JPH07335493A - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents

チップ形固体電解コンデンサ

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JPH07335493A
JPH07335493A JP12847394A JP12847394A JPH07335493A JP H07335493 A JPH07335493 A JP H07335493A JP 12847394 A JP12847394 A JP 12847394A JP 12847394 A JP12847394 A JP 12847394A JP H07335493 A JPH07335493 A JP H07335493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
tantalum
cathode side
solid electrolytic
side lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP12847394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Murakishi
正人 村岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH07335493A publication Critical patent/JPH07335493A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップ形固体電解コンデンサにおいて、一種
類のリードフレームにて、全てのサイズのタンタル素子
への電極付けを可能にする。 【構成】 リードフレーム8の陰極側リード30の陰極
接合部中央に切起し部31を設け、また、その根元にノ
ッチングを施すことにより、タンタル素子1のサイズお
よび導電性接着剤4の塗布量に影響を受けず、タンタル
素子1の電極引出し層への安定装着ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チップ形固体電解コ
ンデンサに関し、特に組立時においてコンデンサ素子寸
法の大きさを問わず、コンデンサ素子の陰極部への安定
装着に適した陰極側リードの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ形固体電解コンデンサは、
例えば実開平4−4733号公報に開示されているが、
そのチップ形タンタルコンデンサの構造について図面を
用いて説明する。図5は、チップ形タンタルコンデンサ
の内部構造を示す斜視図であり、図6はリードフレーム
の部分斜視図である。図5において、1はコンデンサ素
子であるタンタル素子、2はタンタル素子1の周面に形
成した電極引出し層、3は陰極側リード、4は電極引出
し層2と陰極側リード3とを底面および側面で接合する
銀ペースト等からなる導電性接着剤、5はタンタル素子
1より導出した陽極リードであるタンタルリード、6は
陽極側リード、7はタンタルリード5と陽極側リード6
とを接合する溶接部である。この種のチップ形タンタル
コンデンサは、図6に示すようなリードフレームを用い
て述べると、先ずリードフレーム8の陰極側リード3の
接合面部3aに導電性接着剤4を塗布し、次いで、そこ
にタンタルリード5を植立したタンタル素子1を搭載し
て接合し、同時にタンタルリード5の先端部をリードフ
レーム8の陽極側リード6に電気溶接で接合する。その
後、図5に示すように、絶縁性樹脂9によってタンタル
素子1および陰,陽極側リード3,6の基部を被覆する
ことによって製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のチッ
プ形タンタルコンデンサは、大容量化に伴い、タンタル
素子1のサイズが多様化している。このため、前述した
図6のようなリードフレーム8では、タンタル素子1の
サイズによりタンタルリード5の位置が陽極側リード6
と高さ方向でずれるため、図7に示すように、サイズの
異なる個々のタンタル素子1に合わせた数十種類のリー
ドフレーム8を必要とするという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
点を解決するため、コンデンサ素子を挟んで対向する、
陽,陰極側リードを備えたチップ形固体電解コンデンサ
において、導電性接着剤を用いてコンデンサ素子を接合
する陰極側リードに切起し舌片部を設けることで、コン
デンサ素子のサイズに関係なく全てのコンデンサ素子サ
イズの陰極側リードを接合できることを特徴とし、さら
には切起し舌片部根元にノッチングを設けたり、舌片部
をへ字状に成形して可撓性を付与して、陽極リード曲が
りを防止したチップ形固体電解コンデンサを提供するも
のである。
【0005】
【作用】上記の構成によると、陰極側リードに形成した
切起し舌片部が陰極側リードの接合面部に搭載,接合後
のコンデンサ素子の接合面部に導電性接着剤を、陽極リ
ード曲がりを生じない適正な圧力で押し上げるため、コ
ンデンサ素子のサイズ、導電性接着剤の塗布量のバラツ
キの影響を受けず電極付けができると共に、数十種にも
およぶリードフレームを一種類に集約できる。
【0006】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して説明
する。図1aはこの発明の一実施例のチップ形タンタル
コンデンサの内部構造を示す要部の斜視図、図1bはサ
イズの異なるタンタル素子をリードフレームに搭載した
様子を示す断面図、図2a,bおよび図3はこの発明に
用いるリードフレームの陰極側リード部分の斜視図であ
る。なお、各図における従来例の図5および図6と同一
または相当部分には、同一参照符号を付して説明を省略
する。図1a,bに示す実施例において、図4の従来例
と異なるところは、タンタル素子1が陰極側リード30
に形成した切起し舌片部31により接合された構造を有
することである。次に、この発明によるチップ形タンタ
ルコンデンサのリードフレーム8へのタンタル素子1の
搭載について述べると、先ず、リードフレーム8の陰極
側リード30に、プレスまたはエッチング等により図2
a,bに示すような矩形状の舌片部30aおよびこの舌
片部30aの根元にあたる部位にノッチング30bを設
ける。次に組立工程にて、舌片部30aに第1曲げ加工
を施し図3に示すような切起し舌片部31を形成する。
さらに次工程にて、タンタル素子1を陰極側リード30
の切起し舌片部31に搭載し接合する。
【0007】この実施例によれば、タンタル素子31を
搭載した時、タンタル素子1に押さえ込まれることで、
切起し舌片部31がタンタル素子31の大きさの分だけ
沈められ、陰極側リード30と接合することができる。
また、切起し舌片部31の根元にあたる部位にはノッチ
ング30bが施してあるため、タンタル素子1より導出
したタンタルリード5を切起し舌片部31を沈めるため
の圧力により、逆に曲げられるということを防ぐことが
できる。従って、図1bに示すように切起し舌片部31
はタンタル素子1の大きさとは無関係にタンタル素子1
の周面に形成した電極引出し層2に接しているため、導
電性接着剤4の塗布量のバラツキに影響されず、良好な
接合状態を得ることができる。また、他の実施例として
図4に示すように、陰極側リード30に形成した舌片部
30aを、へ字状に成形した切起し舌片部32とするこ
とによっても、上述した実施例と同様な効果が得られる
と共に、このへ字状舌片部32の頂点32aより両側に
導電性接着剤4を流動させ接着できるため、実に良好な
接合状態を得ることができる。なお、上述した実施例は
ともに、陰極側リードの中央部に形成した切起し舌片部
またはへ字状舌片部について説明したが、この発明はこ
れに限定されず、例えば両側の舌片部を切り起こした
り、へ字状に成形しても良いのはいうもでもなく、舌片
部を細分化して切り起こしたり、へ字状に成形すること
もできる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、陰極側リードに形成した切起し舌片部を設けたこと
と、その根元にノッチングを施したり、舌片部をへ字状
に成形することにより、陰極接合面がコンデンサ素子の
周面にコンデンサ素子の大きさに拘らず常に接している
ため、導電性接着剤の塗布量に影響されず良好な接合状
態を得ることができる。また、数十種にもおよびリード
フレームをただの一種類に集約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 aは、この発明のチップ形タンタルコンデン
サの要部の斜視図。bは、サイズの異なるタンタル素子
をリードフレームに搭載した様子を示す断面図。
【図2】 リードフレームの陰極側リードに形成した矩
形状舌片部の、aは上面より見た斜視図、bは下面より
みた斜視図。
【図3】 切起し舌片部の斜視図。
【図4】 へ字状舌片部の斜視図。
【図5】 従来のチップ形タンタルコンデンサの要部の
斜視図。
【図6】 リードフレームの部分斜視図。
【図7】 従来のサイズの異なるコンデンサ素子を異な
るリードフレームに搭載した様子を示す断面図。
【符号の説明】
1 タンタル素子(コンデンサ素子) 4 導電性接着剤 6 陽極側リード 30 陰極側リード 30a ノッチング 31a 切起し舌片部 32 へ字状舌片部 32a 頂点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ素子の周面に形成した電極引出
    し層と接続して引き出される陰極リードとの接続部が陰
    極側リードに切起しで形成した舌片部であることを特徴
    とするチップ形固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】前記陰極側リードに切起しで形成した舌片
    部の根元にあたる部位にノッチングを施したことを特徴
    とする請求項1記載のチップ形固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】前記陰極側リードに切起しで形成した舌片
    部をへ字状に成形したことを特徴とする請求項1記載の
    チップ形固体電解コンデンサ。
JP12847394A 1994-06-10 1994-06-10 チップ形固体電解コンデンサ Pending JPH07335493A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253367A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Rohm Co Ltd 面実装型固体電解コンデンサとその製造方法
GB2488882A (en) * 2011-03-11 2012-09-12 Avx Corp Solid electrolyte capacitor comprising a cathode termination with a slot to contain a conductive adhesive
US10475589B2 (en) * 2014-11-07 2019-11-12 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Tantalum capacitor including an anode lead frame having a bent portion and method of manufacturing the same

Cited By (5)

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