JPH0734740A - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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JPH0734740A
JPH0734740A JP17963293A JP17963293A JPH0734740A JP H0734740 A JPH0734740 A JP H0734740A JP 17963293 A JP17963293 A JP 17963293A JP 17963293 A JP17963293 A JP 17963293A JP H0734740 A JPH0734740 A JP H0734740A
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time
door
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Keiji Tanaka
啓嗣 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解錠
し通行者により扉が閉められたときに上記電気錠を施錠
する際、上記扉が開放されてから閉じるまでの最適な長
時間扉開放時間の設定が容易に行い得る入退室管理装置
を得る。 【構成】 扉開放時間を計測する扉開放時間計測部1d
を備え、扉開放時間計測部1dによる扉開放時間が設定
された長時間扉開放時間以上となったときに警報を発す
るようにした入退室管理装置において、上記扉開放時間
計測部1dによる通行毎の扉開放時間を記憶する扉開放
時間データベース31a、扉開放時間のデータ収集期間
を設定する期間設定入力部3b、この期間設定入力部3
bによる設定期間の間、上記扉開放時間データベース3
1aに記憶された通行毎の扉開放時間の内最大値を得る
演算処理部31d、この演算処理部31dにより得られ
た扉開放時間を長時間扉開放時間として設定入力する時
間入力部3aを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通行者の通行可否を
判定する通行可否判定手段により通行可と判定された時
のみ扉の電気錠を解錠し通行者により扉が閉められたと
きに上記電気錠を施錠する際、上記扉が開放されてから
閉じるまでの扉開放時間が設定された長時間扉開放時間
以上となったときに警報を発するようにした入退室管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の入退室管理装置を示す全体
構成図である。図4(a)において、1Aと1Bを総称
する1は通行者の通行可否判定を行うカード読取機、同
様に、2Aと2Bを総称する2は上記カード読取機1に
よって制御される通行制御区間に設けられた扉の電気
錠、3は上記カード読取機1に各種データ設定する中央
処理装置である。
【0003】ここで、上記カード読取機1には、例えば
図4(b)に示すように、カードリーダ1aによる通行
者が所持するカードの読取り結果に基づいて通行者の通
行可否を判定する通行可否判定手段1bと、この通行可
否判定手段1bにより通行可と判定された時のみ、通行
制御すべき扉の電気錠2を解錠し通行者により扉が閉め
られたときに上記電気錠2を施錠する錠制御手段1c
と、上記電気錠の2の解錠信号に基づいて動作可能にな
り、扉開信号及び扉閉信号の入力に基づき上記扉が開放
されてから閉じるまでの扉開放時間を計測する扉開放時
間計測部1dと、時間入力に基づいて長時間扉開放時間
が設定される長時間扉開放時間設定部1eと、上記扉開
放時間計測部1dによる扉開放時間が設定された長時間
扉開放時間以上となったときには警報を発する警報手段
1fとが備えられている。
【0004】次に、上記構成に係る入退室管理装置の動
作を図5に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、通行者がカード読取機1でカードを読込ませ、カー
ド読取機1がその読込みデータに基づいて通行可否判定
を行い(ステップS1)、通行可と判定すると、カード
読取機1は、電気錠2を解錠する(ステップS2)。そ
の後、扉が開放されるまで待ち、一定時間以内に通行者
により扉が開放されないと再び施錠し、カード読込み待
ちとなる(ステップS3〜S5、S1)。
【0005】他方、上記一定時間以内に通行者により扉
が開放されると、扉が閉じるまで待ち、一定時間T0
内に再び通行者による操作によって扉が閉まらない場合
には、警報を発し、通行者に扉閉を促し、扉が閉まると
再び施錠し、カード読込み待ちとなる(ステップS3、
S6〜S9、S5、S1)。また、一定時間T0 以内に
通行者によって扉が閉まると再び施錠し、カード読込み
待ちとなる(ステップS7、S6、S5,S1)。
【0006】ここで、上記ステップ7における扉開放に
係る一定時間T0 は、長時間扉開放時間と呼ばれ、図6
に示すように、この長時間扉開放時間T0 は、従来の入
退室管理装置において、中央処理装置3内の時間入力部
3aにより時間入力され、カード読取機1の長時間扉開
放時間設定部1eに上記時間が送られて設定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の入退室管理装置
は以上のように構成されているので、中央処理装置3よ
り長時間扉開放時間T0 を設定しなくてはならないた
め、入退室管理装置を導入した際や扉の使用形態が変化
した際には、その使用形態に適した最適な長時間扉開放
時間が判らないため、暫定的な時間を設定し、警報が出
過ぎると、長時間扉開放時間を短く設定し直し、他方、
警報が出る前に通行者が通り過ぎてしまい、通行者に扉
を閉めてもらえない場合が多いと、長時間扉開放時間を
長く設定し直す必要があるため、扉の状態を監視して長
時間扉開放時間を暫定的に繰り返し設定する操作が必要
となり、最適な時間を設定することが難しいという問題
点がある。
【0008】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、最適な長時間扉開放時間の設定が容易に
行い得る入退室管理装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る入退室管理装置は、通行者の通行可否を判定する通行
可否判定手段により通行可と判定された時のみ扉の電気
錠を解錠し通行者により扉が閉められたときに上記電気
錠を施錠する際、上記扉が開放されてから閉じるまでの
扉開放時間を計測する扉開放時間計測部を備え、この扉
開放時間計測部による扉開放時間が設定された長時間扉
開放時間以上となったときに警報を発するようにした入
退室管理装置において、上記扉開放時間計測部による通
行毎の扉開放時間を記憶する記憶部と、扉開放時間のデ
ータ収集期間を設定する期間設定入力部と、この期間設
定入力部による設定期間の間、上記記憶部に記憶された
通行毎の扉開放時間の内最大値を得る演算処理部と、こ
の演算処理部により得られた扉開放時間を長時間扉開放
時間として設定入力する時間入力部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項2に係る入退室管理装置は、
通行者の通行可否を判定する通行可否判定手段により通
行可と判定された時のみ扉の電気錠を解錠し通行者によ
り扉が閉められたときに上記電気錠を施錠する際、上記
扉が開放されてから閉じるまでの扉開放時間を計測する
扉開放時間計測部を備え、この扉開放時間計測部による
扉開放時間が設定された長時間扉開放時間以上となった
ときに警報を発するようにした入退室管理装置におい
て、記憶期間の設定入力に基づいて上記扉開放時間計測
部による通行毎の扉開放時間を記憶する記憶部と、扉開
放時間のデータ収集期間を設定する期間設定部と、この
期間設定部による設定期間の間、上記記憶部に記憶期間
の設定入力を送出すると共に、記憶された通行毎の扉開
放時間から所定の演算に従って最大値以下で比較的上位
の扉開放時間を求める演算処理部と、この演算処理部に
より得られた扉開放時間を長時間扉開放時間として設定
入力する時間入力部とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】さらに、請求項3に係る入退室管理装置
は、通行者の通行可否を判定する通行可否判定手段によ
り通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解錠し通行者
により扉が閉められたときに上記電気錠を施錠する際、
上記扉が開放されてから閉じるまでの扉開放時間を計測
する扉開放時間計測部を備え、この扉開放時間計測部に
よる扉開放時間が設定された長時間扉開放時間以上とな
ったときに警報を発するようにした入退室管理装置にお
いて、上記扉開放時間計測部による通行毎の扉開放時間
を記憶する記憶部と、扉開放時間のデータ収集期間を定
期的に設定する期間設定入力部と、この期間設定入力部
による設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎の
扉開放時間に基づいて長時間扉開放時間を演算する定期
的に演算処理部と、この演算処理部により得られた長時
間扉開放時間を定期的に更新するために設定入力する時
間入力部とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る入退室管理装置にお
いては、扉開放時間計測部による通行毎の扉開放時間を
記憶部に記憶し、演算処理部により、期間設定入力部に
よる設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎の扉
開放時間の内最大値を得て、時間入力部によって、上記
演算処理部により得られた扉開放時間を長時間扉開放時
間として設定入力することにより、使用形態に応じた適
切な長時間扉開放時間の設定を行う。
【0013】また、請求項2に係る入退室管理装置にお
いては、設定期間のみ扉開放時間計測部による通行毎の
扉開放時間を記憶部に記憶させ、演算処理部により、期
間設定部による設定期間の間、上記記憶部に記憶された
通行毎の扉開放時間から所定の演算に従って最大値以下
で比較的上位の扉開放時間を求めて、時間入力部によっ
て、上記演算処理部により得られた扉開放時間を長時間
扉開放時間として設定入力することにより、扉が比較的
長く開けられる清掃等誤警報を発することになる誤差成
分を除去して使用形態に応じた適切な長時間扉開放時間
の設定を行う。
【0014】さらに、請求項3に係る入退室管理装置に
おいては、扉開放時間計測部による通行毎の扉開放時間
を記憶部に記憶し、演算処理部により、期間設定入力部
による設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎の
扉開放時間に基づいて長時間扉開放時間を定期的に演算
し、時間入力部によって、上記演算処理部により得られ
る更新された長時間扉開放時間を定期的に送信すること
により、使用形態の変化に応じて適切な長時間扉開放時
間が随時更新される。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1はこの発明の実施例1に係る入退室管理装
置を説明する構成図である。図1において、カード読取
機1には、従来例と同様に、通行毎の扉開放時間を計測
してその計測時間を中央処理装置3に送出する扉開放時
間計測部1dと、中央処理装置3から入力される設定時
間を長時間扉開放時間として設定する長時間扉開放時間
設定部1eとが備えられると共に、図示しないが、図6
に示すものと同様な、カードリーダ1aによる通行者が
所持するカードの読取り結果に基づいて通行者の通行可
否を判定する通行可否判定手段1bと、この通行可否判
定手段1bにより通行可と判定された時のみ、通行制御
すべき扉の電気錠2を解錠し通行者により扉が閉められ
たときに上記電気錠2を施錠する錠制御手段1cと、上
記扉開放時間計測部1dによる扉開放時間が設定された
長時間扉開放時間以上となったときには警報を発する警
報手段1fとが備えられている。
【0016】一方、中央処理装置3には、上記カード読
取機1から出力される通行毎の扉開放時間を記憶する扉
開放時間データベース31aと、扉開放時間のデータ収
集期間を設定する期間設定入力部31bと、時計部31
cと、上記扉開放時間データベース31aに記憶された
通行毎の扉開放時間に基づいて上記期間設定入力部31
bに設定された所定期間中、例えば1週間分の扉開放時
間の内、最大扉開放時間を警報を出す長時間扉開放時間
として求める演算処理部31dと、出力指示により上記
扉開放時間データベース31aの内容を印字または表示
等報知手段により出力する出力部31eと、上記演算処
理部31bによって求められた長時間扉開放時間の設定
時間を入力してカード読取機1に送出する従来と同様な
時間入力部3aとが備えられる。
【0017】従って、上記実施例1によれば、扉開放時
間計測部1dによる通行毎の扉開放時間を扉開放時間デ
ータベース31aに記憶し、演算処理部31dにより、
期間設定入力部31bによる設定期間の間、上記扉開放
時間データベース31aに記憶された通行毎の扉開放時
間の内最大値を得て、時間入力部3aによって、上記演
算処理部31dにより得られた扉開放時間を長時間扉開
放時間として、カード読取機1の長時間扉開放時間設定
部1eに設定入力することにより、使用形態に応じた適
切な長時間扉開放時間の設定を行うことができる。
【0018】実施例2.次に、図2はこの発明の実施例
2に係る入退室管理装置を示す構成図である。図におい
て、カード読取機1には、実施例1と同様に、通行毎の
扉開放時間を計測してその計測時間を中央処理装置3に
送出する扉開放時間計測部1aと、中央処理装置3から
入力される設定時間を長時間扉開放時間として設定する
長時間扉開放時間設定部1bとが備えられる。また、図
示しないが、図6に示すものと同様な、通行可否判定手
段1bと、錠制御手段1cと、警報手段1fとが備えら
れている。
【0019】一方、中央処理装置3には、実施例1と同
様な、時間入力部3aと、期間設定入力部3bと、時計
部3cの他に、期間設定入力に基づいて設定期間のみ上
記カード読取機1から出力される通行毎の扉開放時間を
記憶する扉開放時間データベース32aと、期間設定入
力部3bにより設定された期間になったとき扉開放時間
データベース32aを記憶動作可能状態にして、記憶さ
れた通行毎の扉開放時間に基づき所定の演算に従って最
大値以下で比較的上位の扉開放時間を求める演算処理部
32dとが備えられ、この演算処理部32dにより得ら
れた扉開放時間をカード読取機1に長時間扉開放時間と
して設定入力するようになっている。
【0020】ここで、上記期間設定入力部3bにより設
定される期間は、扉の使用勝手が分かる1週間または1
カ月程度であり、例えば扉が長く開けられるケースとし
ては清掃等が考えられ、清掃は1週間や1カ月毎等が考
えられる。また、上記演算処理部32dは、この設定期
間内で扉が比較的長く開けられる清掃等誤警報を発する
ことになる誤差成分を除去して、使用形態に応じた適切
な長時間扉開放時間の設定を行うべく、次に示すいずれ
かの演算に従って扉開放時間データベース32aに記憶
された通行毎の扉開放時間の内、最大時間以下で比較的
上位の扉開放時間を長時間扉開放時間として求める。
【0021】(a) 扉毎に収集したデータの標準偏差を算
出し、統計的に99%のデータが入る領域の最大時間を
長時間扉開放時間とする。 (b) 1日a回誤警報が発生するとして、収集期間をn期
間とすると、収集したデータのうち、最大時間から上位
(n×a)番目の扉開放時間を長時間扉開放時間とす
る。
【0022】このようにして、中央処理装置3で演算さ
れた扉毎の長時間扉開放時間を各カード読取機1に送信
することにより、カード読取機1は、扉開放時間が上記
長時間扉開放時間を越えたときには、扉を開放した人に
対して警報を発し、扉を閉めることを促すと共に、管理
者に警報を発する。
【0023】従って、上記実施例2によれば、設定期間
のみ扉開放時間計測部1aによる通行毎の扉開放時間を
扉開放時間データベース32aに記憶させ、演算処理部
32dにより、期間設定入力部3bによる設定期間の
間、上記扉開放時間データベース32aに記憶された通
行毎の扉開放時間から所定の演算に従って最大時間以下
で比較的上位の扉開放時間を求めて、時間入力部3aに
よって、上記演算処理部32dにより得られた扉開放時
間を長時間扉開放時間として設定入力することにより、
扉が比較的長く開けられる清掃等誤警報を発することに
なる誤差成分を除去して使用形態に応じた適切な長時間
扉開放時間の設定を行うことができる。また、この場
合、扉開放時間データベース32aは、設定期間のみ扉
開放時間計測部1aによる通行毎の扉開放時間を収集す
るので、常時収集する場合に比較してその容量が小さい
もので済む。
【0024】実施例3.次に、図3はこの発明の実施例
3に係る入退室管理装置を示す構成図である。図におい
て、カード読取機1には、実施例1と同様に、通行毎の
扉開放時間を計測してその計測時間を中央処理装置3に
送出する扉開放時間計測部1aと、中央処理装置3から
入力される設定時間を長時間扉開放時間として設定する
長時間扉開放時間設定部1bとが備えられる。
【0025】一方、中央処理装置3には、実施例1と同
様な、時間入力部3aと、時計部3c、及び扉開放時間
計測部による通行毎の扉開放時間を記憶する扉開放時間
データベース31aの他に、扉開放時間の定期的なデー
タ収集期間を設定する期間設定入力部33bと、この期
間設定入力部33bによる設定期間の間、上記扉開放時
間データベース31aに記憶された通行毎の扉開放時間
に基づいて長時間扉開放時間を定期的に演算する演算処
理部33dとを備えており、時間入力部3aから上記演
算処理部33dにより得られる更新された長時間扉開放
時間を定期的にカード読取機1に送信するようになって
いる。
【0026】ここで、定期的なデータ収集期間は、例え
ば1カ月に1週間毎にデータを収集して長時間扉開放時
間を更新するようにする。例えば、人の出入りが少な
く、人数が少ない部屋だと扉開放時間は短く、長時間扉
開放時間も短くするが、管理人が知らないうちに、部屋
の使用状況が変化し、扉の使用形態が変化すると、従来
の長時間扉開放時間では警報が多発する場合が起こる
が、このような場合、上述のように扉の使用形態の変化
に応じて長時間扉開放時間を更新することにより、上述
した不都合は解消される。
【0027】また、上記演算処理部33dは、例えば1
カ月に1週間毎のデータ収集に基づいてその都度長時間
扉開放時間を更新することになるが、実施例1または2
と同様にして、次に示す演算にしたがって長時間扉開放
時間を求める。 (a) 扉毎に収集したデータの標準偏差を算出し、統計的
に99%のデータが入る領域の最大時間を長時間扉開放
時間とする。 (b) 1日a回誤警報が発生するとして、収集期間をn期
間とすると、収集したデータのうち、最大時間から上位
(n×a)番目の扉開放時間を長時間扉開放時間とす
る。 (c) 扉開放時間データベース32aに記憶された通行毎
の扉開放時間に基づいて所定期間中例えば1週間分の扉
開放時間の内、最大扉開放時間を警報を出す長時間扉開
放時間として求める。
【0028】従って、上記実施例3によれば、扉開放時
間計測部1dによる通行毎の扉開放時間を扉開放時間デ
ータベース31aに記憶し、演算処理部33dにより、
期間設定入力部33bによる設定期間の間、上記扉開放
時間データベース31aに記憶された通行毎の扉開放時
間に基づいて長時間扉開放時間を定期的に演算し、時間
入力部3aによって、上記演算処理部33dにより得ら
れる更新された長時間扉開放時間を定期的にカード読取
機1に送信することにより、使用形態に応じた適切な長
時間扉開放時間の設定が随時更新されるという効果があ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、扉開放時間計測部による通行毎の扉開放時間を記
憶部に記憶し、演算処理部により、期間設定入力部によ
る設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎の扉開
放時間の内最大値を得て、時間入力部によって、上記演
算処理部により得られた扉開放時間を長時間扉開放時間
として設定入力するようにしたので、使用形態に応じた
適切な長時間扉開放時間の設定を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0030】また、請求項2によれば、設定期間のみ扉
開放時間計測部による通行毎の扉開放時間を記憶部に記
憶させ、演算処理部により、期間設定部による設定期間
の間、上記記憶部に記憶された通行毎の扉開放時間から
所定の演算に従って最大値以下で比較的上位の扉開放時
間を求めて、時間入力部によって、上記演算処理部によ
り得られた扉開放時間を長時間扉開放時間として設定入
力するようにしたので、扉が比較的長く開けられる清掃
等誤警報を発することになる誤差成分を除去して使用形
態に応じた適切な長時間扉開放時間の設定を行うことが
できるという効果を奏する。
【0031】さらに、請求項3によれば、扉開放時間計
測部による通行毎の扉開放時間を記憶部に記憶し、演算
処理部により、期間設定入力部による設定期間の間、上
記記憶部に記憶された通行毎の扉開放時間に基づいて長
時間扉開放時間を定期的に演算し、時間入力部によっ
て、上記演算処理部により得られる更新された長時間扉
開放時間を定期的に送信するようにしたので、使用形態
の変化に応じて適切な長時間扉開放時間が随時更新され
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る入退室管理装置を示
す構成図である。
【図2】この発明の実施例2に係る入退室管理装置を示
す構成図である。
【図3】この発明の実施例3に係る入退室管理装置を示
す構成図である。
【図4】従来の入退室管理装置を示す構成図である。
【図5】従来の入退室管理装置の動作に関するフローチ
ャートである。
【図6】従来の入退室管理装置における長時間扉開放時
間の設定を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 カード読取機 1d 扉開放時間計測部 1e 長時間扉開放時間設定部 2 電気錠 3 中央処理装置 3a 時間入力部 3b 期間設定入力部 3c 時計部 31a 扉開放時間データベース 31d 演算処理部 32a 扉開放時間データベース 32d 演算処理部 33b 期間設定入力部 33d 演算処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらに、請求項3に係る入退室管理装置
は、通行者の通行可否を判定する通行可否判定手段によ
り通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解錠し通行者
により扉が閉められたときに上記電気錠を施錠する際、
上記扉が開放されてから閉じるまでの扉開放時間を計測
する扉開放時間計測部を備え、この扉開放時間計測部に
よる扉開放時間が設定された長時間扉開放時間以上とな
ったときに警報を発するようにした入退室管理装置にお
いて、上記扉開放時間計測部による通行毎の扉開放時間
を記憶する記憶部と、扉開放時間のデータ収集期間を定
期的に設定する期間設定入力部と、この期間設定入力部
による設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎の
扉開放時間に基づいて長時間扉開放時間を定期的に演算
する演算処理部と、この演算処理部により得られた長時
間扉開放時間を定期的に更新するために設定入力する時
間入力部とを備えたことを特徴とするものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行者の通行可否を判定する通行可否判
    定手段により通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解
    錠し通行者により扉が閉められたときに上記電気錠を施
    錠する際、上記扉が開放されてから閉じるまでの扉開放
    時間を計測する扉開放時間計測部を備え、この扉開放時
    間計測部による扉開放時間が設定された長時間扉開放時
    間以上となったときに警報を発するようにした入退室管
    理装置において、上記扉開放時間計測部による通行毎の
    扉開放時間を記憶する記憶部と、扉開放時間のデータ収
    集期間を設定する期間設定入力部と、この期間設定入力
    部による設定期間の間、上記記憶部に記憶された通行毎
    の扉開放時間の内最大値を得る演算処理部と、この演算
    処理部により得られた扉開放時間を長時間扉開放時間と
    して設定入力する時間入力部とを備えたことを特徴とす
    る入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 通行者の通行可否を判定する通行可否判
    定手段により通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解
    錠し通行者により扉が閉められたときに上記電気錠を施
    錠する際、上記扉が開放されてから閉じるまでの扉開放
    時間を計測する扉開放時間計測部を備え、この扉開放時
    間計測部による扉開放時間が設定された長時間扉開放時
    間以上となったときに警報を発するようにした入退室管
    理装置において、記憶期間の設定入力に基づいて上記扉
    開放時間計測部による通行毎の扉開放時間を記憶する記
    憶部と、扉開放時間のデータ収集期間を設定する期間設
    定部と、この期間設定部による設定期間の間、上記記憶
    部に記憶期間の設定入力を送出すると共に、記憶された
    通行毎の扉開放時間から所定の演算に従って最大値以下
    で比較的上位の扉開放時間を求める演算処理部と、この
    演算処理部により得られた扉開放時間を長時間扉開放時
    間として設定入力する時間入力部とを備えたことを特徴
    とする入退室管理装置。
  3. 【請求項3】 通行者の通行可否を判定する通行可否判
    定手段により通行可と判定された時のみ扉の電気錠を解
    錠し通行者により扉が閉められたときに上記電気錠を施
    錠する際、上記扉が開放されてから閉じるまでの扉開放
    時間を計測する扉開放時間計測部を備え、この扉開放時
    間計測部による扉開放時間が設定された長時間扉開放時
    間以上となったときに警報を発するようにした入退室管
    理装置において、上記扉開放時間計測部による通行毎の
    扉開放時間を記憶する記憶部と、扉開放時間のデータ収
    集期間を定期的に設定する期間設定入力部と、この期間
    設定入力部による設定期間の間、上記記憶部に記憶され
    た通行毎の扉開放時間に基づいて長時間扉開放時間を演
    算する定期的に演算処理部と、この演算処理部により得
    られた長時間扉開放時間を定期的に更新するために設定
    入力する時間入力部とを備えたことを特徴とする入退室
    管理装置。
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