジ13を中心に、事前にはね上げるようになっ
ていた。
【0016】パネル3のミーティング部の片方端は、フ
ラップ式の簀の子板14が簀の子板6へヒンジ16で設
けられ、該簀の子板14の先端は片刃状に面取りをし、
相対する簀の子板6の先端も片刃状に面取りがされてい
る。
【0017】該簀の子板14の下部の風路根太4は、先
端が斜めに面取りされ、回動しても多端の風路根太4に
干渉しないように形成している。
【0018】また、冷風は、矢印15の方向に流れ、風
路から簀の子板6をくぐり抜け、貨物を冷却するように
なっている。
【0019】
【考案の効果】この考案は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。この考案は、風路
根太4は、先端が斜めに面取りされ、フラップ式の簀の
子板を設けることにより、前後いずれかのパネルを開閉
しても互いが干渉することなく、簀の子板はスライド
し、ミーティング部の風路を持ち運ぶことなく、作業の
簡素化と、安全性を増した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のハッチカバーの閉の状態を側断面図
で略示したものである。
【図2】この考案のハッチカバーの開の途中状態を拡大
側断面図で略示したものである。
【図3】従来のハッチカバーの閉の状態を側断面図で略
示したものである。
【符号の説明】
1 甲板 2 ハッチカバー 3 パネル 4 風路根太 5 風路根太 6 簀の子板 7 ヒンジ 8 ヒンジ 9 ローラ 10 レール 11 風路根太 12 簀の子板 13 ヒンジ 14 簀の子板 15 矢印 16 ヒンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍船の貨物艙は、甲板1により多層に
    区切られ、下層甲板上に貨物を積み込み又は下層甲板上
    から積み卸しするために、ハッチカバー2は、前後各々
    2枚ずつのパネル3に分かれ、両舷のヒンジ7を中心に
    回動し、ヒンジ8がヘ字形に屈曲し、パネル3の先端両
    舷に軸着されたローラ9が両舷のレール10上を転動す
    ることによって開閉し、該パネル3上には風路根太4が
    適当な間隔で固着され、隣接するパネル3上の風路根太
    4および甲板1上の風路根太5は並列に配設され、該風
    路根太4、5上には簀の子板6が敷設される冷凍船のハ
    ッチカバーにあって、パネル3のミーティング部の片方
    端は、フラップ式の簀の子板14が簀の子板6へヒンジ
    16で設けられ、該簀の子板14の先端は片刃状に面取
    りをし、相対する簀の子板6の先端も片刃状に面取りが
    され、該簀の子板14の下部の風路根太4は、先端が斜
    めに面取りされていることを特徴とする冷凍艙内ハッチ
    カバー。
JP1689093U 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー Expired - Lifetime JPH0734788Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1689093U JPH0734788Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1689093U JPH0734788Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669095U JPH0669095U (ja) 1994-09-27
JPH0734788Y2 true JPH0734788Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=11928766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1689093U Expired - Lifetime JPH0734788Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734788Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0669095U (ja) 1994-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0440372U (ja)
US5255952A (en) Van door structure
JPH0734788Y2 (ja) 冷凍艙内ハッチカバー
JPH0733992Y2 (ja) 冷凍艙内ハッチカバー
US5013078A (en) Topper with pivoting roof panels
JPH0745426Y2 (ja) ハッチカバー間通路用フラップ
US4716697A (en) Movable door seal
JPH0635902Y2 (ja) 冷凍船のグレーチングパネル開閉装置
US1400080A (en) Grain-door
CN211196519U (zh) 一种舷墙门
JPH039493Y2 (ja)
JPS6227897U (ja)
JPH0421423Y2 (ja)
JP3398902B2 (ja) 移動式間仕切り装置を備えたウイング車
JPS5825106Y2 (ja) ガラス扉開閉装置
JPS6324873B2 (ja)
JP2501087Y2 (ja) 保冷ロ−ルアップドアのパネル構造
JP2675462B2 (ja) 冷凍庫
JPH10129575A (ja) 小型船舶のキャビンの構造
JPS59141679A (ja) かぶせドア用平面閉じ引違いドアレ−ル
JPH036776Y2 (ja)
JP2000177394A (ja) 貨物車両における荷箱の扉
JP2872879B2 (ja) 荷役設備における防風雨扉装置
JPH0238680A (ja) 折り戸の支持装置
JPS5851099Y2 (ja) 自動車

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term