JPS5929117Y2 - 横桟型雨戸における通気孔開閉装置 - Google Patents

横桟型雨戸における通気孔開閉装置

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JPS5929117Y2
JPS5929117Y2 JP15571276U JP15571276U JPS5929117Y2 JP S5929117 Y2 JPS5929117 Y2 JP S5929117Y2 JP 15571276 U JP15571276 U JP 15571276U JP 15571276 U JP15571276 U JP 15571276U JP S5929117 Y2 JPS5929117 Y2 JP S5929117Y2
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JP
Japan
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shaft
bearing piece
movable bearing
space
side frame
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JP15571276U
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English (en)
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JPS5373754U (ja
Inventor
清 西田
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は横桟型雨戸の通気孔開閉装置に関する。
横桟型雨戸は、横方向に延びる凸条部及び凹条部を縦に
交互に連らねてなる縦断面略波形状の面板の左右両側部
に断面コ字形を有する左右側枠体を装着してなるもので
あるが、面板の所要部に通気用の孔が穿設しである場合
には、台風時とか冬季にはその通気孔を介して室内に雨
風が吹き込んだり冷気が侵入してくるという欠点があり
、他方、通気用の孔がない場合には、通気性に欠けるた
め、夏季にはむし暑いという欠点がある。
本考案は上記に鑑み、必要に応じて簡単に通気孔を開閉
することのできる通気孔開閉装置を提供することを目的
としている。
以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は横桟型雨戸を示すもので、この雨戸は、横方向
に延びる凸条部1及び凹条部2を縦に交互に連続形成し
てなる縦断面略波形状の面板3と、この面板3の左右両
側部に嵌装されてビス4で該面板3に固定された断面コ
字形の側枠体5,5と、面板3の上端及び下端に取付け
られたビス6で前記側枠体5に固定された上框7及び下
框8とで構成されており、この第1図には示していない
が面板3の下方部には複数個の通気孔9・・・・・・が
間隔をおいて穿設されている(第2図参照)。
第1図は面板3の内側面(室内に面する側)を示してい
るが、この面板3下方部の通気孔穿設域(通気孔9・・
・・・・が穿設されている面板3の部分)にはこの穿設
域を被うような遮蔽パネル10が備えてあって、この遮
蔽パネル10の上下両端には第1軸11及び第2軸12
が装着されており、第1軸11は通気孔穿設域上部の1
つの凹条部2に沿って配置され、第2軸12は該通気孔
穿設域下部の1つの凹条部2に沿って配置されている。
そして、第2図に示すように第1軸11の両端には固定
軸受ピース13,13が取付けてあり、各軸受ピース1
3は面板3の凹条部2端部と側枠体5との間に形成され
る空間に嵌合されて例えばビス(図外)で個定されてい
る。
第1軸11は固定軸受ピース13に回動自在の状態に軸
承されている。
より具体的に説明すると、第1軸11の端部11 aが
断面半円形に形成されていて、この半円形端部11 a
が固定軸受ピース13の軸穴13aに回動自在に挿入さ
れている。
一方、第2軸12の両端には可動軸受ピース14゜14
が設けられている。
各可動軸受ピース14は、図示の通り、凹条部2の端部
ど側枠体5との間に形成される空間内に嵌合した状態に
おいて側枠体5よりも雨戸中央側へ突出した突出部分1
4bを有し、この突出部分14bにて第2軸12を回動
自在ならびに摺動自在に軸承している。
即ち、第2軸12の端部は、可動軸受ピース14の軸穴
14aのうち、前記突出部分14 bに形成される軸穴
部分14Cに回動自在ならびに摺動自在に挿入されてい
る。
そして、この摺動により、可動軸受ピース14を、前記
空間内に嵌合した状態と該空間内から離脱した状態とに
切換えるべく構成しである。
尚、この実施例では、可動軸受ピース14の前記突出部
分14b力呵動軸受ピニス14の前記空間内に嵌合する
部分よりも側枠体5の厚みdに相当する分だけ内側へも
、つまり、室内側へも突出していて(突出量を図中Pで
示す)、この室内側への突出部が、第2図に示す如く、
可動軸受ピース14を前記空間内に嵌合したとき、側□
枠体5の端縁に係止されるようになっている。
軸受ピース13,14はプラスチック材で一体成形され
ており、また、第1゜第2軸11,12は丸棒材、遮蔽
パネル10は鋼板で夫々形成されており、そしてパネル
10には補強のためのリブ10 aが複数個、形成され
ている。
第4図は上述したような構成よりなる通気孔開閉装置の
使用状態を示すもので、通気孔閉鎖時には遮蔽パネル1
0、可動軸受ピース14は同図の実線で示される位置に
あって通気孔9・・・・・・から室内(図の右側)へ侵
入してくる外気を遮断している。
そして通気孔9・・・・・・を開放させる場合には、第
2軸12両端にある可動軸受ピース14,14をその凹
条部2に沿って内方向に即ち互いに近づく方向に摺動さ
せて凹条部端部と側枠体5の間から離脱させそしてこの
可動軸受ピース14,14を前記凹条部2から離脱させ
、第4図に示すように、該軸受ピース14,14、第2
軸12及び遮蔽パネル10を、第1軸111を中心とし
て上方へ180°回転させ、前記軸受ピース14,14
及び第2軸12を、左右の側枠体5,5間で且つ上方の
応当する凹条部2の位置まで持ち来たしそしてこの第2
軸12の可動軸受ピース14゜14をその凹条部2内に
係合させその後該軸受ピース14,14を凹条部に沿っ
て外方へ即ち互いに遠ざかる方向に摺動させて該凹条部
端部と側枠体5の間の空間に嵌合させることにより、パ
ネル10は通気孔開放位置に保持される。
この開放位置における可動軸受ピース14、第2軸12
及びパネル10は第4図中に仮想線で示しである。
尚、上記実施例において、通気孔穿設域の上部に第1軸
を、下部に第2軸を夫々配し、通気孔開放時には遮蔽パ
ネルを上向きに反転させるように構成しであるが、本考
案はこれに限られるものではなく、通気孔穿設域の下部
に第1軸を、上部に第2軸を夫々配し、通気孔開放時に
は、遮蔽パネルを下向きに反転させるようにしてもよい
又、一枚の雨戸に、本考案にかかる通気孔開閉装置を複
数個、設けてもよい。
以上の実施例から明らかな通り、本考案は、横方向に延
びる凸条部及び凹条部を縦に交互に連らねてなる面板の
左右両側部に断面コ字形を有する左右の側枠体を装着し
てあり且つ該面板の所要部に複数個の通気孔を穿設しで
ある横桟型雨戸において、前記面板の内側における通気
孔穿設域の上部又は下部に前記凹条部の1つに沿って第
1軸を配し、この第1軸の両端には固定軸受ピースを取
付けて、該固定軸受ピースにて第1軸を回動自在の状態
に軸承し、この固定軸受ピースは前記凹条部の端部と前
記側枠体の間に固定し、一方、通気孔穿設域の下部又は
上部の1間条部に沿って第2軸を配し、この第2軸の両
端には゛、前記凹条部の端部と前記側枠体との間の空間
内に嵌合した状態において前記側枠体よりも雨戸中央側
へ突出した突出部分を有する可動軸受ピースを設けて、
該可動軸受ピースの前記突出部分にて第2軸を回動自在
ならびに摺動自在に軸承し、この摺動により可動軸受ピ
ースを前記空間内に嵌合した状態と該空間内から離脱し
た状態とに切換自在となし、さらに、前記第1軸と第2
軸に遮蔽パネルを張設してあり、通気孔開放時には前記
可動軸受ピースを第2軸及び凹条部に沿って内向きに摺
動させて前記空間より離脱させてから前記第2軸及び前
記遮蔽パネルを前記第1軸を中心として上向き又は下向
きに反転させて第2軸の可動軸受ピースを上方又は下方
に応当する凹条部の1つに係合させた後、該可動軸受ピ
ースを第2軸及び凹条部に沿って外向きに摺動させてそ
の凹条部端部と前記側枠体との間の空間に嵌合せしめる
ように構成したものである。
従って、本考案の通気孔開閉装置によれば、通気の要、
不要に応じ通気孔を開閉することができるので建物の居
住性が良くなる。
しかも、台風時には通気孔を閉じて風雨を防ぐことがで
き、又、夏の夜などにおいて室内側のガラス戸を開け、
雨戸の通気孔を開くことにより、不要心の心配なく風を
通すことができる。
特にこの開閉装置では遮蔽パネルを反転させる構成であ
るから操作も簡単であって余分なスペースを必要としな
い。
また可動軸受ピースを面板の凹条部に沿って摺動させそ
して凹条部端部と側枠体の間の空間部に嵌合させるよう
にしているので、遮蔽パネルを開放又は閉鎖位置に確実
に固定できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は横桟型
雨戸の全体を示す斜視図、第2図は通気孔開閉装置の設
置状態を示す斜視図、第3図は軸と軸受ピースの取付状
態を示す斜視図、第4図は通気孔開閉装置の使用状態を
示す断面図である。 1・・・・・・凸条部、2・・・・・・凹条部、3・・
・・・・面板、5・・・・・・側枠体、9・・・・・・
通気孔、10・・・・・・遮蔽パネル、11・・・・・
・第1軸、12・・・・・・第2軸、13・・・・・・
固定軸受ピース、14・・・・・・可動軸受ピース、1
4b・・・・・・突出部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横方向に延びる凸条部及び凹条部を縦に交互に連らねて
    なる面板の左右両側部に断面コ字形を有する左右の側枠
    体を装着してあり且つ該面板の所要部に複数個の通気孔
    を穿設しである横桟型雨戸において、前記面板の内側に
    おける通気孔穿設域の上部又は下部に前記凹条部の1つ
    に沿って第1軸を配し、この第1軸の両端には固定軸受
    ピースを取付けて、該固定軸受ピースにて第1軸を回動
    自在の状態に軸承し、この固定軸受ピースは前記凹条部
    の端部と前記側枠体9間に固定し、一方、通気孔穿設域
    の下部又番、よ上部の1!!1条部に沿って第2軸を配
    し、この第2軸の両端には、前記凹条部の端部と前記側
    枠体との間の空間内に嵌合した状態において前記側枠体
    よりも雨戸中央側へ突出した突出部分を有する可動軸受
    ピ、−スを設けて、該可動軸受ピースの前記突出部分に
    て第2軸を回動自在ならびに摺動自在に軸承し、この摺
    動により可動軸受ピースを前記空間内に嵌合1した状態
    と該空間内から離脱した状態とに切榛自在となし、さら
    に、前記第1軸と第2軸には遮蔽パネルを張設してあり
    、通気孔開放時には前記可動軸受ピースを第2軸及び凹
    条部に沿って内向きに摺動させて前記空間より離脱させ
    てから前記第2軸及び前記遮蔽パネルを前記第1軸を中
    心として上向き又は下向きに反転させて第2軸の可動軸
    受ピースを上方又は下方の応当する凹条部の1つに係合
    させた後、該可動軸受ピースを第2軸及び凹条部に沿っ
    て外向きに摺動させてその凹条部端部と前記側枠体との
    間に空間に嵌合せしめるように構成してなる横桟型雨戸
    における通気孔開閉装置。
JP15571276U 1976-11-20 1976-11-20 横桟型雨戸における通気孔開閉装置 Expired JPS5929117Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5373754U JPS5373754U (ja) 1978-06-20
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