JPH07334923A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH07334923A
JPH07334923A JP12236594A JP12236594A JPH07334923A JP H07334923 A JPH07334923 A JP H07334923A JP 12236594 A JP12236594 A JP 12236594A JP 12236594 A JP12236594 A JP 12236594A JP H07334923 A JPH07334923 A JP H07334923A
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JP
Japan
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magnetic disk
fixed
spindle shaft
spindle
magnetic
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Withdrawn
Application number
JP12236594A
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English (en)
Inventor
Shinichi Fukuzawa
信一 福沢
Takeshi Furukawa
毅 古川
Masaki Jinbo
雅樹 神保
Hisashi Kaneko
久 金子
Masaharu Sugimoto
雅治 杉本
Tsuneyori Ino
恒頼 井野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は磁気ディスク装置に関し、ベアリング
からのグリースのオイルミストの飛散を確実に防止する
ことができる低消費電力化に適した磁気ディスク装置の
提供を目的とする。 【構成】密閉室15を画成するハウジング10と、密閉
室15内に収容された磁気ディスク16と、ハウジング
10に対して固定されたスピンドルシャフト42と、ス
テータ65と、ロータ72と、ベアリング68,70
と、シールカバー94と、磁性シール84とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に磁気ディスク
装置に関し、特に磁気ディスクを駆動するスピンドルモ
ータのシール構造に関する。
【0002】近年、コンピュータ用外部記憶装置の一種
である磁気ディスク装置の小型化、薄型化が進んでお
り、さらに低消費電力化が求められている。また、大容
量化のために磁気ディスクの記録密度の向上が要求さ
れ、装置に搭載する磁気ディスクの枚数が増加してい
る。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ用磁気ディスク装置では、
コンタクトスタートストップ(CSS)方式が一般的に
採用されている。CSSでは、磁気ディスク回転中にお
いては、高速回転により発生する空気流体による浮上力
とヘッドをディスクに押し付けるスプリングアームの力
とのバランスで、ヘッドは磁気ディスク上を微小な間隔
を保って浮上する。
【0004】磁気ディスクの回転が停止すると、ヘッド
はディスク上の接触可能領域へ移動し、そこでヘッドと
磁気ディスクが接触する。磁気ディスクの回転停止中
は、ヘッドと磁気ディスクは接触したままである。
【0005】このように、磁気ディスク回転中は、ヘッ
ドが磁気ディスク上を微小な間隔を保って浮上するた
め、わずかな塵埃等が原因でヘッドクラッシュが発生す
る。このため、磁気ディスク及び磁気ヘッドはディスク
エンクロージャ(ハウジング)内に画成された密閉室内
に配置される。
【0006】磁気ディスクはスピンドルモータアセンブ
リにより回転駆動される。スピンドルモータアセンブリ
は、ハウジングに対して固定されたスピンドルシャフト
と、例えば一対のベアリングによりスピンドルシャフト
回りに回転可能に取り付けられたスピンドルハブとを含
んでいる。
【0007】スピンドルハブに磁気ディスクと環状スペ
ーサとを交互に挿入し、クランパをスピンドルハブにネ
ジ締結することにより、複数枚の磁気ディスクが所定間
隔離間してスピンドルハブに固定される。
【0008】スピンドルシャフトにはコイルを有するス
テータが固定され、スピンドルハブにはヨーク、永久磁
石及びブッシュが固定されて、ロータが構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置において、ロータをスピンドルシャフトに軸支するた
めのベアリングには、通常、摩擦を低減するためにグリ
ースが使用されている。このグリースがオイルミストと
して密閉室内に流入すると、ヘッドが磁気ディスクに吸
着したりヘッドクラッシュが生じるおそれがある。
【0010】このようなオイルミストの飛散を防止する
ために、従来、磁性流体を用いたシール手段が開発され
ている。しかし、この種のシール手段は軸方向に対して
ベアリングの両側に一対設けることで初めてその効果を
発揮することができるので、磁気ディスク装置の厚みに
制限がある場合に、一対のシール手段の分だけモータの
磁気回路のスペースが減り、磁気ディスク装置の低消費
電力化が困難になるという問題が生じていた。
【0011】よって、本発明の目的は、ベアリングから
のグリースのオイルミストの飛散を確実に防止すること
ができる低消費電力化に適した磁気ディスク装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ベース
及びカバーを有し内部に密閉室を画成するハウジング
と、該密閉室内に収容された少なくとも1つの磁気ディ
スクと、上記ハウジングに対して固定されたスピンドル
シャフトと、該スピンドルシャフトに固定されたステー
タと、永久磁石を有し、該永久磁石が上記ステータに対
向してその回りに磁場を形成し、上記永久磁石と上記ス
テータの間にギャップを形成するロータと、該ロータを
上記スピンドルシャフトの回りに回転可能に軸支するベ
アリングと、上記磁気ディスクを上記ロータに固定する
手段と、上記ベアリングの近傍に設けられ、その内周は
上記スピンドルシャフトとわずかに離間し、その外周は
上記ロータに固定される環状のシールカバーと、上記ス
テータに対して上記シールカバーが設けられたのと軸方
向反対側の上記ロータと上記スピンドルシャフトの間に
設けられ、上記スピンドルシャフトに流体接触するシー
ル手段とを備えた磁気ディスク装置が提供される。
【0013】
【作用】本発明の磁気ディスク装置では、スピンドルシ
ャフトのステータに対して軸方向の一方の側にシール手
段を設けているので、ハウジングの密閉室内におけるベ
アリングを介しての空気の流通が阻害される。
【0014】本発明の磁気ディスク装置では、このよう
にしてベアリングを介しての密閉室内における空気の流
通を阻害した上で、特定構成のシールカバーを特定の形
態で設けているので、グリースのオイルミストがベアリ
ングから磁気ディスクの方へ飛散することが効果的に防
止される。
【0015】また、本発明の磁気ディスク装置では、ス
ピンドルシャフトに流体接触するシール手段はスピンド
ルシャフトのステータに対して一方の側のみに設ければ
よいので、モータの磁気回路のスペースを大きくとるこ
とができ、磁気ディスク装置の低消費電力化が可能にな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳
細に説明する。図1は本発明の実施例を示す磁気ディス
ク装置の概観斜視図、図2は図1の磁気ディスク装置の
カバーを外した状態を示す平面図である。
【0017】ハウジング(ディスクエンクロージャ)1
0は、ベース12とカバー14とから構成されており、
その内部に密閉室15を画成している。磁気ディスク1
6は、クランプ18を複数個のネジ20で図4に示され
るスピンドルハブ74に締結することにより、スピンド
ルモータアセンブリ25に回転可能に取り付けられてい
る。
【0018】ロータリー型のヘッドアクチュエータ21
は、ベース12に対して固定されてたアクチュエータシ
ャフト22と、アクチュエータシャフト22に対して回
動可能に取り付けられたキャリッジ24とを含む。キャ
リッジ24の先端にはスプリングアーム26が固定され
ており、スプリングアーム26の先端には磁気ディスク
16に対するデータの記録・再生を行う磁気ヘッド28
が支持されている。
【0019】キャリッジ24の他端はボイスコイルモー
タ30に作動的に連結されており、ボイスコイルモータ
30のコイル48に電流を流すことにより、キャリッジ
24がアクチュエータシャフト22の回りに揺動され
る。
【0020】キャリッジ24には磁気ヘッド28に電気
的に接続されたフレキシブルプリント配線板32の一端
が固定されており、フレキシブルプリント配線板32の
他端はベース12に固定したプリント配線板34に接続
されている。プリント配線板34にはまたコネクタ36
が接続されている。
【0021】よって、磁気ヘッド28で読み出された磁
気ディスク16のデータはフレキシブルプリント配線板
32、プリント配線板34及びコネクタ36を介して磁
気ディスク装置の外部に取り出される。
【0022】図3及び図4はそれぞれこの磁気ディスク
装置の分解斜視図及び横断面図である。ベース12に形
成された円形開口43内にはスピンドルモータアセンブ
リ25のフランジ62の一部が挿入され、複数のネジ6
4によりフランジ62がベース12により締結される。
フランジ62にはスピンドルシャフト42が圧入固定さ
れている。
【0023】スピンドルシャフト42には、コイル66
を有するステータ65が接着により固定されており、ま
た、一対のベアリング68,70を介してロータ70が
回転可能に取り付けられている。
【0024】ベアリング68,70のインナーレースが
スピンドルシャフト42に圧入固定されており、ベアリ
ング68,70のアウターレースに環状スピンドルバル
ブ74及び環状ブッシュ80が接着によりそれぞれ固定
されている。
【0025】スピンドルハブ74の内周面には環状ヨー
ク76が接着されており、環状ヨーク76の内周面には
環状永久磁石78が接着されている。永久磁石78とス
テータ65との間には所定のギャップが形成され、永久
磁石78がヨーク76と共にステータ65回りに磁気回
路を形成している。
【0026】環状ブッシュ80の外周面はスピンドルハ
ブ74の内周面に接着されている。環状ブッシュ80に
は環状溝80aが形成されており、フランジ62にはこ
の環状溝80aに嵌合する環状突起62aが一体的に形
成されている。
【0027】環状溝80aと、この環状溝80a中に挿
入された環状突起62aとでラビリンスシール82を形
成しており、ベアリングに適用したグリースのオイルミ
ストが密閉室15内に侵入するのを防止している。
【0028】図5を参照すると、ラビリンスシール82
の拡大断面図が示されており、ラビリンスシール82の
半径方向のギャップG1はできるだけ狭いほど望まし
く、実際的には加工精度により決定される約1mmあるい
はそれ以下の半径方向ギャップG1が採用される。一
方、軸方向ギャップG2は空気の澱み部を形成するため
にある程度広くとる必要があり、例えば数mmの幅に形成
される。
【0029】再び図4を参照すると、ベアリング68の
上側のスピンドルシャフト42とスピンドルハブ74と
の間に磁性シール84が設けられており、ベアリングに
適用したグリースのオイルミストが密閉室15内に入る
のを防止している。
【0030】図6を参照すると、磁性シール84部分の
拡大断面図が示されている。磁性シール84は、スピン
ドルハブ74に接着された環状磁石86と、環状磁石8
6をサンドイッチするようにスピンドルハブ74に接着
された一対の環状磁性プレート88とを含んでいる。
【0031】環状磁性プレート88の内周側は環状磁石
86の内周面を超えてスピンドルシャフト42の方向に
突出しており、環状磁石86、環状磁性プレート88及
びスピンドルシャフト42により環状キャビティ91が
画成されている。
【0032】この環状キャビティ91中に、磁性粒子を
分散した磁性流体92を注入すると、磁性流体92がス
ピンドルシャフト42に接触しながら保持され、これに
よりシーリングがなされる。
【0033】ベアリング68は、スピンドルシャフト4
2に固定されるインナーレース681と、スピンドルハ
ブ74に固定されるアウターレース682と、インナー
レース681及びアウターレース682間に介在する複
数のボール683とを含む。
【0034】符号684及び685はボール683等に
付着しているグリースがベアリング68の外部に漏れ出
すことを防止するための環状のベアリングシールを表
す。ベアリングシール684,685はその外周部がア
ウターレース682に着座している。
【0035】ベアリングシール684,685とアウタ
ーレース682との接触部には微小な隙間があり、この
隙間を介してグリースがしみ出してオイルミストとして
飛散する。このオイルミストは磁性シール84によって
密閉室15内に入ることが防止されている。
【0036】従来は、このような磁性シールをベアリン
グ68,70の双方の外側にそれぞれ少なくとも1つず
つ設けていたので、軸方向のスペースが制限されていた
ものである。この実施例では、ベアリング70について
後述するようなシールカバーを設けることで、磁性シー
ルの1つを省略している。
【0037】再び図4を参照すると、スピンドルハブ7
4に磁気ディスク16と環状スペーサ85とを交互に挿
入し、クランプ18をネジ20でスピンドルバルブ74
に締結することにより、複数枚(本実施例では4枚)の
磁気ディスク16が所定間隔離間してスピンドルハブ7
4に固定される。
【0038】図3に示すように、カバー14に形成した
孔40を介してネジ38をスピンドルシャフト42に締
結することにより、スピンドルシャフト42の上端部が
ハウジング10に固定される。
【0039】図3において、符号44は永久磁石46が
接着されたヘッドアクチュエータ用のヨークを示してお
り、このヨーク44はベース12にネジにより固定され
る。キャリッジ24が回転可能に取り付けられたアクチ
ュエータシャフト22は、ベース12の孔54を介して
ベース12にネジ締結され、更にカバー14に形成され
た孔52を介してネジ50を締め込むことにより、その
上端部がカバー14に対して固定される。
【0040】このように各構成要素を組み立てた後に、
カバー14に形成された5個の孔58を通してネジ56
をベース12に形成されたネジ孔13にそれぞれ締め込
むことにより、カバー14がベース12に対して固定さ
れる。各ネジ38,50及び56の上からシール60を
被せることにより、ハウジング10内は完全に密封され
る。
【0041】図4を参照すると、ベアリング70の近傍
には、本発明で特徴的なシールカバー94が設けられて
おり、ベアリングに適用したグリースのオイルミストが
密閉室15内に入るのを防止している。
【0042】図7を参照すると、シールカバー94部分
の拡大断面図が示されている。図4において下側に位置
するベアリング70は、同上側に位置するベアリング6
8と同様に、インナーレース701、アウターレース7
02、ボール703、ベアリングカバー704,705
を有している。
【0043】インナーレース701はスピンドルシャフ
ト42に固定され、アウターレース702の外周は環状
ブッシュ80の内周に固定されている。環状のシールカ
バー94は、その内周94aがスピンドルシャフト42
とわずかに離間するように外周部にて環状ブッシュ80
の下面に固定されている。
【0044】シールカバー94の内周94aとスピンド
ルシャフト42の離間距離は例えば10μmである。ま
た、シールカバー94の厚みは例えば0.3乃至0.5
mmである。
【0045】従来、磁性シールに必要な軸方向の長さは
0.7乃至1.5mmであったので、本発明でこのような
シールカバー94を用いることにより、モーターの磁気
回路のスペースを拡大することができ、磁気ディスク装
置の低消費電力化が可能になる。また、シールカバー9
4とスピンドルシャフト42の間にはわずかな隙間しか
ないので、ベアリングから漏れ出したグリースのオイル
ミストが密閉室15内に入ることが防止される。
【0046】本実施例において、両方のベアリング6
8,70にシールカバーを適用せずに、一方のベアリン
グ68に磁性シール84を適用しているのは、磁気ディ
スク16の回転に伴う空気圧差によりベアリングを介し
ての空気の流通が生じることを防止するためである。一
方のベアリング68に磁性シール84を適用することに
より、このような空気流の発生を抑制して、シールカバ
ー94を効果的に利用することができる。
【0047】更に、この実施例ではラビリンスシール8
2を付加的に設けているので、磁性シール84のバース
ト等により万が一オイルミストがシールカバー94とス
ピンドルシャフト42の間の隙間を通って漏れ出したと
きに、このオイルミストが密閉室15内に入ることはな
い。
【0048】シールカバー94は例えばアルミニウムや
鉄等の金属プレートからなり、この場合、両面粘着テー
プによってシールカバー94を環状ブッシュ80に接着
することができる。
【0049】磁気ディスク装置の製造作業性を向上させ
るために、図8に符号94’で示されるように、シール
カバー94を環状ブッシュ80と一体に形成してもよ
い。この場合、環状ブッシュ80及びシールカバー9
4’の母材からの加工性を良好にするために、母材の材
質としては、例えばアルミニウム合金が選択される。
【0050】本発明によるシールカバーはヘッドアクチ
ュエータにも適用可能である。図9は図2に示されるヘ
ッドアクチュエータ21の断面図である。ヘッドアクチ
ュエータのキャリッジ24はベアリング96,98を介
してアクチュエータシャフト22に軸支されている。ベ
アリング96,98のそれぞれの外側には、環状のシー
ルカバー100,102が設けられている。シールカバ
ー100,102の外周部はキャリッジ24に固定さ
れ、その内周とアクチュエータシャフト22の間はわず
かに離間している。
【0051】このようにヘッドアクチュエータにもシー
ルカバーを適用することによって、ヘッドアクチュエー
タのベアリングに適用されるグリースのオイルミストが
密閉室15内に侵入することが防止される。尚、ヘッド
アクチュエータに磁性シールを適用していないのは、ヘ
ッドアクチュエータの近傍では空気圧差によるベアリン
グを介しての空気の流通の恐れがほとんどないからであ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ベアリングからのグリースのオイルミストの飛散を確実
に防止することができる低消費電力化に適した磁気ディ
スク装置の提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される磁気ディスク装置の外観斜
視図である。
【図2】図1の磁気ディスク装置のカバーを外した状態
を示す平面図である。
【図3】図1の磁気ディスク装置の分解斜視図である。
【図4】図1の磁気ディスク装置の横断面図である。
【図5】ラビリンスシール部分の拡大断面図である。
【図6】磁気シール部分の拡大断面図である。
【図7】シールカバー部分の拡大断面図である。
【図8】シールカバー部分の他の拡大断面図である。
【図9】ヘッドアクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 ベース 14 カバー 16 磁気ディスク 24 キャリッジ 25 スピンドルモータアセンブリ 28 磁気ヘッド 42 スピンドルシャフト 65 ステータ 68,70 ベアリング 72 ロータ 84 磁性シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 杉本 雅治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 井野 恒頼 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(12)及びカバー(14)を有し内部に
    密閉室(15)を画成するハウジング(10)と、 該密閉室(15)内に収容された少なくとも1つの磁気ディ
    スク(16)と、 上記ハウジング(10)に対して固定されたスピンドルシャ
    フト(42)と、 該スピンドルシャフト(42)に固定されたステータ(65)
    と、 永久磁石(78)を有し、該永久磁石(78)が上記ステータ(6
    5)に対向してその回りに磁場を形成し、上記永久磁石(7
    8)と上記ステータ(65)の間にギャップを形成するロータ
    (72)と、 該ロータ(72)を上記スピンドルシャフト(42)の回りに回
    転可能に軸支するベアリング(68,70) と、 上記磁気ディスク(16)を上記ロータ(72)に固定する手段
    (18,85) と、 上記ベアリング(68,70) の近傍に設けられ、その内周は
    上記スピンドルシャフト(42)とわずかに離間し、その外
    周は上記ロータ(72)に固定される環状のシールカバー(9
    4,94')と、 上記ステータ(65)に対して上記シールカバー(94,94')が
    設けられたのと軸方向反対側の上記ロータ(72)と上記ス
    ピンドルシャフト(42)の間に設けられ、上記スピンドル
    シャフト(42)に流体接触するシール手段(84)とを備えた
    磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記ベアリングは上記スピンドルシャフ
    ト(42)の軸方向2ケ所に設けられた第1及び第2のベア
    リング(68,70) からなり、 該第1及び第2のベアリング(68,70) はそれぞれインナ
    ーレース(681,701)及びアウターレース(682,702) を有
    し、 該インナーレース(681,701) は上記スピンドルシャフト
    (42)に固定され、 上記ロータ(72)は、上記第1のベアリング(68)のアウタ
    ーレース(682) に固定され上記磁気ディスク(16)を支持
    するスピンドルハブ(74)と、上記第2のベアリング(70)
    のアウターレース(702) に固定されたブッシュ(80)とを
    含み、 上記シールカバー(94') は上記スピンドルハブ(74)と一
    体である請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記ベアリングは上記スピンドルシャフ
    ト(42)の軸方向2ケ所に設けられた第1及び第2のベア
    リング(68,70) からなり、 該第1及び第2のベアリング(68,70) はそれぞれインナ
    ーレース(681,701)及びアウターレース(682,702) を有
    し、 該インナーレース(681,701) は上記スピンドルシャフト
    (42)に固定され、 上記ロータ(72)は、上記第1のベアリング(68)のアウタ
    ーレース(682) に固定され上記磁気ディスク(16)を支持
    するスピンドルハブ(74)と、上記第2のベアリング(70)
    のアウターレース(702) に固定されたブッシュ(80)とを
    含み、 上記シールカバー(94)は上記スピンドルハブ(74)と別体
    であり、 上記シールカバー(94)は上記スピンドルハブ(74)に接着
    により貼り付けられている請求項1に記載の磁気ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】 上記シール手段は、 上記ロータに固定された環状磁石(86)と、 該環状磁石(86)をサンドイッチするようにその一端が上
    記ロータ(72)に固定されその他端が該環状磁石(86)から
    上記スピンドルシャフト(42)の方向に突出する一対の磁
    性プレート(88,90) と、 上記環状磁石(78)と上記一対の磁性プレート(88,90) と
    上記スピンドルシャフト(42)とにより画成されるキャビ
    ティ(91)に注入された磁性粒子の分散された磁性流体(9
    2)とからなる請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記ハウジング(10)に対して固定された
    アクチュエータシャフト(22)と、 上記磁気ディスク(16)に対するデータの記録・再生を行
    う磁気ヘッド(28)を支持するキャリッジ(24)と、 該キャリッジ(24)を上記アクチュエータシャフト(22)に
    対して揺動可能に軸支するアクチュエータベアリング(9
    6,98) と、 上記磁気ヘッド(28)を上記磁気ディスク(16)の実質径方
    向に移動させるために上記キャリッジ(24)を駆動する手
    段と、 上記アクチュエータベアリング(96,98) の近傍に設けら
    れ、その内周は上記アクチュエータシャフト(22)とわず
    かに離間し、その外周は上記キャリッジ(24)に固定され
    る環状のアクチュエータシールカバー(100,102) とをさ
    らに備えた請求項1に記載の磁気ディスク装置。
JP12236594A 1994-06-03 1994-06-03 磁気ディスク装置 Withdrawn JPH07334923A (ja)

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