JPS6319518Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319518Y2
JPS6319518Y2 JP19622882U JP19622882U JPS6319518Y2 JP S6319518 Y2 JPS6319518 Y2 JP S6319518Y2 JP 19622882 U JP19622882 U JP 19622882U JP 19622882 U JP19622882 U JP 19622882U JP S6319518 Y2 JPS6319518 Y2 JP S6319518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
edge frame
lid
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19622882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59102892U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19622882U priority Critical patent/JPS59102892U/ja
Publication of JPS59102892U publication Critical patent/JPS59102892U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6319518Y2 publication Critical patent/JPS6319518Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、戸袋、詳しくは戸先妻板に形成した
戸出し口を開閉する装置に関するものである。
従来一般に、戸袋の戸先妻板には戸出し口とな
る切欠部を形成し、この戸出し口より手を戸袋内
に差し込んで、戸袋内に収納した雨戸を引き出し
ている。
しかし、戸先妻板に戸出し口を形成しただけで
あると、戸出し口より雨水、ゴミ等が戸袋内に入
り易く、戸袋内を早期に腐蝕したり、汚したりし
てしまうと共に、強風時には戸出し口からも風が
戸袋内に入り、戸袋内に収納した雨戸がガタツク
原因となり、さらには、冬期においては戸出し口
からの空気の出入のために戸袋からの熱損失が大
きくなつてしまう等種々の不具合を有する。
そこで、実開昭54−47248号公報に示すように、
戸先妻板に形成した戸出し口となる切欠部に、蓋
体を蝶番によつて開閉自在に枢着取付け、雨戸を
引き出す場合には蓋体を揺動して戸出し口を開放
し、通常時には蓋体によつて戸出し口を閉塞する
ようにした装置が知られている。
しかし、この構造であると、蝶番を戸先妻板と
蓋体とに連結せねばならず蓋体の取付けが面倒で
あると共に、蓋体が強風雨によつてガダツクこと
があり、さらには蝶番が外部に露出するので、外
観上好ましくないと共に、蓋体を揺動した時に切
欠部が露出するから、戸出し口より戸袋内に手を
差し込んだ際に、切欠部端面によつて手を傷つけ
易く危険であるとの不具合を有する。
また、実公昭55−29661号公報に示された様に、
戸先妻板の外端部に、引出口(戸出し口)を開閉
する開閉体を蝶番により開閉自在に取付けた装置
が知られているが、この構造であつても前述と同
様な不具合を有すると共に、蝶番全体が外部に露
出してしまうので、外観が著しく悪くなつてしま
う。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、戸袋の戸出し口を開閉体で開閉
できると共に、その開閉体を簡単に取付けでき、
さらには強風等によつてガタツクことがないと共
に、外観を良好にでき、その上雨戸の出し入れの
際に手を傷つけることがなくて安全である戸袋を
提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図、第2図は戸袋の縦断面図、横断面図で
あり、建物外壁Aには天板1、地板2、戸先妻板
3、戸尻妻板4が方形状に枠組みされて取付けら
れ、天板1、地板2、戸先妻板3、戸尻妻板4の
室外側には鏡板5が取付けてある。
前記戸先妻板3は、内外壁3a,3bと室内、
外連結壁3c,3dと中間連結壁3eとによつて
第1、第2中空部3′,3″を有する中空長尺材と
なり、アルミ材により押し出し成形してあると共
に、建物外壁A側の補助戸先妻板6と室内連結壁
3cとの間に雨戸出し入れ口7を構成している。
前記戸先妻板3の上下方向中間には、雨戸出入
り口7に開口した切欠部8が形成されて戸出し口
となり、該切欠部8には開閉体Bが取付けてあ
る。
該開閉体Bは、切欠部8に沿つて取付けられる
略コ字状の縁枠10と、該縁枠10に回動自在に
枢着された蓋体20とより成り、前記切欠部8、
つまり戸出し口を開閉自在としてある。
前記縁枠10は、縦壁11と上下横壁12,1
3とによつて、前記切欠部8の縦切断面8a、上
下横切断面8b,8cに嵌まり込む略コ字状の本
体14と、本体14を構成する各壁11,12,
13の幅方向一端側に一体形成した外向縦フラン
ジ15、外向上下横フランジ16,17とにより
上下対称形状となり、樹脂材で成型してあると共
に、各外向フランジ15,16,17が外壁3b
に当接するように切欠部8に沿つて嵌め込まれ、
外向上下横フランジ16,17の孔16a,17
aよりビス16b,17bを外壁3bに螺合して
固着してある。
前記各壁11,12,13の幅方向他端側に
は、内向縦フランジ11a、内向上下横フランジ
12a,13aが一体形成されていると共に、幅
広なる縦、上下横平滑内面11b,12b,13
bを有し、縦、上下横平滑内面11b,12b,
13bはコ字状となつて蓋体20の取付開口部を
構成していると共に、上下横壁12,13の長手
方向における縦壁11側端には、ヒンジ部材取付
開口18がそれぞれ形成され、該ヒンジ部材取付
開口18の対向内壁18a,18aには突条18
b,18bが一体形成してあり、突条18bの端
面とヒンジ部材取付開口18の内側内壁18cと
の間に隙間tがあると共に、上下横壁12,13
におけるヒンジ部材取付開口18と対向した幅方
向他端位置には、孔19を有する突出壁12c,
13cが一体形成してある。
前記蓋体20は蓋本体21の上下に上下小口キ
ヤツプ22,22を取付けた上下対称形状とな
り、蓋本体21は、長手方向一端部21aが略半
円形に彎曲して略半円形凹条部23を形成し、中
間部21bが薄肉板状となり、他端部21cが鈎
形に折曲し、かつ他端に横壁24を一体形成した
上下対称形状となつて、アルミ材により押し出し
成形してある。
前記小口カバ22は、蓋本体21の上下端面2
1′に当接する板状体25と、板状体25の長手
方向一端に一体形成した半円形突起26と、板状
体25の下面に一体形成した縦壁27とを備え、
樹脂材により成形してあると共に、半円形突起2
6が略半円形凹条部23に嵌合し、縦壁27が中
間部21b、他端部21cの内側面に当接するよ
うに蓋体本体21の小口に嵌め込められ、板状体
25の孔28よりビス28aを、蓋本体21の他
端部21cに形成したビスホール29に螺合して
固着してあると共に、前記半円形突起26部分に
は縦方向の孔30が形成され、さらに板状体25
の長手方向中間部には突起31が形成してある。
そして、蓋体20は縁枠10の取付開口内に取
付けられ、ヒンジ部材取付開口18に取付けたヒ
ンジ部材40で回動自在に枢着される。
該ヒンジ部材40は、縦ピン41を備えた横片
42と縦片43とによりL型となり、横片42を
一対の突条18b,18bに当接し、かつ縦片4
3を隙間tより下方に挿通させるようにしてヒン
ジ部材取付開口18内に嵌め込み、その縦ピン4
1を孔30に嵌合すると共に、孔19よりビス1
9aを縦片43のビス孔44に螺合して固着して
ある。
しかして、縁枠10を切欠部8に取付けること
で開閉体Bを戸先妻板3に取付けし、この状態で
蓋体20によつて縁枠10の取付開口部を閉じる
と、蓋体20の上下小口キヤツプ22,22が縁
枠10の上下横平滑面12b,13bに合致し、
かつ上下小口キヤツプ22,22が縁枠10の上
下横壁12,13の内向フランジ12a,13a
に当接して蓋体20が縁枠10内に収納されると
共に、蓋体20の上下小口キヤツプ22,22に
形成した突起31,31が、縁枠10の上下横壁
12,13の上下横平滑面12b,13bに圧接
して蓋体20を閉じた状態に保持する。
つまり、突起31と上下横平滑面12b,13
bが蓋体20を閉じた時の係合部となつて、蓋体
20を閉じた状態で保持し、強風等によつて蓋体
20がガタツクことがないようにしてある。
また、縁枠10と蓋体20とを回動自在に枢着
するヒンジ部材40は、縁枠10の上下横壁1
2,13のヒンジ部材取付開口18内に設けてあ
るから、外部に露出することがなく、外観が良い
と共に、蓋体20の縦方向の孔30内に縦ピン4
1を嵌合したから、蓋体20を回動する際の抵抗
は蝶番に比較して小さくなり、蓋体20を軽く、
スムーズに開閉できる。
また、開閉体Bは上下対称形状となつているか
ら、左右勝手違いの戸袋にも取付けできる。
本考案は以上の様になり、縁枠10に蓋体20
を予じめ回動自在に枢着して開閉体Bとし、この
開閉体Bの縁枠10を切欠部8に沿つて取付ける
だけで開閉体Bを切欠部8に取付けでき、開閉体
Bと戸先妻板3とに蝶番等を取付ける必要がない
から開閉体Bの取付け作業が極めて簡単となる。
また、切欠部8の切断面は縁枠10で覆われる
から、雨戸の出し入れの際に手を傷つけることが
なくて安全である。
また、係合部によつて蓋体20を閉じた状態で
保持できるから、強風等によつて蓋体20がガタ
ツクことがない。
また、ヒンジ部材40は縁枠10内に設けられ
て外部に露出しないと共に、切欠部8の切断面が
縁枠10で覆われているから、外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第2
図は戸袋の縦断面図及び横断面図、第3図は開閉
体の分解斜視図、第4図は開閉体の正面図、第5
図は平面図である。 3は戸先妻板、7は雨戸出し入れ口、8は切欠
部、10は縁枠、20は蓋体、40はヒンジ部
材、Bは開閉体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戸袋を構成する戸先妻板3に、雨戸出し入れ口
    7に開口した戸出し口となる切欠部8を形成し、
    該切欠部8に開閉体Bを取付けた戸袋において、
    前記開閉体Bを、前記切欠部8に沿つて取付けら
    れる縁枠10と、該縁枠10にヒンジ部材40を
    介して回動可能に枢着された蓋体20とより構成
    すると共に、前記ヒンジ部材40を縁枠10に、
    外部に露出しないように取付け、さらに、縁枠1
    0と蓋体20とに、蓋体20を閉じた時に係合す
    る係合部を設けたことを特徴とする戸袋。
JP19622882U 1982-12-28 1982-12-28 戸袋 Granted JPS59102892U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19622882U JPS59102892U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 戸袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19622882U JPS59102892U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 戸袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59102892U JPS59102892U (ja) 1984-07-11
JPS6319518Y2 true JPS6319518Y2 (ja) 1988-05-31

Family

ID=30421117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19622882U Granted JPS59102892U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 戸袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59102892U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59102892U (ja) 1984-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5185954A (en) Pet portal device
JPS6319518Y2 (ja)
JPS63959Y2 (ja)
JPS5923184Y2 (ja) 雨戸付サツシ
JPS6140861Y2 (ja)
JPS5838140Y2 (ja) 雨戸用竪枠取付装置
JPS6319512Y2 (ja)
JPH0328695Y2 (ja)
JPS5829258Y2 (ja) 床下換気孔一体金属製窓
JPS5825209Y2 (ja) 窓用換気扇
JP2001254573A (ja) 通気調整ドアーの外枠
JP2589536Y2 (ja) 収納室付き門柱
JPS5832540Y2 (ja) 雨戸付き外付けサツシ
JPH0336711Y2 (ja)
JPH0133738Y2 (ja)
JP2601692Y2 (ja) スラットカーテンの出入口構造
JP2545634Y2 (ja) 天窓の障子振れ止め構造
JPH0247750Y2 (ja)
JPS5830942Y2 (ja) 雨戸付き外付けサツシにおける雨戸枠
JPS6319498Y2 (ja)
JPS5840231Y2 (ja) 換気装置
JPS645040Y2 (ja)
JPH0431428Y2 (ja)
JPS6350379Y2 (ja)
JP2501087Y2 (ja) 保冷ロ−ルアップドアのパネル構造