JP2773500B2 - フォトレジスト塗布装置 - Google Patents

フォトレジスト塗布装置

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JP2773500B2
JP2773500B2 JP3331464A JP33146491A JP2773500B2 JP 2773500 B2 JP2773500 B2 JP 2773500B2 JP 3331464 A JP3331464 A JP 3331464A JP 33146491 A JP33146491 A JP 33146491A JP 2773500 B2 JP2773500 B2 JP 2773500B2
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JP
Japan
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photoresist
coating
cup
temperature
humidity
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貴之 内山
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NEC Corp
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板(以下ウェ
ハと呼ぶ)表面にフォトレジストを塗布するフォトレジ
スト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトレジスト塗布装置は図4の
断面図に示すように、塗布カップ内温湿度制御部408
と温度制御付フォトレジスト供給部406とを有してい
る。
【0003】塗布カップ内温湿度制御部408により温
度及び湿度を所望の値の±0.1℃,±0.1%程度に
制御された塗布カップ409内に送られたウェハ401
は、真空チャック402に支持され、温度制御付フォト
レジスト供給部406により温度を所望の値の±0.1
℃程度に制御されたフォトレジストをフォトレジスト供
給ノズル405を通してモーター403により回転され
たウェハ401上に滴下することによりフォトレジスト
を塗布していた。404はモーター回転制御部、407
は温湿度検知部である。
【0004】従来のフォトレジスト形成装置では、カッ
プ内の気圧が10mmHg低下すると、フォトレジスト
の膜厚が約50Åも厚くなってしまった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフォト
レジスト塗布装置は、カップ内温湿度の制御と、フォト
レジストの温度の制御を行っているため、塗布カップ内
の気圧が変化した場合、フォトレジスト膜の膜厚が変化
してしまう欠点があった。
【0006】本発明の目的は、塗布カップ内の気圧の変
化によらず、一定の膜厚のフォトレジスト膜を形成する
フォトレジスト塗布装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るフォトレジスト塗布装置においては、
気圧検知部と、塗布条件制御手段とを有し、塗布カップ
内に半導体基板を回転させて該基板表面にフォトレジス
トを塗布するフォトレジスト塗布装置であって、気圧検
知部は、塗布カップ内の気圧を検知するものであり、
塗布条件制御手段は、気圧検知部の検知信号に基づい
て、半導体基板の回転数又は塗布カップ内湿度を変更し
て塗布条件を制御するものである。
【0008】
【作用】本発明のフォトレジスト塗布装置は塗布カップ
内の気圧を検知し、その気圧により塗布条件を制御する
ものである。
【0009】
【実施例】次に本発明について図を参照して説明する。
【0010】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
係るフォトレジスト塗布装置を示す断面図である。
【0011】図1に示すように、塗布カップ内温湿度制
御部108により温度及び湿度が一定の値の±0.1
℃,±0.1%程度に制御された塗布カップ109内に
送られたウェハ101は真空チャック102に支持さ
れ、温度制御付フォトレジスト供給部106により温度
を一定の値の±0.1℃程度に制御されたフォトレジス
トをフォトレジスト供給ノズル105を通してウェハ1
01上に滴下される。107は温湿度検知部であり、カ
ップ109内の温湿度を検知する。
【0012】このとき、ウェハ101は、モーター10
3によりフォトレジストを回転塗布されるが、この回転
数は、カップ109内の気圧を気圧検知部110により
検知された気圧データからデータ演算部111により決
定される。
【0013】データ演算部111には、あらかじめカッ
プ109内気圧とフォトレジスト膜厚の関係[図3
(a)に例を示す]とモーター回転数とフォトレジスト
膜厚の関係[図3(b)に例を示す]とを入力し、カッ
プ109内気圧に応じたモーター回転数を得るようにな
っている。カップ109内気圧が10mmHg低下した
ときモーター回転制御部104によりモーター103の
回転数を約150rpm下げると、一定のフォトレジス
ト膜厚が得られる。
【0014】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す断面図である。
【0015】本実施例では、塗布カップ209内の温度
は、気圧検知部210により検知された気圧によりデー
タ演算部211により決定された値の±0.1%程度
に、塗布カップ209内温度は一定の値の±0.1℃程
度に、塗布カップ内温湿度制御部208によりそれぞれ
制御されている。
【0016】塗布カップ209内に送られたウェハ20
1は、真空チャック202により支持される。
【0017】温度制御付フォトレジスト供給部206に
より温度を一定の値の±0.2℃程度に制御されたフォ
トレジストをフォトレジスト供給ノズル205を通しウ
ェハ201上に、モーター回転制御部202で制御され
たモーター203により回転塗布される。
【0018】このとき、データ演算部211には、あら
かじめカップ209内気圧とフォトレジスト膜厚の関係
[図3(a)に例を示す]とカップ内湿度とフォトレジ
スト膜厚の関係[図3(c)に例を示す]とを入力し、
カップ209内気圧に応じたカップ内湿度を得るように
なっている。
【0019】カップ内気圧が10mmHg低下したと
き、カップ内湿度を0.5%下げれば、一定のフォトレ
ジスト膜厚が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、塗
布カップ内の気圧を検知し、その気圧によりフォトレジ
ストの塗布条件を制御するため、塗布カップ内の気圧の
変動によらず、一定の膜厚のフォトレジスト膜を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2を示す断面図である。
【図3】(a)はカップ内気圧とフォトレジスト膜厚の
関係の一例を示す図、(b)はモーター回転数とフォト
レジスト膜厚の関係の一例を示す図、(c)はカップ内
湿度とフォトレジスト膜厚の関係の一例を示す図であ
る。
【図4】従来の装置を示す図である。
【符号の説明】
101,201,401 ウェハ 102,202,402 真空チャック 103,203,403 モーター 104,204,404 モーター回転制御部 105,205,405 フォトレジスト供給ノズル 106,206,406 温度制御付フォトレジスト供
給部 107,207,407 温湿度検知部 108,208,408 塗布カップ内温湿度制御部 109,209,409 塗布カップ 110,210 気圧検知部 111,211 データ演算部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 B05C 11/08 B05D 1/40 G03F 7/16 502

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気圧検知部と、塗布条件制御手段とを有
    し、塗布カップ内に半導体基板を回転させて該基板表面
    にフォトレジストを塗布するフォトレジスト塗布装置で
    あって、 気圧検知部は、塗布カップ内の気圧を検知するもので
    あり、 塗布条件制御手段は、気圧検知部の検知信号に基づい
    て、半導体基板の回転数又は塗布カップ内湿度を変更し
    て塗布条件を制御するものであることを特徴とするフォ
    トレジスト塗布装置。
JP3331464A 1991-11-20 1991-11-20 フォトレジスト塗布装置 Expired - Lifetime JP2773500B2 (ja)

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JPH05144721A JPH05144721A (ja) 1993-06-11
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US6599560B1 (en) 1997-10-30 2003-07-29 Fsi International, Inc. Liquid coating device with barometric pressure compensation
US6536964B1 (en) 1999-09-03 2003-03-25 Tokyo Electron Limited Substrate processing system and substrate processing method

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JP2922921B2 (ja) * 1989-05-22 1999-07-26 東京エレクトロン株式会社 塗布装置及び塗布方法

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