JPH073467U - 浴槽エプロンの取付構造 - Google Patents

浴槽エプロンの取付構造

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JPH073467U
JPH073467U JP4482493U JP4482493U JPH073467U JP H073467 U JPH073467 U JP H073467U JP 4482493 U JP4482493 U JP 4482493U JP 4482493 U JP4482493 U JP 4482493U JP H073467 U JPH073467 U JP H073467U
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広志 小山
耕司 浜崎
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽へのエプロンの取付作業を簡単化し、作
業能率の向上を図る。 【構成】 浴槽20の上縁部21に形成されたフランジ
部22の裏面側にエプロン保持部材10を固定し、浴槽
20下部から側方へ突出し先端にエプロン係止部32を
備えたエプロン支承部材30を設ける。エプロン1の上
端部に裏面側へ折曲形成した挿込縁部2を保持部材10
に形成した溝部11へ挿着し、エプロン1の下端部に折
曲形成した係合縁部3を支承部材30の係止部32に係
合させて保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴槽側面へのエプロンの取付作業が簡単な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、浴室の床面上に据え置かれる形式の浴槽20にあっては、 一般に、その側面にエプロン50が取り付けられる。
【0003】 浴槽20にエプロン50を取り付ける従来の構造は、図8に示す如くである。 これを説明すると、エプロン50の上部を裏面側へ折曲して設けた上面部51の 先端に起立縁部51を形成し、これを、浴槽20の上縁部21から垂下形成した フランジ部22の裏面と浴槽側面23の上部に形成したリブ24との間へ差し込 む。そして、エプロン50の下部に裏面側へ折曲形成した支持縁部53を、浴槽 脚部26に取り付けた支承部材60の先端部61に載置せしめたのち、支持部材 先端部61の下面側から挿入したボルト62を上記支持縁部53に螺合させて締 めつけることにより、エプロン50を浴槽20の側面へ取り付けるというもので ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の取付構造は、エプロン50下部の支持縁部53の下面側からボルト 62を螺合させるという作業が必要であり、当該作業は、図面から理解されるよ うに、ほとんど状況を直視できない箇所で行わねばならないため手探り状態とな り、非常に能率が悪いという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来の欠点を解決すべく創案された浴槽エプロンの取付構造で あって、その特徴とするところは、浴槽の上縁部に形成されたフランジ部の裏面 側にエプロン保持部材が固定され、浴槽の下部から側方へ突出し先端にエプロン 係止部を備えたエプロン支承部材が設けられ、エプロンの上端部に裏面側へ折曲 形成した挿込縁部が前記保持部材に形成した溝部へ挿着され、当該エプロンの下 端部に折曲形成した係合縁部が前記支承部材の係止部に係合されて保持されてい ることである。
【0006】
【作用】
本考案に係る浴槽エプロンの取付構造(以下「本案構造」と言う)を構築する には、はじめに、浴槽の下部から側方へ突出させたエプロン支承部材の先端の係 止部に、エプロン下端部の係合縁部を係合させたのち、次いで、浴槽上縁部のフ ランジ部の裏面側に固定したエプロン保持部材の溝部に、エプロン上端部の挿込 縁部を挿着する。このように本案構造では、エプロン取付のための作業の全てを 目視可能な状態下で行うことができ且つ、ボルト締め等の煩雑な操作を必要とし ないから、作業が非常に容易であり能率が良い。
【0007】
【実施例】
以下、本案構造の詳細を、実施例を示す図面を用いて説明する。 図1は、本案構造の一実施例を示す断面図である。浴槽20は上縁部21に垂 下形成したエプロン22を有し、その裏面側にエプロン保持部材10が固定され ている。また、浴槽20の脚部25には脚台40が取着され、この脚台40を貫 通してエプロン支承部材30が設けられている。当該支承部材30の先端部31 には、係止部となる係止突起32が設けられている。
【0008】 エプロン1は、上端部に裏面側へ折曲形成された挿込縁部2を有し、下端部に 裏面側へ折曲して設けた係合縁部3を有している。なお、同実施例では、係合縁 部3に、前記支承部材30の係合突起32を嵌合させる開口3aが形成されてい る。
【0009】 上記エプロン1を浴槽20へ取り付けるには、まず、エプロン1下端部の係合 縁部3を、支承部材30の先端部31上に載置せしめると共に、開口3a内に係 合突起32を嵌合させ、次いで、エプロン1上端部の挿込縁部2を、保持部材1 0の溝部11内へ挿着すればよい。本案構造は、このように簡単な手順によって エプロン1を浴槽へ取り付けることが可能であるから、きわめて作業能率がよい 。しかも、種々の事情により、エプロン1を取り外す必要が生じた場合には、上 記と逆の手順を踏めば簡単に取り外しができるという利点を有する。
【0010】 ところで、浴槽20の側面23の上部には、上縁部21の剛性を高めるためリ ブ24が適当間隔で形成されているのが一般的であり、リブ24の有無に応じて 、前記エプロン保持部材10の構造を多少変える必要がある。リブ24の形成位 置へ固定する場合は、図2の(A)に示す如く、背面15側に縦方向の嵌合溝1 2を設けた保持部材10(A)を用い、これをリブ24と嵌合せしめてフランジ 部22の裏面側へ接着する。また、リブ24が設けられていない箇所へ固定する 場合には、図2の(B)の如く背面側に溝の無い保持部材10(B)を用い、そ の上面13、前面14及び/又は背面15を浴槽20へ接着すればよい。なお図 示は省略したが、当該保持部材10の溝部11とエプロン1の挿込縁部2との間 に、適宜構造よりなる凹凸嵌合関係を設けておけば、両者の離脱防止を図ること ができる。
【0011】 前記エプロン保持部材10は、エプロン1の幅方向にわたり適当間隔を置いて 数箇所に固定すればよい。また、保持部材10が固定されていない箇所には、エ プロン1の挿込縁部2に、図3に示すような適宜形状の抜け止め構造2aを部分 的に設けておけば、エプロン1の脱落阻止が確実である。
【0012】 浴槽20のリブ24ごとに固定した保持部材10及び上述した抜け止め構造2 aによるエプロン1の取付状態を示せば、図4の如くとなる。
【0013】 図5は、図1に示すエプロン支承部材30を貫通させる脚台40を示すもので あっる。その上面には、浴槽20の底面に形成される脚部25と嵌合する凹溝4 1が設けられ、側面には、エプロン支承部材30を貫通させる貫通孔42が形成 されている。なお、貫通孔42の形状はエプロン支承部材30の断面形状に応じ て変更される。さらに、適宜の回り止め構造を設けてもよい。
【0014】 図6は、本案構造におけるエプロン1の下端部の係合縁部3と、エプロン支承 部材30の先端部31に設ける係止部との係合構造に関する別態様の実施例を示 すものである。本実施例では、係合縁部3の途中に湾曲凹部3bを形成し、これ が支承部材の係止凸部33と係合するように構成した。
【0015】 その他、本案構造における細部の具体的な構成は、実施の状況に応じて適宜変 更することを妨げない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したところから明らかなように、本案構造によれば、浴槽へのエプロ ンの取付作業が非常に容易になり、その結果、作業能率の著しい向上がもたらさ れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案構造の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図2】本案構造に使用するエプロン保持部材を示す斜
視図であって、(A)は浴槽のリブ形成位置へ固定する
際に用いるもの、(B)はリブの無い位置へ固定する際
に用いるものである。
【図3】エプロン上端部の挿込縁部と浴槽フランジ部と
の抜け止め構造の一例を示す縦断面図である。
【図4】本案構造によりエプロンが取り付けられた浴槽
を示す平面図である。
【図5】図1に示す浴槽の脚台を示す斜視図である。
【図6】本案構造におけるエプロン下端部の係合縁部と
エプロン支承部材との係合構造の異なる実施例を示す縦
断面図である。
【図7】エプロンが取り付けられた浴槽を示す斜視図で
ある。
【図8】浴槽へエプロンを取り付ける従来構造の要部を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 エプロン 2 挿込縁部 3 係合縁部 10 エプロン保持部材 11 溝部 20 浴槽 21 上縁部 22 フランジ部 23 側面 24 リブ 30 エプロン支承部材 32 係止突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の側面へエプロンを取り付けるため
    の構造であって、浴槽の上縁部に形成されたフランジ部
    の裏面側にエプロン保持部材が固定され、浴槽の下部か
    ら側方へ突出し先端にエプロン係止部を備えたエプロン
    支承部材が設けられ、エプロンの上端部に裏面側へ折曲
    形成した挿込縁部が前記保持部材に形成した溝部へ挿着
    され、当該エプロンの下端部に折曲形成した係合縁部が
    前記支承部材の係止部に係合されて保持されていること
    を特徴とする浴槽エプロンの取付構造。
JP1993044824U 1993-06-24 1993-06-24 浴槽エプロンの取付構造 Expired - Lifetime JP2585648Y2 (ja)

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JPH073467U true JPH073467U (ja) 1995-01-20
JP2585648Y2 JP2585648Y2 (ja) 1998-11-25

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137919U (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 広岡 清 蒸具
JP2013236652A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Panasonic Corp エプロン受け駒の取付構造

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