JPH073437U - 蓋付飲食物容器 - Google Patents
蓋付飲食物容器Info
- Publication number
- JPH073437U JPH073437U JP3504493U JP3504493U JPH073437U JP H073437 U JPH073437 U JP H073437U JP 3504493 U JP3504493 U JP 3504493U JP 3504493 U JP3504493 U JP 3504493U JP H073437 U JPH073437 U JP H073437U
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- JP
- Japan
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- lid
- main body
- opening
- handle
- food
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】衛生的で且つ取扱も容易な蓋付飲食物容器を提
供する。 【構成】陶器製の本体10は、開口12及び底部14を
備えた有底円筒状を成し、その外周面に取っ手16が形
成されて成る。ポリプロピレン製の蓋20は、開口12
を塞ぐため平坦に形成された平坦部22と、その平坦部
22の外周に段付24を介して連なり、内側面が開口1
2の外縁12aに当接することによって、開口12を塞
いだ平坦部22を位置決めするための溝部26と、溝部
26の外縁から軸方向に張り出した縁28と、から構成
されている。本体10の外周面に取っ手が形成されてい
るため、取っ手16をつまんで持ち運ぶことにより、本
体10内に収納された乾麺、スープ、かやく、及び熱湯
又は水等を本体10から外へこぼすことがない。
供する。 【構成】陶器製の本体10は、開口12及び底部14を
備えた有底円筒状を成し、その外周面に取っ手16が形
成されて成る。ポリプロピレン製の蓋20は、開口12
を塞ぐため平坦に形成された平坦部22と、その平坦部
22の外周に段付24を介して連なり、内側面が開口1
2の外縁12aに当接することによって、開口12を塞
いだ平坦部22を位置決めするための溝部26と、溝部
26の外縁から軸方向に張り出した縁28と、から構成
されている。本体10の外周面に取っ手が形成されてい
るため、取っ手16をつまんで持ち運ぶことにより、本
体10内に収納された乾麺、スープ、かやく、及び熱湯
又は水等を本体10から外へこぼすことがない。
Description
【0001】
本考案は、飲食物を納めることが可能な蓋付飲食物容器に関する。
【0002】
従来、取っ手を備えた陶磁器製のカップがあった。 また、開口が矩形状又は円形状に形成され、飲食物を収納可能で蓋付の陶磁器 製容器もあった。
【0003】
上記従来のカップでは、外界に浮遊する粉塵が開口からカップ内に入り、衛生 上問題があった。 一方、上記従来の容器では、特に容器内に収納した飲食物の温度が高くて容器 が熱くなった場合など、持ち運び等の取扱に不便であるという問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、衛生的で且つ取扱も容易な蓋付飲食物容器を提供すること を目的としている。
【0005】
請求項1記載の蓋付飲食物容器は、 一端に開口を有する有底筒状に形成され、該有底筒状の外周面に取っ手が形成 されて成る陶磁器製の容器本体と、 所定の耐熱性を有しマイクロ波を透過可能な樹脂から成り、前記開口を塞ぐた めの蓋と、 を備えたことを特徴とする。
【0006】
本考案にかかる蓋付飲食物容器では、容器本体内に飲食物を収納して、更に樹 脂製の蓋をかぶせることにより、飲食物の収納、及び保存等を図る。 そのような本考案では、収納した飲食物の温度が高いといったことが原因で容 器本体が熱くなっても、取っ手が設けられているため、取っ手をつまむことによ り収納した飲食物を外へこぼすことなく取り扱うことができ、大変便利である。
【0007】 また本考案では、容器本体内に飲食物を収納した後に、蓋をかぶせているため 、収納した飲食物が外界の粉塵等を浴びることがなく、大変衛生的である。 さらに本考案では、容器本体が陶磁器製であるため収納する飲食物の保温効果 に優れ、また蓋が樹脂製であるため軽くて取扱に便利である。
【0008】 加えて、陶磁器製の容器本体、及び樹脂製の蓋の双方共にマイクロ波を透過し 易いため、容器本体内に飲食物を収納し蓋をかぶせたまま、電子レンジ内に入れ てマイクロ波を照射することにより、温まった飲食物を得ることができる。
【0009】
図面に基づき本考案の一実施例であるマグについて説明する。但し、本考案は 以下に詳述する一実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない 範囲で当業者が想到し得る全ての実施例を含む。
【0010】 図1に本実施例のマグを構成する本体10及び蓋20をそれぞれ表し、図2に 蓋20の要部拡大断面を表す。このマグは、即席乾麺、スープ、かやく及び熱湯 を本体10内に収納して蓋20をかぶせ所定時間を経ることによって、又は、即 席乾麺、スープ、かやく及び水を本体10内に収納して蓋20をかぶせ、電子レ ンジ内に入れ所定時間マイクロ波を照射することによって、調理済みの温かい即 席麺を得るために用いられる。
【0011】 本体10は陶器製で、開口12及び底部14を備えた有底円筒状を成し、その 外周面に取っ手16が形成されて成る。 また蓋20はポリプロピレン製で130℃〜−30℃の温度に耐えることがで き、開口12を塞ぐため平坦に形成された平坦部22と、その平坦部22の外周 に段付24を介して連なり、内側面が開口12の外縁12aに当接することによ って、開口12を塞いだ平坦部22を位置決めするための溝部26と、溝部26 の外縁から軸と平行に張り出した縁28と、から構成されている(図2参照)。 また、平坦部22の中央部22aは透明で、本体10に蓋20をかぶせた場合に 外部から本体10内の様子が見えるようにされており、その中央部22aの外側 22bは表面に模様が付されている。
【0012】 このように構成された本実施例は、例えば次のようにして用いる。 すなわち、本体10内に、乾麺、スープ、及びかやくを入れ、熱湯を本体10 の7分目ほど注いで、蓋20を本体10の開口12にかぶせ、約2分間経た後、 蓋20を本体10から外すことにより、温かい即席ラーメンを得ることができ、 そのまま本体10から、箸やフォークで麺をつまんで食すことができる。尚、図 2に示すように、本体10に蓋20をかぶせたとき、開口12の外縁12aが、 蓋20の溝部26に当接することにより、開口12は平坦部22で塞がれる。そ の際、本体10内の熱湯からの蒸気が原因となって、当接した外縁12a及び溝 部26の隙間に水滴が付着することにより、外界に対する本体10内の気密が保 たれ、より一層の保温効果が得られるようにされている。
【0013】 また、上記の用例における熱湯に代えて水を用いた場合は、次のようにして電 子レンジでマイクロ波を照射する。 すなわち、本体10内に、乾麺、スープ、及びかやくを入れ、水を本体10の 7分目ほど注いで、蓋20を本体10の開口12にかぶせ、電子レンジ内でマイ クロ波を約1分30秒ほど照射する。そのマイクロ波の照射後、電子レンジ外へ 取出した本体10から蓋20を外すことにより、前述した電子レンジを用いない で熱湯を用いた場合と同様に、温かい即席ラーメンを得ることができ、本体10 を器として、そのまま食すことができる。
【0014】 以上のような本実施例では、本体10の外周面に取っ手が形成されており、取 っ手16をつまんで持ち運ぶことができるので、本体10内に収納された乾麺、 スープ、かやく、及び熱湯又は水等を本体10から外へこぼすことがない。特に 、熱湯を注いで熱くなった本体10や、電子レンジでマイクロ波を照射して熱く なった本体10を持ち運ぶ場合に、本体10の外周面に形成された取っ手16は 極めて便利である。一般のポリエチレン容器に収納され熱湯を注いで所定時間経 ただけで食すことができる即席カップラーメンにおいては、開封して熱湯を注い だ後の持ち運び等の取扱が極めて不便であるが、それに比べると、本実施例のマ グを用いた場合、取っ手16をつまんで持ち運ぶことができ、大変便利である。
【0015】 また本実施例では、乾麺等を収納した本体10に、蓋20をかぶせているため 、収納した乾麺等が外界や電子レンジ内の粉塵等を浴びることがなく、大変衛生 的である。 さらに本実施例では、本体10が陶磁器製であるため収納する飲食物の保温効 果に優れ、また蓋20が樹脂製であるため軽くて取扱に便利である。
【0016】 加えて本実施例では、陶磁器製の本体10、及び樹脂製の蓋20の双方共にマ イクロ波を透過し易いため、本体10内に乾麺等を収納し蓋20をかぶせたまま 、電子レンジ内に入れてマイクロ波を照射することができ、簡単に温いラーメン を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のマグを構成する本体10(A)及び
蓋20(B)を表す説明図である。
蓋20(B)を表す説明図である。
【図2】本体10にかぶせられた蓋20の要部断面を拡
大して表す要部拡大断面図である。
大して表す要部拡大断面図である。
10…本体、 12…開口、 1
6…取っ手、20…蓋、 22…平坦部、
26…溝部、28…縁、
6…取っ手、20…蓋、 22…平坦部、
26…溝部、28…縁、
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に開口を有する有底筒状に形成さ
れ、該有底筒状の外周面に取っ手が形成されて成る陶磁
器製の容器本体と、 所定の耐熱性を有しマイクロ波を透過可能な樹脂から成
り、前記開口を塞ぐための蓋と、 を備えたことを特徴とする蓋付飲食物容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3504493U JPH073437U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 蓋付飲食物容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3504493U JPH073437U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 蓋付飲食物容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073437U true JPH073437U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12431046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3504493U Pending JPH073437U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 蓋付飲食物容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073437U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002272582A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-24 | Jiro Kagawa | カップ麺用ジョッキ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57373B2 (ja) * | 1976-09-13 | 1982-01-06 | ||
JP4128255B2 (ja) * | 1997-03-04 | 2008-07-30 | エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション | Cdma(符号分割多重アクセス)に基づく衛星通信のための統合dpsk−pskシグナリングを提供するための方法およびシステム |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP3504493U patent/JPH073437U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57373B2 (ja) * | 1976-09-13 | 1982-01-06 | ||
JP4128255B2 (ja) * | 1997-03-04 | 2008-07-30 | エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション | Cdma(符号分割多重アクセス)に基づく衛星通信のための統合dpsk−pskシグナリングを提供するための方法およびシステム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002272582A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-24 | Jiro Kagawa | カップ麺用ジョッキ |
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