JPH039493Y2 - - Google Patents

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JPH039493Y2
JPH039493Y2 JP3231184U JP3231184U JPH039493Y2 JP H039493 Y2 JPH039493 Y2 JP H039493Y2 JP 3231184 U JP3231184 U JP 3231184U JP 3231184 U JP3231184 U JP 3231184U JP H039493 Y2 JPH039493 Y2 JP H039493Y2
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JP3231184U
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はロープウエイ搬器の通風路を兼用し
うるロープウエイ搬器のスキー収納箱に関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、ロープウエイ搬器の側壁に、冬期スキー
客と一緒にスキーを運ぶためのスキー収納箱を設
けた構造が採用されるようになつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来のスキー収納箱は、上方が開口され
た箱状で、かつ内部に上下方向に長い仕切りを形
成したスキー収納箱本体を、搬器の側壁に着脱可
能に装着する構成であつて、スキーシーズン終了
後には、搬器から取り外して保管するため、スキ
ーシーズンに合わせ、搬器から取り外し、取り付
けの作業を必要とし、かつ取り外したスキー収納
箱の保管場所の確保と、その管理の労力と費用が
必要となるという欠点がある。また小型の搬器で
は、搬器の形状により通風器等の換気装置が設置
できないものもあり、そのため室内の換気が充分
にできず、乗客に不快感を与える等の欠点があつ
た。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は以上に述べた事情に鑑みなされたも
ので、箱状のロープウエイ搬器の進行方向に関し
て側方の面壁に、蓋体により開閉可能とされる開
口部を有する箱状のスキー収納箱本体を着脱可能
に装着し、このスキー収納箱本体の前記面壁に相
対する側面には、前記開口部がロープウエイ搬器
の進行方向に向かうようにスキー収納箱本体を装
着した際に、前記ロープウエイ搬器の面壁に設け
た通気孔と合致する位置に通孔を設けて成るロー
プウエイ搬器のスキー収納箱を提案するものであ
る。
〔作用〕
上記構成において、冬期のスキーシーズンに
は、スキー収納箱として使用し、その際は、搬器
の通気孔をスキー収納箱本体の側部によつてほぼ
閉鎖して、寒気を室内に導入せず、スキーシーズ
ン終了時には、スキー収納箱本体を一定角度回転
させて装着することにより、搬気の通気孔とスキ
ー収納箱本体の通孔とを連通させて、スキー収納
箱をそのまま外気の流通路として使用可能であつ
て、前記従来のスキー収納箱の欠点をすべて解消
することが可能なスキー収納箱を提供するもので
ある。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいてこの考案を詳細に説明
する。
第1図から第4図はこの考案によるスキー収納
箱を装着したロープウエイ搬器1を示す側面図、
正面図、一部拡大斜視図及び動作状態を示す一部
拡大斜視図で、ロープウエイ搬器1は、ロープ
(図示を略す)に掛設されるアーム2が上方に配
設され、アーム2の下方には、支軸3によつて箱
状のキヤブ4が軸支され、キヤブ4のロープウエ
イ搬器1の進行方向に関して、側方の面壁4aに
は扉5が形成されて成る。そして図示の実施例で
はこの扉5の下方寄り外側面に、スキー収納箱6
が装着される。
なおこの考案はスキー収納箱6を扉5に装着す
ることに限定されるものではなく、構造上の制約
がなければ面壁4aのどこに装着することもでき
る。
第5図から第7図はこの考案のスキー収納箱6
を示す一部破断正面図、平面図及び側面図で、図
中、7は上部に開口部8が形成される比較的薄肉
の箱状のスキー収納箱本体で、このスキー収納箱
本体7の開口部8には、板状の蓋体9が、第12
図に示すように、スプリング10によつて開く方
向に押圧されるヒンジ11に介して開閉可能に軸
支され、前記蓋体9のヒンジ11とは反対側の端
部には、第13図及び第14図に示すように板材
をN状に折曲された係止爪12が固着され、この
係止爪12はスキー収納箱本体7の上方正面側部
に固着した板材をく字形に折曲した係止部13に
係合可能とされる。またスキー収納箱本体7の内
部には、上下方向に複数の仕切り14が形成され
ている。スキー収納箱本体7には前記キヤブ4の
面壁4aの一部を構成する扉5に相対する側面の
四隅に、水平及び垂直方向に切欠き15a,16
a,17a,18a及び15b,16b,17
b,18bがそれぞれ形成される係止孔15,1
6,17,18を穿設する(第5図及び第9図に
示す)とともに、前記側面には、前記係止孔1
5,16,17,18を同一円周上に含む円の中
心Aを対称点として対称的に一組の扇形をした通
孔19,20を穿設する。
前記扉5の下方寄りには、第8図に示すよう
に、前記係止孔15,16,17,18にそれぞ
れ挿入しうる同一位置に、第9図及び第10図に
示すように側断面H状の係止ピン21,22,2
3,24が固着され、また前記扉5には前記中心
Aに対応する中心A′を対称点として対称的に一
組の扇形をした通気孔25,26を前記通孔1
9,20,と90゜異なる位置にそれぞれ穿設する。
そして通気孔25,26を囲む前記中心A′を中
心とする円周上で扉5の外側面に、第8図及び第
11図に示すようなパツキング27が装着され
る。
この考案によるスキー収納箱は以上に述べたよ
うであるから、スキーシーズンにおいては、第9
図に示すように、係止ピン21,22,23,2
4が係止孔15,16,17,18の切欠き15
b,16b,17b,18bに挿入されるように
し、第3図に示すように、開口部8が上方に位置
するように、スキー収納箱本体7を扉5に装着す
ることにより、スキーの板B等を収納する箱とし
て使用できる。この場合には、扉5の通気孔2
5,26は収納箱本体7の側面部によつて、パツ
キング27の厚み分の隙間を残してほぼ閉鎖され
るため、寒期がキヤブ4内に侵入することがほと
んどなく、またパツキング27によつて収納箱本
体7と扉5外面との間からの雨水等の侵入も防止
できる。
スキーシーズン終了後は、スキー収納箱本体7
を一旦外し、90゜回転させて、係止ピン21,2
2,23,24を係止孔16,17,18,15
の切欠き16a,17a,18a,15aにそれ
ぞれ挿入することにより、第4図及び第13図に
示すように、開口部8がロープウエイ搬器1の進
行方向に向かうように、スキー収納箱本体7を扉
5に装着する。この際前記通気孔25,26が通
孔19,20と合致し、スキー収納箱本体7の開
口部8を介して外気に連通され、スキー収納箱本
体7をキヤブ4に外気を流入させる流通路として
使用可能である。なお外気の流入を止める場合に
は、スプリング10に抗して蓋体9を閉じ、係止
爪12を係止部13に係合することにより流入を
止めることが可能である。
〔考案の効果〕 この考案によるスキー収納箱は以上に述べたよ
うであるから、スキーシーズンは、スキーを収納
するために使用でき、スキーシーズン終了後は、
外気の流通路として使用可能であるため、スキー
のシーズンオフにおいても、当該収納箱を取り外
して保管しておく必要や紛失の心配もなく、その
ための労力を軽減でき、また小型の搬器にも、通
気孔を確実に設置できる等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案によるスキー収納
箱を施こして成るロープウエイ搬器を示すそれぞ
れ側面図、正面図、一部拡大斜視図及び動作状態
を示す一部拡大斜視図、第5図から第7図はこの
考案によるスキー収納箱を示すそれぞれ一部破断
した正面図、平面図及び側面図、第8図はこの考
案のスキー収納箱を取り外して示すロープウエイ
の搬器の一部拡大側面図、第9図は第1図の一部
拡大図、第10図及び第11図は−断面図及
び−断面図、第12図から第14図はスキー
収納箱の一部斜視図、全体斜視図及び一部断面図
である。 なお図において、7……スキー収納箱本体、8
……開口部、9……蓋体、A,A′……回転中心、
19,20……通孔、25,26……通気孔であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱状のロープウエイ搬器の進行方向に関して側
    方の面壁に、蓋体により開閉可能とされる開口部
    を有する箱状のスキー収納箱本体を着脱可能に装
    着し、このスキー収納箱本体の前記面壁に相対す
    る側面には、前記開口部がロープウエイ搬器の進
    行方向に向かうようにスキー収納箱本体を装着し
    た際に、前記ロープウエイ搬器の面壁に設けた通
    気孔と合致する位置に通孔を設けて成るロープウ
    エイ搬器のスキー収納箱。
JP3231184U 1984-03-08 1984-03-08 ロ−プウエイ搬器のスキ−収納箱 Granted JPS60144561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3231184U JPS60144561U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 ロ−プウエイ搬器のスキ−収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3231184U JPS60144561U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 ロ−プウエイ搬器のスキ−収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144561U JPS60144561U (ja) 1985-09-25
JPH039493Y2 true JPH039493Y2 (ja) 1991-03-08

Family

ID=30533708

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3231184U Granted JPS60144561U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 ロ−プウエイ搬器のスキ−収納箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4651846B2 (ja) * 2001-04-10 2011-03-16 日本ケーブル株式会社 ゴンドラリフトのスキーラック

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JPS60144561U (ja) 1985-09-25

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