JPH0669095U - 冷凍艙内ハッチカバー - Google Patents

冷凍艙内ハッチカバー

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JPH0669095U
JPH0669095U JP1689093U JP1689093U JPH0669095U JP H0669095 U JPH0669095 U JP H0669095U JP 1689093 U JP1689093 U JP 1689093U JP 1689093 U JP1689093 U JP 1689093U JP H0669095 U JPH0669095 U JP H0669095U
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JP
Japan
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panel
board
joists
chamfered
air duct
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JP1689093U
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JPH0734788Y2 (ja
Inventor
良穂 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミーティング部のパネル、風路根太および簀
の子板を干渉させることなく、開閉時の手間の簡便さを
提供しようとするものである。 【構成】 パネル3のミーティング部の片方端は、フラ
ップ式の簀の子板14が簀の子板6へヒンジ16で設け
られ、該簀の子板14の先端は片刃状に面取りをし、相
対する簀の子板6の先端も片刃状に面取りがされ、該簀
の子板14の下部の風路根太4は、先端が斜めに面取り
され、回動しても多端の風路根太4に干渉しないように
形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷凍船の貨物艙内に配設するハッチカバーのミーティング部の風 路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の冷凍船の貨物艙は、図3に示すように、甲板31により多層に 区切られ、下層の甲板上に貨物を積み込み又は下層甲板から積み卸しするために 、ハッチカバー32が開閉されるようになっていた。
【0003】 ハッチカバー32は、前後各々2枚ずつのパネル33に分かれ、両舷のヒンジ 37を中心に回動し、ヒンジ38がヘ字形に屈曲し、パネル33の先端両舷に軸 着されたローラ39が両舷のレール40を転動し、開閉するようになっていた。
【0004】 該パネル33上には風路根太34が適当な間隔で固着され、隣のパネル33上 の風路根太34および甲板31上の風路根太35は並列され、該風路根太34、 35上には簀の子板36が敷設されていた。
【0005】 パネル33のエンド部は、底板付きの風路根太41に簀の子板42が敷設され 、パネル33の開閉時は、ヒンジ43を中心に、事前にはね上げるようになって いた。
【0006】 パネル33のミーティング部は、ポータブル式の風路44が設けられており、 該風路44は風路根太と簀の子板が一体化されたものとなっていた。
【0007】 また、冷風は、矢印45の方向に流れ、風路から簀の子板36をくぐり抜け、 貨物を冷却するようになっていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、ハッチカバーはパネル、風路根太および簀の子板 と厚みがあり、ミーティング部は開閉時に各々のヒンジを中心にして回動させる とお互いの風路根太および簀の子板が干渉するので、ミーティング部の風路を風 路根太と簀の子板を一体化したポータブル式であったがため、重量があり、開閉 時に持ち運びに手間を要し、氷点下30度の作業場所であり、危険性を伴ってい た。
【0009】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、ミーティング部のパネル、風路根太および簀の子 板を干渉させることなく、開閉時の手間の簡便さを提供しようとするものである 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、ミーティング部の風路根太の端部の 片方を傾斜させ、片方のパネルが回動しても他方に干渉させず、簀の子板の片方 端は回動しながらスライドし、他方の簀の子板を干渉しないようにする。
【0011】
【作用】
この考案は、ミーティング状態からパネル回動初期にかけて相手側に接近する 分だけの風路根太の端部を面取りし、相手側の風路根太に接触させず、簀の子板 の片方端をフラップ構造とし、接近すればヒンジを中心に回動しながらスライド し、お互いを干渉することなくスムーズに開閉する。
【0012】
【実施例】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1および図2に示すように、冷 凍船の貨物艙は、甲板1により多層に区切られ、下層の甲板に貨物を積み卸する ために、ハッチカバー2が開閉されるようになっている。
【0013】 ハッチカバー2は、前後各々2枚ずつのパネル3に分かれ、両舷のヒンジ7を 中心に回動し、ヒンジ8がヘ字形に折れ、パネル3の先端両舷に軸着されたロー ラ9が両舷のレール10を転がり、開閉するようになっている。
【0014】 該パネル3上には風路根太4が適当な間隔で固着され、隣のパネル3上の風路 根太4および甲板1上の風路根太5は並列され、該風路根太4、5上には簀の子 板6が敷設されている。
【0015】 パネル3のエンド部は、底板付きの風路根太11に簀の子板12が敷設され、 パネル3の開閉時は、ヒンジ13を中心に、事前にはね上げるようになっていた 。
【0016】 パネル3のミーティング部の片方端は、フラップ式の簀の子板14が簀の子板 6へヒンジ16で設けられ、該簀の子板14の先端は片刃状に面取りをし、相対 する簀の子板6の先端も片刃状に面取りがされている。
【0017】 該簀の子板14の下部の風路根太4は、先端が斜めに面取りされ、回動しても 多端の風路根太4に干渉しないように形成している。
【0018】 また、冷風は、矢印15の方向に流れ、風路から簀の子板6をくぐり抜け、貨 物を冷却するようになっている。
【0019】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 この考案は、風路根太4は、先端が斜めに面取りされ、フラップ式の簀の子板 を設けることにより、前後いずれかのパネルを開閉しても互いが干渉することな く、簀の子板はスライドし、ミーティング部の風路を持ち運ぶことなく、作業の 簡素化と、安全性を増した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のハッチカバーの閉の状態を側断面図
で略示したものである。
【図2】この考案のハッチカバーの開の途中状態を拡大
側断面図で略示したものである。
【図3】従来のハッチカバーの閉の状態を側断面図で略
示したものである。
【符号の説明】
1 甲板 2 ハッチカバー 3 パネル 4 風路根太 5 風路根太 6 簀の子板 7 ヒンジ 8 ヒンジ 9 ローラ 10 レール 11 風路根太 12 簀の子板 13 ヒンジ 14 簀の子板 15 矢印 16 ヒンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍船の貨物艙は、甲板1により多層に
    区切られ、下層甲板上に貨物を積み込み又は下層甲板上
    から積み卸しするために、ハッチカバー2は、前後各々
    2枚ずつのパネル3に分かれ、両舷のヒンジ7を中心に
    回動し、ヒンジ8がヘ字形に屈曲し、パネル3の先端両
    舷に軸着されたローラ9が両舷のレール10上を転動す
    ることによって開閉し、該パネル3上には風路根太4が
    適当な間隔で固着され、隣接するパネル3上の風路根太
    4および甲板1上の風路根太5は並列に配設され、該風
    路根太4、5上には簀の子板6が敷設される冷凍船のハ
    ッチカバーにあって、パネル3のミーティング部の片方
    端は、フラップ式の簀の子板14が簀の子板6へヒンジ
    16で設けられ、該簀の子板14の先端は片刃状に面取
    りをし、相対する簀の子板6の先端も片刃状に面取りが
    され、該簀の子板14の下部の風路根太4は、先端が斜
    めに面取りされていることを特徴とする冷凍艙内ハッチ
    カバー。
JP1689093U 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー Expired - Lifetime JPH0734788Y2 (ja)

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JP1689093U JPH0734788Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー

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JP1689093U JPH0734788Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 冷凍艙内ハッチカバー

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Publication Number Publication Date
JPH0669095U true JPH0669095U (ja) 1994-09-27
JPH0734788Y2 JPH0734788Y2 (ja) 1995-08-09

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ID=11928766

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JPH0734788Y2 (ja) 1995-08-09

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