JPH07335518A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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Publication number
JPH07335518A
JPH07335518A JP12221094A JP12221094A JPH07335518A JP H07335518 A JPH07335518 A JP H07335518A JP 12221094 A JP12221094 A JP 12221094A JP 12221094 A JP12221094 A JP 12221094A JP H07335518 A JPH07335518 A JP H07335518A
Authority
JP
Japan
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resist
temperature
humidity
motor
turntable
Prior art date
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Pending
Application number
JP12221094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tsuchiya
雅夫 土谷
Noboru Shibata
昇 柴田
Hiroshi Naito
弘 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12221094A priority Critical patent/JPH07335518A/ja
Publication of JPH07335518A publication Critical patent/JPH07335518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/08Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度及び湿度が変化してもレジストを均一に
塗布可能となす。 【構成】 モーター2の駆動により回転するようになさ
れたターンテーブル3と、このターンテーブル3上に載
置される基板4にレジストを供給するレジスト供給機構
部5とを装置本体1内に備える。そして、装置本体1内
の温度及び湿度を温度計9と湿度計10により測定し、
その測定結果に応じて予め設定しておいた補正曲線に従
いモーター2の回転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体や光ディ
スク等を製造するのに用いて有用なレジスト塗布装置に
関し、レジストの塗布厚を制御する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体や光ディスク等を製造す
る工程には、シリコンウエハーやガラスよりなる光ディ
スク用原盤上にフォトレジストを塗布する工程がある。
レジストを塗布する装置としては、例えばモーターの駆
動により回転するターンテーブルと、このターンテーブ
ル上に載置されるシリコンウエハー等にレジストを供給
するレジスト供給機構部とを備えたものが提案されてい
る。
【0003】このレジスト塗布装置では、ターンテーブ
ルが回転することによる遠心力を利用して、該ターンテ
ーブル上に載置されたシリコンウエハー上に、フォトレ
ジスト等のレジストを均一に塗布するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトレジ
ストの膜厚は、その製品の品質を左右する大切な要因の
一つである。また、このフォトレジストの膜厚は、塗布
時の気温や湿度またはウエハーや原盤の温度、ターンテ
ーブルの温度、フォトレジストの粘度や固型分、ターン
テーブルの回転数等の因子に依存している。
【0005】これらのうち、フォトレジストの粘度や固
型分、ターンテーブルの回転数等は容易に制御でき、ま
たウエハーや原盤の温度は室内に暫く放置することで平
衡になる。一方、温度と湿度は空調装置の能力に依存す
るため、この空調装置のばらつきが大きい場合、レジス
トの塗布厚のばらつきが大きくなる。
【0006】半導体の製造ラインにおいては、他の工程
への配慮もあって通常はかなりばらつきの小さい空調装
置が設置されているため、気温、湿度の影響は少ない。
また、光ディスクのスタンパー製造工程においては、例
えば光学式ディスク(いわゆるコンパクトディスク)で
は±50オングストローム、光磁気ディスクでは±30
オングストローム程度の制御が必要であると言われてい
るが、特にコンパクトディスクの分野においては製品価
格の低下により設備投資に多大な金額を投じることが困
難になりつつある。
【0007】このため、可能であればオフィス用の空調
設備程度の環境下でフォトレジストの塗布を行いたいと
いう要求が高まりつつある。この場合、温度,湿度のば
らつきはかなり大きなものになり、レジストの塗布厚を
このような条件下でどのようにして均一に保つかが大き
な問題となる。
【0008】そこで本発明は、上述の従来の課題を解決
するべく提案されたものであって、温度及び湿度が変化
してもレジストを均一に塗布することができるレジスト
塗布装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレジスト塗
布装置は、モーターの駆動により回転するようになされ
たターンテーブルと、このターンテーブル上に載置され
る基板にレジストを塗布するレジスト供給機構部とを装
置本体内に備えたものである。そして、特にこの装置で
は、装置本体内の温度及び湿度を測定し、その測定結果
に応じて予め設定しておいた補正曲線に従いモーターの
回転数を制御する制御機構部を備えることにより、上述
の課題を解決する。
【0010】このレジスト塗布装置に用いられる基板と
しては、光ディスク用原盤又は半導体ウエハーを用い
る。
【0011】
【作用】本発明においては、装置本体内の温度及び湿度
を測定し、その測定結果に応じて予め設定しておいた補
正曲線に従いモーターの回転数を制御する制御機構部が
設けられているので、例え装置本体内の温度、湿度が変
化したとしてもその変化に応じて適性値にモーターの回
転数が制御され、ターンテーブル上に載置される基板に
塗布されるレジストの塗布厚が均一になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例のレ
ジスト塗布装置は、図1に示すように、装置本体1内に
モーター2の駆動により回転するようになされたターン
テーブル3と、このターンテーブル3上に載置される基
板4にレジストを塗布するレジスト供給機構部5と、モ
ーター2の回転数を制御する制御機構部とから構成され
ている。
【0013】装置本体1は、基板4を回転させるターン
テーブル3やモーター2、この基板4にレジストを供給
するレジスト供給機構部5をその内部に収納し得る程度
の大きさとして形成されている。この装置本体1内の温
度や湿度は、ある程度調整可能となされている。
【0014】ターンテーブル3は、半導体ウエハーや光
ディスク用原盤を回転させたときに安定して載置し得る
程度の大きさに形成されている。このターンテーブル3
は、モーター2の回転軸6の先端に固定され、該回転軸
6を中心として回転するようになっている。そして、こ
のターンテーブル3が設けられる外周囲には、基板4に
供給されたレジストが飛散しないようにするための防護
壁7が設けられている。
【0015】レジスト供給機構部5は、所定の粘度及び
固型分とされたレジストをターンテーブル3上に載置さ
れた基板4に供給するためのものであり、該ターンテー
ブル3上に設けられたノズルアーム8の先端よりレジス
トを滴下することにより基板4に供給するようになって
いる。
【0016】特にこの装置では、装置本体1内の温度及
び湿度の変化があってもレジストの塗布厚を均一なもの
とすることができるように、当該装置本体1内の温度及
び湿度を測定し、その測定結果に応じて予め設定してお
いた補正曲線に従いモーター2の回転数を制御する制御
機構部が備わっている。
【0017】補正曲線は、レジストの塗布厚が均一とな
るように、温度変化及び湿度変化に応じてモーター2の
回転数を測定し、これをグラフにプロットしたものであ
る。例えば、湿度を30%RH,50%RH,70%R
Hとした場合の補正曲線を図2に示す。この結果を見る
と、湿度及び温度が高くなるにつれ、モーター2の回転
数を低くすればよい結果となっている。
【0018】制御機構部は、測温装置である温度計9
と、湿度計10と、これらにそれぞれ接続されるA/D
コンバーター11,12を介して接続されるシーケンサ
ー13と、モーター2の回転数を制御するサーボコント
ローラー14とから構成されている。
【0019】温度計9と湿度計10は、その先端部9
a,10aが装置本体1内に望むようになされている。
この温度計9と湿度計10によって測定された装置本体
1内の温度と湿度は、A/Dコンバーター11,12に
よってアナログ信号からディジタル信号に変換された
後、シーケンサー13に転送される。
【0020】このシーケンサー13では、温度と湿度の
測定結果に基づいて予め求めておいた補正曲線により振
切回転数を決定し、そのデータをサーボコントローラー
14に転送する。そして、このサーボコントローラー1
4からの信号に応じてモーター2の回転数を制御する。
【0021】ここで、以下に示す条件の下に、上述のレ
ジスト塗布装置を用いて光ディスク用原盤にフォトレジ
ストを塗布してみた。先ず、研磨・洗浄・乾燥させたガ
ラスよりなる光ディスク用原盤を室内に3時間以上放置
する。
【0022】そして、この光ディスク用原盤をターンテ
ーブル3上にセットする。続いて、ノズルアーム8より
フォトレジストを原盤上に滴下し、該ターンテーブル3
を所定の回転数で回転させることにより、原盤全体にフ
ォトレジストを広げる。
【0023】フォトレジストとしては、例えば東京応化
社製の商品名OFPR−77、1.5cpsを用いた。
滴下する量としては、例えば30ccとした。また、初
期のモーター2の回転数は、30rpmとした。
【0024】そして、装置本体1内の温度と湿度を温度
計9と湿度計10によって測定し、その測定結果をそれ
ぞれに接続されるA/Dコンバーター11,12へ転送
する。そして、このA/Dコンバーター11,12でア
ナログ信号をディジタル信号に変換した後、そのディジ
タル信号をシーケンサー13へ転送する。
【0025】このシーケンサー13では、測定結果に応
じて予め求めておいた図2に示す補正曲線より振切回転
数を決定する。レジスト塗布を行っている間、装置本体
1内の温度,湿度が変化した場合には、それに応じてこ
の補正曲線より逐次振切回転数を決定する。そして、そ
の結果をサーボコントローラー14に転送し、このサー
ボコントローラー14によりモーター2の回転数を制御
する。
【0026】この実験により得られた結果を図3に示
す。図3中、○印は湿度を示し、△印は気温を示す。フ
ォトレジストの塗布厚の測定は、溝尻光学工業社製の商
品名エソプソメーターDVA−36を用いた。この結果
からわかるように、レジスト塗布作業中に温度,湿度が
かなりばらついていても、レジストの塗布厚は、ほんの
僅かなばらつきしか生じておらず、ほぼ均一な膜厚とさ
れている。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のレジスト塗布装置においては、装置本体内の温度,
湿度を測定し、その測定結果に応じてレジストの塗布厚
が一定となるように予め求めておいた補正曲線により振
切回転数を決定し、その回転数でモーターの回転数を制
御するようにしているので、装置本体内の温度,湿度が
変化しても常に適性な回転数とすることができ、レジス
トの塗布厚を均一なものとすることができる。したがっ
て、空調器等の制御はそれ程、精度を必要とせず、また
設置場所等も任意に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レジスト塗布装置の概略的な構成を示す模式図
である。
【図2】補正曲線を示す特性図である。
【図3】実験結果を示す特性図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 モーター 3 ターンテーブル 4 基板 5 レジスト供給機構部 6 回転軸 7 防護壁 8 ノズルアーム 9 温度計 10 湿度計 11,12 A/Dコンバーター 13 シーケンサー 14 サーボコントローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターの駆動により回転するようにな
    されたターンテーブルと、このターンテーブル上に載置
    される基板にレジストを供給するレジスト供給機構部と
    を装置本体内に備え、 上記装置本体内の温度及び湿度を測定し、その測定結果
    に応じて予め設定しておいた補正曲線に従いモーターの
    回転数を制御する制御機構部を有してなるレジスト塗布
    装置。
  2. 【請求項2】 基板は、光ディスク用原盤であることを
    特徴とする請求項1記載のレジスト塗布装置。
  3. 【請求項3】 基板は、半導体ウエハーであることを特
    徴とする請求項1記載のレジスト塗布装置。
JP12221094A 1994-06-03 1994-06-03 レジスト塗布装置 Pending JPH07335518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221094A JPH07335518A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 レジスト塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221094A JPH07335518A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 レジスト塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07335518A true JPH07335518A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14830281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12221094A Pending JPH07335518A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 レジスト塗布装置

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JP (1) JPH07335518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010040921A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Tokyo Electron Ltd 塗布装置、塗布方法、塗布、現像装置及び記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010040921A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Tokyo Electron Ltd 塗布装置、塗布方法、塗布、現像装置及び記憶媒体

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408