JP2013221311A - 入退室管理装置および入退室管理方法 - Google Patents

入退室管理装置および入退室管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができるとともに、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる入退室管理装置を得る。
【解決手段】出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置32と、開状態検出装置32の検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時装置43と、出入口の許容開放時間として通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間とが切換可能に設定され、計時装置43により計測された戸開時間が許容開放時間を越える場合に、警報装置本体12に警報させる警報装置用制御装置44と、警報装置用制御装置44に設定される許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換える設定時間変更装置46とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、カードリーダに入力された認証情報を用いて通行者の通行の可否を判定し、通行者の通行が許可されている場合に電気錠が戸を開錠する入退室管理装置および入退室管理方法に関する。
従来、部屋の出入口を開閉する戸の施開錠を行う電気錠と、出入口を通行する通行者の認証情報が入力されるカードリーダとを備え、カードリーダに入力された認証情報を用いて通行者の通行の可否を判定し、その通行者の通行が許可されている場合に、電気錠が戸を開錠する入退室管理装置であって、出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置と、開状態検出装置の検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時装置と、計時装置により計測された戸開時間が出入口の許容開放時間を越える場合に警報する警報装置とをさらに備えた入退室管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−52387号公報
しかしながら、許容開放時間として、多数の通行者が連続して出入口を通行できるような長い時間が設定されると、夜間のように連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合に、通行者が出入口を閉め忘れると、出入口を通行した通行者が出入口から遠くに離れてしまった後に、警報装置が警報する。その結果、出入口を通行した通行者が警報装置の警報に気づきにくくなり、出入口が開いたままとなってしまうおそれがあるという問題点があった。一方、許容開放時間として、短い時間が設定されると、例えば、荷物の搬入・搬出を行う場合に、長時間に渡って出入口が開放されるので、荷物の搬入・搬出を行っている途中で警報装置が警報してしまう。これにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうという問題点があった。
この発明は、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができるとともに、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる入退室管理装置および入退室管理方法を提供するものである。
この発明に係る入退室管理装置は、部屋の出入口を開閉する戸の施開錠を行う電気錠と、前記出入口を通行する通行者の認証情報が入力されるカードリーダとを備え、前記カードリーダに入力された前記認証情報を用いて前記通行者の通行の可否を判定し、前記通行者の通行が許可されている場合に前記電気錠が前記戸を開錠する入退室管理装置であって、前記出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置と、前記開状態検出装置の検出結果を用いて、前記出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時装置と、前記出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間と前記第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定され、前記計時装置により計測された前記戸開時間が前記許容開放時間を越える場合に警報する警報装置と、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換える設定時間変更装置とを備えている。
この発明に係る入退室管理方法は、部屋の出入口を通行する通行者の認証情報を用いて前記通行者の通行の可否を判定し、前記通行者の通行が許可されている場合に電気錠が戸を開錠する入退室管理方法であって、前記出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出工程と、前記開状態検出工程の検出結果を用いて、前記出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時工程と、前記出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間と前記第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、前記計時工程により計測された前記戸開時間が前記許容開放時間を越える場合に警報する警報装置作動工程と、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換える設定時間変更工程とを備えている。
この発明に係る入退室管理装置によれば、部屋の出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置の検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計時装置が計測し、出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間とこの第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、計時装置により計測された戸開時間が許容開放時間を越える場合に警報し、設定時間変更装置が、警報装置に設定される許容開放時間を第1の許容開放時間と第2の許容開放時間との間で切り換えるので、夜間のように連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合には、許容開放時間として第2の許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、荷物の搬入・搬出を行う場合には、許容開放時間として第1の許容開放時間を設定することにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
この発明に係る入退室管理方法によれば、部屋の出入口の状態が開状態であることを検出し、その検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計測し、出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間とこの第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、戸開時間が許容開放時間を越える場合に警報し、警報装置に設定される許容開放時間を第1の許容開放時間と第2の許容開放時間との間で切り換えるので、夜間のように連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合には、許容開放時間として第2の許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、荷物の搬入・搬出を行う場合には、許容開放時間として第1の許容開放時間を設定することにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る入退室管理装置を示すブロック図である。 図1の電気錠装置およびコントローラを示すブロック図である。 図1の入退室管理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る入退室管理装置を示すブロック図である。図において、入退室管理装置は、部屋の外側に設けられる入室用カードリーダ1と、部屋の内側に設けられる退室用カードリーダ2と、部屋の出入口を開閉する戸(図示せず)を施開錠する電気錠3と、電気錠3を制御するコントローラ4と、コントローラ4との間で通信を行う中央管理装置5とを備えている。図1では、1つの部屋に設けられた、入室用カードリーダ1、退室用カードリーダ2および電気錠3を示しているが、複数の部屋のそれぞれに、入室用カードリーダ1、退室用カードリーダ2および電気錠3が設けられており、それぞれの入室用カードリーダ1、退室用カードリーダ2および電気錠3が、コントローラ4に制御される。また、図1では1つのコントローラ4を示しているが、コントローラ4は、複数の階のそれぞれに設けられており、複数のコントローラ4のそれぞれが、中央管理装置5との間で通信が可能となっている。
図2は図1の入室用カードリーダ1、退室用カードリーダ2、電気錠3およびコントローラ4を示すブロック図である。図において、入室用カードリーダ1は、入室しようとする通行者の認証カード(図示せず)からその通行者の認証情報を取得する認証情報読取装置11と、部屋の外側に向かって警報音を発することにより警報する警報装置本体12とを有している。
退室用カードリーダ2は、退室しようとする通行者の認証カード(図示せず)からその通行者の認証情報を取得する認証情報読取装置21と、部屋の内側に向かって警報音を発することにより警報する警報装置本体22とを有している。
電気錠3は、戸を施錠する施錠位置と戸が開錠される開錠位置との間で変位する電気錠本体31と、出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置32とを有している。
コントローラ4は、認証情報読取装置11および認証情報読取装置21から通行者の認証情報を取得し、その通行者が出入口の通行を許可されているか否かを判定する照合装置41と、照合装置41の照合結果に基づいて、電気錠本体31を制御する電気錠制御装置42と、開状態検出装置32の検出結果に基づいて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時装置43とを備えている。
また、コントローラ4は、出入口の許容開放時間が設定され警報装置本体12および警報装置本体22を制御する警報装置用制御装置44と、部屋の在室人数を数える在室者計数装置45と、警報装置用制御装置44に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間(第1の許容開放時間)と閑散時許容開放時間(第2の許容開放時間)との間で切り換える設定時間変更装置46とを有している。
警報装置本体12、警報装置本体22および警報装置用制御装置44から警報装置が構成されている。
照合装置41は、出入口の通行が許可されている通行者の認証情報を予め記憶している。照合装置41は、予め記憶している認証情報と、新たに取得した認証情報とを比較することにより、通行者が出入口の通行を許可されているか否かを判定する。照合装置41は、通行者が出入口の通行を許可されていると判定する場合に、戸を開錠することを示す開錠信号を電気錠制御装置42に送信する。
また、照合装置41は、認証情報読取装置11から取得した認証情報を用いて通行者が出入口の通行を許可されていると判定する場合に、在室人数が1人だけ増加することを示す増加信号を在室者計数装置45に送信する。また、照合装置41は、認証情報読取装置21から取得した認証情報を用いて通行者が出入口の通行を許可されていると判定する場合に、在室人数が1人だけ減少することを示す減少信号を在室者計数装置45に送信する。
電気錠制御装置42は、照合装置41から開錠信号を受信することにより、予め設定された時間だけ電気錠本体31を施錠位置から開錠位置に変位させる。電気錠制御装置42は、電気錠本体31を開錠位置に変位させた後、予め設定された時間が経過すると、電気錠本体31を再び施錠位置に変位させる。
計時装置43は、タイマーを有しており、出入口の状態が開状態であると開状態検出装置32が連続して検出する戸開時間を計測する。出入口の状態が閉状態であると開状態検出装置32が検出すると、計時装置43が計測する戸開時間は、リセットされる。
警報装置用制御装置44は、計時装置43が計測する戸開時間が許容開放時間を越えた場合に、対応する警報装置本体12または警報装置本体22を警報させる。警報装置用制御装置44に設定される許容開放時間とは、出入口の状態が開状態として許容される時間である。警報装置用制御装置44に許容開放時間として設定される通常時許容開放時間は、30秒となっている。警報装置用制御装置44に許容開放時間として設定される閑散時許容開放時間は、通常時許容開放時間よりも短い5秒となっている。なお、通常時許容開放時間および閑散時許容開放時間は、これらに限らず、閑散時許容開放時間が通常時許容開放時間よりも短い時間であれば、通常時許容開放時間および閑散時許容開放時間のそれぞれは、任意の時間に設定可能である。
在室者計数装置45は、照合装置41から受信する増加信号および減少信号に基づいて、部屋の在室人数を数える。在室者計数装置45は、在室人数を示す在室人数情報を設定時間変更装置46に送信する。
設定時間変更装置46には、許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるための基準となる基準人数が設定されている。設定時間変更装置46は、在室者計数装置45により数えられた在室人数が基準在室人数以上の場合には、警報装置用制御装置44の許容開放時間として通常時許容開放時間を設定し、在室者計数装置45により数えられた在室人数が基準在室人数未満の場合には、警報装置用制御装置44の許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定する。つまり、設定時間変更装置46は、在室者計数装置45の在室人数に対応して、警報装置に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換える。設定時間変更装置46には、出入口が閉状態であると開状態検出装置32が検出する場合に、出入口が閉状態であることを示す信号が計時装置43から入力される。
次に、入退室管理装置の動作について説明する。ここでは、通行者が部屋に入る場合について説明する。図3は図1の入退室管理装置の動作を示すフローチャートである。まず、認証情報読取装置11が認証情報を取得すると(ステップS101)、照合装置41は、認証情報読取装置11が取得した認証情報を用いて、通行者が出入口の通行を許可されているか否かを判定する(通行可否判定工程)(ステップS102)。ステップS102で、通行者が出入口の通行を許可されていないと照合装置41が判定すると、そのまま、入退室管理装置の動作が終了する。
一方、ステップS102で、通行者が出入口の通行を許可されていると照合装置41が判定すると、電気錠制御装置42は、電気錠本体31を施錠位置から開錠位置に変位させて、戸を開錠する(ステップS103)。その後、在室者計数装置45は、在室人数を1人増加させた在室人数情報を設定時間変更装置46に送信し、設定時間変更装置46は、在室者計数装置45により数えられた在室人数が基準人数以上であるか否かを判定する(ステップS104)。
ステップS104で、在室人数が基準人数以上であると設定時間変更装置46が判定する場合には、設定時間変更装置46は、許容開放時間に通常時許容開放時間を設定する(設定時間変更工程)(ステップS105)。一方、ステップS104で、在室人数が基準人数以上ではないと設定時間変更装置46が判定する場合には、設定時間変更装置46は、許容開放時間に閑散時許容開放時間を設定する(設定時間変更工程)(ステップS106)。
その後、通行者が戸を移動させることにより出入口が開くと、開状態検出装置32が出入口の状態が開状態であることを検出し(開状態検出工程)(ステップS107)、計時装置43は、開状態検出装置32の検出結果を用いて、戸開時間を計測する(計時工程)(ステップS108)。
その後、警報装置用制御装置44は、計時装置43が計測する戸開時間が許容開放時間を越えたか否かを判定する(ステップS109)。ステップS109で、戸開時間が許容開放時間を超えたと警報装置用制御装置44が判定すると、警報装置用制御装置44は、警報装置本体12を警報させ(警報装置作動工程)(ステップS110)、その後、計時装置43は、出入口の状態が閉状態であるか否かを判定する(ステップS111)。ステップS111で、出入口の状態が閉状態ではないと計時装置43が判定すると、ステップS110に戻る。一方、ステップS111で、出入口の状態が閉状態であると計時装置43が判定すると、入退室管理装置の動作が終了する。
一方、ステップS109で、計時装置43が計測する戸開時間が許容開放時間を越えていないと警報装置用制御装置44が判定する場合には、計時装置43は、出入口の状態が閉状態であるか否かを判定する(ステップS112)。ステップS112で、出入口の状態が閉状態ではないと計時装置43が判定すると、ステップS108に戻る。一方、ステップS112で、出入口の状態が閉状態であると計時装置43が判定すると、入退室管理装置の動作が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る入退室管理装置によれば、部屋の出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置32の検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計時装置43が計測し、出入口の許容開放時間として通常時許容開放時間とこの通常時許容開放時間よりも短い閑散時許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、計時装置43により計測された戸開時間が許容開放時間を越える場合に警報し、設定時間変更装置46が、警報装置に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、夜間のように連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、昼間のように連続して出入口を通行する通行者の数が多い場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
また、この入退室管理装置は、部屋の在室人数を数える在室者計数装置45を備え、設定時間変更装置46は、在室者計数装置45の在室人数に対応して、警報装置に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、在室人数が少ない場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、在室人数が多い場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る入退室管理方法によれば、部屋の出入口の状態が開状態であることを検出し、その検出結果を用いて、出入口の状態が開状態である戸開時間を計測し、出入口の許容開放時間として通常時許容開放時間とこの通常時許容開放時間よりも短い閑散時許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、戸開時間が許容開放時間を越える場合に警報し、警報装置に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、夜間のように連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、昼間のように連続して出入口を通行する通行者の数が多い場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。図において、コントローラ4は、実施の形態1に記載の在室者計数装置45を有さずに、時間帯に対応して許容開放時間を切り換えるためのスケジュールを記憶するスケジュール管理装置47を有している。スケジュール管理装置47には、外部からスケジュールが入力されるようになっている。この例では、8時〜18時の時間帯に対応する許容開放時間として、通常時許容開放時間が設定され、8時〜18時以外の時間帯に対応する許容開放時間として、閑散時許容開放時間が設定されるスケジュールをスケジュール管理装置47が記憶している。
設定時間変更装置46は、現在時刻と、スケジュール管理装置47に記憶されているスケジュールとを比較し、現在時刻が含まれる時間帯に対応して、警報装置用制御装置44に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換える。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る入退室管理装置によれば、時間帯に対応して許容開放時間を切り換えるスケジュールを記憶するスケジュール管理装置47を備え、設定時間変更装置46は、現在時刻が含まれる時間帯に対応して、警報装置用制御装置44に設定される許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、連続して出入口を通行する通行者の数が少ない夜間の場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、連続して出入口を通行する通行者の数が多い昼間の場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。図において、コントローラ4は、実施の形態1に記載の在室者計数装置45を有さずに、出入口を通行する通行者の単位時間当りの通行量である通行率を計測する通行率計測装置48を有している。通行率計測装置48は、照合装置41から受信する増加信号および減少信号に基づいて、通行率を計測する。通行率計測装置48は、通行率を示す通行率情報を設定時間変更装置46に送信する。
設定時間変更装置46には、許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるための基準となる基準通行率が設定されている。設定時間変更装置46は、通行率計測装置48が計測する通行率が基準通行率以上の場合には、警報装置用制御装置44の許容開放時間として通常時許容開放時間を設定し、通行率計測装置48が計測する通行率が基準通行率未満の場合には、警報装置用制御装置44の許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、コントローラ4は、実施の形態2に記載のスケジュール管理装置47をさらに有してもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る入退室管理装置によれば、出入口を通行する通行者の単位時間当りの通行量である通行率を計測する通行率計測装置48を備え、設定時間変更装置46は、通行率に対応して、警報装置用制御装置44に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、通行率が低い場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、通行率が高い場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る入退室管理装置の要部を示すブロック図である。図において、コントローラ4は、実施の形態1に記載の在室者計数装置45を有さずに、入退室管理装置の管理者に操作される設定時間変更操作装置49を有している。設定時間変更操作装置49は、操作されることにより、許容開放時間を切り換える切換信号を設定時間変更装置46に送信する。
設定時間変更装置46は、設定時間変更操作装置49の切換信号に従って、警報装置用制御装置44に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換える。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、コントローラ4は、実施の形態2に記載のスケジュール管理装置47や実施の形態3に記載の通行率計測装置48をさらに有してもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係る入退室管理装置によれば、操作されることにより、許容開放時間を切り換える切換信号を設定時間変更装置に送信する設定時間変更操作装置49を有し、設定時間変更装置46は、切換信号に対応して、警報装置用制御装置44に設定されている許容開放時間を通常時許容開放時間と閑散時許容開放時間との間で切り換えるので、連続して出入口を通行する通行者の数が少ない場合には、許容開放時間として閑散時許容開放時間を設定することにより、出入口を通行する通行者に注意を喚起して、出入口が開いたままとなってしまうことを抑制することができ、また、連続して出入口を通行する通行者の数が多い場合には、許容開放時間として通常時許容開放時間を設定することにより出入口を通行中の通行者に不快感を与えてしまうことを抑制することができる。
なお、各上記実施の形態では、開状態検出装置32が電気錠3を構成する例について説明したが、開状態検出装置32は、電気錠3とは別体に設けられてもよい。
また、各上記実施の形態では、第1の許容開放時間を通常時許容開放時間とし、第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間を閑散時許容開放時間とする構成について説明したが、第2の許容開放時間を通常時許容開放時間とし、第1の許容開放時間を通常時許容開放時間よりも長い延長許容開放時間とする構成であってもよい。この場合、例えば、出入口付近に操作釦が設置され、この操作釦が押された場合にのみ、許容開放時間に延長許容開放時間を設定するようにしてもよい。また、操作釦の操作に限らず、暗証番号など特定の情報を入力することができる操作装置が設置され、特定の情報を知る管理者や責任者などの特定の人員のみがこの操作装置を操作することができるようにして、操作装置が操作された場合にのみ、許容開放時間に延長許容開放時間を設定するようにしてもよい。
1 入室用カードリーダ、2 退室用カードリーダ、3 電気錠、4 コントローラ、5 中央管理装置、11 認証情報読取装置、12 警報装置本体、21 認証情報読取装置、22 警報装置本体、31 電気錠本体、32 開状態検出装置、41 照合装置、42 電気錠制御装置、43 計時装置、44 警報装置用制御装置、45 在室者計数装置、46 設定時間変更装置、47 スケジュール管理装置、48 通効率計測装置、49 設定時間変更操作装置。

Claims (6)

  1. 部屋の出入口を開閉する戸の施開錠を行う電気錠と、前記出入口を通行する通行者の認証情報が入力されるカードリーダとを備え、前記カードリーダに入力された前記認証情報を用いて前記通行者の通行の可否を判定し、前記通行者の通行が許可されている場合に前記電気錠が前記戸を開錠する入退室管理装置であって、
    前記出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出装置と、
    前記開状態検出装置の検出結果を用いて、前記出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時装置と、
    前記出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間と前記第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定され、前記計時装置により計測された前記戸開時間が前記許容開放時間を越える場合に警報する警報装置と、
    前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換える設定時間変更装置と
    を備えたことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 前記部屋の在室人数を数える在室者計数装置をさらに備え、
    前記設定時間変更装置は、前記在室人数に対応して、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換えることを特徴とする請求項1に記載の入退室管理装置。
  3. 時間帯に対応して前記許容開放時間を切り換えるスケジュールを記憶するスケジュール管理装置をさらに備え、
    前記設定時間変更装置は、現在時刻が含まれる前記時間帯に対応して、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退室管理装置。
  4. 前記出入口を通行する前記通行者の単位時間当りの通行量である通行率を計測する通行率計測装置をさらに備え、
    前記設定時間変更装置は、前記通行率に対応して、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の入退室管理装置。
  5. 操作されることにより、前記許容開放時間を切り換える切換信号を前記設定時間変更装置に送信する設定時間変更操作装置をさらに備え、
    前記設定時間変更装置は、前記切換信号に対応して、前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換えることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の入退室管理装置。
  6. 部屋の出入口を通行する通行者の認証情報を用いて前記通行者の通行の可否を判定し、前記通行者の通行が許可されている場合に電気錠が戸を開錠する入退室管理方法であって、
    前記出入口の状態が開状態であることを検出する開状態検出工程と、
    前記開状態検出工程の検出結果を用いて、前記出入口の状態が開状態である戸開時間を計測する計時工程と、
    前記出入口の許容開放時間として第1の許容開放時間と前記第1の許容開放時間よりも短い第2の許容開放時間とが切換可能に設定された警報装置が、前記計時工程により計測された前記戸開時間が前記許容開放時間を越える場合に警報する警報装置作動工程と、
    前記警報装置に設定される前記許容開放時間を前記第1の許容開放時間と前記第2の許容開放時間との間で切り換える設定時間変更工程と
    を備えたことを特徴とする入退室管理方法。
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