JPH0734196B2 - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
- Publication number
- JPH0734196B2 JPH0734196B2 JP61046705A JP4670586A JPH0734196B2 JP H0734196 B2 JPH0734196 B2 JP H0734196B2 JP 61046705 A JP61046705 A JP 61046705A JP 4670586 A JP4670586 A JP 4670586A JP H0734196 B2 JPH0734196 B2 JP H0734196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- input
- buffer
- numerical
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Document Processing Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、数値や文字列などのデータの入力編集を行な
うデータ処理装置に関し、特に、複数の数字からなる数
値や、複数の文字からなる文字列をメモリの指定位置に
転送記憶するデータ処理装置に関するものである。
うデータ処理装置に関し、特に、複数の数字からなる数
値や、複数の文字からなる文字列をメモリの指定位置に
転送記憶するデータ処理装置に関するものである。
従来、この種のデータ処理装置として、例えば、数表等
において数値の位取りを揃えるために、入力される数値
の小数点あるいは1の位の位置をメモリ上で指定してお
き、順次入力される複数の数字を一旦バッファに格納
し、1つの数値の入力が完了してから、この数値を表わ
す複数個の数字をバッファから一括して転送して、表示
させていた。
において数値の位取りを揃えるために、入力される数値
の小数点あるいは1の位の位置をメモリ上で指定してお
き、順次入力される複数の数字を一旦バッファに格納
し、1つの数値の入力が完了してから、この数値を表わ
す複数個の数字をバッファから一括して転送して、表示
させていた。
上記従来の装置では、例えば、既に入力されているデー
タを新たに入力されるデータで上書きして更新しようと
する場合、新しいデータの長さが前のデータより短い
と、前のデータの一部が残って新しいデータと繋がって
しまうことがあった。
タを新たに入力されるデータで上書きして更新しようと
する場合、新しいデータの長さが前のデータより短い
と、前のデータの一部が残って新しいデータと繋がって
しまうことがあった。
このような場合、例えば、前のデータと新しいデータが
共に数値であれば、両データが繋がって数値として無意
味な数字列を生じてしまうので、残ってしまった前のデ
ータは消去する必要がある。しかし、この場合、新しい
データと残った部分とは共に数字であるので、区別がし
づらいという問題があった。また、単に残ったデータを
削除すると、せっかく揃えたデータの位置がずれてしま
うという問題があった。
共に数値であれば、両データが繋がって数値として無意
味な数字列を生じてしまうので、残ってしまった前のデ
ータは消去する必要がある。しかし、この場合、新しい
データと残った部分とは共に数字であるので、区別がし
づらいという問題があった。また、単に残ったデータを
削除すると、せっかく揃えたデータの位置がずれてしま
うという問題があった。
そこで、上記の問題を回避するには、予め転送先にある
前のデータを削除しておけば確実であるが、上書きによ
って前のデータが消去できる場合には、不必要な処理を
行なうことになる。また、その場合、前のデータが新し
いデータで消去できるかどうかは、新しいデータのデー
タ長にもよるので、データが一括して転送入力される場
合には、単に入力位置と前のデータを見ただけでは、入
力に先立って消去できるかどうかを判断することは難し
いという問題もあった。
前のデータを削除しておけば確実であるが、上書きによ
って前のデータが消去できる場合には、不必要な処理を
行なうことになる。また、その場合、前のデータが新し
いデータで消去できるかどうかは、新しいデータのデー
タ長にもよるので、データが一括して転送入力される場
合には、単に入力位置と前のデータを見ただけでは、入
力に先立って消去できるかどうかを判断することは難し
いという問題もあった。
上記課題を解決するために、本発明のデータ処理装置
は、文字、数字または記号の複数個により構成されるデ
ータを入力する入力手段と、該入力手段より入力された
データを蓄積する蓄積手段と、複数のデータを記憶する
記憶手段と、該記憶手段上で、データ転送位置を指定す
る指定手段と、該指定手段により指定されたデータ転送
位置に、前記蓄積手段に蓄積されたデータを転送する転
送手段と、前記指定手段により指定されたデータ転送位
置と、前記蓄積手段に蓄積されたデータのデータ長とに
基づいて、当該蓄積されたデータの前記記憶手段上の転
送先となる範囲の前後に連続する位置に、所定文字種の
文字列が既に記憶されているかを判定する判定手段と、
該判定手段により既に記憶されていると判定されたとき
に、当該所定文字種の文字列を前記記憶手段より消去す
る消去手段とを具える。
は、文字、数字または記号の複数個により構成されるデ
ータを入力する入力手段と、該入力手段より入力された
データを蓄積する蓄積手段と、複数のデータを記憶する
記憶手段と、該記憶手段上で、データ転送位置を指定す
る指定手段と、該指定手段により指定されたデータ転送
位置に、前記蓄積手段に蓄積されたデータを転送する転
送手段と、前記指定手段により指定されたデータ転送位
置と、前記蓄積手段に蓄積されたデータのデータ長とに
基づいて、当該蓄積されたデータの前記記憶手段上の転
送先となる範囲の前後に連続する位置に、所定文字種の
文字列が既に記憶されているかを判定する判定手段と、
該判定手段により既に記憶されていると判定されたとき
に、当該所定文字種の文字列を前記記憶手段より消去す
る消去手段とを具える。
入力手段より入力され、蓄積手段に蓄積されたたデータ
のデータ長と、指定手段により指定された転送手段によ
るデータ転送位置とに基づいて、当該蓄積されたデータ
の記憶手段上の転送先となる範囲の前後に連続する位置
に、所定文字種の文字列が既に配置されていると、判定
手段により判定されたときには、消去手段により、当該
所定文字種の文字列を前記記憶手段により消去する。
のデータ長と、指定手段により指定された転送手段によ
るデータ転送位置とに基づいて、当該蓄積されたデータ
の記憶手段上の転送先となる範囲の前後に連続する位置
に、所定文字種の文字列が既に配置されていると、判定
手段により判定されたときには、消去手段により、当該
所定文字種の文字列を前記記憶手段により消去する。
第1図は本発明による実施例の構成を示すブロツク図で
ある。図示においてCPUはマイクロ・プロセツサであ
り、文字処理装置のための演算、論理判断等を行い、後
述するバスBUSに接続された各構成要素を制御する。BUS
は共通バスでバスBUSに接続された機器の指示、制御お
よびデータの転送に使用される。
ある。図示においてCPUはマイクロ・プロセツサであ
り、文字処理装置のための演算、論理判断等を行い、後
述するバスBUSに接続された各構成要素を制御する。BUS
は共通バスでバスBUSに接続された機器の指示、制御お
よびデータの転送に使用される。
ROMは読み出し専用メモリであり、第8図〜第9図につ
き後述するマイクロ・プロセツサCPUによる制御の手順
等を記憶させておく。CGはキヤラクタ・ジエネレータで
表示器CRTに表示するための文字、記号パターンを発生
させるものである。
き後述するマイクロ・プロセツサCPUによる制御の手順
等を記憶させておく。CGはキヤラクタ・ジエネレータで
表示器CRTに表示するための文字、記号パターンを発生
させるものである。
CRTCはCRTコントローラで後述する文書メモリDBUFに格
納されている文字、記号を表示器CRT上に表示する役割
を担う。また、マイクロ・プロセツサCPUの指示により
カーソルを表示器CRT上に表示することを行なう。
納されている文字、記号を表示器CRT上に表示する役割
を担う。また、マイクロ・プロセツサCPUの指示により
カーソルを表示器CRT上に表示することを行なう。
KBはキーボードであって、第2図に示す如くアフアベツ
ド・キー、仮名キーANK、カーソル・キーCK等を備えて
いる。本実施例においては前記キーの他に数字入力を容
易にするための数字キーNKをもち0〜9および小数点の
入力を行なう。他に数字入力を指示するデシマル・キー
DTKを備えている。
ド・キー、仮名キーANK、カーソル・キーCK等を備えて
いる。本実施例においては前記キーの他に数字入力を容
易にするための数字キーNKをもち0〜9および小数点の
入力を行なう。他に数字入力を指示するデシマル・キー
DTKを備えている。
RAMはランダム・アクセス・メモリで各構成要素からの
各種データの一時記憶に用いる。本実施例においてはカ
ーソルの列アドレスを記憶するCRX、行アドレスを記憶
するCRY、ワーク・レジスタRA、デシマル・キーDTKが入
力されたことを記憶するDTM、数字を順に蓄える数字バ
ツフアーNBUF、および数字バツフアーNBUFに蓄えられて
いる数字の数を示すNBCを備えている。
各種データの一時記憶に用いる。本実施例においてはカ
ーソルの列アドレスを記憶するCRX、行アドレスを記憶
するCRY、ワーク・レジスタRA、デシマル・キーDTKが入
力されたことを記憶するDTM、数字を順に蓄える数字バ
ツフアーNBUF、および数字バツフアーNBUFに蓄えられて
いる数字の数を示すNBCを備えている。
DBUFは文書メモリで、キーボードKBから入力された文字
やデシマル・キーによって桁区切り記号を挿入した文字
列等を記憶し、この内容はそのまま表示器CRTに表示さ
れる。
やデシマル・キーによって桁区切り記号を挿入した文字
列等を記憶し、この内容はそのまま表示器CRTに表示さ
れる。
PRTは印刷装置で文書メモリDBUFの内容を印刷するため
に使用される。
に使用される。
第3図は数字バツフアーNBUFの配置を示している。本実
施例においては10ケ分のエリアを持ち、入力された数字
データを一時的に格納するために使用される。
施例においては10ケ分のエリアを持ち、入力された数字
データを一時的に格納するために使用される。
第4図は文書メモリDBUFの配置を示している。本実施例
においては11行、20列のエリアを持っているものとし
て、この位置関係のままでキヤラクタジエネレータCGに
よってパターン展開し表示器CRTに表示される。
においては11行、20列のエリアを持っているものとし
て、この位置関係のままでキヤラクタジエネレータCGに
よってパターン展開し表示器CRTに表示される。
次に、第5図は本実施例の為の文書メモリDBUFに初期状
態を示している。カーソルは3行,10列目にあるものと
する。第6図は本実施例のための数字バツフアーNBUFの
状態を示している。ここで数字バツフアー・カウンタNB
Cは数字バツフアーNBUF内に蓄えられている数字データ
の数を示している。
態を示している。カーソルは3行,10列目にあるものと
する。第6図は本実施例のための数字バツフアーNBUFの
状態を示している。ここで数字バツフアー・カウンタNB
Cは数字バツフアーNBUF内に蓄えられている数字データ
の数を示している。
第7図は第5図の文書メモリDBUFの初期状態から第6図
の数字バツフアーNBUFの内容が転送された結果を示して
いる。
の数字バツフアーNBUFの内容が転送された結果を示して
いる。
第6図の数字バツフアーNBUFの内容が転送された結果を
示している。
示している。
している。
第8図は本実施例を示すメインフローチヤート図であ
る。第9図は第8図内の処理4の詳細フローチヤート
で、文書メモリDBUFへ数字バツフアー・NBUFの内容を転
送する処理の流れを示している。
る。第9図は第8図内の処理4の詳細フローチヤート
で、文書メモリDBUFへ数字バツフアー・NBUFの内容を転
送する処理の流れを示している。
以上の構成によって行われる実施例の説明を第8図およ
び第9図のフローチヤート図に従って、第5図の初期状
態図から第7図の状態になることを詳しく説明する。
び第9図のフローチヤート図に従って、第5図の初期状
態図から第7図の状態になることを詳しく説明する。
第8図のフローチヤート図において、処理1では電源投
入時の初期設定を行ない、共通バスBUSに接続された機
器を使用可能な状態にする。尚、本実施例において初期
設定、文字の入力等は公知の技術で実現されるので詳し
い説明は省略する。
入時の初期設定を行ない、共通バスBUSに接続された機
器を使用可能な状態にする。尚、本実施例において初期
設定、文字の入力等は公知の技術で実現されるので詳し
い説明は省略する。
本実施例におけるランダム・アクセス・メモリRAM内の
初期値は、デシマル・モード・フラツグDTM=0,数字バ
ツフアー・カウンタNBC=0,数字バツフアーNBUFの内容
はすべて0とする。カーソルは3桁、10列にあるものと
し、列アドレスCRX=10,行アドレスCRY=3とする。
初期値は、デシマル・モード・フラツグDTM=0,数字バ
ツフアー・カウンタNBC=0,数字バツフアーNBUFの内容
はすべて0とする。カーソルは3桁、10列にあるものと
し、列アドレスCRX=10,行アドレスCRY=3とする。
次に処理2ではキーの入力を行ない、後続の判定処理2,
1〜2,4によってそれぞれのキーに対応した処理が選択さ
れる。カーソル・キーCKが入力されると、判定処理2,1
により処理3が選択され、処理3ではカーソルの移動方
向によって列アドレスCRX,行アドレスCRYを変化させ、
カーソルを表示する位置を定める。本実施例では列アド
レスCRX=10,行アドレスCRY=3にあるものとして説明
する。
1〜2,4によってそれぞれのキーに対応した処理が選択さ
れる。カーソル・キーCKが入力されると、判定処理2,1
により処理3が選択され、処理3ではカーソルの移動方
向によって列アドレスCRX,行アドレスCRYを変化させ、
カーソルを表示する位置を定める。本実施例では列アド
レスCRX=10,行アドレスCRY=3にあるものとして説明
する。
次に、デシマル・キーDTKが入力されると判定処理2,2に
より処理4および処理5が選択される。処理4では第9
図のフローチヤート図に示す処理が行われるが、本実施
例では初期状態として数字バツフアー・カウンタNBCが
0となっているため、判定処理4,1により無処理とな
る。次の処理6ではデシマル入力モード・フラツグDTM
に1を格納し、後述する処理8による数字バツフアーNB
UFへの蓄積を可能にする。
より処理4および処理5が選択される。処理4では第9
図のフローチヤート図に示す処理が行われるが、本実施
例では初期状態として数字バツフアー・カウンタNBCが
0となっているため、判定処理4,1により無処理とな
る。次の処理6ではデシマル入力モード・フラツグDTM
に1を格納し、後述する処理8による数字バツフアーNB
UFへの蓄積を可能にする。
次に数字データが入力されると、判定処理2,3によりデ
シマル入力モード・フラツグDTMが1のため判定処理2,4
が選択される。ここでデシマル入力モード・フラツグDT
Mが0のときは処理6が選択され、通常の文字の入力・
編集が行われることになる。判定処理2,4ではデシマル
入力モードDTMが1のときに入力された文字が数字デー
タか数字データ以外かを判別する。数字データならば数
字バツフアー・カウンタNBCに1を加え、入力された数
字データを数字バツフアーNBUFに蓄える。本実施例にお
いては第6図のように1〜5までが入力され、数字バツ
フアー・カウンタNBCが5となっている。処理7は数字
データ以外の文字が入力された場合の処理を示してい
て、デシマル入力モード・フラツグDTMに0を格納する
ことにより、数字バツフアーNBUFへの格納を中止するこ
とを指示するとともに数字バツフアー・カウンタNBCを
0にすることにより、すでに数字バツフアNBUFに蓄えら
れた数字データがあればそれを無効にする。その後は処
理6によって、入力された文字を文書メモリDBUFへ格納
することなどを行なう。
シマル入力モード・フラツグDTMが1のため判定処理2,4
が選択される。ここでデシマル入力モード・フラツグDT
Mが0のときは処理6が選択され、通常の文字の入力・
編集が行われることになる。判定処理2,4ではデシマル
入力モードDTMが1のときに入力された文字が数字デー
タか数字データ以外かを判別する。数字データならば数
字バツフアー・カウンタNBCに1を加え、入力された数
字データを数字バツフアーNBUFに蓄える。本実施例にお
いては第6図のように1〜5までが入力され、数字バツ
フアー・カウンタNBCが5となっている。処理7は数字
データ以外の文字が入力された場合の処理を示してい
て、デシマル入力モード・フラツグDTMに0を格納する
ことにより、数字バツフアーNBUFへの格納を中止するこ
とを指示するとともに数字バツフアー・カウンタNBCを
0にすることにより、すでに数字バツフアNBUFに蓄えら
れた数字データがあればそれを無効にする。その後は処
理6によって、入力された文字を文書メモリDBUFへ格納
することなどを行なう。
次に、処理8によって第6図のように数字バツフアーNB
UFおよび数字バツフアー・カウンタNBCがセツトされて
いる状態で、再びデシマル・キーDTKが入力されると、
判定処理2,2により処理4および処理5が選択される。
UFおよび数字バツフアー・カウンタNBCがセツトされて
いる状態で、再びデシマル・キーDTKが入力されると、
判定処理2,2により処理4および処理5が選択される。
処理4では第9図のフローチヤートで示される数字処理
が行われ、第5図の文書メモリDBUFの状態から第7図の
ように数字バツフアーNBUFの内容が転送される。詳しく
説明すると、第9図において判定処理4,1では数字バツ
フアー・カウンタNBCを判定することにより、数字バツ
フアーNBUFに有効な数字が存在する場合のみ処理4,2へ
進む。他の場合は無処理となる。
が行われ、第5図の文書メモリDBUFの状態から第7図の
ように数字バツフアーNBUFの内容が転送される。詳しく
説明すると、第9図において判定処理4,1では数字バツ
フアー・カウンタNBCを判定することにより、数字バツ
フアーNBUFに有効な数字が存在する場合のみ処理4,2へ
進む。他の場合は無処理となる。
処理4,2では現在のカーソル位置の列アドレスCRXに1を
加えた値をワーク・レジスタRAにセツトする。次の判定
処理4,3では現在のカーソル位置の行アドレスCRYとワー
ク・レジスタRAによって示される文書メモリDBUFの文字
が数字かどうかを判別する。数字ならば次の処理4,4
で、その数字データをスペースに置き換え、ワークレジ
スタRAに1を加える。以上の処理を数字データ以外の文
字を検出するまで行う。この処理により、転送先のカー
ソル位置の右側に続く、入力済の数字データを消去する
ことを行なう。
加えた値をワーク・レジスタRAにセツトする。次の判定
処理4,3では現在のカーソル位置の行アドレスCRYとワー
ク・レジスタRAによって示される文書メモリDBUFの文字
が数字かどうかを判別する。数字ならば次の処理4,4
で、その数字データをスペースに置き換え、ワークレジ
スタRAに1を加える。以上の処理を数字データ以外の文
字を検出するまで行う。この処理により、転送先のカー
ソル位置の右側に続く、入力済の数字データを消去する
ことを行なう。
判定処理4,3で数字データ以外の文字が検出されたら、
次の処理4,5を行なう。ここでは転送先のカーソル列ア
ドレスCRXから数字バツフアー・カウントNBCを引き、そ
の結果をワーク・レジスタRAにセツトする。実施例にお
いてはカーソル列アドレスCRX=10,数字バツフアー・カ
ウントNBC=5であることからワーク・レジスタRAには
5がセツトされる。
次の処理4,5を行なう。ここでは転送先のカーソル列ア
ドレスCRXから数字バツフアー・カウントNBCを引き、そ
の結果をワーク・レジスタRAにセツトする。実施例にお
いてはカーソル列アドレスCRX=10,数字バツフアー・カ
ウントNBC=5であることからワーク・レジスタRAには
5がセツトされる。
次の判定処理4,6ではワーク・レジスタRAとカーソル行
アドレスCRYによって指示される文書メモリDBUFの文字
データが数字データであるかどうかを判別する。数字デ
ータならば処理4,7により、スペースに置き換え、ワー
ク・レジスタRAから1を引く、この処理を繰り返すこと
により転送先の左側にある数字データを消去することを
行なう。数字データ以外の文字が検出されたら、次の処
理4,7へ進む。
アドレスCRYによって指示される文書メモリDBUFの文字
データが数字データであるかどうかを判別する。数字デ
ータならば処理4,7により、スペースに置き換え、ワー
ク・レジスタRAから1を引く、この処理を繰り返すこと
により転送先の左側にある数字データを消去することを
行なう。数字データ以外の文字が検出されたら、次の処
理4,7へ進む。
処理4,8では現在のカーソル列アドレスCRXの値をワーク
・レジスタRAに転送する。次の判定処理4,9では数字バ
ツフアーNBUFの内容を文書メモリDBUFに転送するための
判定を行なう。有効な数字データが存在すれば、処理4,
10および処理4,11が選択される。処理4,10では数字バツ
フアーNBUF内の数字バツフアー・カウンタNBCで示され
る最下位桁の数字を文書メモリDBUFに転送する。転送す
る位置はカーソル行アドレスCRYとワーク・レジスタRA
によって指示される。次の処理4,11ではワーク・レジス
タRAから1を引き、さらに数字バツフアー・カウンタNB
Cから1を引く。以上の処理を繰り返すことにより、数
字バツフアーNBUFに蓄えられた数字データがすべて文書
メモリDBUFに転送される。
・レジスタRAに転送する。次の判定処理4,9では数字バ
ツフアーNBUFの内容を文書メモリDBUFに転送するための
判定を行なう。有効な数字データが存在すれば、処理4,
10および処理4,11が選択される。処理4,10では数字バツ
フアーNBUF内の数字バツフアー・カウンタNBCで示され
る最下位桁の数字を文書メモリDBUFに転送する。転送す
る位置はカーソル行アドレスCRYとワーク・レジスタRA
によって指示される。次の処理4,11ではワーク・レジス
タRAから1を引き、さらに数字バツフアー・カウンタNB
Cから1を引く。以上の処理を繰り返すことにより、数
字バツフアーNBUFに蓄えられた数字データがすべて文書
メモリDBUFに転送される。
以上の処理4により、転送先の文書メモリDBUFにある入
力済の数字のうち左側と右側に続く数字を消去したの
ち、数字バツフアーNBUFの内容を転送する。
力済の数字のうち左側と右側に続く数字を消去したの
ち、数字バツフアーNBUFの内容を転送する。
前記、実施例においては数字の入力を行うときに限り、
入力済の数字がつながらないように入力済の数字を消す
ようにしているが、欧文の文字処理装置ではスペースに
よって単語が区切られることから、入力済の単語に重ね
て入力し直すときには前後のスペースまでを消して新し
い単語を転送するようにしてもよい。
入力済の数字がつながらないように入力済の数字を消す
ようにしているが、欧文の文字処理装置ではスペースに
よって単語が区切られることから、入力済の単語に重ね
て入力し直すときには前後のスペースまでを消して新し
い単語を転送するようにしてもよい。
つまり、実施例においては数字のみを対象として処理し
ているが、文字データ正負符号、小数点、桁区切り記号
などを含めて処理することも可能である。
ているが、文字データ正負符号、小数点、桁区切り記号
などを含めて処理することも可能である。
又9図の判断処理4,3又は、処理4,6において、判断がYe
sの場合に、処理4,4又は処理4,7において、カーソルの
行アドレスを記憶するCRYを1インクリメントして転送
すべき文書メモリDBUF上の行を一行下げたり、或は、CR
Yで示される文書メモリDBUF上の一行分のデータを一行
下げたりしても本発明は効果を発する。
sの場合に、処理4,4又は処理4,7において、カーソルの
行アドレスを記憶するCRYを1インクリメントして転送
すべき文書メモリDBUF上の行を一行下げたり、或は、CR
Yで示される文書メモリDBUF上の一行分のデータを一行
下げたりしても本発明は効果を発する。
以上説明したように、本発明によれば、転送対象のデー
タのデータ長と、指定されたデータ転送位置とに基づい
て、当該データの転送先となる範囲の前後に連続する位
置に、所定文字種の文字列が既に記憶されているかを判
定し、既に記憶されていると判定されたときには、当該
文字列を消去するようにしたので、データの転送入力に
際して、何ら煩雑な操作を要することなく、既に記憶さ
れている所定の文字種の文字列が残って、新たに転送入
力されるデータと繋がってしまう事態が回避でき、デー
タ入力における操作者の負担が軽減されるという効果が
ある。
タのデータ長と、指定されたデータ転送位置とに基づい
て、当該データの転送先となる範囲の前後に連続する位
置に、所定文字種の文字列が既に記憶されているかを判
定し、既に記憶されていると判定されたときには、当該
文字列を消去するようにしたので、データの転送入力に
際して、何ら煩雑な操作を要することなく、既に記憶さ
れている所定の文字種の文字列が残って、新たに転送入
力されるデータと繋がってしまう事態が回避でき、デー
タ入力における操作者の負担が軽減されるという効果が
ある。
第1図は本発明の構成を示すブロツク図 第2図はキー・ボードKBの配置図 第3図は数字バツフアーNBUFの配置図 第4図は文書メモリDBUFの配置図 第5図は実施例の説明のための文書メモリDBUFの初期状
態図 第6図は実施例の説明のための数字バツフアーNBUFの状
態図 第7図は実施例の動作結果による文書メモリDBUFの状態
図 第8図は実施例のためのメイン・フローチヤート図 第9図は実施例の詳細フローチヤート図 CPU……マイクロ・プロセツサ KB……キー・ボード CG……キヤラクタ・ジエネレータ DBUF……文書メモリ CRTC……CRTコントローラ PRT……プリンタ CRT……表示器 BUS……共通バス RAM……ランダム・アクセス・メモリ CRX……カーソル列アドレス CRY……カーソル列アドレス RA……ワーク・レジスタ DTM……デシマル入力モード・フラツグ NBC……数字バツフアー・カウント NBUF……数字バツフアー ANK……英数キー等 CK……カーソル・キー NK……数字キー DTK……デシマル・キー
態図 第6図は実施例の説明のための数字バツフアーNBUFの状
態図 第7図は実施例の動作結果による文書メモリDBUFの状態
図 第8図は実施例のためのメイン・フローチヤート図 第9図は実施例の詳細フローチヤート図 CPU……マイクロ・プロセツサ KB……キー・ボード CG……キヤラクタ・ジエネレータ DBUF……文書メモリ CRTC……CRTコントローラ PRT……プリンタ CRT……表示器 BUS……共通バス RAM……ランダム・アクセス・メモリ CRX……カーソル列アドレス CRY……カーソル列アドレス RA……ワーク・レジスタ DTM……デシマル入力モード・フラツグ NBC……数字バツフアー・カウント NBUF……数字バツフアー ANK……英数キー等 CK……カーソル・キー NK……数字キー DTK……デシマル・キー
Claims (1)
- 【請求項1】文字、数字または記号の複数個により構成
されるデータを入力する入力手段と、 該入力手段より入力されたデータを蓄積する蓄積手段
と、 複数のデータを記憶する記憶手段と、 該記憶手段上で、データ転送位置を指定する指定手段
と、 該指定手段により指定されたデータ転送位置に、前記蓄
積手段に蓄積されたデータを転送する転送手段と、 前記指定手段により指定されるデータ転送位置と、前記
蓄積手段に蓄積されたデータのデータ長とに基づいて、
当該蓄積されたデータの前記記憶手段上の転送先となる
範囲の前後に連続する位置に、所定文字種の文字列が既
に記憶されているかを判定する判定手段と、 該判定手段により既に記憶されていると判定されたとき
に、当該所定文字種の文字列を前記記憶手段より消去す
る消去手段とを具えたことを特徴とするデータ処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61046705A JPH0734196B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61046705A JPH0734196B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62204367A JPS62204367A (ja) | 1987-09-09 |
JPH0734196B2 true JPH0734196B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12754778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61046705A Expired - Lifetime JPH0734196B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734196B2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP61046705A patent/JPH0734196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62204367A (ja) | 1987-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |