JP2501087Y2 - 保冷ロ−ルアップドアのパネル構造 - Google Patents

保冷ロ−ルアップドアのパネル構造

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JP2501087Y2
JP2501087Y2 JP1991029857U JP2985791U JP2501087Y2 JP 2501087 Y2 JP2501087 Y2 JP 2501087Y2 JP 1991029857 U JP1991029857 U JP 1991029857U JP 2985791 U JP2985791 U JP 2985791U JP 2501087 Y2 JP2501087 Y2 JP 2501087Y2
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panel
hinge
wall
groove
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和夫 谷
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は断熱構造を施したシャッ
タ−扉の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍庫,冷蔵庫あるいはバン型車両の荷
物搬出口にとりつけられている断熱構造を施したシャッ
タ−扉について、以下バン型車両を例にとり、図3〜図
6を参照して説明する。
【0003】内部が中空で巾広角管状に押出し成形され
た合成樹脂製のパネルaの中空内部にはウレタンフォ−
ム等の断熱材が充填されている。このようなパネルa・
・・が上下に並設され、隣接するパネルa,a・・・は
蝶番b(図5)を介して回動可能に結合されて、シャッ
タ−扉を構成している。そして前記回動可能な結合部の
両側端に案内ロ−ラc(図4)が取付けられ、バン型車
両の荷箱開口部の隅柱dに沿って垂直に延びる垂直部e
1と、天井下部で所定長さまで延長した水平レ−ルe2
で構成される案内レ−ルeに案内されて巻取装置fによ
って上下に開閉されるようになっている。
【0004】このような従来のシャッタ−扉は、(1)上
下に隣接するパネルaとaが水平面で対向する構造(図
5)であったので、この部分から雨水が内部に浸入し、
又庫内からは冷気が逃げ易くなっていた。(2)上下パネ
ルaとaとの蝶番bが庫内側に突起として存在するた
め、積荷に接触し、破損事故の原因となる。(3)シャッ
タ−扉の開閉時、上下に隣接するパネルa,aは天井近
くでわん曲しながら開閉されるが、この時上下に隣接す
るパネルの接合面は大きく口を開いた状態となり(図
5)、扉を閉めるときこの部分で手を挟む恐れがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】シャッタ−扉の上下に
隣接するパネルの接合面を改良し、気密性の向上並びに
手を挟む等の不慮の事故防止、さらには断熱性能の向上
を計ったシャッタ−扉を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】 最上段パネルP1 と1
個又は複数個の中間部の断熱パネルP2及び最下段の断
熱パネルP3とを蝶番を介して接合した断熱シャッタ−
扉において、上下に隣接して結合される各パネルは中空
成形体よりなり、各パネルの接合部外側に向って下に
傾く傾斜底面2と傾斜頂面11が対接し、上下対接する
上側のパネルの外側壁1の下端には、下向突縁3が設け
られており、傾斜底面2には下向突縁3の近傍にガスケ
ット5を挿着する凹溝4を有し、傾斜底面2の略中間部
には水切用の凹溝6が、傾斜底面の上端には蝶番8の枢
支部8cが嵌る円弧状凹溝7が形成され、又内側壁10の
下部には一方の蝶番片8aが固着される段状凹部9が設け
られており、下側のパネルの頂面も傾斜頂面11となっ
ており、外側壁の上端には前記下向突縁3に対応する水
平段部12が形成され、傾斜頂面11の頂部には蝶番8
の枢支部8cが嵌る円弧面13が形成され、該円弧面13
の下部には他方の蝶番片8bが固着される段状凹部14が
設けられ、該段状凹部14の中央部には、ロ−ラ軸1
5′が嵌着される凹溝16が形成されている。
【0007】
【実施例】図1及び図2に基いて説明する。さて、断熱
パネルPは最上段パネルP1と1つ又は複数個の中間パ
ネルP2及び最下段パネルP3とで組立てられている。
【0008】 最上段パネルP1 は中空の成形体よりな
り、下端が外側に向って下に傾斜している。外側壁1
下端には、下向突縁3が設けられている。又、傾斜底
2には下向突縁3の近傍に凹溝4を設けてあり、こゝに
ガスケット5が挿着される。傾斜底2の略中間部には
水切用の凹溝6が形成され、これによって毛細管作用に
よって上昇する水をこゝで止めることができる。傾斜底
面2の傾斜角度θ(図2)は35°前後が理想である。
【0009】 反対側の隅部、即ち傾斜底2の上端に
は円弧状凹溝7が形成してある。これは後記する蝶番8
の枢支部8cがこゝに嵌まるようになっている。9は内側
壁10の下部に設けた段状凹部で、この段状凹部9に一
方の蝶番8aが固着される。なお中間パネルP2の下部
も以上の構造と同様である。
【0010】 中間パネルP2及び最下段パネルP3の上
端の頂面も傾斜頂面11となっている。外側壁の上端即
ち傾斜面11の外側下端には最上段パネルP1 の下向
突縁3に対応する水平段部12が形成されている。傾斜
面11の頂部には円弧面13が形成されており、蝶番
8の枢支部8cがこゝに嵌るようになっている。最上段パ
ネルP1 と同様に円弧面13の下部には段状凹部14が
設けられ、この段状凹部14にはもう一方の蝶番片8bが
固着される。
【0011】中間パネルP2及び最下段パネルP3の内側
壁側に設けた円弧面13と連設される段状凹部14に
は、ロ−ラ15のロ−ラ軸15′が嵌着される凹溝16
が形成されている。ロ−ラ15はシャッタ−扉の両側に
取付けられる。そして両側端の蝶番8は一方の蝶番片8b
が長くなっていて、この長い蝶番片8bがロ−ラ軸15′
を押える機能をも有している。巾方向中間部分に取付け
られる蝶番8は上下同一形状の蝶番片でできている。又
両側端の一方が長い蝶番片を有する蝶番を巾方向に取付
けることも勿論できる。
【0012】最下段パネルP3の下端ロ−ラ軸15′は
こゝに蝶番がないので、単に帯板17をパネルの段状凹
部9に取付けるだけである。
【0013】
【効果】 上段パネルとこれと連接される下段パネル
外に傾斜する傾斜と傾斜頂面で対接するようにした
ので、外から内への雨水の浸入を防止できる。又開・閉
動作途中における接合部の開き角度も極めて小さくでき
るので、シャッタ−扉開閉時に、この開口部に手を挟ま
れる危険も避けられる。
【0014】 又上下に隣接するパネルを回動可能に結
合する蝶番の蝶番片を、断熱パネル内側壁に設けた段
部に固着したので、シャッタ−扉の内側壁面が上下に
面一となり、内面に突起物が存在せず、積荷の破損を防
止できると共に、中間ロ−ラ交換作業蝶番片の一方の
みを外すだけでできるので、保繕作業が容易となる。
【0015】 上下に隣接するパネルの接合面を傾斜面
とし、かつ、ガスケット4を嵌めたので、熱伝導がそれ
だけしにくくなり、断熱性能の向上に寄与できる。さら
に傾斜底面に凹溝6を設けたので、これにより外側から
傾斜面に沿って上昇する雨水を完全にこゝで止めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保冷ロ−ルアップドアの断面図。
【図2】上下パネルの接合部拡大断面図。
【図3】公知ロ−ルアップドアの正面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】従来型の上下パネル接合部の斜視図。
【図6】同じく上下パネル接合部のシ−ル構造を示す断
面図。
【符号の説明】
1 最上段断熱パネル P2 中間部断熱パネル P3 最下段断熱パネル 1 外側壁 2 傾斜底 3 下向突縁 4 凹溝 5 ガスケット 6 上向凹溝 7 円弧面 8 蝶番 9 段状凹部 10 内側壁 11 傾斜面 12 水平段部 13 円弧面 14 段状凹部 15 ロ−ラ 15′ ロ−ラ軸 16 凹溝 17 帯板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最上段パネル(P1)と1個又は複数個の
    中間部の断熱パネル(P2)及び最下段の断熱パネル
    (P3)とを蝶番を介して接合した断熱シャッタ−扉にお
    いて、上下に隣接して結合される各パネルは中空成形体
    よりなり、各パネルの接合部外側に向って下に傾く傾
    底面(2)と傾斜頂面(11)が対接し、上下に対接する上
    側のパネルの外側壁(1)の下端には、下向突縁(3)が設
    けられており、傾斜底面(2)には下向突縁(3)の近傍に
    ガスケット(5)を挿着する凹溝(4)を有し、傾斜底面
    (2)の略中間部には水切用の凹溝(6)が、傾斜底面の上
    端には蝶番(8)の枢支部(8c)が嵌る円弧状凹溝(7)が形
    成され、又内側壁(10)の下部には一方の蝶番片(8a)が固
    着される段状凹部(9)が設けられており、下側のパネル
    の頂面も傾斜頂面(11)となっており、外側壁の上端には
    前記下向突縁(3)に対応する水平段部(12)が形成され、
    傾斜頂面(11)の頂部には蝶番(8)の枢支部(8c)が嵌る円
    弧面(13)が形成され、該円弧面(13)の下部には他方の蝶
    番片(8b)が固着される段状凹部(14)が設けられ、該段状
    凹部(14)の中央部には、ロ−ラ軸(15′)が嵌着される
    凹溝(16)が形成されていることを特徴とする保冷ロ−ル
    アップドアのパネル構造。
JP1991029857U 1991-04-04 1991-04-04 保冷ロ−ルアップドアのパネル構造 Expired - Lifetime JP2501087Y2 (ja)

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JPH0569290U JPH0569290U (ja) 1993-09-21
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