JPH06333807A - レジスト塗布装置とレジスト塗布方法 - Google Patents

レジスト塗布装置とレジスト塗布方法

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Publication number
JPH06333807A
JPH06333807A JP14570993A JP14570993A JPH06333807A JP H06333807 A JPH06333807 A JP H06333807A JP 14570993 A JP14570993 A JP 14570993A JP 14570993 A JP14570993 A JP 14570993A JP H06333807 A JPH06333807 A JP H06333807A
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JP
Japan
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resist
master
turntable
resist solution
coating apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP14570993A
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English (en)
Inventor
Junzo Takano
純三 高野
Hiroshi Naito
弘 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14570993A priority Critical patent/JPH06333807A/ja
Publication of JPH06333807A publication Critical patent/JPH06333807A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原盤におけるレジスト膜厚の均一性を向上する
ことができ、しかも原盤の品質の低下を防止し、簡単な
構成により容易にレジスト塗布をすることができるレジ
スト塗布装置を提供すること。 【構成】原盤25を載せるターンテーブル21と、上記
ターンテーブル21上の上記原盤25にレジスト液27
を供給するレジスト供給源37と、上記ターンテーブル
21を回転するための駆動源22を有し、レジスト液2
7が上記原盤25に広がった後に、上記駆動源22によ
り上記ターンテーブル21を回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光ディスクの
原盤を作るのに用いて最適なレジスト塗布装置とレジス
ト塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのマスタリングにおいて、ガ
ラス原盤に対してフォトレジストをスピンコート法によ
って塗布するレジスト塗布装置がある。
【0003】図5に示す従来のレジスト塗布装置は、タ
ーンテーブル1の上にはガラス原盤5をのせて、モータ
2(M2)を駆動してターンテーブル1を回転するよう
になっている。このモータ2の回転速度は、速度制御回
路3と速度設定器4により設定できるようになってい
る。
【0004】アーム保持用支柱6には吐出口保持用アー
ム10が水平に取り付けられている。この吐出口保持用
アーム10の先端にはレジスト突出口13が設けられて
いる。
【0005】レジスト突出口13はレジスト液供給用パ
イプ11に接続されており、その途中にはレジスト吐出
用の電磁弁12が設けられている。モータ7(M2)
は、アーム保持用支柱6を図6に示すように揺動するた
めのものであり、速度制御回路8と速度設定器9により
その駆動が制御される。
【0006】図8を参照すると、従来の図5に示すレジ
スト塗布装置においては、ターンテーブル1を低速で回
転させた状態で(ステップS1)、レジスト吐出口保持
用アームを図6に示すように外周位置(スタート点A)
に移動する(ステップS2)。
【0007】次に、電磁弁12をオンして、吐出スター
トを行うと同時に、吐出口保持用アーム10を図6の内
周へ移動する。すなわち吐出用保持用アーム10は外周
位置Aから内周(中心)位置Bに移動する(ステップS
3)。
【0008】次に、吐出用保持用アームが中心位置Bに
ある状態で、電磁弁をオフして突出を停止する(ステッ
プS4)。次に、一定時間経過後ターンテーブル1を中
速回転して、レジストを振り切る(ステップS5)。そ
して、ターンテーブル1を高速回転してレジストを乾燥
する(ステップS6)。その後、ターンテーブル1の回
転を停止する(ステップS7)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のレジスト塗布方法においては、ある程度均一なレ
ジスト膜厚の分布を確保(プラスマイナス20オングス
トロームのばらつき)することができた。しかし、より
ばらつきの少ないレジスト膜厚の分布の確保が望まれて
いた。
【0010】また、レジスト液内に気泡および微細な異
物が混入したような場合に、従来の方法では、気泡がレ
ジスト膜内に止まってしまうという現象が起こり、それ
はレジストガラス原盤の欠陥ということになる。このた
めにガラス原盤の品質を著しく損なう結果をもたらして
いた。
【0011】その他に、レジスト液の吐出軌跡を、図6
のようにすると、ターンテーブル1の低速回転と吐出口
保持用アーム10の旋回速度との関係を、微妙に調整す
る必要があった。
【0012】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであって、原盤におけるレジスト膜厚の均一性を
向上することができ、しかも原盤の品質の低下を防止
し、簡単な構成により容易にレジスト塗布をすることが
できる、レジスト塗布装置とレジスト塗布方法を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、原盤を載せるターンテーブルと、上記ターンテ
ーブル上の上記原盤にレジスト液を供給するレジスト供
給源と、上記ターンテーブルを回転するための駆動源を
有し、レジスト液が上記原盤に広がった後に、上記駆動
源により上記ターンテーブルを回転する構成としたレジ
スト塗布装置により、達成される。
【0014】本発明では、好ましくは前記レジスト供給
源は、前記原盤の中心付近にレジスト液を供給する。ま
た、本発明では、好ましくは前記原盤は、光ディスクの
ガラス原盤である。
【0015】また、上記目的は、本発明にあっては、原
盤にレジスト液を塗布するレジスト塗布方法において上
記原盤を停止状態にして、上記原盤の中心付近にレジス
ト液を供給し、上記原盤にレジスト液が広がった後に、
上記原盤を回転させることで前記原盤にレジスト膜を生
成するレジスト塗布方法により、達成される。
【0016】
【作用】停止状態の原盤の中心付近にレジスト液を供給
し、原盤にレジスト液が広がった後に、原盤を回転させ
で、原盤にレジスト膜を生成する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0018】図1は、本発明のレジスト塗布装置の好ま
しい実施例を示している。図1において、円形のターン
テーブル21は、主軸を介してモータ22(M)により
回転できるようになっている。このモータ22は、速度
制御回路23と速度設定器24により、所定の回転速度
が設定できるようになっている。
【0019】ターンテーブル21の上にはガラス原盤2
5を載せることができる。このガラス原盤は、たとえば
光ディスクのマスタリングにおいて用いられるガラス原
盤である。
【0020】固定部に対してアーム保持用支柱6が立て
て固定されている。このアーム保持用支柱26の上端に
は、吐出口保持用アーム30の一端が固定されている。
この吐出口保持用アーム30の他端には、レジスト吐出
口33が設けられている。このレジスト吐出口33は、
レジスト液供給用パイプ31を介してレジスト液供給源
37に接続されている。このレジスト液供給用パイプ3
1の途中には、レジスト吐出用の電磁弁32が設けられ
ている。
【0021】次に、図1のレジスト塗布装置における動
作例を説明する。図4を参照する。この図4には図1の
レジスト塗布装置の動作例が示されている。
【0022】まず、図1のターンテーブル21は、回転
が停止状態にある(ステップS11)。このターンテー
ブル21が停止状態において、図2に示すように、レジ
スト液27をガラス原盤25の中心位置Bに吐出もしく
は供給するために、図1の電磁弁32をオンする(ステ
ップS12)。
【0023】図2に示すようにして、レジスト液27は
ガラス原盤25の中心位置Bから少しずつ外周方向に広
がり、図3に示すように、ほぼガラス原盤25の面一杯
に広がったら、図1の電磁弁32をオフしてレジスト液
27の突出を停止する(ステップS13)。
【0024】次に、図1のターンテーブル21を、停止
状態から低速で回転し始める(ステップS14)。この
場合に、モータ22は、速度制御回路23により制御さ
れ、しかも速度設定器24に従って回転することにな
る。
【0025】次に、ターンテーブル21を中速回転にし
て、レジスト液27の振り切りを行う(ステップS1
5)。さらに、ターンテーブル21を高速回転して、レ
ジスト液27の乾燥を行う(ステップS16)。
【0026】このようにターンテーブル21は、低速で
回転させた後に、中速そして高速と変化させてレジスト
液27の振り切りおよび乾燥作業を行う。この場合のレ
ジスト膜厚のコントロールは、ターンテーブル21の中
速の回転数と、その回転時間で行う。
【0027】具体的なレジスト液の塗布条件を示すと、
たとえば次のようになる。テーブル低速回転は、2ない
し50rpmで、1ないし150秒間である。また、テ
ーブル中速回転は、40ないし400rpmで、30な
いし240秒間である。さらに、テーブル高速回転は、
300ないし1100rpmで、30ないし240秒間
である。
【0028】このようにレジスト液の乾燥を行った後
に、ターンテーブル21の回転を停止する(ステップS
17)。
【0029】図1の実施例におけるレジスト液の塗布方
法によれば、レジスト膜厚の全周でのばらつきは、従来
プラスマイナス20オングストロームであったものが、
プラスマイナス5オングストロームに大幅に改善され
る。
【0030】さらに、従来問題であった気泡および微細
な異物の混入によるレジスト膜厚の品質の低下を、大幅
に低減できる。たとえばドロップアウト値がトータル値
として、平均1桁以内に抑えることが実験結果により明
らかとなった。このドロップアウト値としては、5μm
ないし20μmまでの欠陥である。このドロップアウト
とは、小さな領域での膜厚の変動のことをいう。
【0031】また、本発明のレジスト塗布装置の実施例
では、ターンテーブルを停止中にレジスト液を塗布する
ので、条件出しを行う上で、調整が容易であるという大
きなメリットがある。本発明の実施例によれば、ガラス
原盤表面におけるレジスト膜厚の均一性を向上すること
ができる。あた、レジスト液内の気泡等の原因によるレ
ジストガラス原盤の品質の低下を防止できる。また、レ
ジスト液の吐出方法が簡単なので、条件出しが容易であ
る。しかも装置構造も簡単にすることができ、メンテナ
ンスが楽に行える。
【0032】ところで本発明は上記実施例に限定される
ものではない。たとえば、図1においてレジスト液供給
用パイプ31は、吐出口保持用アームの中に組込むよう
にしても良い。これにより装置を一段と小型化すること
ができる。また本発明のレジスト塗布装置は、光ディス
クのマスタリングのガラス原盤以外の他の領域の原盤に
対しても、レジストを塗布するのに用いることが可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
盤におけるレジスト膜厚の均一性を向上することがで
き、しかも原盤の品質の低下を防止し、簡単な構成によ
り容易にレジスト塗布をすることができるレジスト塗布
装置レジスト塗布装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレジスト塗布装置の好ましい実施例を
示す図。
【図2】図1のレジスト塗布装置において、ガラス原盤
に対してレジスト液が吐出されて、ガラス原盤上をレジ
スト液が広がり始める状態を示す平面図。
【図3】ガラス原盤上にレジスト液がほぼ広がった状態
を示す図。
【図4】図1に示す本発明のレジスト塗布装置の動作例
を示すフロー図。
【図5】従来のレジスト塗布装置を示す図。
【図6】従来のレジスト塗布装置における吐出口保持用
アームの動作を示す平面図。
【図7】レジスト吐出口の軌跡を示す平面図。
【図8】図5の従来のレジスト塗布装置の動作を示すフ
ロー図。
【符号の説明】
21 ターンテーブル 22 モータ(駆動源) 25 ガラス原盤 26 アーム保持用支柱 27 レジスト液 30 吐出口保持用アーム 31 レジスト液供給用パイプ 32 レジスト突出用電磁弁 33 レジスト突出口 37 レジスト供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 502 G11B 7/26 501 7215−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原盤を載せるターンテーブルと、 上記ターンテーブル上の上記原盤にレジスト液を供給す
    るレジスト供給源と、 上記ターンテーブルを回転するための駆動源を有し、 レジスト液が上記原盤に広がった後に、上記駆動源によ
    り上記ターンテーブルを回転する構成としたことを特徴
    とする、レジスト塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記レジスト供給源は、前記原盤の中心
    付近にレジスト液を供給する、請求項1に記載のレジス
    ト塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記原盤は、光ディスクのガラス原盤で
    ある、請求項1または2に記載のレジスト塗布装置。
  4. 【請求項4】 原盤にレジスト液を塗布するレジスト塗
    布方法において、 上記原盤を停止状態にして、 上記原盤の中心付近にレジスト液を供給し、 上記原盤にレジスト液が広がった後に、 上記原盤を回転させることで前記原盤にレジスト膜を生
    成することを特徴とする、レジスト塗布方法。
JP14570993A 1993-05-25 1993-05-25 レジスト塗布装置とレジスト塗布方法 Pending JPH06333807A (ja)

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JP14570993A JPH06333807A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 レジスト塗布装置とレジスト塗布方法

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JP14570993A JPH06333807A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 レジスト塗布装置とレジスト塗布方法

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ID=15391313

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JP14570993A Pending JPH06333807A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 レジスト塗布装置とレジスト塗布方法

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JP (1) JPH06333807A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990009671A1 (en) * 1989-02-16 1990-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Laminated type grain boundary insulated semiconductor ceramic capacitor and method of producing the same
JP5931230B1 (ja) * 2015-01-15 2016-06-08 東京エレクトロン株式会社 液処理方法、液処理装置、及び記録媒体。

Cited By (2)

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WO1990009671A1 (en) * 1989-02-16 1990-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Laminated type grain boundary insulated semiconductor ceramic capacitor and method of producing the same
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